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2009.12.22
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カテゴリ: 株式投資


 ニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇し、対円で6週ぶり高値を付けた。米経済が回復の勢いを増しているとの見方から、米連邦準備制度理事会(FRB)が景気刺激策の巻き戻しに取り掛かるとの思惑が広がった。

 スイス・フランは対ユーロで3月以来の高値を付け、スイス中銀の防衛線とみられている1ユーロ=1.50フランの水準を抜けて上昇した。ドルはオーストラリア・ドルや南アフリカ・ランドなどの高利回り通貨に対して買われた。

 ウエストパック銀行の外為ストラテジスト、ローレン・ロスボロー氏(ロンドン在勤)は、「市場が各国経済をグローバルなマクロ経済を基準に判断するようになれば、ドルは上昇する」と予想。「現時点で推奨されている取引はドルを買って、特にユーロなどに売りを出すことだ」と述べた。

 ニューヨーク時間午後3時25分現在、ドルは円に対して0.8%上昇の1ドル=91円18銭。前営業日は同90円49銭だった。この日は11月4日以来の高値となる同91円23銭を付けた。年初来の値上がり率は0.6%。ドルは対ユーロでは0.4%上昇の1ユーロ=1.4276ドル(18日は同1.4338ドル)。円は対ユーロで0.3%下げて1ユーロ=130円17銭。18日は同129円75銭だった。

 主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は0.4%上昇し78.127。18日に付けた3カ月ぶりの高水準である78.141まで1%未満に接近した。

ドル指数

 ウエストパック銀のロスボロー氏は、「ドル指数が79.30の水準に上昇するのは確実だろう」と述べた。過去にこの水準に達したのは今年の8月だった。

 シカゴの先物取引からは、現行0-0.25%のフェデラル・ファンド(FF)金利誘導目標が6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合までに少なくとも0.25ポイント引き上げられる確率は45%とみられていることがうかがわれる。1カ月前、この確率は31%だった。



 三菱東京UFJ銀行の為替エコノミスト、リー・ハードマン氏(ロンドン在勤)は21日付のリポートで、「FRBの金融政策は来年の引き締めに向かっており、ドルは3月に付けた安値からの戻しが続くだろう」と述べた。

 ドルは世界の株式相場とともに上昇している。これはリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが昨年破たんする数カ月前から見られなかった現象。

同時進行で上昇

 ドル指数は今月に入り4%上昇。MSCI世界指数は0.7%上昇。ブルームバーグのデータによると、いずれもプラスとなったのは2008年5月以降で初めて。両指数の相関係数(22日間ベース)はマイナスの0.66と、11月23日のマイナス0.82から弱まった。相関係数のマイナス1は正反対の値動きを示す。

 12月4日発表の雇用統計で11月の失業率が予想外に低下するまでは、ドル指数は3月に付けた高値から17%下げていた。世界的な景気回復が加速するとの兆しで、ドルを調達通貨とした高利回り資産買いが進んだことがドル売りの背景だった。

 バンク・オブ・アメリカ(BOA)の先進10カ国通貨戦略責任者、スティーブン・ピアソン氏(ロンドン在勤)は、「ドルはようやく米経済のファンダメンタルズ改善の恩恵を受けられる」と指摘。「われわれのドル回復予想はリスク回避に基づいたものではない。この1カ月に市場で顕著になってきた相関係数の展開に基盤を置くものだ」と述べた。

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:ニューヨーク 西前 明子 Akiko Nishimae anishimae3@bloomberg.net Editor:Tsuneo Yamahiro記事に関する記者への問い合わせ先:Oliver Biggadike in New York at obiggadike@bloomberg.net;Ye Xie in New York at yxie6@bloomberg.net;

更新日時: 2009/12/22 06:11 JST
Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp





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最終更新日  2009.12.22 08:32:22


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