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こちらの石櫃というか、石棺のような物を御存じでしょうか?
まるで中からツタンカーメン並みのミイラでも出て来そうですが、
蓋をずらすと・・・、

本当に中が空洞なのです! それも、人が彫ったのではなく自然の力で(@_@)
これは「香合石」という、褐鉄鉱に泥土が詰まって出来た物です。(逆説もあるようですが)
三重県熊野市紀和町にて、御自分で掘り出された方に譲って頂きました。
「香合」とは、香をいれる蓋付きの小さな容器。茶道具の一種であり、また仏具の一種です。
漢方の世界では、中の粘土を“不老不死の薬”として処方していたそうですが、
残念ながら、こちらの中の粘土は洗い流されてしまいました(笑)
珍しい石らしく、静岡県の「 奇石博物館 」にも「 香合石 」が収められています。
益富壽之助先生の著作「 石 昭和雲根志 」にも記載されており、
古くは江戸時代、 木内石亭 の「雲根誌」には“兎余粮”“大一兎余粮”の記載があり、
香合石はそれらと基本的に同じ物のようです。
「生物化石説」もあったり、調べれば調べる程のめり込んでしまう面白さ☆
「生物化石説」を唱えてらっしゃる方は、京都府京丹後市(亡父の故郷)の方なので、
今度、親戚の所へ行った折りに、お話なんぞ聞かせてもらえたらなぁ~なんて図々しい(^^;
でも、これだから石好きは止められません♪