読書生活
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今朝は、起きて窓を開け、感激しました涼しい!!やっと秋が来たよ!!さあ、お外で遊ばなくては。この気持ちいい季節は、あっという間に終わってしまい寒くなってしまうだろうから。3連休は、何をしようかな読書の秋でもありますね。最近読んでいた本です。エデンの命題 著 島田荘司アスペルガー症候群の子供たちを集めた学園から、少女が消えた。残されたザッカリ・カハネのもとに届いた文書に記されていたのは、世界支配に取りつかれた民族のゆがんだ野望と、学園の恐怖の実態だった。生きるため、学園を脱出したザッカリを待ち受ける驚愕の真実・・・他に、「21世紀本格」の嚆矢となった「へルター・スケルター」を収録した歴史的傑作中編集。島田荘司作品は、いくつか読んでいますが「本格ミステリー」復興の旗手といわれています。謎解きが論理的であり、かつ謎が神秘的、幻想的要素もふくむのが本格ミステリーだそうで、江戸川乱歩、横溝正史などがそうなのでしょうか。呪い、霊能者、超能力なども味付けに使われますが島田荘司は「脳」や「精神」を扱うことが多いです。「アスペルガー症候群」も、「脳の機能障害」とはっきり説明し自閉症スペクトラムの症状をかなり細かく、正確に書いています。この「エデンの命題」は、アスペルガー症候群の子供たちにとってまさに楽園のような学園が舞台で登場します。砂漠の真ん中に、学園を中心に街が構成されていて、完璧に整備され、店も教会も畑も運動施設も完備。寄宿舎なので保護者は外の世界にいます。この街の中なら、自由に何をしてもいい。教師やガーデナーなどの大人はすべて専門家で、他はアスペルガーの子どもなので、いわゆる「健常の世間の常識」に縛られずに生活ができる。いじめも束縛もない。でも、実際は、アスペルガー同士でも諍いはいっぱい起きると思うんですが。むしろ、こだわりが強い人たち同士だからこそ・・「エデンの命題」は、アスペルガーを題材とする他にも旧約聖書の矛盾、クローン人間の問題など、さまざまな興味深い事を取り上げています。あくまでもファンタジーですが、こんなアスピー・エデン、できたらいいのに、いや待ていいのか?と、当事者の親には色々考えさせてくれます。刺激的な内容ではあります。
2010.09.15
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