ニューファン、ジャストの日記

が・・「太郎が昨夜から蹲って動けない。午後になってもヨタヨタ排便だけする程度で蹲ったまま痛がっている」という内容でした。直ぐに太郎君の行っている獣医さんにTEL。生憎院長先生が外出中、そして往診だとレントゲンも撮れないので連れてきてくれという事でした。太郎ママだけでは連れて行くことが出来ないので、母が迎えに行く事になりました。後肢か腰を痛めているようなので、心配していたのですが・・・・

W家にお迎えに行くと、「わ～い！わ～い！」といつもの調子で太郎君は走って母を出迎え・・・・門にわっしと前肢をかけ、尻尾をブンブン振っています。「え～！今までぐったりしてたのよ～」と太郎ママ。とりあえず、お預かりして獣医さんに連れて行きました。

獣医さんに着くと何事も無かったかのように振舞う太郎君。触診、異常なし・・「表で走ってみて」・・相変わらず綺麗な歩様の太郎君、頭部も尻尾も揚げ颯爽と走ります・・・

「先生、レントゲンを・・」と小声で言ってみる母・・
「必要ないじゃろ」「炎症反応あるかも知れないから、血液検査・・」
「それも必要なし。」

先生の診断は「仮病」・・・・・

とりあえず、痛み止めだけ出して頂き太郎君帰宅。

お家に帰ると、走り回っています。ですが・・・太郎ママと目を合わそうとしない太郎君。ママが呼んでも無視・・・
「太郎君、怒ってますよ・・・何かふて腐れるような事、有りませんでしたか？」
「昨日まで、孫が３日間来てたの。でも太郎ちゃん、ちゃんと孫のお守りもしてたのよ。優しいんだから・・」とママ。

そうです。太郎君はママの為に我慢して「孫のお守り」をしてたのですよ。本当は自分が甘えたかったのに構って欲しかった太郎君は肢が痛い振りをして目一杯ママに甘えたのでした。我が家にも「寝たきり乱ちゃん」がいます。高熱が出て、何日間かは本当にしんどかったと思うのですがその後治っていても、「起き上がれない、お水も飲ませて・・」と寝たきりのお芝居・・母が仕事に行ってる間は自由に動き回っていたらしいです。1週間くらい騙されました。流石は同胎犬。迎えに行った時、走ってくる太郎君を見て「もしかしたら？？」と思っていましたがやはりそうでした。

そんな訳で昨日来店した太郎君。「もうショーに出さないから、今年は涼しくしてやって」と言うママのリクエストでマルガリータ・・いえ、ライオンカットにしました。どうですか？似合ってるでしょ。