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2010.08.25
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カテゴリ: 株式投資


討論×闘論
ニュースに一言!

2010年08月25日 6:18 pm
広がる米景気の二番底懸念と波紋

投稿者 田巻一彦
タグ: 金融政策, 二番底, 介入, 円高, 米景気, FRB

米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は24日、米景気の二番底リスクがここ半年で高まったとの見解を示した。

実際、このところ発表された米経済指標は、弱いものが続出している。7月米中古住宅販売は前月比マイナス27.2%の年率380万戸と予想の同470万戸を大幅に下回った。7月米住宅着工件数も、事前予想の年率56万戸を下回る54万6000戸で、前年比マイナス7%と落ち込んだ。



エバンズ総裁は、高水準の失業率や住宅市場の低迷が、景気の弱々しい足取りの要因になっていると指摘している。

ここで問題になるのが、米経済の二番底リスクが高まった場合に、日本経済にどのような影響が出るかだ。輸出の頭打ちないし減少だけでなく、米景気失速を理由にドル安/円高が進む可能性がある。

一方、米当局は「財政赤字をこれ以上膨張させることができないところまで、政治的に追い込まれている」と国内のエコノミストが分析するように、政策対応の余地があるのは、金融政策だけという状況だとみられている。

だが、米連邦準備理事会(FRB)が今後、ブラード・セントルイス地区連銀総裁が論文で指摘したように、米国債を買い増したとしても、それが景気回復につながるのか、相当に不透明感が強い。

ある国内市場関係者は「実際、08年9月のリーマンショック以降、FRBはすでに様々な金融商品を買い入れて資産を大膨張させているが、現実には不動産市況は回復せず、失業率も高止まり、米景気は好転の兆しがない」と指摘する。

この米経済の失速リスクが、今回の円高の背景にあるだけに、ドル買い/円売り介入や金融緩和で当座の市場エネルギーを和らげても、時間稼ぎに過ぎないという面も強いようにみえる。日本の政策当局にとっても、米経済の不確実性増大は、相当に悩ましい問題として浮上してきた。

(写真/ロイタ-)
ロイター
http://jp.reuters.com/
http://jp.reuters.com/investing/news





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最終更新日  2010.08.26 09:23:34


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