Sep 18, 2006
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カテゴリ: 日常
一般的に長い付き合いと言えば何を思いつくでしょう?


私にとっての長い付き合いと言えば、15年間も飽きずに聴き続けているフリッパーズギターを無視できません。
フリッパーズを聴いたことも聞いたこともない人でも、小沢健二がいたバンドと説明を付け加えると少しはイメージが沸くでしょうか。最近では日産マーチのCMで名曲「Young,Alive in Love」が使われていました。恋とマシンガンじゃないです、Young,Alive in Love。一時期はバンドの真似事までして聴き惚れた永年ファンのプライドとしてこれは絶対譲りません。

その私の人生の半分近くを占める15年間も、なぜ同じ音楽を聴き続けられるのか?
もちろんその間、フリッパーズから派生してピチカートファイブ、スパイラルライフなどの旧渋谷系も「聴き試し」したり、一通りの洋楽をかじってみたり、話題に乗り遅れないためだけに売れてる邦楽を聴いたりはしていましたが、やはり私が死ぬ間際に走馬灯と共に流れるBGMは彼らの曲だと確信できるほど、フリッパーズが染み付いているのです。

その原因は歌詞をおいて他にありません。
フリッパーズの歌詞は、とっても難解なことこの上ないのです。
先にあげた「Young,Alive in Love」、1番は何とな-く解りますが、2番以降は15年間聴いててもさっぱり解らないのは、決して私の貧相な国語力だけの問題ではないでしょう。

クリス・ペプラーは「フランス語かと思ったw」と彼らの英語力にケチをつけましたが、英語曲にまで難解な歌詞を付ける彼らに対する遠まわしなイヤミなのかも知れません。
私の場合、難解な歌詞は思い出に残りません。
内容が明確な曲、例えばドラマのタイトルにもなった「愛をください」(古いすねえw)を聴くと、かつての深夜フリーター時代を思い出したりと強烈に心に刻まれているのですが、フリッパーズの場合、歌詞を口ずさんでも何の情景も浮かばない空虚なイメージが、何故か新鮮な響きと共に心に響くのです。そこにはノスタルジックな想い出も未来に向けてのメッセージ性もありません。
ただ聴く度ごとに、その時どきの解釈ができるのは難解な歌詞だけが成せる特権でしょう。日々のストレスを和らげてくれたり、口では表現できない心理状況を代弁してくれるように感じられるからこそ、15年間も聴いていられるのです。

難解な歌詞を持つ楽曲と言えば最近ではスピッツ、古いものだとビートルズの後期以降でしょうか。
上記が圧倒的なリスナーを誇るのは、意外と私と同じ理由からかもしれません。





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最終更新日  Sep 18, 2006 10:33:26 PM
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