2006年9月議会一般質問

2006年9月議会一般質問映像あり

「諏訪地方を襲った豪雨災害の教訓を茅野市の防災施策にどのように生かすか」

 質問に先立って7月豪雨災害で被害に遭われた方々に心からのお見舞いを申し上げます。
 はじめに諏訪地方を襲った豪雨災害についてですが、これについては3人の方が質問していますが、再度確認しておきたいこともありますので重複することもありますがよろしくお願いします。
災害後の報道を見ますと、近年にない諏訪地方の災害を様々な角度から検証しています。 市においても災害対策本ぶを設置し対応に当たったわけですが、今回の災害から導き出される教訓今後の防災対策にどのように生かすかということで質問いたします。

 ◎、茅野市では自主防災組織や地域コミュニテイ組織も立ち上がって以前とは組織のあり方も大きく違ってきていることから防災計画や情報収集、情報伝達、そして関係者の情報の共有化についてのマニュアルやどのように動いたらよいかといったマニュアルの見直しが必要と思います。茅野市としての状況はどうだったか改善すべきことは何かお尋ねします。

◎次に危険地域の住民への徹底。傾斜地や危険地域への住宅建設への行政の対応についてはどのようになっているかお尋ねします。
◎三点目として被災者へ市独自の支援策についてもう一度答弁お願いします。
◎今回の災害で改めて森林や河川整備の重要性が認識できました。今後大事な公共事業として充実させていく必要があると思いますが考えをお聞きします

 次に障害者自立支援法の本格実施で不安にさらされている障害者の声にどのように応えていくか質問します。
 これは、12月、3月、6月議会で取り上げてまいりました。法案の内容は繰り返しになりますが、障害者のサービス利用に原則一割の負担が科せられるということであります。
6月議会の答弁でも障害を持った方がより困難な状況におかれているということは市長も認めていることであります。 
4月からの原則一割の負担に続いて10月からは障害認定区分認定、今議会に条例が出されております地域生活支援事業が始まります。
 障害者自立支援法は国が社会保障の予算を減らすことをもくろむ中でつくられたものであり心配したとおり障害者の自立を阻み、憲法25条に保障された生存権の侵害ともいうべき深刻な問題を引き起こしています。 

1、はじめにこのような深刻な問題に対してしかるべき法の見直しをするよ う国にはたらきかけていただくことをお願いしておきたいと思います。
2、そして、負担が増えて本当に困っている障害者や家族の声に一番身近な 市の行政が応えていって欲しいと6月議会でも要望しました。しかし、まだ 始まったばかりであるので様子を見たい、必要があれば独自の軽減策も考 えたいとのことでした。、4月から一割負担は始まっていますので市として もその実態は把握されていると思います。利用者への負担、運営が困難に なっている施設への独自の軽減策を講じる考えはないかお尋ねします。
3、次に今議会でも市町村が主体となって行う地域生活支援法の条例が出さ れていますが、ガイドヘルパーなどの移動支援、日常生活用具が障害者自 立支援法と同等の負担をするものとするとなっています。わたしは視覚障 害者がガイドヘルプのサービスを受け外出すること、ベッド、杖、今回新 たに日常生活用具地となったストマ等は自立して生きるために必要欠くべ からざるものであると思います。第5条に市長は必要と認めたとき減免がで きるとなっています。自立支援法のサービス利用料の減免と合わせて別に 定めて実施して欲しいと思いますが考えをお尋ねします。
4、また、今回の法案で就労ということが特に強調されております。企業の 雇用状況もよくないなか障害者補企業への雇用状況は芳しくありません。 企業への働きかけを強めること、また公共的な仕事の提供について検討す る考えはないかお尋ねします。


「学力テストについて」

 今年茅野市では県の小学校五年生と中学二年生全員を対象にした学力テストが行われました。2007年度から、文科省は公立学校の小学6年生と中学3年生全員を対象に「全国学力テスト」を実施する方針を固めています。前文部大臣は教育改革案「甦れ、日本」で、学力向上策と称し「競争意識の涵養と、全国学力テストの実施」をかかげ、「全国学力テストをして競い合う教育をしないといけない」「これまでの教育には、競い合う教育がかけている」などの発言を繰り返してきました。
 全国一斉学力テストは以前1956年から行われましたが教育にゆがみをもたらしたとして廃止されたもので今回の事態はまた同じ轍を踏むものとして心配しております。また、その結果の取り扱い如何では教育現場に大変な混乱をもたらすことは必至で大変心配しております。学力テストをどんな目的で行い、結果をどう活用しようとしているのかお尋ねします。


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