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October 25, 2012
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カテゴリ: 政治・経済

とにかく、橋下大阪市長が嫌いで、憎い。
というスタンスで物事を考えると、弁護士資格を持っていても
これほどまでに矛盾した文章を書いてしまうものなんだ。

僕も恐らく、ずいぶんとデタラメことを書いてるんだろうなあ・・・、きっと。


さて、以下は 宮武嶺 という人のブログ からの引用です。
呆れてものも言えない・・・、その一歩手前です。


橋下氏自身、



「それが権力チェックだ。どのように育てられ、育ちどのような人格形成になったのか、分析・評論されても当然だろう。友人関係などへの取材で全て明らかにされても仕方がない。まあ真面目にやってきたわけではないから、それも含めて有権者に判断してもらわなければならない。」

とツイートしているのですが、ある人物の評伝を書くのに、その人が生まれた後だけではなく、何世代か前から説き起こすのは、ノンフィクションでは当たり前の手法です。たとえば、 安倍晋三という人について書くのに、祖父の岸信介氏のことを書いたら血脈重視でけしからん、ということにはなりません。


当たり前じゃないか。なるわけないだろうが!

宮武氏は、被差別部落に対する世間の認識と
岸信介に対する世間の認識とは同じである。という意見なのだろう。
何とも能天気というか、随分と強引だなあ。



「生まれてから今に至るまで」を書くとは、どんな家庭に育ったのかを書くことであり、どんな家庭かとは、どんなルーツを持つ親がどんな地域で育てたかということなのです。
彼の親の前科のことだとか、被差別部落出身であることを書いても、それ自体は差別にはならないのです。

また、佐野眞一氏はソフトバンクの孫正義会長のことを「あんぽん」という作品で描くときに、当然、孫会長が 在日出身で在日の方々の家で育ったことを書いたそうですが、だからといって、それが孫氏の人権侵害や在日差別になりますか?


当たり前じゃないか。なるわけないだろうが!

本人も もちろん「ならないでしょ」と言ってる訳ですが、
「在日であることを明かすることが人権侵害になるかどうか」なんて
その「設問自体」がおかしい。

在日であるということは「書かれる(暴かれる)」類いの話ではないし、
孫さんが憤る内容では全くない。
僕の在日の友人の誰に聞いても そんな感覚はない。民族としての誇りですよ。
何を言ってるんだろうか、この人??

父親が暴力団員で、しかも前科者であるということを「血脈」という文脈の中で書かれ、
それに怒りも感じず、誇りと思える人間がどこにいる?

「橋下市長の親は前科者である」ということと
「在日であること」を同列で話すという発想自体、
既に差別意識が潜んでいるように感じます。

この人、大学の客員教授だそうですよ・・・



アフリカ系アメリカ人は確かに未だにアメリカで強烈な差別を受けていると思いますが、じゃあ、ハワイ生まれのオバマ大統領のルーツがケニアにもあることからオバマ氏の評伝が説き起こされたからと言って、誰もそれを差別だとは言わないわけです。 


当たり前じゃないか。

事実であればどういう書き方をしても 法的には問題ないのでいいんだ。
という考えなのでしょう。さすが弁護士だ。

でも「父親が暴力団員でその血が橋本市長の性格を形成した」
と、読者に思わせるような「見出し」に問題はないのだろうか?

この点については、宮武氏のブログの中(コメント)で、多くの方が反論されています。
宮武氏自身、一般市民の感覚とは少しずれているように感じます。



可哀想なのは巻き込まれる橋下氏の お子さんたち で、


あれ? 急に良い人になりだしましたよ。
「子どもの未来を考える大人と子どものための法律事務所」なのだそうです。
なので、子供が出てくると 急に気を使うようです。



橋下氏もかなり気にしておられるのですが、プライバシーや名誉の問題が改めて問題になるわけではありませんし、公人の家族が公人自身についての報道で影響を受けるのは本人たちも想定済みのことです。


と言い(書き)ながら、


現に、2010年7月の大阪府知事時代に、ガンバ大阪の遠藤選手を知事室に招き入れ、ご自身のお子さん3人にだけ会わせ、遠藤選手と一緒に記念写真に収まったり、サインをもらったりしたことを「サインがほしいほかの子供と比べて不公平では?」と批判されると「知事になると、子供を自由­に連れていけない。これぐらいは府民に理解してもらえる」「その子供のお父さんに知事になってもらい、(制限を受ける)苦しい親子関係に耐えてもらうしかない」などとおっしゃっているのですから、親子ともどもの制限は覚悟の上のはずで、良いとこどりはズルいでしょう。


こんなこと、どうでもいいじゃないですか。
あれだけ忙しい人なんだから。子供と遊ぶ時間もないはず。
執務室で不適切な関係を持ったクリントン元大統領の比でもない。

知事時代には(現在もですが)、
これまで誰もできなかったことを橋下さんはどれだけやってのけたか。
そういうところを どうして理解しようとしないのか。
とにかく、醜い態度ですね。嫉妬かな?



むしろ、橋下市長には、 おじいちゃんだの、その祖先だのが被差別部落出身でも、お子さんたちは胸を張って生きて いける当たり前の世の中を作るように努力すると、政治家として宣言してほしいものです。


絶句。

「昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか」

というニーチェの言葉を思い出した。宮武という人は、昼間にしか行動しないのかな?

さらに、





と書いていますが、今回の記事に、彼の親や祖父が部落出身だから、橋下氏の人格が悪いとか、能力がないとか、「悪い血脈」 風なことを書いている部分は全くありません。 橋下氏一流の誇張と言うか、はっきり言ってデマです。 橋下氏を含めて、週刊朝日を批判している人も、記事の文章のどの部分が具体的に差別だ、人権侵害だなどと指摘することはできないでいます。


と、まで書いている。



ところが、橘玲氏(後出) によれば、


父親が被差別部落出身者で、その「血」を引き継いでいるから「非寛容な人格」になった、などという主張が許されるはずはない。
橋下氏が批判するように、連載第1回を読むかぎりでは、そのように取られかねない記述が随所にあることも事実だ。


と指摘する。

僕は 記事の全文を読んでいないので、何とも言えませんが、
意見は分かれているということでしょう。

さらに、次の一部を読むと 宮武嶺という人物の本心が読み取れます。



橋下氏はお父さんのことは記憶にもないそうですが、だからといって人格形成上の影響を受けていないかどうかはまさにご本人にもわからないところ で、これからの連載で明らかになったかもしれないのです。


実に乱暴な考えだ。

橋下さんは「人格形成上の影響を(父親から)受けているかどうかわからない。」
だから「連載を続けろ」という論旨であって、ということは、
逆説的に言えば「受けている可能性があるかもしれない。」ということ。

既になくなっている実父の「人格形成上の影響」?
それを他人が公の場で判断しようと言うのか。 

犯罪者の子供は「人格形成上の影響」を受けている可能性があるかどうか
明らかにしよう。なんて、耳を疑いたくなる。


この宮武嶺に代表されるような意見が、概ね 反橋下派の考えのようです。


最後に 橘玲氏ですが、

いいことを言ってくれている箇所も多いのに、



私たちはごくふつうに、初対面のひとに向かって、「ご出身はどちらですか?」とか、「お父さんはなにをされていたんですか?」と聞く。


え〜? 初対面のひとに向かって 出身地と親の職業なんて
ごくふつうに聞くかあ〜? 聞くわけないだろうが。

膝を叩いて、マジで 笑ってしまった。

この一言で この日のブログは炎上してしまい、僕が見た直後、このブログは、


橘玲 公式サイト

申し訳ありません。現在、橘玲公式サイトはアクセスが集中して、接続しにくくなっています。しばらく時間をおいてから、またアクセスし直してください。ご迷惑をおかけします。(橘玲公式サイト管理者)

となっていました。今なら開きます。お暇ならば、 こちら です。





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最終更新日  October 30, 2012 07:57:50 PM


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