Jan 3, 2009
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カテゴリ: 飛行機
「○○行き○○○便にご搭乗予定の○○様、当便は出発時刻を過ぎております。至急○○搭乗口までお越しください。」

この時期は、普段飛行機に乗り慣れていない方が多いのか、 空港で行方不明になる お客さまがよくいらっしゃいます。

地上で無駄に燃料を使いながら(地上ではAPUという補助エンジンで空調や電源確保する)、空港で繰り広げられる 大捜査線 の進捗をカンパニー無線で見守ります。
見つかる見込みがなくて「置き去り」にする場合も、そのお客さまの荷物だけを運ぶわけにはいかないので、その捜索と取り降ろしに時間がかかり、大幅な遅れは確実になります。

パイロットにとって負担になるのは、 この遅れをどうやって取り戻すか!? という、社会的使命です。
例えばお客さま待ちで10分遅れただけでも、空港混雑状況など綿密に考慮されたスケジュールから逸脱するわけで、普段遭遇しないはずの 大渋滞 に巻き込まれやすくなり、離陸の順番が10番目になることも珍しくありません。


運航の指針として、すべての航空会社はどこも同じ優先順位を付けています。
「安全性・定時性・快適性・経済性」
安全性は言うまでもなく、左にいくほどおろそかにできない指針ですが、相当の遅れを取り戻すためには、この優先順位に従うしか方法はありません。

要するに、快適性と経済性を(とりあえず)忘れてぶっ飛ばすのです。
身近に例えたら、、、


わートイレ行きてー! 駐車場までアクセル踏みまくり~!!!

そんな風に頑張ります、、、もちろん一番左の安全性は忘れてはいけません。

安全性を脅かすまでに急いでしまい、ミスしやすい状況を作り出す状態を 「ハリーアップ症候群」 と呼びます。
ここ数年で、「管制許可なしに離陸滑走を始めた!」などのニュースがありましたが、これらもハリーアップから来てる可能性大でしょう。

さあ無事定刻に到着できると、 「うぉー! 間に合った!!」
と、充実感はありますが、定時を守るべくガタガタ道を疾走したおかげで、乗っているお客さまにとっては「落ち着けない」時間を過ごしたかもしれません。

このように一人のお客さまが「遅刻」したり「行方不明」になるだけで、その他のお客さま全員も疲れるし、乗員も神経をすり減らします。
常識的な時間 に改正することなんですけどね・・・。(これはグチですw)


写真・・・空自F-2戦闘機。やっぱり一人乗りの飛行機はいいわあ(友人Y撮影)。
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最終更新日  Jan 4, 2009 12:17:50 AM
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