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スウェーデンという国は、世界に誇る商品があまたあります。古くはノーベルの発明したダイヤモンド日本と最後までパテントを争ったマッチスェーデンのマッチと日本のマッチの違いをご存じですか?(スウェーデン製は花火のように強烈な力強い炎が上がります。日本のものはボワーーーっとしたやわらかい炎です。なぜかというとスウェーデンでは屋外の強い風でも点火できるからだという説もあります。)家電メーカーのエレクトロラックス 洗濯機と掃除機が有名携帯のエーリックソン 携帯電話、北欧ではノキアよりも評価が高かったVOLVO SAAB は航空機メーカーとしても有名牛乳紙箱の テトラパックICEHOTEL これは昨年まで僕も大株主?!でした。などなど 枚挙にいとまがありません。Hastens は 一応世界一のベッドと言われています。 名前の由来は Hast つまり馬です。ベッドのトップ マットレスに 馬の毛が使われていて 弾力性と通気性が売り物です。また、ベッド本体のマットレスは頭、背中 足の部分にそれぞれかかる負荷に応じた硬さに調整されています。ダブルベッドを二人で使う場合二つの好みの強度に調節したベッドを並べて一枚のトップマットレスで覆ってあります。人間、人生3分の1は寝ています。ということで、一念発起してHastens購入を決めました。日本では代理店がないのでまずはコペンハーゲンに出かけ、ショールームで商品を吟味しました。このショールームでの最高級品は邦貨換算でなんと!500万円でした。これには手が出ませんが、せっかくHastensと決めたのだからと、下から2番目に決定。お値段は軽自動車の新車の半額位です。我が家には車もありませんので、それに人生の3分の1を過ごす場所ですので高いと言えば高いですが安いと言えば安い。トップマットレスには約半分の中級の馬の毛とコットンが入っています。(最高級品は100%上級の馬の毛)大きさも自由に選べます。我々はコペンハーゲンのどでかいショールームでHastensの山の中で品選びをしましたので、感覚が麻痺していたこともあり、最終的に210X210cmのものに決めました。注文は一旦帰国して、スウェーデンにいる僕の会社に以前勤めていた方に連絡、彼女はスウェーデン語にも堪能です。Hastens本社に連絡し貰い、この210x210の制作にかかってもらいました。これが3月中旬の話。支払いはかつてフィンランドでホテルを共同経営していたフィンランド人の友人に頼んで、僕の現地でのお小遣い貯金をはたいてもらいました。消費税25%を差し引いて船賃を足すとほぼ現地での価格になります。日本での輸入消費税と通関代金が併せておよそ4万円です。さて、これがあす午後に拙宅に届きます。ところが通関業者からの連絡によると、荷物はマンション玄関で引き渡しとなっていることから、ここから我々の住む4階までは自分たちで運ぶ必要があります。しかも梱包箱類も自分で処理しなけらばならないのですから大変です。ベッドはキングサイズ以上の大きさがありますが、寝室のほとんどをこのベッドが占めてしまいます。こに大きさのシーツ自体がなかなか見つからずこれも大変でした。幸い、布団カバーだけはこのベッドのサイズに合わせてフィンランドの友人が送ってくれました。明日、寝てみた寝心地は機会があれば報告します。
2010年07月02日
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