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カナダでも歌でもありません(冒頭から寒いギャグてごめんなさい)。 カブールですダンナが出張中に絵葉書を出したのが、今頃になって到着しました。たったの?10日間で日本に来るんですねぇ。よくぞ着いた!と感激しました。消印周辺だけでスミマセン。中身は’すごく寒い’とか、仕事の苦労がぎっちりでした。何と、切手にはフランス語が(OISEAUX:鳥の複数形)。でも1984・5年の切手って、ずいぶん古いのが使われているな~よく国内に残っていたなぁと思いました。かつては印刷をフランスに頼んでいたのでしょう、色のきれいな切手でした。KABUL CITYの消印です。裏面はバーミヤン遺跡の写真でした。 今はもう大仏もなく…1960年代に旅行で訪れた(!)というお年寄りと偶然知り合ったのですが、その人いわく:それはそれは美しいところだったんだよ。桃源郷ってこういう所を言うんだなと思った。なのにソ連が侵攻して、王様が追い出されて、タリバンが来て、アメリカが来て…めちゃくちゃになってしまった 万一流れ弾にでも当たって死んでしまったら嫌だから、「少なくともここまでは生きていた」という証拠を何か残しておきたかった:・・・と思って、ダンナは現地スタッフのアフガン人に投函を託したそうです。生きて帰って来て本当に良かったカブール滞在中には郊外で爆破事件が2件発生、1人が犠牲になったそうで、アフガニスタン南部はタリバンが勢力を盛り返して戦闘状態なんだそうです。毎朝無線や携帯電話で生存確認が行なわれる出張なんて、やはり普通ではありません。で、変な話をダンナが聞きました。中国人女性がたくさんカブールに来ていて、みんな娼婦として働いているのだそうです。そのため、現地で援助活動をしている日本人女性が(勇敢だなぁ)娼婦と勘違いされて後をつけられたり「キスしていいか?」などと声をかけられたりしたそうです。・・・ひえー。対策はこれしかなさそうな気がします:それは、ブルカを被ること。 頭部のざっとしたイメージです色は薄いブルーが主流のようで、まるでイッセイミヤケの服みたいにプリーツ(いや、シワ?)だらけのシーツかカーテンをそのまま被っている感覚です。頭から足まですっぽり覆われるので、着ている人の年齢・国籍はわかりません。わかるのは女性だ、という事のみ。私もグローバルフェスタで被ってみたことがありますが、中から外は意外とよく見えます。しかも日焼けしない・砂よけになる・多少の暑さ寒さよけ・スッピンでも大丈夫(ボロ隠し)…そんなに悪くもないかな?と思いましたよ。環境が苛酷なアフガニスタンでは女性の肌や髪を守れる機能的な衣装と見ました。ブルカは女性差別と言われているようですが、個人的には一概にそうとは言い切れないのではないかと…女に教育は要らない、女は外で働くな、というのは如何なものかとは思いますが…。最後に、国連機の荷物タグの画像を。 とてもシンプル。国連が飛行機を所有しているのではなく、民間航空会社に委託して国連機として飛ばしているんだそうです(引き受ける会社は勇気があるなぁ~)。今回ダンナが乗った飛行機は小さなプロペラ機で有視界飛行のため、かなりの低空飛行で恐ろしかったと言っていました。無事が何よりですね。
2007年02月02日
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もちろん、仕事でアフガン出張です(ううむ…どういう仕事やねん)。私は彼の無事を祈るしかありません移動はもちろん、防弾車。でも、防弾車はロケット砲には対応しきれませんし、地雷を踏んだらサヨウナラです幸い、アフガニスタンは冬です寒くて(首都カブールは氷点下10℃・雪)人があまり出歩かないので、自爆テロも影をひそめているらしいです。とは言え、ホテル・レストラン・市場・映画館など人が集まる場所は狙われやすいから、油断はできません。ダンナが泊まるホテルは現地でも最高級の所らしく(要は、そこしかない…)、1泊100ドルもかかるんだとか。クレジットカードはもちろん、トラベラーズチェックも使えず、ダンナはドキドキしながら現金を持って行きました。アフガニスタンへはパキスタン経由で行くそうです。パキスタンまではパキスタン航空が飛んでいますが、パキスタンーアフガニスタン間は:国連機! (へぇぇ~ 国連って、飛行機を持っているのか…)で移動、と聞いて驚きました。確かに、普通の航空会社なら絶対飛びたくない路線かも 帰国予定は22日です。無事に帰ってきてね~~!!
2007年01月15日
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