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客層は、大学生風(カップルが結構多かった)、カメラ好きの中年男性(いかにも鉄っちゃん風)、
50代と見受けられる女性、の3つに実に分かりやすく分かれていた。
が、私はそのうちのどれでもなかった。
なんだろう、とてもその人達と自分と写真を見ている上での温度が違った。
遠い順でいうと、50代女性-大学生-中年男性の順である。
大学生はある意味しかたないのかもしれない。自分が大学生の時にも同じような
顔をして見ていたのだろう。彼らは勉強をしているかのようだった。
まるで歴史の教科書を読んでいるかのように写真をみていた。
男の子が女の子に、もしくはその逆が、ウンチクを垂れている姿が目に付いた。
鉄っちゃんはカメラが好きなだけあってカメラの写真技術やカメラ自体に
興味が向きがちな所があったが、それほどの違和感はなかった。
宮嶋氏のカメラマンとしてのスタートは鉄道写真からというから根っこは同じ
部分もあるのだろう。
困ったのは50代女性である。なんだか、写真をみて、「すごいわねぇ~」「よくこんな所
にいけるわねぇ~」とかそんな事を言っている。おそるべき現実感の無さに身震いがした。
私は趣味で世界の(どちらかと言えば第三世界と言われる地域の)生活を見てきた。
とんでもない貧乏な生活や今日ある命が地雷で明日はないといった事を目の当たりにして
いる。それでもまだまだだと思っているのに、すぐそばに、まるで違う世界の出来事であり、
身分が違う私達にはまるで関係ないとでも言いたげな顔で写真を見ている彼らの存在が
なんだかすごく気分が悪くなった。
間違いなくこの人々が犬に服を着せて歩いている。
写真展のポスター なぜか宮嶋氏は選挙の出陣のような格好
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