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カテゴリ： 最近のニュース
とこで、時津風親方が解雇された後の時津風部屋や「時津風」名跡はどうなるのか注目されています。
１ 部屋付きの枝川親方（元幕内蒼樹山）が時津風を襲名し、時津風部屋として存続する。
２ 時津風の名跡は協会預かりとし、所属する親方衆や現役力士らは一門内の他の部屋に転属する。
結論は５日の理事会で決定されるようです。
そもそも、時津風部屋は不滅の６９連勝を達成した横綱双葉山が現役中に「双葉山相撲道場」として開いたのがその前身。その後、横綱双葉山は現役引退に際し年寄時津風を襲名し「時津風部屋」と改名。一代で１横綱３大関を育てた。
双葉山の死後、弟子の立田川親方（元横綱鏡里）が時津風を襲名するが、後継者に同じく弟子の錦島親方（元大関豊山）を指名していたとの遺言の存在が明らかになり、鏡里は立田川親方に戻り「立田川部屋」を創設し独立。豊山が時津風を襲名。当然、鏡里と豊山はケンカ別れ。
豊山の時津風親方は理事長に就任するなど活躍し、０２年に定年退職。
後継者に指名された弟子の錦島親方（元小結双津竜）が時津風を襲名し現在に至る。なお、双津竜が後継者に指名された際、荒汐親方（元小結大豊）は独立し荒汐部屋を創設。
後継者に指名された「勝ち組」と指名されなかった「負け組」の差は大きい。
部屋の建物、所属する力士などに相応の「相続金」を支払うとはいえ、部屋の後援者もそっくりそのまま相続するのだから。一方、後継者争いに敗れ、独立した親方は力士を集め、後援者を探し、部屋を建築しなければならない。
そんなこともあって、名門「時津風部屋」の行方が注目されています。
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