花屋さんで直感で買ってきたドウダンツツジや季節の一輪が、家に持ち帰るとうまく決まらず花瓶の底で倒れてしまう。
ガラスの花器だと濁った水や茎の切り口が丸見えになって生活感が出てしまうのが気になっていたところ、花を挿していない時間すらひとつのアートピースとして成立させてくれたのがこの 陶器フラワーベース
でした。
陶器ならではのサラリとしたマットな質感と、余計な装飾を削ぎ落とした有機的なフォルム。
空間を重くしない柔らかなアイボリーと、輪郭を引き締めるシックなブラックの2色展開で、サイドボードやリビングのチェストにポンと置くだけで北欧ギャラリーのような静けさが漂います。
5つのバリエーション(A〜Eタイプ)の中でも特に頼もしいのが、 高さ約38.5cm〜40.5cmに達するトール仕様(C・Dタイプ)
の存在感。
背丈のある枝物や大ぶりのグリーンを挿しても花瓶の口元でしっかりと受け止め、茎のラインを美しく立ち上がらせてくれます。
本体そのものに適度な厚みと 約0.5〜1kgのしっかりとした重量
があり、底に向かって安定する低重心設計のため、水を入れることで枝物の重みにも動じない頼もしい安定感を発揮してくれます。
口径と内部の構造が素直なので、スポンジが奥まで届きやすく、水替え時の洗浄がストレスフリーなのも毎日使う上で外せない美点です。
スリムなDタイプに長大な枝物を生ける場合は、水量をしっかり確保して重心を安定させるのが綺麗に飾るポイント。
手仕事によるわずかな個体差が量産品にはない温もりを生み出し、植物の息吹を美しく引き立ててくれます。
花を生けていない日もそのまま彫刻オブジェとして部屋に飾っておけるため、仕舞い込む手間もなくインテリアの一部として永く楽しめます。
3,000円台という身近さでありながら、部屋の余白を心地よい緊張感で満たしてくれる完成度の高い花器です。
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