今日は午前中は職場のスポーツ大会だったので、朝の8時半に家を出て宇治市へ。でも大阪ミナミの松竹座へ午後4時までに着物で行かねばならないので途中で抜けさせてもらい、午後2時過ぎに帰宅して、それから20分で着替えて髪の毛をアップにしてかばんも変えて、午後2時40分の阪急電車の特急に飛び乗り、なんとか開演15分前に到着できたのでした。
見にいったのは十月花形歌舞伎で、市川染五郎と片岡愛之助主演の「染模様恩愛御書(そめもようちゅうぎのごしゅいん)」という通し狂言。約70年ぶりくらいの上演なんですが、なんでこんなに長く途切れていたかというと、劇中に大火事の場面(かなり重要)があるのですが、劇場で火を使うことができないこと、そして何より、主人公2人が衆道というか男色というか、いまでいうところの「Boys Love」な関係だったからだそうです。なので、70年前に上演されたといっても、主人公のうちの1人を女性にしたり、火事の場面を湖にしたりともともとの設定をかなり変更して上演されていたようです。それが今のご時世になりまして、もともとの「男同士の愛」、そして「大火事」に設定を戻して上演されたのですが、設定は元通りかもしれませんが、演出はかなり今風でした。主人公2人が出会って恋に落ちる場面とか、思いを遂げる場面とか、もう突っ込みどころ満載で一緒に見にいった友達一同で笑いをかみ殺していました。なんか、いちいち「過剰」な演出だったかも。最後の大見せ場の火事の場面も、これでもかこれでもかとスモークが噴出し、飛び散る火の粉をあらわすのに細かく切られた赤い銀テープが、頭の上から雨あられと降り注いできたので、口が完全に閉まらないかばんの中や、着物を着ていた私たちの髪や襟の中や帯の間などに入り込まれてしまい、友人は背中の中まで入ってしまって「背中がちくちくする」と困ってました。見終わってから喫茶店で甘いものを食べて一息ついてから帰宅しましたが、家に帰って着物を脱いで見たら、劇場で全部落としてきたつもりの赤い銀テープの切れ端が、そこここから出てきました、しかも、肌襦袢の中に私も入り込まれていて、背中にくっついていたのでした。はがしてみたらその部分だけ背中が赤くなっていたのでびっくり。はがしたテープを見てみたら、どうもこのテープが色落ちして背中が赤くなったようなので、ティッシュで拭いたら取れました。さきほどメールチェックしたら、友人は肌襦袢に色が移っていたそうです。まあ、前から2列目のすごくいい席だったので火の粉もたくさん飛んできちゃったのですが、もうちょっと量を減らしたほうが、後の掃除も楽で、経費も節約できていいと思います。(終演後に掃除してテープを集めてまた使ってるってことはないと思うのですが・・・?)
ツーリスト 2011年03月21日
薔薇とサムライ 2010年04月29日
のだめカンタービレ最終楽章前編 2009年12月23日
コメント新着
カレンダー