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2005年11月15日
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カテゴリ: 日本文化

 七五三の起源はもともとは、村落という社会のなかの一員として認められる年齢に達したことを祝う儀式でした。昔の村落で生まれた子はすぐには村の一員としては認めらず、人名帳や氏子に登録するのは3歳から7歳の間に行われ、やっと村の子ども組の一員となることができたのです。
その後世の中が武家社会になってくると3歳で「髪置き(かみおき)」、5歳で「袴着(はかまぎ)」、7歳で「帯解(おびとき)」というものが行われ始めました。
「髪置き」はそれまで剃っていた髪の毛を長く伸ばして唐子まげを結う男女の儀式、「袴着」は5歳になった子がはじめて袴を履く儀式で平安時代には女児も行っていました。「帯解」は女の子の祝い。帯の代わりの付け紐を取り、初めて帯を結ぶ儀式です。これらをひとまとめにした行事が七五三といわれています。なぜ7と5と3かといえば、昔から中国では奇数は陽数と言われ縁起のいい数字とされていることから選ばれたようです。本来は数え年、つまり生まれた年を1歳と数えるやり方で3歳、5歳、7歳なわけですが、最近は満年齢でお祝いしている人も多いようですね。なぜ今日が七五三を祝う日になったかというと、11月15日は二十八宿という月の動きによって吉凶を決める占星術の一種によると、鬼宿日という、鬼が自宅から外出しない日(最上の吉日)にあたり祝い事に最適と言われているためこの日に子供の成長を祝う日になったということです。
 七五三にはつき物の千歳飴は読んで字のごとく長寿を願う縁起もので、元々は江戸時代に浅草の飴売り七兵衛という人が「千年あめ」「長寿糖」と名づけて売り出したのが始まりだそうです。千歳飴はただ細長いだけの飴ではなく、内部に気泡を取り込むようにして作られており、口当たりを良くする工夫がされています。最近では、後継者不足で昔ながらの千歳飴がなくなってしまうと危惧されているようです。そういえば、富士屋のミルキーで代用してしまっていることも最近は多いような…。少子化の時代ですから、子供のお祝いは手抜きなしで行って、さらに後の世にも繋げていって欲しい物ですね。





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最終更新日  2005年11月15日 19時40分53秒
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