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2010.08.20
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討論×闘論
ニュースに一言!
アーカイブ 2010年08月20日
2010年08月20日
「デフレ対策が先か、株価対策が先か」
Posted by: 水野文也

「卵が先か、鶏が先か」とよく言われるが、デフレと株価の関係もこの“命題”に当てはめることができるのではないか。卵がなければ、当然のことながら鶏は生まれないし、鶏がなければ、卵は生まれない。「デフレ対策が先か、株価対策が先か」と問う声も出ている。


デフレを解消に向かわせるために、厳しい懐事情の中で何とか需要を生み出そう──。動き始めた経済対策でも議論されていくことになろうが、漏れ伝わる対策の内容から、デフレ現象の背景として株や不動産の値下がりなどといった逆資産効果がある点が論じられていないと感じるのは筆者だけだろうか。



順序として、モノが売れて利益が増え、それに見合う形で株価が上昇するというのが一般的なイメージだが、現実をみる限り、いつまで経ってもサッパリ売れず、株価も思うように上がらない。

デフレの要因は多々あり一概には言えないものの、順序を変えるアイデアがあっても良さそうだ。市場でも「資産効果が生じれば、それが経済に大きく寄与する」(コスモ証券・投資情報部副部長)といった見方が少なくない。

厳しい財政事情の日本では、お金をつぎ込むような景気刺激策は難しい。その点からすると、消費を喚起するため、株価や不動産価格を上昇させ資産効果を引き出す施策が有効と言えるのではないか。異論が多いのは承知の上だが、無い袖は振れない以上、財政負担をかけずに国民の資産を活かすという発想が欲しい。

ここでは、ひと昔前のPKOといった露骨な買い支えなどを考えるものではない。日本株に投資しやすい環境を作ることが重要。証券税制について優遇措置を撤廃するどころか、税率を一時的にゼロにしてしまうなど思い切った施策の実施が待たれる。実現性は乏しいと思われるが。

もちろん、株価を単にカチ上げようとするだけでは、単なるバブルを引き起こすだけに終わってしまう。法人税率の引き下げなど、企業が活性化させる対策も同時に行うのが理想と言えそうだ。

ロイター
http://jp.reuters.com/
http://jp.reuters.com/investing/news





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最終更新日  2010.08.26 09:31:25


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