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カテゴリ: 仕事

産経ニュース.jpg
産経ニュース


3日前(翌朝 誤字修正)「書きたいけど、書けていないこと」の中で触れた
ヨーロッパ経済の低迷が当社にもたらす当社への影響なんですが、
より色濃く出ているのが 中国の工場のようです。


記事の中では、

(1)欧米景気低迷による輸出減少
(2)人民元高に伴う競争力低下

(4)銀行の融資抑制による資金不足

をあげていますが、

最大の要因は (1)欧米景気低迷による輸出減少  ですね。

今日は祭日で いつもより時間があるので



これ(欧米景気低迷)は顕著に表れます。
先月 訪問したタイの日系企業でも 9月以降の注文が止っているとのこと。
現在は夏頃に入った注文をこなしているような状態で、
年末から2012年にかけての生産見通しが立たないそうです。

というのも、顧客とする日系家電メーカーの市場が欧米、
とりわけ ヨーロッパが中心であるためで、
ギリシャのデフォルト危機、イタリア国債の格下げ などは、



> 世界は隣にあります。

と書いたのは まさしくそのことで、
当社のように 昼間は道ゆく人も少ないような
のほほんとした上町台地にある ちっぽけな企業にも
数ヶ月遅れでヨーロッパ経済の影響は確実に表れます。


1997年7月
ヘッジファンドによるタイバーツの売り浴びせ(空売り)から端を発した
韓国経済の破綻(デフォルト寸前)。
IMFの管理下で立て直しを図ったのですが、

その年、日本の韓国向け輸出商社は バタバタと倒産していきました。
ほんとうに バタバタなんです。どこがの残ってるの??
といった状態でしたね。

双栄通商(株) (負債213億円)までが倒産したときには、
当社もヤバいと感じたのですが、
実際 あの月には、帝国や東京商工などの企業調査会社から
何度も調査依頼がありましたからね。
それでも経費削減やら何やら(何やらって、なに?)で
しぶとく生き残っています。

当期の赤字は 3,000万円強。
期首には 1,000万円の黒字を見込んでいたので、
見通しから言えば、実質 4,000万円の利益減少なわけです。

当時の内部留保が 7,000万円ほどでしたので、
先代が 30年かけて蓄積した「貯金」の半分程が数ヶ月で飛んだ計算になります。
そりゃ ビビリますよ。

更に言えば、翌年も 2,000万円の赤字なので、
留保金は 底を付き始め、運転資金を気にする状態にまで落ち込みます。

当時9店ほど有った店舗の運営には 毎月現金仕入れが伴います。
既にオープン寸前だった新店舗の保証金 1,500万円は
国金と地方の信用金庫からの借り入れで賄いました。
メインバンクは 住友と三菱なのですが、
提出書類の準備が細かく面倒なので避けたのです。

この返済に5年を要したのですが、
稼いでも稼いでも 借入金と利息の返済に追われ 本当に疲れました。
貸していただいただけでも有り難い話ですけどね。


その後ですが、3期連続の赤字は出せないので、
ありとあらゆる方法で 更なる経費の削減を行った記憶があります。
店舗も不採算の古い店を3店ほど閉めたでしょうか。
本社社員の定年による自然減に助けられた面も有りますが、
その後、男性の新入社員の採用は一切行っていません。


さて、話は IMFの管理下にあった韓国に戻りますが、

その後、韓国は その時の屈辱をバネに蘇ります。
当時も月に一度は訪韓していたのですが、それはそれは 凄まじかったですね。
国民全員が同じ方向を向いて節約に必死なんです。
町中に「IMF」の文字が溢れていて、IMF喫茶 なんてのもありましたね。

韓国教科書を見たことは無いですが、
日本の韓国統治に並んで、IMFの管理下に置かれていた屈辱も
きっと記載されているんでしょう。

なので、今の 45~65歳くらいの人には
新たな韓国人のDNAとして組み込まれたかもしれません。

現在 世界で活躍する 25~65歳の韓国人は
その経験を知っているか、その後の世代となるのでしょうが、
日本では「団塊ジュニア」にあたりますね。

僕は日本がだめになった理由の最たる理由がここにあると考えているのですが、

「屈辱をバネにして蘇った」韓国人か、
「団塊の世代の まだそのジュニア」である日本人か、の違いですから

実に、雲泥の差でしょう。

もちろん マスコミで取りざたされているように
韓国に於ける格差の拡大や自殺者の増加等の弊害はあります。
でも、これは「鎖国」でもしない限り(しても更に悪くなるので)
是正されることはない でしょう。

国民性が違うので、あそこまで極端ではないでしょうが、
日本も あと数年で韓国に近い状態になるはずです。断言しておきます。
ただし、日本が蘇ればの話ですが・・・


さて、再度 話は 当社に戻りますが、

僕の場合、蘇ってはいませんが、
韓国人と手をつなぎながら不遇の3年を過ごした訳です。

倉庫の前に建ち、巨大な在庫の山を見たときには
「気絶」ってこんな時に起こすんだと思いましたね。
一体何をやってるんだ、オレは?! 調子に乗って・・・

それからは必死です。
どう必死かって言うと、長いから本日ここまで。

何だか今日まで いい加減に生きて来たと思ってたんだけど、
そこそこ苦労もしてるんだ。ちょっと笑ってしまいました。


という訳で、無理やり本日の結論ですが、

だから、「 世界は隣にある。」ということです。

今は 半年かけて在庫を半分以下まで圧縮し、
究極の 最少手持ち在庫まで、あと数ヶ月。年内には完了の予定です。

起きる、起きないの可能性は 五分五分だとしても、
過去に アジア通貨危機、リーマンと、2度ショックを経験すると
過去に学ばざるを得ません。

いつ来るかわからない EU の崩壊と、
(日本時間:今朝の2時時点でギリシャのデフォルトをひとまず回避)
いつ来ても不思議ではない 日本国債の暴落。

これに備える時間はあまりないと考えた方がいい。









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最終更新日  October 12, 2011 09:01:35 AM


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