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近鉄の観光特急「あおによし(あをによし)」は、エリザベス女王が御乗車になった車両を改装したことでも有名。女王陛下が御乗車になったのは四十年ぐらい昔なので、車両も標準的なオレンジと紺色のツートンカラーで「スナックカー」と呼ばれていた時代の話である。スナックカーとは、軽食コーナーがあったからそう呼ばれていた訳だが、長らく近鉄特急の主力車両であった。時代が下るにつれて、スナックカーは廃車が相次いだが、王族も利用した名車を全廃するのはもったいないと思ったのか、観光特急に改造して再び近鉄の看板列車に返り咲いたのであります。奈良の鹿さんを眺めて時間を潰した後、我々は近鉄奈良駅発の「あをによし」に乗車することになった。近鉄奈良駅は、近鉄だけでなく阪神電車や京都市営地下鉄も乗り入れる国際路線。京都市営交通が110周年を迎えた記念ヘッドマークを掲げた電車に、多くの観光客が記念撮影していました。奈良の「地下鉄」を走るのは京都の地下鉄車両なのであります。いよいよ我々は「あをによし」初乗車!車体がキラキラ輝き過ぎて、目の前の景色が映り込んでいる。今回は乗車する車両にもこだわりがある。奈良方面一号車は、女王陛下が実際に御乗車になった車両でもあるのだ。もちろん、スナックカーと呼ばれていた当時は標準的な特急列車風レイアウトで、女王御乗車の際に特別な座席を設置したそうだ。二人組窓向きのシートは、やはり二人組でないと利用し難い。此処まで付いて来て呉れた嫁さんに感謝。シートはリクライニング出来ないが、包み込まれるような座り心地が素晴らしい。仕切りは無くとも、余裕があり過ぎるからプライバシーも保てる。車内も静粛だし、JR九州によくある、普通気動車を魔改造した観光列車とは次元がちょっと違う。やはり大英帝国の女王陛下が乗った車両だけに元々の造りが良いのだろう。残暑厳しい奈良にアイスは必須アイスクリームを買う為に売店へ向かう。途中にあったのが四人掛けシート。四人でワイワイ盛り上がるならいいけど、シートの形状からは居眠り出来ない構造。売店で買ったアイスクリームです。パッケージのデザインが、外装と全く同じ色彩なのが素晴らしい!アイスクリームで乾杯しながら、平城京跡地の光景をじっくり堪能。観光特急だが減速運転はやって呉れないのは、やはり奈良線が過密ダイヤだからであろう。近鉄・阪神・京都市交通局の電車が入り乱れる鉄ヲタには堪らない空間。天井の意匠も此の通り、凝りに凝っております。色々と愉しむ要素が多い列車だが、今回は近鉄奈良から近鉄丹波橋までの乗車だったので、あっという間に終わってしまった感じ。難波から奈良を経由して京都までなら、確かに乗り応えがある。列車の旅は、長過ぎても短過ぎてもいけない。記念乗車証をもらいました。出来れば車体の色に合わせたデザインにすればもっと良かった。青の交響曲のようにね。
2023.01.07
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この情報は小平SLGCさんのホームページから。第2次世界大戦中のドイツ陸軍野戦糧食という、珍しい研究をされている。 レシピをいろいろ見て、「いかにもドイツだなー」と思わせる一品を真似てみた。「アイントプフ」といって、本来はドイツの一般的な家庭料理だが、ドイツ陸軍バージョンもある。素早く簡単に出来て、間違いなく旨いという、軍隊メシの特徴と捉えています。作り方は以下のとおり。レシピは多少自分流に改変させていただいた。★まず、ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、ベーコン、さやいんげんを食べやすい大きさに切る。★鍋にコンソメを入れて温め、ニンジンとジャガイモ、タマネギ、ソーセージを煮る。ソーセージからは灰汁が出るので、丁寧にすくう。★ソーセージに火が通ったら、ソーセージを取り出し、ベーコンとさやいんげんを入れてしばらく煮る。ジャガイモがホコホコになったら、塩コショウ、ガーリックで味を調えて出来上がり。★ソーセージにマスタードを添え、ドイツらしく黒パンと一緒に食べる!元レシピは、ソーセージもスープの中に入っているが、個人的にマスタードで食べたかっただけ。さらに元レシピでは、牛肉も入っているが、牛肉はクドいのでやめた。牛肉を入れる場合は、フライパンでタマネギ・ニンニクと一緒に炒める必要がある。ちょっと面倒くさいかな。まずく作りようがない料理で、必ずおいしくできます。
2012.06.17
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拙者は阪急阪神HDの株を持ってまで応援しているのだが、電車も駄目、ホテルも駄目、旅行部門なんか壊滅、甲子園球場も入場制限で売り上げがさっぱり、なのにタイガースの野球チームだけは好調だなんて、前代未聞の事態ではないか。マルテが大ホームランを打って、ベンチ全員でポーズをとってる、あの異様な盛り上がりがかえって可笑しい。緊急事態の関西圏の何処を見ても、あんな明るい雰囲気は見られないだろうに。その、阪神と云う球団は、物事を深刻に考えたりするのが苦手な集団なのは昔から分かっていて、それがコロナ禍における、ある種の耐性を得ているのかも知れない。此処で関西圏を盛り上げるべく、さらなる活躍を祈念したいところだが、此処と云うところでコケたりするのが浪速の球団。本当にちゃんとカマして呉れるのか、心配のあまり巨人戦となると、まともにテレビ中継も見ていられないのは何時ものことである。嫁さんは冗談交じりに「外野のヤジが減ったからじゃない?」と言った。え?本当にそんな理由かなあと思ったが、日本人のことだから、案外そういう要素もあるかも知れない。今活躍している若虎達は、我々昭和世代より遥かに空気を読むことを強いられた世代だ。なにせ、川藤みたいな豪傑型人間は、ほぼ絶滅したと云っていい。そんな若い彼らの感性は、我々の想像以上のデリケートさを持っているかも知れないのだ。「空気」と云う化け物、其れはコロナ禍の日本を重苦しく覆っている。世の中オリンピックどころじゃない時に敢えてやろうとする意味 某人権派弁護士の先生が東京五輪反対の署名を集めていると云う。生命を犠牲にしてまでオリンピックをやるのか?この種の脅迫めいた文言には辟易した。賛成ってことは、生命を犠牲にしていいの?なんて詰め寄ってくるんだが、二者択一を迫る、0か100かの思考、これ等は専門家の言葉を借りれば、それこそ生命にかかわる精神的病理と云うことになる。ゼロリスクなんて元々有り得ない。だから、与えられた条件で何が出来るのか、限界まで考え実践しようとする。其れが人類の進歩と云うものだ。 東京オリンピックに反対する主張の異様さが目に余って来た。大病を克服した競泳選手に対する脅迫など、其の最たるものだが、笑ったのは某解剖学の先生による、オリンピックは「解剖学的に見て現代の歪み」とする記事に「待ってました」と飛び付いているところ。 そりゃ、極限まで速く走ろうとしたり、42キロ苦しい思いして走ったり、解剖学的に見て妙ですよ。そんな分かり切ったこと、なに今更疑問に思っちゃったの?もうスポーツそのもの、全部無意味だからやめましょう、みたいな勢いね。健康管理大丈夫? 究極だったのは、1940年の東京五輪中止を「世紀の英断だった」と持ち上げているネット記事まで出た。戦局の悪化で「其れどころじゃ無くなった」悲しいエピソードです。日本近代史の恥部ですな。日本が破滅に向かう流れを誰も止められなかった訳ですよ。何故って「世論が暴走した」から。軍部だけじゃないよ、世論も「間違える」んだよ!空気に逆らってまで戦争を終わらせることこそ「世紀の英断」だったんじゃないの? まあ、我々一般人が、コロナ禍の不安に耐え切れずにヒステリックになっちゃうのは仕方ない一面もある。でも其れが「空気」となって、前向きに努力している人間を苦しめたりするのが一番困る。ゼロリスク思考では、なぁーんにも出来ないし、進歩が無い。まさに「家畜」とおんなじだと言えるだろう。 だいぶ話が逸れてしまった。で、其の弁護士の先生は、人権派なんだろうから、もちろん北京五輪はボイコットと云うことでよろしゅーございますね?自作バナーであります
2021.05.16
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