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2009.12.08
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カテゴリ: 株式投資
米国株:S&P500が下落、銀行株に売り-石油株も下げ(Update1)

12月7日(ブルームバーグ):
 米株式市場では、S&P500種株価指数が下落。一時は0.4%上げたものの、下げに転じた。銀行が商業用不動産関連の損失を回避できるほど、経済は速いペースで成長していないとの見方が広がった。

 S&P500種の金融株指数は1.6%下落。ウェルズ・ファーゴやJPモルガン・チェースが安い。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が7日、米経済が「恐ろしい向かい風」に直面していると指摘したことに反応した。石油大手のエクソンモービルは、原油相場の4営業日続落を嫌気し売られた。外国為替市場ではドルがユーロに対し一時、約1カ月ぶり高値に上昇。これを受け商品株が押し下げられた。

 S&P500種株価指数は前週末比0.3%安の1103.25。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の騰落比率は5対6。ナスダック総合指数は0.2%下げて2189.61。ダウ工業株30種平均は1.21ドル高の10390.11ドル。ボーイングやベライゾン・コミュニケーションズの上昇が寄与した。

 アクシオム・キャピタル・マネジメント(ニューヨーク)のリアム・ダルトン最高経営責任者(CEO)は「われわれは不安定な状況にある。非常に多くのセクターでかなりの力強さが見られているが、それが妥当な分野もあれば、わずかながら根拠のないセクターもあるためだ」と指摘。その上で、「市場の力学が上向きに強く働く段階は終わった」との見方を示した。

            S&P500種指数

 バーナンキ議長は7日、ワシントン・エコノミック・クラブで講演し、米経済が「恐ろしい向かい風」に直面していると指摘。脆弱(ぜいじゃく)な労働市場や厳しい信用状況の影響で、景気拡大のペースは「緩やか」なものになる可能性が高いとの認識を示した。

 ファースト・ソース・インベストメント・アドバイザーズで25億ドル相当の資産運用に携わるスコット・タプリー氏は、S&P500種について、11月25日に付けた終値ベースでの約1年ぶり高値である1110の水準に上げたところで上昇がストップしたと指摘。S&P500種は7日、一時1110.72まで値上がりした。



          金融株指数、エクソン

 S&P500種の金融株指数は1.6%安と、構成する全10業種中で最大の下げ。ウェルズ・ファーゴは2.2%安の26.36ドル。JPモルガンは1.2%下落の41.25ドル。バンク・オブ・アメリカ(BOA)は2.4%下げ、15.89ドルだった。

 米経済がリセッション(景気後退)から脱却し、大手行も収益性を回復しているものの、商業用不動産をめぐるデフォルト(債務不履行)増加で、地域金融機関は少なくとも2011年まで公的資金を返済できない可能性がある。

 不動産調査会社リアル・エステート・エコノメトリクスによれば、ショッピングモールやホテルなど商業用不動産ローンのデフォルト率は7-9月(第3四半期)に3.4%と、16年ぶり高水準にとどまった。さらに今後2年で5.3%に達する恐れもあるという。

 この日の株式市場では、原油相場の下落を受けて石油株も下落。エクソン・モービルは0.7%安の73.77ドルとなった。

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:ニューヨーク 森 茂生 Shigeki Mori smori1@bloomberg.net

Editor: Shigeru Chiba、Tsuneo Yamahiro記事に関する記者への問い合わせ先:Mary Childs in New York at mchilds4@bloomberg.net.

更新日時: 2009/12/08 07:39 JST
Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp





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最終更新日  2009.12.08 08:08:26


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