犬も歩けば棒も歩く

この一年

久々のブログ更新。ここ一年の状況でも。去年の春先に裁判が一旦ケリついて、人生にも日々の生活にも少し余裕が生まれた。そんな時ライブハウスという楽しみを見つけてしまった。ちょうど一年前の今日、知人のライブを観に初めて入ったハコが衝撃的だった。それまで何度かライブハウスへ行った事はあったけど、その日観たライブは今まで観たものとは全然違うものだった。今まで観たライブを行儀の良いライブ(悪い意味ではなく)とするなら、その日観たライブは紛れもなく行儀の悪いライブだった。爆音の鳴るステージの上で演者さんが楽しそうに酒飲んだり煙草吸ったり…楽しい夜だったのを覚えている。それからはそのハコを中心に色んなライブハウスへ行くようになった。こういうキャパの広くないライブハウスの魅力は、ステージの音をゼロ距離で浴びれることライブ後に演者さんと直接挨拶できることだと思う。ステージ上ではあんなにカッコいいのに、ステージを降りて挨拶してみると皆さん本当に気さくでますます好きになった。バンドの皆さんと初めて挨拶した時のことは今でも鮮明に覚えてるくらい。推しバンドもいくつかできて毎月10本以上のライブに行くようになり、ピーク時は月15本・週に6本行ったりもした笑知人に誘われてハイスタツアーやカウントダウンジャパンに行けたのもいい思い出。また推しバンドに沖縄の子がいて、その事を知ってすごく親近感がわいて一気に仲良くなって飯行ったりしたのも嬉しかったな。ライブハウスという空間は本当に本当に楽しい場所だ、その楽しさは一度味わってみないとわからない、行けばわかると思う。赤いくらげクロメ鮭オーケストラas桂木ヤコブソンGhettoアスカトタケシでも今年の始めに仕事で嫌な事があって心を病んで、そんな状態でライブに行っても心から楽しめるはずもなく…それだけじゃなく人に不愉快な思いをさせてしまってもうライブハウスには行けないと勝手に決め込んでしまって。その後ライブハウスどころか外出もせずほとんど人にも会わないというのが2ヶ月続いて。でもそんな俺に心配の声をかけてくれるバンドマンの方もいて。その事は本当に本当に嬉しかったし、同時にこんなしょうもない俺なんかに声かけてくれて申し訳ないという気持ちもあって。そのおかげもあって徐々にライブにもまた行くようになって、あの空間を純粋に楽しめるようにもなってきた。もう以前ほどの頻度で行くことは無いかもしれないけど、こっちにいる間は行きたいライブはできる限り行きたいな。あと何ヵ月こっちにいられるだろう。