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(早く迎えに来てネ)



(引越しの荷造り作業中の風たん)相変わらず、高い所・狭い所が大好き♪

Q.私は誰でしょう A.ふて腐れた猿もどき (アホりんちゃん)「早う連れてけ~」
久々のブログである。
遅れに遅れていた工事も、いくつかのトラブルを乗り越えながら何とか完成をみた。家の建替えを考え出した昨年の秋から、ちょうど足掛け1年である。
長かったー。いろいろあったしなぁ...。
工事に入ってから、特に棟上げした後は早かったけど、それまでの過程を振り返ってみると
「住宅ローン借りれるのかなぁ」から始まって、暗中模索、紆余曲折があり、一時は「無理して建替えなくても」と中止寸前までに。
時間と予算に余裕があれば別だが、同じ状況でもう一度やれと言われたら...正直キツイ。
それはさておき、とにもかくにも何とか完成である。(この「何とか」という含んだ言い方には、ちょっと意味がある。おいおいお判りいただけるとして)
前回更新のブログは、何とまだ内装仕上げの段階であったが、
あれから、外壁塗装を終えクロスも完了し、あとは設備機器の取付けという段階にて、
洗面化粧台が指定の場所にキチッと収まらないことが判明し、
何とッ、窓枠をズラすやり直し工事が発生。
「窓枠をズラす」ったって、もう外壁貼られ塗装まで終わった段階で...今さらそれはないでしょう。
素人からすれば、「絶対、無理!」としか思えない。
監督さんには「窓枠に洗面化粧台、少しぐらいなら被ってもいいですから」と、
窓位置はそのままで、洗面化粧台を手前に浮かすやり方で誤魔化す(?)ことを
承諾していたのだが、工務店の社長さんが知るに及び、
「施主さんがいいと言っても、そんな恥ずかしいこと出来るかッ!」と
けっきょく、外壁はがし、断熱材はずし、窓枠ズラし、また外壁塗装までやり直すことに。
その工程、何と2日間。それも手直し始めたのが、完成見学会の2日前。
失敗すれば、見学会はいったい...。
が、結果は心配していた外壁塗装の色ムラもなく、ほとんど完璧に復旧された。
建築屋としての社長さんの心意気を感じた。
見学会も無事終え、引渡し、引越しと何とか漕ぎ着け、現在に至る。
ダンボールも積みあがったままの、まだまだ片付かない状態ではあるが、
ようやく明るい光と無垢の木の香りに満ち溢れる家を手にした幸せを、
しみじみ噛み締めている今日この頃である。
とにかく家に居ることが、楽しくて仕方ない。
できるなら、一歩も出歩かず(もちろん会社にも)、
一日中ず~っと家の中に居たいくらいである。
何をするというわけではないが、一日中いろいろな窓から差し込んでくる
陽射しや雲の移ろいを眺めているだけで、癒されてくる。
この家になって、光にも表情があるということを知った。
自然や季節の移り変わりを、家の中に居ながらにして、目で見、肌で感じることが出来る。
以前の暗くて狭い古家なら、けっして味わうことの出来なかった感覚である。
さて、そろそろ猫たちを迎える準備に取りかかろうか。
実は、少しばかりの荷物と猫たちを、まだ仮住まいのマンションに残した状態である。
新居はロフトを含め、いたるところ剥き出しの筋交いや梁、柱が林立している構造である。
猫にしたら「さぁ、今日はどこでガリガリしよっかなぁ♪」といった、爪とぎ天国である。
猫たちを迎える前に、無駄とは知りつつも、ところどころダンボールや荒縄、コルク材などを使って
養生し、多少は爪とぎ対策を講じるつもりである。
いや、所詮は無駄な作業に終わるのは、目に見えているのだが(涙)...。
この長閑で平和な日々も、猫たちが来るまでのほんのつかの間のことかも知れない。
きっとあの子たちがやって来たら、
「あーッ!そこで爪とぎは勘弁してぇええ!!」とか、
「こんなところで、何でオシッコしちゃったのぉおお!?」って叫んでる自分の姿が想像できるから。


(左)ロフトの2本の柱-太さといい位置といい申し分ない爪とぎ (右)梁の上にも渡っていける

(完成見学会の立て札)
ピンクの外壁と、手直し工事でズレた窓
天から猫が降る家 2006.11.04
外壁のパワーボードと猫用階段、進行中 2006.08.09
壁にキャットドアが付いた 2006.08.06