≪卓上四季≫
数字を見ると頭が痛くなるし、堅苦しい話はどうも苦手。こんな理由から、経済の
話題を敬遠する人は少なくない。
読者から「新聞の株価欄は何のためにあるの」と尋ねられた経験がある。
確かに数字がびっしり並ぶだけの紙面は、株をやらない人には無味乾燥にちがいない。
煎じ詰めれば、命から2番目か3番目に大事なお金の情報であるのだが。
半面、株にまつわる格言はなかなか味わい深い。
筆頭は「もうはまだなり、まだはもうなり」。もう底値だと思って買うとまだ下がる。
まだ上がるはずだと待ち続けていると、もう売り時は過ぎている。
人生にはありがちな話だ。
そこで教わるのが「当たり屋につけ」。もうけている人をまねて売買すべしという。
反対に「人の行く裏に道あり花の山」は独自の道を行けと説く。結局は
「相場のことは相場に聞け」。確たることは分からない。
年明けも株価の好調が続いている。多くの投資家が、久々に安心して株を買える
好機と見ているようだ。日経平均は1年前に比べて2千円以上も高い。
市場関係者にとって、経済再生を揚げる安倍首相さまさまだ。
だが「知ったらしまい」という格言もある。相場は期待感を先取りして動く。
経済対策も、発表の後は織りこみ済みとされるのが常だ。この先も投資家の期待を
つなぎ留められるか。ご祝儀相場はそろそろ手じまいの頃合いだ。
1213.1.13 道新より
結婚した頃、義父に言われ 毎日 株価と金相場をノートに付けていた。
30年以上も前。
3万円を超えていたように思う。
その後、バブルがはじけ、だんだん下がって行った。
今月から全道的に灯油の値段が5円ほど上がる。100円ぐらいになる。
円安のせいか・・・投資家の利益のために 庶民が苦しむのも あり
30円代で買っていた時が うらめしいよ。
新聞の株価欄を見たのは 拓銀が破たんした頃、
ニュースも良く聞いていたっけ・・・・
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