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午後から年休をとり、前任校の「卒業生を祝う会」に出席してきました。6年生保護者有志が卒業生とその保護者、教職員を招いて行う会です。私は卒業生が1年生の時に担任していた縁で案内をいただいたのでした。
やや遅れて会場に到着すると、懐かしい顔、顔、顔。
案内された円卓には卒業生が4人、隣の席の制服君に聞きました「お前誰よ?」「おお、○○か!」「で、あいつは誰よ」と。
いやあ、わからんもんです。
顔も名前もすぐに思い出せる子。
顔は思い出しても名前が出てこない子。
顔も名前もわからない子。
なんせ、5年前子どもらが1年生の時の記憶から止まっていて、突然制服姿ですから。
覚えていないのは影が薄かったのではなく、面影が残っていないほど成長した子です。
もちろん、当時のまんま大きくなった子も少なくありませんが。
名乗ってもらえるとすぐに思い出せるのですが、女の子より男の子の方が当時の面影がない子が多いのも驚きでした。
30分ほどきょろきょろしていると、目が慣れてくるのか1年生のころの姿とだぶって見えてくるようになりました。
保護者は口々に「 先生
どうしたの? やせたねえ
! 病気?
」と。そりゃそうです、あの頃と比べると約15キロ減ですから。
女の子なんかは 「先生あのころ彼女いたの?えっ!もう結婚してたの!ふーん。先生あのころいくつだったの?えっ!今37歳!ってことはあのころ32歳だったの?やだあ!まあ、いいや。そんなことより写メ撮ろうよ、写メ!」
と。何が「やだあ!」なのやらわかりませんが…。
概して言えば、1年生のころ おとなしかった子
は6年生になってもやっぱりおとなしいし、1年生のころ 賢かった子
は6年生になってもやっぱり賢いし、1年生のころ おしゃべり
だった子は6年生になってもやっぱりおしゃべりだし、1年生のころ 人見知り
だった子は6年生になってもやっぱり人見知りだし…。
小さいころからの性格ってそう簡単には変わらないんだなあ。
そんなこんなで、とても懐かしくいい気分ですごした昨日の午後でした。
やっぱりこういうのって 教師冥利に尽きるなあ
。