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長期投資のススメvol28 ヨーロッパでコロナ懸念再拡大
〜感染が増加に転じた欧州〜
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64116790S0A920C2MM8000/
ヨーロッパでは通常7月から夏休みシーズンに入り、9月頃まで長くとる国も多いですが、いわゆるこのバカンスシーズンにヨーロッパ全土で感染が拡大したようです。特に、若い世代は無自覚、無症状、かかっても大した症状がない人が多いようで、平気で密集しているようです。若者を中心に感染者が爆発しているとのことでした。高齢者はこの病気の危険性を認識していますから、無謀な行動は避けているようですが、これから家族を介して徐々に広がっていくことは必至で、やや遅れて死者数も増加するでしょう。
〜本当に懸念すべきことは?〜
ただし、この感染者数については様々な見方があります。直近では、検査体制、能力が数ヶ月前とは比べ物にならないくらい向上しており、検査する人数が増
えれば必然的に感染者数が増えるというのは、当然の話ではあります。街中での感染予防、ソーシャルディスタンスも以前よりは徹底されていることを鑑みれば、感染者数が急増しているからといってすぐにロックダウンということにはならないかもしれません。
それでも、お店の営業時間制限など様々な制約とともに生活をしていかなければならず、もはやコロナとの戦いは長期戦となりました。これからは一層のこと負け組、勝ち組がはっきりとしそうです。特に負け組にまだ入っていなかった企業でも、時間が経つにつれてじりじりと悪化していくことが懸念され、たとえロックダウンを回避しても今のままではもう成り立たないビジネスがたくさんあると思われます。企業倒産はこれから大きく増えてくるでしょう。
〜欧州の存在感低下〜
米国は経済指標も改善してきており、株価も好調ですから、明るい材料が多くあります。住宅販売が過去最高のペースで伸びており、コロナ社会に合わせて住むところを変える動きが消費行動を活発化させています。
一方で、欧州はやや元気がありません。景況感指数は盛り上がりに欠け、少しずつ落ちてきています。イギリスがユーロを離脱する交渉を進めていますが、ヨーロッパの存在感(欧州の景気がグローバルに影響を与えているという感覚)は、今の市場では感じにくいです。そして、欧州の存在感が低下しているということは、あまり欧州のニュースでは市場が動揺しなくなるということなので、「欧州でコロナ懸念が高まること」がすぐに「グローバル市場の動揺」につながるかというとそうではないということだと思います。
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