南島変爺

南島変爺

2026.09.26
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カテゴリ: シニア日記
他にもテレビの裏側には、色々なエピソードがあります。
鉄塔での高所取材時、スタッフが本番終了までは無事でしたが、いざ降りる段になり、下を見た瞬間、高所恐怖症が走り、降りるに降りられなくなりました。
下から声をかけるにも、見向きもせずボンドで貼り付けたのではないか、と思われるくらいベッタリしがみつき、ワナワナと震える姿は人間セミそのもの。
お笑い番組のシーンのようで、笑ってしまいそうですが命にかかわる一大事。
救出作戦は大騒ぎになりました。
しかし現場は笑い話ばかりではありません。
思い出したくない事件もあります。
御巣鷹山日航機墜落事故。
取材活動の帰社後、スタッフの食が進まず、落ち込みが激しかったことには参りました。
規制線はなく生々しい現場を見て、精神的に受けたショックが大きすぎたのです。
食べ物を見ても、衣服を焼き捨てても、風呂に何度入っても、あの臭気が鼻にこびりつき、色々なシーンが蘇ってくるのです。
遺族のことを考えると生々しいことは不謹慎で書けません。修羅場であったということです…
本当にスタッフの脳、精神的なトラウマに陥りかねない極限状況。
極力対話をし、冥福を祈り、元気を取り戻させるまでには1か月必要でした。
世の悲惨な出来事でも、いち早く正確に伝えるのがテレビマンの務め。
二度とあのような事故の起きないことを願うしかありません。
世の縮図を背負い、テレビマンは、今日も行く。​





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最終更新日  2026.09.26 06:06:57 コメントを書く


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