古の神様のヒマの庵~節税と簿記ー財務会計(会計学理論)ーなど、ふしぎなことその他色々

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2004年11月28日
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テーマ: 簿記(1096)
カテゴリ: 簿記
 棚卸資産の払出単価を計算する方法として、総平均法・移動平均法・先入先出法・後入先出法などがある。例を設けて、それぞれの計算方法を説明し、かつそれぞれの特徴をのべなさい。


解答

(A)総平均法
 これは、払出しの時は数量だけを記録し、一定期間末に繰越高と仕入高(または完成高)の合計金額を、繰越数量と仕入数量(または完成数量)の合計数量で除して平均単価を計算し、これをその期間中の払出単価とする方法である。
 特徴:一定期間の払出単価は均一であるが、その単価が一定期間経過したのちでなければ判明しない欠点がある。一定期間ごとに加重平均法を適用する。

  (B)移動平均法
 これは、資産を取得する都度、その数量および金額を直前の残高数量および残高金額に加えて、新しい加重平均単価を算出し、その単価を次に新しいものが取得されるまでの払出単価とする方法である。
 特徴:同種の棚卸資産を取得するごとにそれによって単価を計算しなおす方法。払出単価はすぐに計算でき異なる単価で取得すれば、それ以後の払出単価は取得前の単価と異なり、製造原価または売上原価の計算は迅速に行なわれるが、計算に手数がかかるという欠点がある。

  (C)先入先出法

 特徴:これによれば、棚卸資産価額は時価に近い価額で評価されるが物価上昇期には、購入の時と販売の時との間の貨幣価値の下落が利益として売上総利益の中に算入されることになる。

  (D)後入先出法
 これは、後から取得したものが先に払出されると仮定し、取得日付の近いものから順次払出したものとして払出単価を計算する方法で、買入逆法ともよばれる。
 特徴:物価上昇期には、先入先出法に比べて貨幣価値の下落による利益を売上総利益から排除するのに役立つが、棚卸資産価額は、その資産の期末時価と著しくかけはなれたものになる。




明日の問題



問題

 払出単価の計算における個別法とはどのような方法か。また、それが適する商品と適しない商品の例をあげなさい。






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最終更新日  2004年11月28日 07時43分37秒
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