いつか全て捨てようと思って暮らしてます

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2015年01月21日
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カテゴリ: 映画
臓器移植用に培養されたクローンが、脱走する話。

久しぶりにマイケル・クラーク・ダンカン見た。

相変わらずキャラ立ちしてるなー。惜しい人を亡くした。

スカーレット・ヨハンソンは、金髪の方が似合うね。

“人のアイデンティティーは、どこに宿るのか?”という、なかなか深淵なテーマを考えさせられる。が、少なくともクローン技術で生み出された個体は、全く別の個体だよね。

そんなの双子を見ればわかるじゃんねぇ。

同じDNA、同じ家庭で同じように育てられても、別人なんだ。

クローンていうから何か勘違いしちゃうけど、“遺伝子情報が同じな別の個体”を生み出したにすぎないんだね。

CSIではこないだそれを逆手にとった殺人が起こってたけど(シーズン12「卵の反乱」)、DNAが一緒でも指紋も違えば血中抗体も違う。



現代医学では、本人を本人たらしめているもの→脳がそこだと思われている。

倉橋由美子は『ポポイ』で、生首だけになった切腹青年と暮らす女性の小説を書いた。

首から栄養を補給され、理論的には半永久的に生きられるはずの青年(生首→これにつけられた名前が、ポポイ)は、次第に観念の世界に飲み込まれて発狂していく。

ならば、記憶と思考回路を全てコンピューターに移植して、自分で考える力を持った超電脳になったら、人は永遠に生きられるのか?

松本零士は、病を得たトチローを、人格ごと電脳に移植して、ハーロックの船のメインコンピューターとして生きるキャラクターにした。

これは通電されなければ死んでるのと一緒だし、コンピュータウイルスに感染する危険もある、っていう、かなり突っ込んだ想定もされていた。

『攻殻機動隊』の草薙素子は脳以外の身体を損傷して、サイボーグ化の末、電脳ネットワークの中を漂うゴースト的な存在になるキャラクター。

彼女は必要に応じて電動駆体(人形)の中にも入れる、わりとフレキシブルな存在。

ゴーストといえば、柾悟郎の『邪眼(イーブルアイズ)』の中にも、電脳世界に自分の人格データを移植して自殺する少女の話があったなぁ。

いろいろ出したけど、つまるところ自分の身体で自分の脳で自分の記憶、全て揃って自分なんだと思う。

どれが欠けても、多分、駄目なんだ。


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最終更新日  2015年01月22日 10時24分59秒
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