全1108件 (1108件中 1-50件目)
あめ。あめ。小雨の夜は、何かが起こる。悲しんだり、悲しませたり、ちょっと先の未来が予想できない方向に動く、そんな前触れは、だいたい小雨の中にあった。でも今日は、ざぁざぁ降ってる。ざぁざぁ。駅前のラーメン屋で、ひとり、ラーメンをすする。ずるずる。ずるずる。つまり。何もないんだよなぁ、きっと。明日出国、週末帰国。きっと、何も、ない。それは喜ばしいことで。きっと。早く帰りたいな。
2018年05月13日
コメント(0)
いいことなんて別に何もないけれど。ただただ幸せだな、って、思える、ただの週末。
2017年01月22日
コメント(0)
その後は、眠れる日曜日の夜を送った。寝つきがいいわけではなかったけれど、布団に入って、しばらくがんばったら、眠れている。そうして、久しぶりに、眠れない木曜日の夜を、こうして、迎えている。*軽く情緒不安定なのかもしれない。仕事中に感情が走り、独り言つぶやいたりする瞬間があった。はっとして周りを見渡して、誰もいないことに安心する。いい歳こいてアブナイ人にはなりたくない。*相変わらず、別に何もない。だから月日が経つのは早い。たぶん、1年後にはこうして日記を書いた僕の心境なんて、まるで思い出せないだろう。希薄であることの、幸せ。*寝れないから、お風呂入って寝ます。おやすみなさい。
2016年02月18日
コメント(0)
日曜日の夜は、眠れない。今週も、やってきた。*祖父の三回忌があった。といっても、イベントは何もなく、祖母と、叔父叔母と、僕と妻、6人で食事。平和な時間。祖母は早く祖父に迎えにきてくれやーなんて言うけど、もうあぁいう思いは、したくないな。いすれ、少しずつ、大切な人を失う。それって、すごく、つらい。みんな、つらい。だから僕は、そんな思いさせないように、がんばって元気でいたいと思う。誰より妻を、悲しませたくない。
2016年01月17日
コメント(0)
昨年末くらいから、日曜日の夜になると、眠れなくなる。ストレスとかではないと思うのだけど。昔のほうが、明日から仕事かーやだなーとか、思っていた。今は別にそうでもない。そりゃ、いつまでも休みのほうがありがたいけど。いつまでも休みでも困るけど。今がいちばん幸せだと、ここ2年くらいは思っている。*たぶんいつまでもそんなことは言ってられなくて。何かに追われたりいつまでも不安が寄り添ってくる時が、いつかきっとくるのだろうけれど。そんな日々がきたとき、僕はどうすればいいのか、今はまったくわからないのだけれど。そんなことを真剣には考えられない程度に、幸せだ、今は。*それでも、眠れない夜が、毎週必ずやってくる。*熱燗飲みながら、携帯片手に、湯舟の中。嫌なことなんてないのに、なんか、狂ってる、午前2時。*昔のことなんて、昔の思いなんて、思い出せなくなってきたけど、ぼんやり思いながら、眠れる時を思う、午前2時、湯舟の中。
2016年01月11日
コメント(0)
目が覚めて。 嫌な夢を見た。 実家で、ふてくされて部屋に閉じこもる夢。家族は居間で楽しそうに団欒している。自分だけ仲間はずれな感じで。たまに母親が部屋へ呼びにくる。僕は必死にドアを抑える。鍵をかけたいのに、かからない。ドアは押されるけれど、そこまで必死じゃないことを僕は知っている。 そんな、夢。 いつだって、僕は孤独を恐れていて、そのくせ、孤独にひたっていた。寂しがりやのくせに、寂しい状況へ、自ら進み、そして、かまってほしいと心の中で叫んでいた。 悲しくなる。 自分の、いちばん嫌な部分を感じさせる夢。ほんと、嫌な夢だった。 今、僕には、僕を何よりも必要としてくれる妻がいて、訪ねれば喜んでくれる親戚がいて、…うん、たぶん、昔より、孤独ではなくなった気がする。 でもね、僕の感情は、心の奥底で、いつまでも潜んで、隙あれば僕をひきずりこもうと、手招きしている。 エゴイスティックに、ナルシスティックに。 僕は今、幸せだけど、いとも簡単に、自力で、不幸せになれるんだな。 あぁ、嫌な夢だ。隣で寝息をたてる妻にちょっと触れて、ちょっと安心して、もう一度眠ることにしよう。
2014年08月20日
コメント(0)
今住んでいるところは、本当に、雨が降らない。全国天気予報で雨マークがついていても、この地方だけはいい天気だったりする。だから、休みの日は、近所のパン屋でサンドイッチを買って、近所の公園で、春の花や新緑に囲まれて、ゆるいピクニック気分を味わったりしている。平和。休日が、ほんとに幸せだなって、感じる。今日は近所の、目の前に畑が広がるサロンで髪を切り、切ったあとはお店のソファーでコーヒーを頂きながら、ぼんやり畑を眺めたりしている。松の木のてっぺんで、小鳥が一羽、さえずっている。畑ではほっかむりしたおじさん、おばさんがレタスを収穫している。晴れた日の、田舎の風景。静かで、ポカポカで、平和。いつまでも、これからも。ゆるやかに。
2014年05月11日
コメント(0)
年が明けてすぐ、祖父が亡くなった。31年生きて、初めて触れた、人の死。死ぬと、もう、その人は動かなくて、語らなくて、記憶はもう永遠に記憶としてしか成りゆかない、今目の前に横たわっているその人と、話して、動いて、食べて、また来るねって、それがもうないとか、もう、それが現実的でない、記憶よりも目の前のが現実的でないなんて、なんだそれって、あぁ、もう、勘弁してくれ、って…そんな思いでした。やだやだ、もう、こんな思いしたくないって、強く思った。そのちょうど一ヶ月後、今度は妻の祖母が亡くなった。*昨年の夏の終わりに、僕は仕事を辞め、妻の故郷の町に引っ越してきた。そこはつまり、妻の祖母が住む町であり、僕の祖父が住む町だ。引っ越してきたとき、まさか次の年にこんなことになるとは、思ってもみなかったわけで。でも、思う。引っ越してきて、よかった。僕も妻も、確かに生きている祖父、祖母に、いっぱいとはいえなくとも、何度も会えた。*妻の祖母の葬儀に、同じ町に住む僕の叔母が来てくれた。親族に頭を下げる叔母の姿をみとめたとき、妻は思わず号泣したとのこと。僕は受付をしてたから、知らなかったけど。「もしもsino。たちがこっちに引っ越してきてなかったら、妻ちゃんも私の顔とかきっと覚えてなかっただろうし、こっちきて何回も会ったから、絆みたいなものができたんだと思う。だから私を見て号泣した妻ちゃんをみて、ちょっと嬉しかった」叔母は葬儀のあと僕の母親に電話して、そう言ったそうだ。*不幸が続いているけど。不謹慎かな、でも、僕は思うのです。よかったな、って。祖父にとって、祖母にとって、家族にとって、妻にとって、僕にとって、幸せだったんじゃないか、って。
2014年02月24日
コメント(0)
たぶん、書きたいことはいっぱいあるのだけれど。*転職し、妻の田舎町に引っ越してきた。たぶん、これでよかったんだと思う。僕らは、2人。
2013年11月05日
コメント(0)
最近、帰宅が遅い。自分の力でどうにかなることならいいのだけど、他人が決めたスケジュールにのったことなので、どうしようもない。帰宅すると、妻が朦朧とした顔で待っている。会話も、ない。そんなんでまたれるくらいなら、嘘でも寝ててくれるほうがよっぽど、いい。萎える。本当に、萎える。
2013年04月01日
コメント(0)
2013。全部異なる数字になるのは1987以来らしい。へぇー。*三月までが、勝負の2013。僕ももういい年で、空想の中をふらふらしながらも現実を狙うなら潮時ともいえるお年頃かな、と。そして仕事もこの三ヶ月が勝負。…そもそももう空想とかいってる年じゃないんだろうけれど。*たぶんまだやれる。そう思えるうちは、まだ、僕は夢ん中で生きたいんだ。
2013年01月06日
コメント(1)
この日記を書き始めた頃、僕はまだ20で、そのころはまだ大学生で、いろんなこと勉強して、いろんなこと思って、いろんな心情を知って、いろんな付き合い方をして、いろんな無茶をして、それから大学を卒業して、いろんな無理をして、いろんな大変さを知って、いろんな実験をして、いろんな悲しさを知って、いろんな強さをしって、それからN国へ旅立って、いろんな人を知って、いろんな話をして、いろんな旅をして、いろんなヤケをおこして、いろんな体験をして、それから帰国して、いろんな切なさを知って、いろんな後悔を知って、いろんな仲間を得て、いろんな決断をして、いろんな戦いをして、そうして20代前半が終わって、就職して、結婚して、働いて、働いて、休んで、働いて、妻と2人、平和で、何もなく、平和で、平凡で、平和で、平和で、幸せで、普通で、そうして、30歳を、今日、迎えた。坂道を転がるように日々は過ぎていく。加速度は、だんだん増して、そろそろサチってきてるけど。なぜか少し、昔を思い出してしまう、そんなことも、なくなってきて。幸せです。でも、なんだろうね、この気持ち。30代の終わりなんて果てしなく先に思える。20代の終わりなんて果てしなく先に思えた、この日記を書き始めた頃、でも、果てはちゃんと、あった。果てしなく昔に思える、20歳。いろいろなことを、感じ、体験できて、よかったと思う。さて、そろそろ、前を向こうか。sino。30歳です。
2012年11月06日
コメント(0)
会議が多い。しかも進捗報告の会議が。準備もふくめ、一ヶ月の三分の一はこれに費やしている。進捗を阻害している一番の原因。つまらんな、と。最近本当に、思う。早く帰りたい。
2012年09月12日
コメント(0)
一昨年、一泊二日の出張、去年、一泊二日の出張、今年、妻帰省。7月7日は、気がつけばいつも一人だ。*転職しようかな、と思っている。僕ももうすぐ30になる。将来のことを考える。そろそろ家を持ったほうが、と思う。妻が言う。「私はあなたについていくから、したいようにすればいいよ。でも、もし首都圏で家を買うってなったら、ちょっとだけブツブツ言うかもしれない」これが、転職しようかな、と思った、きっかけ。*僕も、ずっと、首都圏で暮らすって思うと、ちょっと滅入る。一日、通勤に往復ざっくり2時間。一か月20日で40時間。一年40×12で、280時間。24で割ると、12日くらい。これを30年続けたら、360日。一年。人生のうち、1年以上は、寝る間もなく、電車に揺られている。そんなのって・・・・・・・・・・・・どうだ?*・・・・・・というわけで。僕も首都圏は離れたいと思うし。今のままだと、先は見えている。しばらく、首都圏にいて、それなりの年になって2年くらいどっかに出向して、戻ってきて、それなりに出世して、実験なんかもしなくなって、最終的には本社で定年を迎えるような、そして、それから?・・きっと、後悔する人生にはならなくても、もっといい人生が、あるような気がする。*そんなわけで、今日、転職エージェントと面談してきた。都会を外れる分、求人は少ない。まぁ、とにかく、現状に不満はない。死にたくなるほどいやなことなんて1つもない。だから、のんびり、未来の可能性を探っていきたいと思う。***久々に、荒川を散歩したかった。ひとり、いろんなこと「思い」ながら、ぽつぽつ、歩きたかった。でも、今日は、ぽつぽつ、雨。結局、帰宅した。*何を思いたかったのかよくわからないけれど。でも、ただ、なんか、ひとりのこの時間が、かけがえのない、つまり、とっても貴重なものに思えて、だから今もこうして、文章を打って、思うままに、好きなように、今しかこんなふうに、できないし。感覚で、誰もいないとこで、真っ暗な部屋で、酔いながら、心地よく叩きながら、文章を、並べたい、今しか、一人の今しか、できないし。***結局、たいしたことは何もせず、一人の7月7日を終える。明日、妻が帰ってくる。実は、今、ちょっとさびしかったりで、早く会いたい、とも思っている。
2012年07月07日
コメント(0)
憂鬱と腹痛とを抱え、騙し騙し課題をこなし、今日にいたる。ただの、月曜日。もうちょっと、がんばります。
2012年06月18日
コメント(0)
仕事がやばいことになってる。終わんね。間に合わね。対案ね。怒られるっきゃないか。ぼちぼち辞め時か。妻も都会で家買うのは嫌って言ってるし。*「30過ぎて、アルバイトになっちゃいました」知人の言葉を思う。結婚して、相手の家とうまくいかなくて、妻と子と家を出て、その結果。『でも、精神的には良かったんじゃないですか?』僕は問う。「そうですね」彼は答える。*「六月までに結果出さなきゃいけないんですけど、検討する時間も策もないんですよ」後輩が言う。僕なんかよりよっぽど、詰んでる。*詰んでる。けど、なんだかそんなこと、すごく些細なことなんじゃないかって、思えてきた。*なるようになるさきっとなるようになる たぶんなるようになっていつかきっと若かったせいで片づけるさ。
2012年05月16日
コメント(0)
そして隣りの部屋が騒がしい。妻は寝ている。一人、起き出す。*今日は一人、2時間ほど歩いた。見知らぬ土地を、目的なく歩く。いー天気。やっぱりこういう時間は必要で。そしたらきっと、何か書けるような気がした。*ぼんやり。なんだろ、いつも上ばかり見上げるのは、自尊心と、無力の自覚からだろうか。*日常は否応なしに戻ってくる。いつか、達観するのか。できることなら、飛びたい。
2012年05月05日
コメント(0)
悪夢を見た。僕はトラックの運転手で、ハンドル担当。妻もトラックの運転手で、ブレーキ担当。僕らは坂道を下っている。カーブで僕は妻に『ブレーキ!』と指示を出す。ゆっくり曲がる。その繰り返し。やがてあるカーブで、僕は妻に『ブレーキ!』と指示を出す。ところがスピードは落ちない。そしてトラックは横転する。僕らは道端で、呆然と倒れたトラックを眺める。なんでブレーキをかけないんだ、と僕は言う。聞こえなかった、と妻は言う。僕は口には出さないが腹を立てる。どうすんだ、弁償できる貯金なんてないし。やり場のない思いを抱いて、僕は、目を覚ます。*いつもより一目盛、短針が進んでいた。*その瞬間、僕は、思ったのだ。もう会社なんて行かず、このままどこか遠くへ、電車にのって、飛行機に乗って、行ってしまえばいいじゃないか、って。それはとてもいいアイディアじゃないかって、僕は思った。*そして僕は、いつものように何一つ決まらない会議を終えて、家路にとぼとぼ、ついている。
2012年04月05日
コメント(0)
販売部長と飲む。僕は青い。…知ってる。僕がどんだけ青いか。…知らん。なぜなら、僕は青いから。いいよ。そのとき考えるから。わからないもん。実感が、ないから。例え最悪なシナリオが待っていたとしても。それは自分の責任だし。引き受ければいい。死んでも。そうだろ?どうにもならんくなっても、僕は僕の、選択ができる、それが僕の、いつまでだって僕にある、権利だ。はぁ…家まであと一駅。早く帰りたいのです。
2012年03月02日
コメント(2)
残業時間が月次で会社ルールのmaxに近づいて、上司に言われた一言。「調整してね♪」…ないでしょ。やりたいこと以上にやらないかんことがいっぱいある。社内メールで届いたものに返信する。その多くは、「今週余裕がないので来週ご連絡します」と書く。回ってない。疲れたってば、もう。本社で会議。終了後は飲み会。欠席するつもりだったのに、「来ない人いないですよね」でその場で予約されてる。たまんねぇ。帰り、同期の子と歩きながら、聞いてみる。『仕事、楽しいですか?』まぁまぁね。海外行けるし、部署アットホームだし。…ちょっと、反省した。僕も確かに、去年はそんな感じだった。やりたいことやったほうがいいよ。先輩に、言われた。さぁ、僕は、どうしよう?
2012年02月29日
コメント(0)
2012年。初めて年明けを関東で過ごした。年跨ぎのオーケストラのコンサートを聴きに行き、ビジネスホテルでぐったり眠り、人でごたごたのショッピングモールに辟易し、1000円なのに空いている映画館でニューイヤーズ・イブを見る。さっさと帰って眠りたかったものの、夜は妻の両親と食事。帰宅し、今度こそぐったり。2日はこれ以上ないってくらいぐうたらに過ごす。今日は。・・何もない。*特に何もない一年になりそうな気がする。そうであればいいな、とも思っている。*晴れの日が増えるといいな。
2012年01月03日
コメント(0)
土曜出勤日。今、測定中の機器をぼんやり眺めながら、携帯を打っている。見つかったら、怒られるけれど。*有休の人が多く、出勤者はまばら。妻も今日はアルバイトだから、僕も出勤している。理由になってないけれど。*たぶん、妻が休みだったら、出勤したら不機嫌になるだろう。だとしたら僕は、休む。どうせ自分も仕事だから、働いてきてもいい、とのこと。別に働きたかったわけではないけれど。出勤。*元々今日は、妻が友人と、夕食を食べに出かける予定だった。けれど、どうしようもなく面倒になってきたから、キャンセルしたそうだ。曰く、うちのご飯のほうがおいしい。曰く、友達より旦那といるほうが、楽しい。それって僕にとっては、とっても幸せな言葉なんだろうけれど。本音は、というか、『思った』ことは、あぁ…、残念。だった。***ひとりになれる時間。それがなんだか、週末がくる金曜日のような、遠足の前夜のような、待ち遠しさ、楽しみだって感情が、僕の中に、もやもやと、ふわふわと、あった。それが、突然の休日出勤のような、ざぁざぁの大雨のような、不安が的中するみたいな形で、お流れになって、あぁ…ないのかぁ…という気持ち。不謹慎だから、言えないし、表情にも出せない。でも、そう、『思った』のだ。*家に帰れば、妻がいて、晩ご飯があって、妻とゲームして、仕事であったことなんかを話して、やがて眠くなって、寝る。わかっているのだ。それはとても幸せなことなんだろうけれど、体験しなくたって、わかっているのだ。ひとり、ぼんやり、部屋って箱にいる、夜。…ないんだよなぁ。ごめんなさい、でも、残念だぁ…。
2011年11月26日
コメント(0)
猛然と、目の前に落ちてくる仕事を片付けている。会議、勉強会、プレゼン、研究計画、顧客対応、掃除。本来の業務がほったらかしで、もう、どうすんだ?と泣きそうになってた、数週間、を、通り過ぎ、なんだかもういろんなことがどうでもよくなってきた、今日この頃。普通、2,3人で1テーマ回すのに、なぜか自分は単騎。そりゃー進むわけないだろ、と逆ギレ。もちろん口には出さない。これで評価が悪いのなら、見切りをつけようかな、と、ちょびっとだけ、思ってる。*言い訳したら、負けだ、という、いいんだか悪いんだか、の信念。言い訳するくらいならスパッと消える。と、強くなりたい、けど、大切なのは、家族。だから、早く帰りたい。*さて、いよいよ本格的に光が見えない。今までの人生、なんだかんだでどうにかなったけれど、今回ばかりは、はたして。
2011年11月07日
コメント(0)
気付いたこと。時間がある時にやろうとか思ってると、たいがいそんなことに割く時間は無いという結果となる。結果、文章とか、書いてない。*ずぅっと同じ関連のことをしていると、やらなきゃいけないことは増えてくるし、やりたいことも増えてくる。仕事も、家庭も、文章も。休みはただただ休みたくなる。休みは休むのが仕事だ/目的だ/やるべきことだ。休みの境地って、たいがいそうだ。*そんなわけで、休みが恋しくなり、休むという仕事をする。*煙草の量が、ふえるふえる。『禁煙、かなり続いてたのに、解禁ですか』「いやー…やっぱ、ストレスだね」部署の先輩は言う。一休みの手段として、煙草。本当はなんでもよいのだ。例えば仕事の間の腕たて伏せがマジョリティーだったら。喫煙所ではなく、腕たて伏せ所があって。通りかかるたびに、部署の誰かが腕たて伏せをしている。地を睨み、じっくりじっくり、顔を近付けていく。じっくりじっくり、地から離れる。それをきっちり、30回。そうして部署の誰かは、ふぅ~、なんて言いながら、気合いの入った顔で、あるいは憂鬱な面持で、腕たて伏せ所から出てくるのだ。たまーに、15回でやめて、立って、また15回やって、出てくる人なんかがいる。そんな人を見ると、あぁ、もったいないな、と思う。せっかくの1腕たてが半分で捨てられるなんて。たまーに、北向き30回から立たずに、体の向きを180度回して、南向き30回を続けてやる人がいる。そんな人を見ると、あぁ、贅沢だな、と思う。1回の休憩で2腕たてもしちゃうなんて。そんな、腕たて伏せ的休憩の世界。*僕は電車に立っている。がたんごとん。*さて、明日はどんなふうに休もうかしら。
2011年09月22日
コメント(0)
いらいらしている。ひどく、いらいらしている。自分の意思で撒いた種で、変なことが起こったら、自分で処理、顔面蒼白で必死こくけど、他人に「撒け」と言われた種で、変な植物生えて、なんで自分がすべて処理しなきゃいけないのか。いらついている。ひどく、いらついている。でも、周りを見渡せば、もっと理不尽でもがんばっている人が、けっこういる。そういう人たちと比較して、自分を納得させるのは、根本的になんか違うと思うけれど、まぁとにかく、えぇ、やりますよ。何言われても『へいへいほー』って具合ですよ。何思われてても、知ったことか、ですよ。えぇ、やりますよ。でも、僕の『思う』ことに関しては、誰にも干渉させないですよ。
2011年06月13日
コメント(0)
夕方になると、うちのアパートのベランダから、鳥たちがたくさん見えた。一羽、二羽と電線に集まり、空が橙になるころには一羽入る隙間もないほどの数の鳥たちが並んでいた。やがて、それらは一斉に飛び立ち、何者かを先頭に、右へ左へ旋回し、しばし舞うと電線に戻る、その繰り返し。最近、電線に鳥防止用の線が張られるようになった。自主的に、ってことはないだろうから、きっと誰かが苦情でも言ったのかもしれない。曰く、ぴーちくぱーちくうるさい、とか、曰く、鳥の糞が洗濯物にあたって、とか。だからもう、うちのベランダから、鳥たちの整列は、見ることができない。僕は、ちょっと、さびしい。*今日は、部署の偉い人の、歓送迎会があった。僕は出席せず、帰ってきた。「お世話になったんだから、出るのが当然だろ」というような風潮がある。反論を言ったり書いたりするつもりは、僕には全然ないけれど、ただ、秤にかけた結果、僕は、それを理由として飲み会には出ないという結論に至っている。僕は、群れに向かない。僕は、群れになれない。僕は、ちょっと、欠陥品なので。僕は、同じく群れ適合性のない妻と、ひそやかに暮らしていたいのだ。*昨日の夕方、暗くなりかけた空をベランダから眺めていると、鳥たちの、旋回が、見えた。たとえ電線に止まれなくたって、彼らはまたすぐ近くに、彼らの居場所を見つけるのだ。しばらくの間、鳥たちのさえずりが、夏空に反響していた。
2011年06月06日
コメント(0)
終点など、ない。だから目的など持たず、なんにせよ やっていくしかない日常がある。・・・悪いか?悪くない。けれど、終点がなくても、まだ見ぬスタート地点に立ってみたくはなるのだ。
2011年05月26日
コメント(0)
土曜日に登山をして、日曜日休んで、月曜日、朝から木曜日の午後のような疲労感があった。もう、けっこう年なのだ。僕も。いや、昔から、そんなに体力ないんだろうけど。そして今日も、疲れたぞ、眠いぞ、っと。***意外と、忙しいようだ。やることもたくさんあり、やりたいこともたくさんある。仕事。やらなきゃならんことがいっぱいあるから、やりたいことになかなか手をつけられず、フラストレーション。日記も、帰りが遅く、家に妻がいて、なかなか書けず。まぁ、いいんだけどさ。意外と。それはそれで、幸せなのかもしれないが。***で、今日も、モチベーションが上がらぬまま午後3時になり、やらないかん仕事をやろうかどうか迷いながら、煙草部屋で煙草を吸っていた。『やる気を出すべきか出さないべきか悩んでいるんだけれど、どうしたらいいと思う?』と、そこにいた同期に聞いてみた。こういう、質問をするのが、けっこう昔から好きだ。無責任に「右!」と言われ、『そうか、右か』と行動するのは、なんだか気分がいい。で、今日は。・・・えーと、なんて言ってたっけ。。。
2011年05月25日
コメント(0)
昨日は、会議の後、飲み会で。飲み会というのが、僕は、苦手で。そもそも世間話というのが、苦手で。しゃべらない僕に気を遣って話をふられるのも、苦手で。タイミング見て酒を勧めるのが、苦手で。酒を勧められるのも、苦手で。たくさんの声が、苦手で。酔っぱらった人が、苦手で。人をすり抜けてトイレに行くのが、苦手で。いつ終わるともしれない感じが、苦手で。終わってみんなで駅まで歩くのが、苦手で。電車の中も、苦手で。やがて一人になるのも、苦手で。酔っぱらって帰るのが、苦手で。酒も、苦手、ではないが。***次の日、朝起きると、本当にやな気分になる。まだまだ平日は続く。僕はもう、限界だ。モチベーション上がらず。体動かず。頭動かず。でも、動いて、会社へ行く。しんどいのだ。***その次の日も、まだ平日で。ぼちぼち飲み会のことを、忘れる。そして次の飲み会が、しばらく先だったらいいな、と思う。***結婚してから、付き合いで行かない言い訳ができるようになって、よかった。たまには、飲み会も、いい。
2011年05月18日
コメント(0)
帰り道、どうしようもなくおなかがすいたので、セブンイレブンでカップラーメンを買って帰り、お湯を沸かして、家で食べた。そしたらとっても、おなかがいっぱいになった。あと30分で妻が帰ってくる。そうしたら晩御飯だ。どうしよう。***上司から言われた仕事に関して、やったことがないので、どんなものかをいろんな人に聞いて回った。人それぞれ、いうことは違う。でも、わからないことを聞いて、教えてもらうのは、けっこう面白い。特にその人の主観が入ると、もっと面白い。そして、結局どうするかを、自分で考える。わからないなりに、考える。結局、その仕事に関しての結論は、できるだけ避けたほうがいい、ということだったが。***いっぱいいっぱいになっている先輩がいる。見ていて、本当にかわいそうなくらい、いっぱいいっぱいだ。どうしてそう、仕事を抱えてしまうのか。どうしてそう、無理な仕事を受け入れるのか。どうしてそう、それでOKしてしまうのか。出たがりの人だから、まぁ、いろいろやりたいんだろう、と僕は思っているけれど、それはどこか言い訳的な思いで、本当は、ある意味では悲劇的な性格なんだろうな、と思う。*「折れそうだけど、やるっきゃない」「でも弱音は吐くよ。人間だもの」「あーもううまくいかないの目に見えてるし・・・」*成果が出ないことをわかってて、やる。つまりは評価が下がることをわかってて、やる。必要以上の仕事が降ってくる。僕は部分的な仕事を手伝うことはあるけれど、『その件、私が引き取りますよ』とは、絶対に言わない。*「それが筋ってものじゃないかな」と、たまにその先輩は言う。僕はある意味ではその先輩のことを尊敬するし、ある意味では、言葉は悪いが軽蔑している。*もうちょっともうちょっとがんばってみるからねぇもっとねぇもっといいことがあるかな*今日はずぅっと雨でしたね。
2011年05月11日
コメント(0)
都会の電車は車内から溢れ出そうなほどのイラつきで充満している。だから僕は、満員電車が嫌いである。なぜこれほどまでのイラつきで満ち溢れているのか。それは僕が、イラついているからだ。*『見知らぬ他人に対して抱く感情は、自分自身の現状を示す鏡である』とはよくいったものだ。誰が言ったのか。 …知らない。*僕は通勤中、いつだって苛立っているのだ。それを自覚させられて、自己嫌悪。どうしてこんなに、狭量な人間になのだろう。昔から?よくわからないけれど。*逃げたくなる。『いつかは田舎に』と思う、それは、都会が好きではないから、つまり、自分がイラついているから、結局、自分はそういう人間なわけで、だから、たとえ田舎へ移ったところで、何も変わらないんじゃないだろうか、と思ったりする。*舌打ちする人や、体をぶつけるようにして通り過ぎる人たち、相手の目を見ず、うつむいて、そうする。そういうのが目に映る僕も、きっとそういう人間なわけで。不満があるなら、文句があるなら、ちゃんと目を見て、伝えてやれ、それができないんなら、そんな逃げながらも吐き出す自己満足的な行為、示すな。僕はまず僕に、厳しく言いつけたい。人類みな兄弟だったら、こんな卑怯なこと、しないんだろうな。いたるところで大喧嘩 勃発だ。***「帰るか」『帰ろう」定時の鐘が鳴り、煙草部屋に入った僕と同期は顔を見合わせ、言い合う。そうして、定時とほぼ同時に、帰る。*「実は、まだあまり人には言ってないんだけれど、」いかにもありがちな様子でありがちな前口上を、同期は並べた。僕はなんともなしに、言葉の続きを待つ。「結婚します」『ほぉー』瞬間的なリアクションが、これだ。ほぉー、て。『驚いたー』全然そういうそぶりを見せていなかった同期だったけれど、実のところ僕はそんなに驚かなかった。全然予想もしていなかっただけに、まったく知らん誰かのことのように感じられてしまったからだ。「年上なんだ」『年上なんだぁ・・いいなぁ』と、別に思ってもないことを口にしてみたり。とても、パパ向きな同期だ、と僕はそいつのことを思っている。時々ほかの人にとても配慮のない言葉を吐いたり、その結果女の子泣かせたりしてる同期だけれど、人に気を向け、率直に伝え、先を見た、わりとしっかりした奴だと思う。おめでたいな、と思う。自分の結婚よりも他人の結婚のほうがめでたいと思えるのはなぜだろう。自分がおめでたいと思うことって、そう、ないよね。*「まぁでも、もう少し遊んでおきたかったな・・・」『いやいや、ぼちぼち潮時でしょ。もう20代も終わりかかってるんだし』「確かになー」でも、やっぱり、入籍前には思いっきり遊んでおいてほしいな、と思ったりする。どうぞ、お幸せに。***帰り道、僕の住むアパート手前の坂の途中で、フレンチブルを連れたおばさんが、立ち止り、しゃがみこんで、犬を抱き上げ、また歩き出した。僕がその横を通り過ぎる時、おばさんの、「よしよし、いい子ねー、かわいい子ねー、おーよしよし」という声が聞こえた。僕はこういうとき、犬を持って歩いてたら、散歩の意味ねーだろ、と思ったりする。でも、今日、僕は、そんなふうに、かわいがって、いとおしそうに、そして幸せそうに犬を抱えて歩くおばはんを、なんか、微笑ましく思った。そんなふうに思えた僕は、今日はきっと、いい一日だったんだろうな、と思った。
2011年05月09日
コメント(0)
たっぷり休んだ。脳みそがとろけてきそうなほど、休んだ。脳みそがとろける。…想像したくはないけど、表現として、けっこう好きだ。うへ~、って感じで。*実際、何もしていない。連休初日に妻と公園へ出かけた。その程度だ。連休中盤、すごくもったいないことをしているような気がした。でも今は、これでよかったのかもな、と思う。*連休最終日にして、いー天気。***休みがたっぷりあって、文章を書きたくなった。今までに、書いて、書き上げたもの、挫折したもの、いくつかの文章を書いた。そんなものを、また、書いてみたくなった。でも、書かずに、最終日に至る。*いろんなことを空想する。思い浮かべる。いろんな人の、いろんなストーリー。けれども、今日、あまりに天気がいいから、近所を散歩していたときに、ふと思った。要するに、文章を書きたい のだけれども、書きたい文章 は、ないのだ。だから、ま、いーや、と今は思う。***夢の中の僕は、焦りながらへらへら笑ってた。その人のイライラが手に取るようにわかって、どうにか、ご機嫌をとろうと、どもりながらも、へらへら、何かを伝えようとしていた。目が覚めて、無性に腹が立った。あなたが、そういう態度を、そういう言葉を、発するべきではないのだ。僕は、それをちゃんと、伝えるべきだったのだ。やがて妻が起きだしてきたら、もうそんなこと、どうでもよくなった。僕には僕の妻がいるのだ。***書きたい文章がないけれど、文章が書きたいのなら、またこうやって、とりとめのない言葉を並べてみようかな、と思った。晴れた、連休の、最終日の、住宅街で。IDもパスワードも、忘れかけてたのに、3度目のトライでログインできた。これも何かの縁かな。また今度、ここで、お会いしましょう。僕は、こんなひとりの休日に、また何かを『思い』ながら、言葉をならべてみようかと思います。
2011年05月08日
コメント(0)
関西出張。たまたま、大学の最寄り駅で下車。駅が新しくなっていて、利便もよくなっていた。9年と、半年前。僕は同じ地を歩いていた。一人暮らしを始め、一人、「思う」ことを始めた頃。未来なんて、なかった。まさか10年後に仕事で同じ地に来ることなんて思うわけもなく。10年後なんて未来が存在していることも、思うこともなく。それでも、10年後は、やってきた。今も同じ地に暮らしているだろう友人を思う。お元気ですか?思う。今から10年後なんて未来は、あるのだろうか。あるのだろう。僕は何をしているのか。僕は何を思っているのか。考えることなんて、できやしない。来年。概ね同じ。来年の僕が思う来年。概ね同じ。そう思うと、10年後だって、概ね同じなんじゃないかって思うけれど。同じじゃないんだろう。じゃあ僕は、今の僕は、10年後から思うと、別にどうだっていいんじゃないかと思う。どうだって、ね。その日楽しんでたって、溺れてたって。きっともう、どうでもいいことだから。楽しく、暮らそう。
2010年10月27日
コメント(0)
嫁が仕事に行った。20時過ぎには帰ってくる。ひとりの時間は好きだ。二人の時間が嫌い、なんてことはない。*仕事、はかどってるというか、ヒマになってきたというか。自分がいる、意味はある。そう思えている以上、幸せかもしれない。…でも、なんだかなぁ。。。。。*緊迫感のない日々。酔った帰り道、電車で眠り、終点で折り返していた。普通だ。なんか、普通だ。*27歳です。まもなく、28歳です。まだ若いんだろうか。そろそろ限界なんだろうか。*幸せです。*うーん・・・・・・・・・・。*明日は、晴れるかなぁ。。。
2010年09月18日
コメント(0)
妻が、友人の結婚式で金・土と不在。同期と飲んだ帰り、駅で煙草を吸っている。思う。今、僕には、帰る理由がない。どこにだって、いけるのだ。人が流れる、立つ。そして僕は、電車に乗るのだ。
2010年06月04日
コメント(0)
昨日買った小説は、1行読んでかつて読んだことがあることを思い出し、しかしどれだけ読み進めても結論を思い出せず、おかしいなぁと思ったところで「作者没にて終了」となっていた。思い出せないわけだ、未完の物語に終わりはあっても幕は降りない。僕は未完の物語のように突然断崖になった、記憶の道を、再び歩く。未完のこの道を、年に1度は、歩く。焦燥感や、感傷や、孤独を、膨大にふくらませて。頭が風船みたいに。ぱん。人生を直線になぞらえるのは、実はあんま素敵なことじゃないんだろう、と思う。僕は相変わらず、地平線しかないような原っぱに、ぽつんと、そして茫然と、立ち尽くしているままなのだ。
2010年04月28日
コメント(0)
「FぅCK!!」と、院の同期はよく叫んでいた。研究がうまくいかないと、とりあえず叫びたくなるらしい。初めて聞いたとき、思わずほかのやつらと顔を見合わせた。「マジFぅCKだぁ」と、その後誰かがふざけて言うようになった。*『マジFぅCKだぁ』僕は今も時々、心の中でつぶやく。マジFぅCKなことがあふれる日々は、でもそうつぶやけるだけ、楽しくもある。*朝、思う。いつまでこんな、ループな日々続けるんだろ。建設したい、もしくは、壊したい、じゃあ、何すっかぁ…。*マジFぅCKなんです。いろんなこと。そろそろ壊れて、叫んでみたくもなる。
2010年04月14日
コメント(0)
「sino。って、前から不思議やってんけど、普段は内向的な性格やん?だけど、突然何か大きな行動起こすやん、海外行ったり。それってどういう考えで普段いるのかなーって思っててんけど」飲み会で、会社の先輩から言われた言葉。僕自身、それについて、自分でも考えたことがある。自分でも、わからないから。*考えるのが面倒くさくなる。誰かの言葉で、僕の好きな言葉。悩む。悩む悩む悩む、どっぷり悩む。そのことについて。そうして、結論出ないから、考えるという行為が面倒くさくなる。だから、動いてしまうのだ。もう、知らん、と。*「その感覚、羨ましい」と先輩は言った。僕も思う。その最たる時期の感覚が、羨ましい、と。*突き抜ける瞬間の解放感。緩んだ今、懐かしい。*僕もまた、そういう瞬間を、取り戻せるだろうか。*『でもね、そこに到るまで深く考えるから、いつも後手後手なんですよ。日常でいうと、会話してても、あとになって、あーあぁ言えばよかった、とかね』「あーそれはわかる」そう言って、笑った。
2010年03月12日
コメント(0)
朝、家を出ると、暗闇はもうそこにはいなくなり、うっすらと紅がさしている。冬が終わり、春が来る。*昨日、毎年送っていた誰か宛のメールを、今年は送らなかった。一昨日、ふと思い出し、どうしようかと思い、やめた。思い出し、ふと思う。元気かなぁ。*月日は流れ、僕らはいろんなことを忘れていく。成長とは単純へ向かうことだ。だから、いろんな雑感が削ぎ落とされる。思うところのものが消失する。*僕は、大人になった。さようなら。
2010年02月19日
コメント(0)
今日の飲み会は、なぜか鉄道マニアが2人もいて、マニアックな話で盛り上がっていた。何かいわなきゃ、と思い、つい口を挟んでしまった。『え、琴田の電車がそこの車庫にあるんですか?ひょっとして金色のですか?』「え、何それ、知らない」…やっちまった。そんなこんなで僕までてっちゃんの烙印を押される。が、正直話についてけないのだ。電車好きにはいろいろある。写真派。車両派。路線派。音派。なんてのもいた。僕は残念ながら電車に興味はない。それがなんだか、酷く罪深いことに思えた。あぁ、僕はダミな子です。こんな僕は車両のネジ屋に奉公にでも出されるべきなのです。だって、僕には、電車が目的ではなく手段にしか思えないのだ。鉄道マニアたちは、いかに他人の知らない知識をひけらかすかにかけている。話下手な僕は、いかにも相手が好きそうな話題を出すかにかけている。僕はてっちゃんになれなくてもいいから、てっちゃんみたいな強い自我のやつになりたい。
2010年01月08日
コメント(0)
最高の日々で、最低の日々だった時間は流れ、平板な日々で、穏やかな日々が流れる。穏やか、について。今、何も悩んでいない。元来なにかしらの不安を抱えていないと生きていけない性質なのだけれど、今、何も悩んでいない。毎日は緩く、苦しくなく、疲れてなく、楽しくなく、笑って、笑って、空笑って、笑って。空を見上げて、strait up gazing at the sky、幸せです、泣けてきます。ほっといても、幸せで、穏やかで、泣けてきます。たぶん、ぼちぼち、何か起こるんじゃないだろうか。そんな気がする。
2009年12月11日
コメント(0)
マガジンの背表紙を食い入るように見つめるサラリーマン。いったい何があるのだろうと思うけれど、通勤電車を降りる頃には、そんなことも忘れるだろう。*新婚旅行に行きたいという話をしたけれど、なんといっても金がない。なんといっても僕ら、日々節約する気がない。僕は毎朝出勤後の缶コーヒーはやめらんない。妻はエアコン切る気がない。僕は今月飲み会率が半端ない。妻は月2回くらいしか乗らない車を手放さない。二人、煙草やめるつもりはない。二人、休みになると何かに追われるように一緒に町へ出て、ホールのケーキを買う。金がないことにへこむ。今日を満足するように、生きる僕ら。*今日、会社行って、何しようかな、と考える。急ぎのことは、特になし。緩い雑用があるような、ないような。久々やってきた、嵐の後の、空虚。だから僕は毎度のことながら思うのだ。新しいこと、始めよう。家で、妻は待つ、家で、妻と遊ぶ、なかなか消えない煙草の吸い殻の赤い灯りのように、僕は燻った思いを、どこか抱えてる。幸せなのだが。だが、なのだ。*今朝のコーヒーを、楽しみにしながら、今日もいくのさ、最高の日々/最低の日々を。
2009年12月09日
コメント(0)
挙式を終え、しばらくの時が流れて、師走、のくせに、自分は穏やかな時間にいる。相変わらず妻が憎らしくて離れたくないほど好きで、だから、休日が待遠しい、そんな日常だ。11月に挙式を挙げた同期の嫁が妊娠4ヶ月という話を聞いて、なぜか不安になった。僕は想像力が豊かなのか、シミュレーション大好きのオタクなのか。例えば子供が生まれたら。生まれたらいいと思う。生まれる、とわかったら、僕は、止まるだろう。そう、そんな子なので。『嬉しいことだよ。おめでとう』その結論でいいのかとか、僕は知らんけど。僕も、夫となり、さきは、まだ、ある。やっぱ、考えよう。思うだけの時代は、終わり。
2009年12月05日
コメント(0)
今月だけ、別の部署へレンタル移籍になった。移籍先がレンタルとらなければならないほど切羽詰まってる、というわけで、今日も日付をまたぐ電車に乗って、帰路に着く。明日は4時半起きだ。しんどいなぁ、なんて思ってみるけれど。けれど、実は、なんてことないよな、と、回想。本当のデスマーチはこんなもんじゃなかった。今は家で待つ妻がいる、これは、焦りを増幅させるけれど、妻が去るわけではない、たぶん。あと5分で誕生日を迎える。だから今年も言うのだ。誕生日は、嫌いだ。待つ人がいるから、僕は明日も必死に、日付をまたぐ列車に乗り込まないよう、焦るのだ。
2009年11月05日
コメント(0)
嫁に嘘をついて、同期たちと飲んで帰る、帰り道。ちょっとした、反抗期。
2009年10月30日
コメント(0)
「感じ変わった?あいさつされたとき別人かと思った」飲み会での出来事。僕は、何か知らんけど、別人になったらしい。この数か月、「変わった」と言われること、驚かれることが、やたら多い。5とか10とかいう数ではない。半年以上振りに会えば「白髪増えたね」一年以上振りに会えば「痩せたね」と、ほぼ確実に言われる。なんだっていうんだ。どうしたっていうんだ。自分のことが、自分がいちばん、わからない。何を失ったのか。あるいは、何か余分なものを身に着けたのか。わからない。わからない。なぁ、対策。誰か教えてくれよ。
2009年09月04日
コメント(0)
いつしか蝉の7日間は終わり、青の天井は上昇し、シャツの袖の長さは伸び、目まぐるしさは、止まり。今日はiPodのイヤフォンを外し、静寂を聴く。木曜日、9月。
2009年09月03日
コメント(0)
リハビリに、友人宛てに長いメールを書いてみた。中身のない文章は書きたくなかったので、それなりにちゃんと読んでくれそうで、久し振りで、返事が来たら軽く嬉しいなぁ、という相手を選んだ。…該当する相手は、韓国人だった。というわけで、英語でメールを打ってみた。けっこう疲れた。昔からのクセが抜けず、ちゃんとメールを打とうと思ったら、本当に長文になった。しかも、文法めちゃくちゃ、これ意味わかんのかなぁ、って文章になった。まぁ、いいや、と思う。お元気ですか?お元気です。それが伝われば、なんか、ハッピーだし。どれだけ雑多な文章を書いたって、やっぱり、誰かに何かを伝える文章が、いちばん心地よい。年齢を重ねるにつれて、だんだんとそういう機会が減ってきた。なぜだろう。きっと、いろいろあるのだ。けど、やっぱ、たまには、思い出したいし、失いたくないなぁ、と思う。文章を書く感覚。文章を書く、もどかしさ。伝えたいと思う気持ち。伝わったらうれしいなぁ、という期待。そうして、相手から何かを伝えてもらえたら、自分がそれを読み取れたら、いちばんうれしい。腐らずに、がんばっていこう、と思った。また、誰かに、文章が書けたらいいなぁ。
2009年08月15日
コメント(0)
「空が高いのって、見上げるからじゃない?」空に憧れているわけじゃない。高いものも、遠いものも、焦がれているわけじゃない。ただ、木曜日にふと何気なく見上げる空と、日曜日に寝転がって見上げる空と、何で違うんだろうって、そう思っただけさ。僕のいる世界の外側に、なんて、行けるわけないし。僕は僕の外側になんて行けないんだし。幽体離脱、空中散歩、したいだなんて、そもそも想像すらできないし。ちょっと思っただけ。引き返したくも、進みたくもない。ここにいたくもない。じゃあどうしたらいいんだろう、って。タンキュウシン。…死んじまえ。そら、解き放て。声。
2009年08月06日
コメント(0)
妻の妹が風俗嬢になっていた。これまでも十分壮絶な人生を送っていたので、あぁ、ついにそこまでやるかとは思ったけれど、青天の霹靂ってほどではない。けれど、その話を初めて聞いたときには、予想外に自分は動揺しているようだった。*店長が彼氏ときたもんだ。嫌な仕事ではあるけれど、言うなれば人間の底辺を見ることができ、自分自身も強くなれる云々…という哲学を、店長から感化され持っているそうだ。至る所に哲学あり。しかし、これは僕自身にも言えることなのだが、哲学と言い訳(哲学用語でいうところの昇化みたいなもの?)の境界は、僕にはようわからん。*そんな妹が今うちに遊びにきている。この姉妹はべったりなのだ。一緒に風呂入る、いちゃつく、レズか?くらいな勢いだ。これまでそのことについて、差し当たって不快であったり気分害することは僕自身はなかったけれど。でも、今はふつふつと思ってしまうのだ。その手でオレの妻に触るな、と。*別にどんな仕事してたって、止めるつもりはない。人それぞれ、好きに生きればいい。そこには思いもあるし、考えもあるし、エゴもある。だから、僕は僕のエゴで思う。不特定多数の男に触れた、その手で、オレの妻に触るな、と。*それでもやっぱり、僕は今日も、なんでもない顔をして、家に帰るのだ。
2009年06月30日
コメント(0)
全1108件 (1108件中 1-50件目)
![]()

