≪卓上四季≫
あす6月2日は国民の祝日「ぐうたら感謝の日」である。
1日中ぐうたら過ごす日だ。絶対に働いてはいけません。
もちろんこれは架空の祝日。漫画「ドラえもん」のお話だ。
のび太がカレンダーを見て、6月は祝日がないと嘆く。そこでドラえもんは
自由に祝日をつくれる「日本標準カレンダー」を取り出す。
のび太は早速、翌日の2日を休みにする。
現実に戻って今月のカレンダーをながめると、土日がそれぞれ5日ずつ、
計10日もある。20日しか働かなくていいなんて、筆者のようなぐうたら
サラリーマンには夢のようだ。暦の神様に感謝、感謝である。
この“お得な”巡り合わせは前回は2002年、次は6年後になる。
もっとも、ぐうたらするどころか、土日も関係なく働く人も多い。農家は天候不順の
遅れを挽回するのに懸命だろう。観光も週末は書き入れ時だ。尊い汗に頭が下がる。
国会のぐうたらぶりが目に余る。参院選に出馬する議員は欠席がち。
会期は26日まであるのにだ。衆院の1票の格差を訂正する「0増5減」は
参院で審議入りせず、身を切る抜本改革は夢のまた夢。ちまたの不満は
届かぬらしい。
ドラえもんの話の続きは、お腹を空かせたのび太に対し、ママは
「働いてはいけない日だから」と食事を作ってくれず、自業自得となる。
ぐうたら国会も選んだ国民の自業自得か。しかと胸に刻みたい。
2013.6.1 道新より
他の月も見てみました。土日が10日はありませんでした。
4・5で9日がおおいですね。
学校を卒業してから土日がお休みという生活をしてないので
休みには鈍感になっているかな。
まして 子供たちが独立してしまうと余計に・・・
「ぐうたらの日」の様に何もしなくていい日があるといいな。
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