いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

September 11, 2008
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カテゴリ: ドラマ
「人の鼓動の熱さを感じ、」 、そして 「その10分が人生の意味を変えることだってある」 、それがこのドラマが最も伝えたかったテーマなのではないでしょうか?療養中であるにもかかわらず陣頭指揮を執った黒田が藍澤に伝えた言葉、さらに立ち直れないほどのダメージを受けたはずの白石が感じ取って藍澤に求めた答え、そのひとつひとつが彼らに名医としての階段を昇らせていくのかもしれませんね。

 現場の状況のわからないトンネル事故の現場は、駆けつけたフェローたちにとっては凄惨たる状況でした。黒田に変わって現場で陣頭指揮を取らなければならない三井ですら、薬や搬送環境などの指示を出しきれないほど混乱していましたからね。フェローにとっては、自分が直面する状況ひとつひとつに集中していくしかなかったんだと思います。

 救助可能だと思って白石の救援を仰ぎながら緊急オペを行ったにもかかわらず、最終的に動脈断裂が見つかり救助を断念せざるを得なかった藍澤が、自分の気持ちを押し隠しつつ「救助できる患者」を助けに歩き出す姿には、人としての強さを見ました。

 自分の救助した「結婚記念日の」超重症患者が、しきりに旦那さんの安否ばかり気にしているので、生きる希望を失わせないためにその旦那さんを探し回っていた緋山の姿には、人としての優しさを見ました。

 これまで実力不足を責められて不遇にあえいでいた藤川が「僕に行かせてください!」と黒田に直訴する姿には、人としての勇気を見ました。そして、不謹慎かもしれませんが、彼にはあえて 「おめでとう!」 と言ってあげたいですね。(笑)

 そして、今回の見せ場はなんと言っても白石が、自分たちまで命の危険にさらされている状況で言い放った「安全が確認できた後に私たちがここに戻ってきて出来ることがあるの?」と言う言葉だったと思います。黒田に怪我を負わせて、自分の身体まで賭けていた彼女が口にしたこの一言には、人としての決意を感じました。自分は「医者」として生きていくのだという強い意志を。そして、それがフェローと三井・冴島の強い結束と運を呼び寄せたのではないかと思います。

「アルマゲドン」 のCMで見たシーンにとても似ていたような気が・・・。

 現場での仕事を終えた後の彼らの人間的な姿もとても印象的でした。藤川が母親に電話して救えなかったことを悔やんでいるところや、冴島が元婚約者に会いに行ったシーン、緋山が三井を気遣うオンナの戦い(笑)、白石が辞表を撤回する意思表示、そして森本が振られる瞬間(爆)などから、医者といえども人間だなと思ってしまいました。人間の血が通っているからこそ人を救えるのかもしれませんね。

 ラストシーン、藍澤は自分たちが救えた命の数よりも失った命のほうが大きかったことに大きな責任を感じていましたが、やはりそれが医療現場の現実なんでしょうね。その数を出来るだけ減らすことが彼らの使命でしょうから頑張ってほしいと思います。冬にスペシャルバージョンをやるみたいなので、それまでに彼らがどれだけ成長しているかとても楽しみにしたいですね。それにしても、みんなの演技力がこのドラマが始まる前より格段に上がったように感じたのは僕だけでしょうか?

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最終更新日  September 11, 2008 11:56:58 PMコメント(0) | コメントを書く


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