昨年の7月初旬に、FaceBook上に次のような記事と写真が掲載されました。
「殺処分されないように必死です。皮膚病っぽいので治療は必要ですが、性格はフレンドリーです。紀州犬ミックスなので犬猫がいる家はNGです。保護してあげたいのは山々ですが、現在中型犬だけで5匹いますし、犬猫あわせて54匹、岐阜支部も合わせると90匹近くいるので現在空きがないです。
犬猫がNGかもとなるときちんと管理できる人でないとダメだと思うし、それだけ注意が必要だという事をご理解いただける方になります。「生きる権利と幸せになる権利」この子にもあります。
7月5日がこの子の命日にならないように職員さんも願っています。
すごく人懐っこい子です。大きさもそんなに大きくないです。女の子で推定年齢は5歳くらいです。」
犬猫の居る家庭はNGとありましたが、とにかくトライアルをして命を助けたいと思い、即刻連絡を入れてみました。
皆様の努力の甲斐あって、殺処分前に保健所から救出でき、昨年の今日7月10日に我が家にやってきました。
これがパパゴリラ!と初対面の紀州犬(あとでゆりと命名)
我が家に来た時のゆりは、フィラリア陽性、皮膚病もあり、そして体重は13.5キロとかなりガリガリの犬でした。
そしてまずは我が家のきりと柵越しに対面。
少し落ち着くまで、庭で過ごしてもらいました。
その後、寝床となる玄関に案内。
きりになだめながら、さらに落ち着いたゆりでした。
そして我が家で初めてのご飯。
あばらも見えるし、腰の辺りなど本当にガリガリでしたね!
あれから1年。
フィラリアも陰転し、皮膚病もだいぶ良くなりました。
何より体重が7キロ増えて、今は20.5キロ。
ふっくら美しい娘になったかな?
「わたしは、毎日楽しく暮らしてるわよ~!」
「僕の分まで、楽しく長く生きてね!」