ハリハリ資料室・第一分室

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2004年09月21日
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★「デ*-ズ」のキノコ料理は最高,と書いたが,店員の熟練度は必ずしも最高ではない。人がまだ食べているのに「お下げしてもよろしいでしょうか」って,どういうこと(-_-メ?

★火曜日も勤務日だが,仕事は個別指導1コマしかない。気楽な日。いぬかわの気持ちとしては,この日が休日である。

★『不死鳥の騎士団』読了。新しい登場人物が多いが,例の不思議ちゃんを除くと,みんなあまりキャラが立ってない気がする。
 今回死んだあの人も,以前の登場時のことをこっちが完全に忘れているし,この巻では最後まで,ぶつくさ言ったり口論したりしているだけで,一向にいいところを見せてくれていないので,死んでもあまりショックを感じない。作者はこのキャラクターを死なせたとき,台所に駆け込み,苦しさにしばらく動けなかったというが,作者の思い入れが空転して,読者が置いてきぼりになってはいないか。僕だけかなあ。作者のこの思い入れは,このキャラクターが若いころはドハンサムだったという設定と関係があるのかどうか。なんだか『マディソン郡の橋』みたいだけど(読んでないけどね)。
 戦いのシーンも,これまでに比べて,迫力が感じられなかった気がする。ハリーが,トリオではなくグループで戦っていることは,彼の前進を表しているのだろうけれど。前回死んだのはただの顔見知り,今回は身内で,その点でもお話としては段階的に盛り上がっていることになるのだろうけれど…… ダンブルドアの謎解きも盛り上がらないし,カタルシスも弱い。全体的に,説明的に過ぎてノリの悪い回だった。
 ハリネズミそっくりの幻獣「ナール」がやたら登場するのが救いか。救いじゃないって。

 どうでもいいんだけど,松岡さんはどうして「かけら」を「欠けら」と書くんだろう。

★給料日から1週間。ちょっと気温は高いが,かなり早め(と言ってももう午後だが)に部屋を出て,久しぶりに仕事場まで歩いてみる。
 赤坂の豊川稲荷は明日が祭礼。サントリー美術館,ちょっと迷ったけど,結局入らなかった。お堀端の白い彼岸花たちは,早くも盛りを過ぎている。

 起きてから,楠木正成像をはじめて見に行ったけど,何ということはなかった。だいたい,正成を忠臣の鑑に仕立て上げたのは,水戸光國である。北朝は名ばかりの自称天皇の系譜であって,正成はあんなデカい彫像になって外苑に飾られるほどの役者ではないはずだ。
 丸の内に開店したイルムス。気持ちのいい店だ。ファルグ&フォルム Farg & Form の製品が置かれており,ハリネズミものとしては,マグ(白と紺グレー),コースター,ランチョンマットといったお馴染みの品が見つかったが,はじめて見るものとして,ポットホルダー(鍋敷き)があった。わーい。タグに「アカツキコーポレーション(株)」「made in India」とあるのがちょっと謎だけど。ほかに鍋つかみもあったけど,これにはハリのものはなかった。
 丸ビルを,外から見物。隣りの文部科学省の方が気になるな。建て替え工事の間,どこへ移転してるんだろうと思ってたけど,こんなところに来ていたとは。

★ちょっとした考え違いで,給料日20日前にして,いきなり財政難。うーん,7日までに少なくとも3万円,捻出しなければならない。日払いのアルバイトでも探すか?

★昨日,今日と1本ずつ,職員室で白檀のお香(コーンタイプ)を楽しんだ。いいなあ,お香のかおりって。

★「HOWDY!!」BBSで,香港の若手アニメーターが道楽で作った宇宙船ハリ親子のアニメーションを紹介。
 ウィキペディア,チェック項目の一つに,久しぶりに生産的な更新があり,うれしい。「ハリモクラ目」の項に,ミユビハリモグラの新種についての加筆。加筆者は通りすがりの人。





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最終更新日  2004年09月21日 23時45分02秒
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主役はフレッド&ジョージ  
ひろみ さん
「影のうすい騎士団」ってあまりにも言い得てますね~(笑)
字数も第一巻の4倍におよび重厚で壮大、という解説に反して、なんだか緩慢というか冗漫な話運びで
読み手としてもだらだらしてしまいました。はっきり言って、上巻は要らないと思う。
死んでしまった人に関しても(私としては結構印象深い人物でした。あ、映画はちょっとイメージが違ったけれど。)、今回の煮え切らない飛べないオヤジっぷりは省いて欲しかったなあ。今までの潔さ、無謀な魅力が半減してしまった気がします。あー、作者がハンサムを連発するのもいただけないですね。

でもまあ、スネイプファン・双子ファンとしては、今回彼らの捻くれ事情、悪戯ぶりを存分に楽しめたのは儲け物でした♪

いつも思うのですが、松岡さんの後書きってどうも好きになれません。
自分がどんなに苦労したかとか、これがどんなに素晴しい作品で愛しているかとか、筆者や訳者が身を切られる思いで書いているかとか、そんなことなんで書くのかな。読み手が判断すればよいことじゃん。安っぽいエンタメ番組のお涙頂戴コーナーみたい。って、言いすぎ?(^^;
と言いつつ、第6巻を早くも心待ちにしていたりするのですが。 (2004年09月24日 23時20分01秒)

Re:主役はフレッド&ジョージ(09/21)  
犬川 烏天  さん
 読み始める前から,新刊の内容についての話題をどこでも見かけない&聞かないので,今回はひょっとして,ちょっとハズしてるんじゃないか……とは思っていました。
 それにしても,まさか双子が主役だったとは(^_^;。憎まれ優等生キャラのパーシー兄さん,今回で救いようもない阿呆の子になっちゃいまいましたね。いっそ不憫なくらい。彼こそさっさと死なせてあげないと,すべてが終わった後の余生が,あまりにもかわいそうすぎです(T_T)。

 そう,死んでしまった人も,はっきり言ってカッコ悪かったですね,本巻では。殺す気ならもっと見せ場を作ってあげてほしかった--せめて戦いのシーンでだけでも。作者のお気に入りのキャラクターだから,かえって筆を控えたのでしょうか。

 ひるがえってスネイプ先生,今回は何ともお気の毒でした。恩知らずのハリーちゃんにはわかってないだけで,今まではちゃんと,やることはきっちりやってくれる人だったのに。まあ今回も,スネイプ先生のかげの活躍がなければ,ほんとにどうなってたかわからないところだけど--って言うか,ハリー組は壊滅してましたな,まず間違いなく。今回のハリーはとりわけイヤな子ちゃんだったから,ムカついて思わず指導を放棄してしまったスネイプの気持ちは,むしろ痛いほどよくわかります。
 ダンブルドアも今回は情けなかった--いや,今回はお馴染みの面々のほとんど全員が,いちいちかっこ悪かったような。ハリーの「英雄気取り」が問題になったりしたあたり,もしかしたら,いつの間にかあまりにも大きな影響力をもつようになってしまったHPシリーズが,単純なヒロイズムの物語として受け取られることを,作者が警戒して始めたのでしょうか(今回,お話が妙にポリティカルだったし……)。もしもそういう余計な自意識のせいで,物語の面白さが損なわれたのだとすれば,これまた何ともお気の毒なことではあります。 (2004年09月30日 02時24分58秒)

続き(^_^;  
犬川 烏天  さん
 世に出ている本の解説の実に7割くらいは,絵に描いたような蛇足であったりすると思います。私としてはやっぱり,用字用語が気になる,気になる。出版前に,私にも校正させてくれないかなあ。自サイトに「ハリポタの気になる用事用語」ページを新設して,アピールしてみようか(^-^)。

 スネイプ先生の,命を賭しての大活躍は第6巻。7巻がオールスターになるのは当然として,最終巻でも意外な活躍を果たすネビル君は,無事に両親の仇も討ち果たすでしょう。そして,今回死んだあの人は,一番いいところで奇蹟の生還を……(その際当然,ハリーパパとママ,さらにはルーピン先生もからんでくるでしょうが)
さあ,勝手な予想の当たりはずれが判明するのは,いったい何年後になることか? (2004年09月30日 02時25分36秒)

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