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2020.10.12
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カテゴリ: 投資

長期投資のススメvol29 BlueSweep? 米大統領選と市場予測 

〜突如現れたBlueSweepシナリオ〜 

「BlueSweep」という言葉をお聞きになったでしょうか?米国の大統領選挙は2大政党である共和党と民主党がそれぞれ候補者を立てて争いますが、それぞれ政党の色があり、共和党は「赤」、民主党は「青」がイメージとして定められています。BlueSweepとはつまり、民主党が圧勝するシナリオであり、大統領はバイデン、議会は上院、下院とも民主党が占める結果を表しています。 

今回の大統領選はバイデン優位で進んできましたが、トランプも根強い支持勢力抱え最後の最後まで分からないとされてきました。また、議会選挙については、上院と下院で多数派が分かれるいわゆる「ねじれ議会」が続くと予想され、政策実行の停滞から十分な景気対策が出来ないリスクが懸念されていました。 

ここにきて急激に民主党の圧勝が予想され始めてきたのは、トランプのコロナ感染がきっかけと言われています。 

〜流れを変えたトランプのコロナ感染〜 

トランプがコロナに感染したことで実際に支持者がどの程度の離れていったかはわかりませんが、市場は明らかに流れが変わりBlueSweepシナリオを織り込んでいることがはっきり見えてきました。 

バイデン政策の目玉は富裕層に対する増税でしたから、これが実現すると景気に悪影響と見られていました。トランプ政権はどちらかというと金持ち優遇策でしたので、お金のある人はお金をどんどん増やしていける環境にあったということです。税金を引き上げることはこうしたお金の流れを反転させるもので、株価下落の懸念がありました。実際にトランプに不利なニュースが流れると株式市場は嫌気し下落することが多くありました。 

しかし、今回のBlueSweepシナリオで株式市場は上昇の反応を見せました。なぜかというと、上院と下院を民主党が多数を占めることで政策が通りやすくなったと考えられたためです。そして、コロナ救済策として2兆ドル(約211兆円)を超える財政出動を提案しており、これはトランプの倍の規模になります。巨額の財政刺激策が割と早く実行されるとなると、景気回復には大きくプラスになるということで、市場は急に好感し始めました。 

〜大統領選まではBlueSweepの流れ〜 

トランプは窮地に立たされています。このままだと負けてしまう可能性が高いでしょう。しかし、ここで終わらないのがトランプだと思っています。本当に大統領を続けたいと思っているのであれば、国民に訴えかけるようなインパクトの強い「最後の博打」に出るでしょう。それが何になるかはわかりませんが、おそらくそのニュースが下旬にかけて出てくることが予想されます。 

市場が混乱すればそこは長期投資家にとってはチャンスになります。 

一方、このまま何もニュースが出ないとすれば株式市場は高値を更新する展開が年末まで続く可能性が高いです。新しい大統領が決定し、政策がはっきり見えてきたところでもう一度投資シナリオを作り直そうと考えています。 

何れにしても大統領選から目が離せません。






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最終更新日  2020.10.12 15:08:52 コメントを書く


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