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2010.04.05
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カテゴリ: 株式投資



4月5日(ブルームバーグ):東京外国為替市場では円が対ドルで約7カ月半ぶりの安値圏で取引されている。米国の雇用改善を受け、米景気の回復期待が強まっていることが背景にあり、朝方には円売り・ドル買いが先行する場面が見られた。

 ドル・円相場は早朝に一時、1ドル=94円79銭を付け、昨年8月24日以来、約7カ月半ぶりの円安値を更新。その後は円売りも一服しているが、円の上値は重く、戻りは94円台半ばまでとなっている。

 みずほコーポレート銀行国際為替部の時田剛調査役は、世界景気の回復期待を背景に先週から商品市況高を中心にリスク選好的な動きが目立ち、円売りの流れが「フォロースルーとして続く可能性がある」と指摘。ただ、先週には円売り持ち高が急増しており、「一本調子の動きに対してどこかで調整の局面があってもおかしくない」とも述べている。

 円は対ユーロで早朝に一時、1ユーロ=127円92銭まで下落し、1月26日以来の安値を更新。オーストラリア・ドルに対しては2008年9月以来の円安値を付けている。

 一方、ユーロ・ドル相場は前週末の海外時間に1ユーロ=1.35ドル台後半から1.34ドル台後半へユーロが反落。週明けの取引では再び1.3500ドル前後でもみ合う展開となっている。

            米国の雇用改善

 米労働省が2日に発表した3月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比16万2000人増加した。2月は1万4000人減と速報値(3万6000人減)から修正された。家計調査に基づく3月の失業率は9.7%と、前月と変わらず。

 雇用の増加幅はブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値(18万4000人増)を下回ったが、市場では民間部門の雇用が増加したことなどが好感されており、前週末の取引では円売り・ドル買いが加速。グッドフライデー(聖金曜日)の祝日で短縮取引となった米国債市場では、10年債利回りが昨年6月以来の高水準に達している。



            円の売り越しが急増

 米商品先物取引委員会(CFTC)によると、シカゴマーカンタイル取引所(CME)の国際通貨市場(IMM)では、3月30日時点で円の売り越し幅が約2年半ぶりの高水準となった。

 ドル・円先物取引の非商業部門の円ポジションは、売り持ちが4万8040枚、買い持ちが1万7174枚。売り越し幅は3万866枚となり、2007年10月16日以来の高水準に達した。

 円売りの持ち高が膨らむ中、ドル・円の95円など節目の水準に向けてはいったん円の売り持ち高を手じまう動きも出やすく、国内輸出企業などの円買いも加わり、目先は円が強含む場面も予想される。

 もっとも、円の戻り売り意欲は強いとみられ、今週は総額820億ドルの米中長期債入札が予定されているだけに、米金利が一段と上昇すれば、日米金利差拡大に着目した円売り・ドル買いが強まるとみられている。

記事に関する記者への問い合わせ先:東京 小宮 弘子 Hiroko Komiya hkomiya1@bloomberg.net

更新日時: 2010/04/05 09:31
Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp





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最終更新日  2010.04.05 12:27:27


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