伊豫漫遊書庫(Blog)

伊豫漫遊書庫(Blog)

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Archives

November , 2025
October , 2025
September , 2025
August , 2025
July , 2025

Category

カテゴリ未分類

(4)

河野氏と湯築城

(8)

道後公園の内と外

(1)

道後の神社・寺院・墓地

(0)

道後あれこれ

(0)

中世石手川の流路探索

(0)

南予の風土・歴史

(0)

歴史全般

(11)

伊豫の今と昔の資料と考察

(26)

ニュースや話題

(5)

(1)

地域興し

(2)

Comments

Amandasoice@ Children's pool in Moscow! Welcome to our website dedicated to…
Novinki pesen v mp3_hvpn@ Новинки песен в мп3 скачать музыку mp3 &lt;a href= <small> …
imajou @ 歴史の解明は一次史料に基づいて &gt; まさか・・・! とはどういう意味…
ゆうあいママtosa @ 藤田達生教授の話 昨年、高知で講演お聞きしました。 時間…
ゆうあいママtosa @ imajouさん > 高知県史が「土佐物語」など軍記物の…
imajou @ 今頃何を寝ぼけたことを  あの記事は少々呆れました。十何年も前…
ゆうあいママtosa @ おはようございます 我が、長宗我部フアンクラブでも話題にな…
imajou @ Re[1]:祐忠の次男良氏(孫左ェ門)子孫現存(02/17) 小川さん うっかりしていて、コメントを…
小川@ Re:祐忠の次男良氏(孫左ェ門)子孫現存(02/17) こんばんは祐忠の子孫20代目です
小川@ 小川土佐守は可能性が無なそう 小川祐忠の子孫20代目です15歳です今…

Favorite Blog

ゆうあい工房 ゆうあいママtosaさん
文春新書『英語学習… Izumi Yukioさん
楽天 お買い得商品… きすけ223さん
アルパカ日記 アルパカ日記さん
芝生化奮闘記 Kiwiasさん
May 26, 2006
XML
疑問


・ 堀切は何のために掘られたか。
・ 東側平坦部の東半分は古代の状態を今に残している。これをどう見るか。
・ 内堀土塁が堀の外側にあったのは何故か。
・ 内堀土塁と外堀土塁が合流する場所に発見された厚さ約40cmの砂の層の存在は何を物語るか。
・ 拡張後、内堀土塁が次第に削られたのは何故か。
・ 内堀、外堀は全部人工か。
・ 城の南東で水路と道が交差するのは何故か。
・ 道後遺跡で出土した護岸施設は何か。

・ 内堀、外堀とも自然の河川を利用しているのではないか。

堀切
堀切(湯築城資料館展示模型の写真に加工)

湯築城平面図
湯築城の規模の変遷(推定)【湯築城資料館展示資料を用いて作成】

湯築城についての私見

・ 湯築城はI期、II期、III期の三つの段階で考えるべきである。
・ 湯築城は当時としては非常に先進的な城郭であった。二重掘を具え、平山城であり、城内に居住区を取り込んでいる。これらは何れも近世城郭の特徴であり、安土城に始まるとされている。ところが湯築城は地勢を巧みに生かして、安土城より40年も前に独自の発想でこれらを実現した。
・堀を掘削後も水利権は維持されている。東西に流れる5本の水路に水を供給する南北の水路を外堀に取り込んだ後も、5本の水路に水を供給する機能は外堀が継承した。即ち湯築城の堀は道後平野の農業用水系の一部である。水利権は変えられない。
・湯築城は海と直結する城であった。電車道と御出筋の水路は、一方通行で舟が往来し、水運を担っていたのではないか。(参考資料の2枚の図参照)
・ 湯築城跡の出土遺物は、湯築城が海外交易の拠点であったことを窺わせる。
・ 城の南北を流れる2つの川とあわせて、実質三重堀であった。

参考資料

江戸時代の古図
江戸時代の古図

温泉郡道後村絵図 天明6年(1786)の道後村
温泉郡道後村絵図 天明6年(1786)の道後村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 16, 2010 08:11:03 PM
コメントを書く
[伊豫の今と昔の資料と考察] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: