2006.10.25
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今日、約1年半ぶりにヤツのピアノを聴いた。



ヤツは、学年1位の頭脳の持ち主。
塾が一緒でヤツは一番上のクラス。
スポーツは、まあ出来る方。
水泳が得意だけど、所属している部活のソフトテニスは全くダメ。
理科が好き。
将来は、科学や天文、機械など理系の道を志望している。
音楽はあまり好きではないけどとてもセンスがある。

顔は、別に普通。
あえて言えば、笑うときに目が細くなりある少数の女子の間ではミカヅキモなどと呼ばれる。
性格は、最悪。
人の嫌味をうまく活用する。
最近は、問題児とよく絡んでいる。



そんなヤツでも、好きなところが1つある。

それは、ヤツが弾くピアノ。
ヤツのピアノのレベルは上級者などのレベルではない。
うますぎる。
ヤマハのピアノ演奏グレードかなにかうければ結構なところまでいけるような気がする。
ヤツは、小学校のころに小学校のジュニアオーケストラ部に所属しチェロを弾いていた。

小6のときにも、演奏会のときにソロで弾いていた。
歌も男子のわりには上手かった。
あのときのヤツがすごく眩しかった。

でも。
中学に入ってヤツはかわった。

私としては、結構なショックだった。
ただ平然と歌うヤツを見て悲しくなった。
彼は、こういったらしい。
「ピアノには厭きた。」
私は彼にピアノを弾いて欲しかった。
彼のピアノの音が好きだった。
もう1度弾いて欲しいと思っていた。
彼のピアノの音が聞きたいと。


そして。
今日。
ヤツが再び、ピアニストとして舞台に立った。
ヤツのピアノの音はあの頃と全く変わっていなかった。
嬉しかった。
曲のレベルとしては、彼には似合わず低い曲だったけどヤツのピアノの音が聞けて感動した。
やっぱ、ヤツはピアノを弾いたほうがいい。
確かに、ヤツは歌が上手い。
しかし歌い手にはもったいない。
やっぱり、ヤツは弾き手じゃなきゃ。
「厭きた。」なんていわないでよ。
本当に、私ショック受けるから。
もっと弾いてよ。


あんた、ピアノ弾いてるときだけはめっちゃかっこいいんだからさ。

自信持ちなさいよ。

私、まだアンタのピアノで歌ったことって1,2回しかないんだ。
アンタのピアノで私、歌いたい。
来年一緒のクラスになれるかな?
ラストチャンス。
私は信じてる。
私は、アンタのピアノで歌いたい。
胸張って堂々と歌いたい。
いや。
歌ってやる。


でもね。
これははっきりいっておくわ。


嫌いだけど、好き。
好きだけど、嫌い。

















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Last updated  2006.10.25 21:06:17コメント(0) | コメントを書く


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