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2010.07.17
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カテゴリ: 株式投資
NYダウ 10,097.90 -261.41 -2.52% 07/16

NASDAQ 2,179.05 -70.03 -3.11% 07/16

7月16日の海外株式・債券・為替・商品市場
(ブルームバーグ):
Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp
抜粋

株式相場が下落



 FXプロ・ファイナンシャル・サービシズのチーフストラテジスト、マイケル・ダークス氏は「市場はまだかなり神経質だ。円の保有は悪い結果をもたらさないようにみえる」と述べた。

 7月のロイター・ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は66.5と、前月の76から低下した。これは2009年8月以来の最低水準。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は74だった。

 米労働省が発表した6月の米消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.1%低下。前月は0.2%の低下だった。

週間での下落

 ドルはユーロに対して今週は2.2%安と、週間ベースでは2009年5月以来の大幅な下落。円に対しても2.2%値下がりした。ユーロは円に対して 0.2%高。

 CMEグループの先物取引動向によると、FOMCが12月の会合までに利上げを実施する確率は14%。1カ月前の27%から低下している。

 ユーロはこの日、ドルに対して下げに転じた。相場の勢いを示す指標では、最近のユーロ上昇は持続困難の可能性があることが示唆されている。

 ユーロの対ドルでの相対力指数(RSI、期間7日)は78.9と、昨年9月以来の最高水準付近となった。同指数は70を上回ると、資産価値が急速に上昇し過ぎた可能性を示し、方向転換が近いことを示唆する。

 円はドルに対して上昇。米2年債と同年限の日本国債の利回り格差は0.45ポイントに縮小した。年初来の最小は6月29日に付けた0.44ポイント。米2年債利回りはこの日、過去最低の0.5765%に低下した。

◎米国株:急落-決算や消費者心理の悪化を嫌気

米株式相場は大幅安。週初からの上げを帳消しにした。バンク・オブ・アメリカ(BOA)やシティグループ、ゼネラル・エレクトリック(GE)の4-6月(第2四半期)決算で、収入がアナリスト予想を下回ったほか、消費者マインド指数が1年ぶりの低水準となったことを嫌気した。



 S&P500種株価指数は前日比2.9%安の1064.88。下落率は今月に入り最大となった。週間では1.2%安。7月のロイター・ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)が市場予想を下回ったことからこの日の下げが拡大し、週間での上げを消した。ダウ工業株 30種平均は261.41ドル(2.5%)値下がりし、10097.90ドル。

 ナショナル・ペン・インベスターズ・トラストで20億ドル相当の資産運用に携わるテリー・モリス氏は「企業決算では、コスト削減では予想通りもしくはそれを上回る成果が見られるが、製品需要やサービスの面ではそうした状況にはない」と指摘した。

            7月2日以降の回復

 S&P500種は今月2日から前日までで7.2%上昇。企業決算が景気回復の持続性を示唆するとの楽観的な見方が背景にある。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト調査によれば、S&P500種構成企業の2010年の利益は34%増、11年は18%増が見込まれている。同指数構成企業で今月 12日以降に決算を発表した23社のうち、3社を除いてすべてで1株当たり利益が市場予想を上回った。

 資産規模で米最大の銀行BOAは9.2%安の13.98ドル。S&P500種の金融株指数は主要10業種中で最大の下げとなった。同3位のシティは6.3%下げて3.90ドル。複合企業ゼネラル・エレクトリックは4.6%安の14.55ドル。3社は、1株利益はアナリスト予想を上回ったが、売り上げの面で届かなかった。



          グーグル、ゴールドマン

 インターネット検索最大手のグーグルは、7%安の459.61ドル。フェースブックなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイトに対抗するための支出の増加が響き、利益はアナリスト予想を下回った。

 ゴールドマンは0.7%高の146.17ドル。一時4.7%高まで上げる場面もあった。

◎米国債:上昇、物価抑制と消費者心理悪化で買い

米国債相場は3日続伸。7月の米消費者マインド指数が1年ぶりの低水準に沈んだほか、米消費者物価指数(CPI)でインフレ抑制が示されたことから、安全投資先としての米国債需要が拡大した。

米2年債利回りは過去最低水準に低下。週間ベースでは7週連続安。失業問題が改善せず、消費者の消費意欲も低調なことから、米連邦準備制度理事会(FRB)は来年にかけても金利を現行水準で据え置くとの見方が背景だ。6月の食品とエネルギーを除くCPIコア指数は前年比で1966年以来の低水準にとどまっている。

SEIインベストメンツで80億ドル相当の資産運用に携わるショーン・シムコ氏は「低インフレや消費者信頼感の低調さがこの日の米国債の材料だ。経済統計はこの先も強弱が混在した内容が続くだろう」と指摘した。

 BGキャンター・マーケット・データによると、ニューヨーク時間午後4時38分現在、10年債利回りは前日比7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.93%。週間ベースでは 13bp下げた。2年債利回りは2bp下げて0.59%。一時は0.5765%と過去最低水準をつけた。週間ベースでは4bp低下した。

世界最大の債券ファンドを運用する米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のビル・グロース氏は、政府関連債券の保有比率を過去8カ月間での最高水準に引き上げた。

PIMCOのウェブサイトによると、グロース氏が運用するトータル・リターン・ファンド(運用資産2340億ドル)の政府関連債の組み入れ比率は6月に63%と5月の 51%から上昇した。

消費者心理、CPI

7月のロイター・ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は66.5と、前月の76から低下した。2009年8月以来の最低水準。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は74だった。

労働省が発表した6月の米消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比で0.1%低下した。これで3カ月連続マイナス。コア指数は前年比で0.9%の上昇にとどまった。

CRTキャピタル・グループの国債ストラテジスト、イアン・リンジェン氏は「インフレは非常に低い水準であり、これはFRBの懸念事項がディスインフレ環境の可能性に移りつつあるとの見方に一致する」と述べた。

FRBが14日公表した連邦公開市場委員会(FOMC、6月22 -23日開催)の議事録によると、FOMCは今年のインフレ率の見通しについて1-1.1%と、4月時点の予想1.2-1.5%から下方修正した。さらに少数ながら一部FOMCメンバーはデフレ・リスクを指摘した。

金利先物市場の動向によると、12月の会合までに政策金利を少なくとも0.25ポイント引き上げる確率は14%と1カ月前の27%から低下した。

対米証券投資

米財務省が16日に発表した5月の対米証券投資統計によると、外国の政府と投資家の中長期金融資産取引額は外国人からみて354億ドルの買い越しとなった。買越額は4月の815億ドルから縮小した。

中長期の米国債は150億ドルの買い越しと、買い越し額は前月の764億ドルから減少し、2009年5月以来の低水準となった。

◎NY金:2週間ぶり大幅安、ユーロの対ドル上昇で

 ニューヨーク金先物相場は2週間ぶりの大幅安。ユーロが反発したことで、ユーロ圏の債務をめぐる懸念から逃避先として投資資金が金に向かう動きが後退した。

 ユーロは週間ベースで3週連続高。ユーロの対ドル相場は5月10日以降で初めて1ユーロ=1.30ドルに上昇した。金は6月21日にオンス当たり 1266.50ドルと過去最高値を付け、ユーロ、ポンド、スイス・フラン建て金相場もそれぞれ過去最高値を更新した。

 インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズのヘッドディーラー、フランク・マギー氏(シカゴ在勤)は「金を買ってユーロを売る取引の巻き戻しが続いている」と指摘。「ユーロが堅調となれば、金へのリスクプレミアムはなくなる」と続けた。

 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物相場8月限は前日比20.10ドル(1.7%)安の1オンス=1188.20ドルで取引を終了。中心限月としては1日以来の大幅安となった。週間ベースでは1.8%下げた。

◎NY原油:3日続落、景気回復減速を懸念-76.01ドル

 ニューヨーク原油先物相場は3日続落。米国で景気回復のペースが鈍化し、燃料需要が減速するとの見方から売りが優勢となった。

 7月の米消費者マインド指数が昨年8月以来の低水準となった。これを背景に原油は0.8%下げ、株も値下がりした。15日には、ニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀が発表した両地区の製造業景況指数が低下したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した6月の製造業生産指数が前月比0.4%低下したことが売り材料となっていた。

 エネルギー関連のコンサルタント会社キャメロン・ハノーバーのピーター・ビューテル社長(コネティカット州ニューカナン在勤)は、「原油は今よりずっと低い水準であるべきだ」と指摘。「今週発表された米経済指標には極めて弱い内容のものがあった」と続けた。

 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物8月限は前日比0.61ドル(0.80%)安の1バレル=76.01ドルで取引を終了した。週間ベースではほぼ変わらず。

◎欧州株:3日続落、米銀決算と消費者マインド悪化を嫌気

 欧州株式相場は3日続落。米銀シティグループとバンク・オブ・アメリカ(BOA)が発表した4-6月の売上高がアナリスト予想を下回ったほか、7月の米消費者マインド指数で低下幅が予想を上回ったことが材料視された。

 英銀バークレイズは5.2%安。仏銀クレディ・アグリコルは3.8%、クレディ・スイスは2.7%、それぞれ値下がりした。RWEは4.3%安。エーオンは4.9%下落し、公益会社の下げの中心となった。ドイツ政府が原子力発電所に対する課税を提案したことが売りを誘った。

 スイスの製薬大手ロシュ・ホールディングは4.2%安。米食品医薬品局(FDA)は、最新の研究によると、同社主力製品である抗がん剤「アバスティン」が胸の腫瘍の進行を遅らせる効果は、FDA認可につながった当初の研究結果が示したほどではなかったと発表した。

 ストックス欧州600指数は前日比1.9%安の248.11で終了。アルコアやインテルの決算発表は利益がアナリスト予想を上回ったものの、週間ベースでは上げが帳消しになった。世界的な景気回復が勢いを失いつつあるとの懸念から、同指数は4月15日に付けた年初来の高値を8.8%下回っている。

オランダの保険会社エイゴン傘下のエイゴン・アセット・マネジメントのストラテジスト、ビル・ダイニング氏(エディンバラ在勤)は「4-6月の企業決算が好調でも投資家の懸念は払拭されていない。景気が減速している面も確かに見られる」と語った。







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最終更新日  2010.07.17 21:26:49


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