死ぬまでうたたねブログ

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2013.08.04
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【送料無料】タモリ論 [ 樋口毅宏 ]

非常にキャッチー。タイトルが時期を抑えている。でもそれに尽きる本。

アマゾンレビューで「これは論じてない」と散々言われているけれど、本当にそうで、ただひたすら自分の知っているエピソードを並べているだけ。並べて感想を言って面白ければいいんだけれど、絶望的に面白く…ない…。

■「はじめに」の部分で
著者は「お涙頂戴」の創作物を「低俗」と言い捨てて、お笑いという人を笑わすことを目的とした職業へのリスペクトを熱く語る。言っていることはもっとも。確かに人を笑わせるのは難しい。お涙頂戴はくだらない。
でも、この著者の、この「はじめに」の書き方こそが、私には「お涙頂戴」的な安っぽいテキストに見えました。熱く自分の思うことを語れば、それで誰もが納得するわけじゃない。あなたのことを好きになるわけではない。

という話を友人にしたら、「お笑い芸人は自分よりすごい前提でこれから書き始めます(自分はお涙頂戴しかできないから)って言いたいんじゃないの」と言われたが、そうなのかもしれない。

■全体を通じて感じるのは
タモリ論なのにさんまやたけしのことばかり書いているとか、論じられていないっていうアマゾンレビューはまったくその通りなので繰り返さない。
私はどうにも、この著者の方は、「目上に媚びる」人なんじゃないかと思えて仕方ない。


上から目線っていう言葉があるが、全体を通して下から目線すぎるのが気になる。批評って対等の立場からするものなんじゃないだろうか。

あと、子どもの頃に見たテレビの記憶で書いている部分がいくつもあるが、小さい頃見たテレビの記憶を再度YouTubeで見ると全然違ったっていうことって結構ある。「CM明けのタモリは心なししょんぼりして見えたのを覚えています」みたいなのがたびたびあるけれど、それって本当の記憶か? 

■最後の方にあるインタビュー
いいとものディレクターへのインタビューがあるが、これが笑えるほど何も聞き出せていない。
ここでもまた、「僕はこんなエピソードを覚えています自慢」をして、相手が「よく覚えていますね」と笑ったとか、そんなことだけ。ディレクターは切れ者っぽくて、簡単には話を聞き出せなかったとか言っているが、これライターが同じ仕事したら完全に干されそうです。このディレクターの人に登場してもらった意味があるのか。

■著者の人は
ツイッターで批判に対して「あなたたちはあなたたちのタモリ論を論じればいい」と言っているけれど、そゆこと言ってんじゃない。私たちが私たちのタモリ論を論じる自由があるのと同じく、あなたのタモリ論がつまらん!!!と言う自由はある。結論として、頭が痛くなるほどつまらんかった。有吉佐和子のことを説明する下りで、「最近の人は有吉と言うと、毒舌の有吉の方を思い浮かべそうだから」と言っていたが、有吉佐和子知らない知的レベル、もしくは若い層には面白く受け止められるのかもしれない。





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Last updated  2013.08.07 02:27:53
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Comments

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杉浦たまか @ Re:同意!(10/21) のへぴょんさん ぬりかべが出たときは…
のへぴょん@ 同意! 確かに・・・季節のご挨拶に拘りつつ、 …

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