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2010.11.05
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カテゴリ: 株式投資



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NASDAQ 2,577.34 37.07 1.46% 11/04



11月4日の海外株式・債券・為替・商品市場(Update2)
  11月4日(ブルームバーグ):欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル下落、欧州の出口戦略継続と米量的緩和で

 ニューヨーク外国為替市場ではドルがすべての主要通貨に対して下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)が前日に6000億ドル規模の米長期債の追加購入を発表したものの、欧州中央銀行(ECB)がこの日、景気刺激策からの出口戦略を続ける考えを示唆したため、ドル売りが優勢となった。

 ECBが12月に一段の出口戦略を検討する可能性を示唆したことから、ドルは対ユーロで9カ月ぶり安値をつけた。ポンドは上昇した。イングランド銀行(英中銀、BOE)が資産購入規模を拡大しなかったことが背景。商品高を好感し、ニュージーランド(NZ)ドルは全主要通貨に対して上昇した。

 先物ブローカー、MFグローバル・ホールディングスのアナリスト、ジェシカ・ホバーセン氏は、「ECBとBOEが政策を変更せず、FOMCが積極的な行動に出たことを考慮すれば、ドル安基調が続くとみるのが自然だ」と述べた。



 主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は3日続落し、0.8%安の75.895。一時は昨年12月以来の低水準75.631まで下げた。

欧米の差

 FOMCは前日、来年6月にかけて月におよそ750億ドルの米国債を追加購入する方針を示した。政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標については、2008年12月以降続けているゼロから0.25%のレンジにとどめた。

 トリシェECB総裁は4日、緊急的な措置の段階的解除を続ける方針を直ちに変更する意向はないことを示唆した。

 トリシェ総裁は政策決定後の記者会見で、「非標準的な措置というものは本質的に、一時的な性質を持つ」と述べた。ECBはこの日、政策金利を過去最低の1%で据え置いた。同総裁はまた、来月の会合で一段の解除措置について決定するとも述べた。

            利回りを求めて

 オンライン外為取引会社ゲイン・キャピタル傘下のフォレックス・ドット・コムのチーフトレーダー、ティム・オサリバン氏は、「量的緩和がどのようなものになるのか神経質になっていたが、FOMC通過で全容が明らかになった」と発言。「欧米英の金利はいずれも0.5%前後で、利回りを求めた動きになっている」と述べた。

 NZドルはここ2年あまりでの高値に上げ、豪ドルは米ドルに対して最高値を更新した。米金融当局の国債購入拡大でドルが下落し、ドル建ての商品価格が他通貨にとって割安となるほか、代替投資として原材料の需要が高まるとの見方が背景。

 NZドルは一時2.3%上昇し、1NZドル=79.76米セントと、08年4月以来の高値。豪ドルは1983年に変動相場制に移行して以来の最高値となる1豪ドル=1.0177米ドルまで上昇した。

 ポンドは対ドルで1.2%高の1ポンド=1.6268ドル。一時は1月以来の高値となる1.6299ドルまで上げた。BOEは予想通り、政策金利を0.5%で据え置き、国債購入額の規模も2000億ポンドで維持した。

 CMCマーケッツによると、ポンドは1.6320ドル以上のポンド高水準で今週を終えると、年初来高値まで上昇する可能性がある。ポンドは1.6722ドルをつけた昨年12月以降、1.6460ドルを上回ったことがない。



 FRBが資産購入プログラムを限定することなく、「最大限の雇用確保と物価安定を最も促進できるよう必要に応じて」調整すると決めたことは「政策ミス」だと、ドイツのコメルツ銀行は指摘した。

 同行の外国為替ストラテジスト、ルッツ・カーポウィッツ、ウルリヒ・ロイヒトマン両氏(フランクフルト在勤)は4日の顧客向け文書で、量的緩和策が「底無し沼となる恐れがある」と指摘した。「米国債買い入れが迅速な景気回復の起爆剤になると言うには程遠い」と記した。

 両氏は投資家に対し、米ドル安で利益を得るため、米ドルを売りオーストラリア・ドルを買うよう促した。

◎米国株:大幅続伸、S&P500種は08年以来の高値

 米株式相場は大幅続伸。S&P500種株価指数は2008年9月以来の高値に上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)が景気浮揚に成功するとの期待と、銀行が増配を実施するとの観測が買いを集めた。



 S&P500種株価指数は前日比1.9%高の1221.06。終値ベースでは米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの破たん後で金融市場が深刻な混乱に陥った08年9月19日以来の高値となった。ダウ工業株30種平均は219.71ドル(2%)上昇の11434.84ドル。

 ルーミス・セイルズ(ボストン)の大型バリュー株担当の最高投資責任者(CIO)、ウォーレン・クーンツ氏は、「この日の上昇はいつもとやや違う感じがする」と語る。「通常のリスク志向やリスク回避の取引よりも持久力があるかもしれない。米経済に追加の刺激措置が講じられる。二番底の否定に不安を抱かない方向に、振り子は戻りつつあるようだ」と述べた。

「バーナンキ・プット」

 前日は米連邦公開市場委員会(FOMC)が会合後の声明で、6000億ドルの国債を来年6月にかけて追加購入する方針を示したことを好感し、ダウ30 種平均は2年ぶりの高値に上昇した。前日はまた、中間選挙で上院・下院の多数政党が異なる結果となったため、企業関連の主要な改革法案は成立しない可能性が高いとの見方も相場の支えになった。

 ラッセル・インベストメンツの主任市場ストラテジスト、スティーブン・ウッド氏(ニューヨーク在勤)は「これはバーナンキ・プットと呼ばれる」と指摘。「FRBは労働市場と資産価格に底を設定したがっている。価格上昇は株式と商品の両市場に反映されている。リスク資産は魅力的だ。ファンダメンタルズの観点からすれば、状況は急速には改善していないかもしれないが、急激に悪化もしていない」と述べた。

 米労働省から第3四半期(7-9月)の労働生産性を発表されると、通常取引前の時間外取引で株価指数先物は上げ幅を拡大した。非農業部門労働生産性指数(速報値)は前期比年率1.9%上昇した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は1.0%の上昇だった。第2四半期は1.8%低下。別の経済指標では、先週1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)が前週から2万件増加して45万7000件。市場予想よりも大幅な増加となり、労働市場の支援に向けたFRBによる刺激策の必要性を浮き彫りにした。

 ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査によると、労働省が5日発表する10月の雇用統計では失業率が3カ月連続で9.6%にとどまる見通しだ。失業率は1年前に1983年以来の高水準となる10.1%でピークを付けた。

 ブルームバーグがまとめたデータによると、10月7日以降に決算を発表した392社のうち、1株当たり利益が市場予想を上回ったののは77%に相当する300社となった。

金融株が高い

 金融株指数は3.4%高と、S&P500種の業種別10指数の値上がり率トップとなった。FRBは自己資本が良好な水準にある健全な銀行に対し、配当金の引き上げを認め始める可能性がある、とWSJが伝えた。事情に詳しい関係者を引用している。

 JPモルガンは5.5%高。BOAは5.3%値上がり。

 素材株とエネルギー株指数も上昇した。フリーポート・マクモランは7%、モンサントは5.5%いずれも値上がり。

 クアルコムは 5.8%高。同社の3日発表によると、10-12月期の1株利益は58-62セントになる見通し。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は52セント。同社による売上高見通しは30億5000万-33億5000万ドルと、これもアナリスト予想平均30億ドルを上回った。
以下略

Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp





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最終更新日  2010.11.05 09:29:35


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