2022.11.18
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カテゴリ: Audials One 2023
★ Audials「再生しながら録音」の<高速>が使える?! の巻 ★

○ Audialsで「再生しながら録音(1x)」がマイ・スタイルな理由
「Audials One 2021」を使い始めたのが2020年の12月、それからほぼ2年の月日が経ち現在「Audials One 2023」を使っています。
その初期には車で聴くことができればいいなくらいでファイル形式は<mp3>や<m4a>が中心でした、現在ではPCオーディオに少しずつ手を入れてきた結果「Hi-Res」再生にも対応させることができてきて<FLAC>が中心となっています。

そしてAudialsですが、Amazon Musicなどストリーミングサービスの「仕様変更」とそれに対応するAudialsの「Caputure Backendの更新」がまさにいたちごっこの有り様でダウンロードがなかなか落ち着きません(2022/11/14現在はとてもスムースにDLが可能です)。
現在私の普段の録音方法は「再生しながら録音」が中心となっています、これはPC作業に支障なくAudialsが使えるからということに尽きます...写真編集など重たくなりそうな作業は避けますが^^;)。いままでの経験からこの録音中ならこんな作業は可能だろうという感覚で、この方法が一番PCでの作業効率が良いというのが理由です。

○ DL中のPC作業って大丈夫?
私がDL(ダウンロード)中はできるだけPC作業を避けるようにしているのはAudialsでのDLが完全ではないからでしょうね、「頭欠け」「テンポの狂い」そして「曲半ばで終了」などときおり見せるファイルの不具合がDL中にPC作業をしていたためなのか判断がつかないですからね^^;)。
最近はどうせ駄目なファイルが1~2つ出てきて「再生しながら録音」で録り直すのならPC作業をやってしまえとマルチタスクさせるときもあります(笑)。
(この記事を書きながらDLしていたんですが、結果としては65曲中で1曲のみノイズで聴けないものがありました...これはよくあることで、 PC作業しながらのDLも問題なさそうです^^ )

そんななか先日このブログを見ていただいていた方からご質問をいただきました。
「再生しながら録音」での<高速>録音を使っているのでしょうか、そしてその長所・短所はあるのでしょうかという内容でした。

当時の記事を振り返ってみてもそのファイル形式で聴く分には「1x(等倍)」も「5x(5倍速)」も違いはぼほ無くて使える機能だと紹介していました。
私の場合先述したようにPC作業の効率から等倍での「再生しながら録音」で良い音で「聴きながら」「録音しながら」PC作業をするというスタイルに落ち着いていますのでまさに”死角”になっていたんですよねえ。

昨今のAudialsのストリーミングサービスにおける<24bit:192kHz>までの「Hi-Res完全対応」の機能的進化を考えると...「頭欠け」もほぼなくなり、収録時間の差もほとんどなくなってきたなど精度がかなり上がってきてますので...その「高速」設定が今の状況でどうなのかとても気になってきたんです。
そこで急遽Audialsでいえば<SD音質>から<Hi-Res音質>まで試してみることにしました。


​Audials One 2023で「再生しながら録音」の<高速>設定を検証してみる​


まずは一番興味のある普段使っている<FLAC>での「Hi-Res」音質で見てましょう...比較する対象は「再生しながら録音」の等倍[1x]と5倍速[5x]ですが実際に聴いて比べる時にはできればDLしたものも含めたいと思います。

 ​ Audials One 2023 ​
(サンプルはZZ Topの「Afterburner」:ULTRA HD[24bit:192kHz])

○ [録音設定]
​ Audials One 2023 ​

Audials One 2023になってこの「再生しながら録音」の面倒見がとても良くなって助かってます。上記のようにアルバム1枚であればその「アルバム名」と「年」を入力しておけばTagとして取り込んでくれるだけでなく、いままで手入力だった「#曲番号」も自動で振ってくれるようになりましたからね^^。


○[録音]スタート時の一手間…通常の[ ]の場合
[録音]ボタンを押し待機させたあとにAmazon Musicアプリでの「排他モード」をセットするため1曲目をスタートさせ録音開始させてから5秒ほどした時点でポーズをかけAmazon Musicアプリの下に出てきた操作部分のスピーカアイコンをクリックして「排他モード」をONにします...

​ Audials One 2023 ​

上図のように「排他モード」をONにしたあとに操作部の[戻る⏪]をクリックして頭から再生をさせアルバム録音開始です。こうすることでAmazon Musicアプリが排他モードを利用して音質を阻害されること無く高音質を維持しながらの音出しが可能になりその音が録音されることになるのですね。

○ [5x]での注意点
ところが今回の「再生しながら録音(5x)」ではスタートさせてからのスピードがとても速くポーズをかけるのをためらうくらい...加えてこの[高速]が始まるとあのテープの早回しのようなノイジーなサウンドがうるさくてついボリュームを最小にしますね(笑)。
同じようにポーズをかけて同様の操作(排他モードをON)をするとAmazon Musicアプリが反応しなくなります 。理由は不明ですがスタックしたわけでなく他の操作は可能ですが、戻るやプレイボタンを押しても動作しません^^;)...こうなってしまった場合はAmazon Musicアプリを再起動しないと録音できません。

それではどうするか...「排他モード」は諦めます。
諦めますがAudialsが録音待機の状態からポーズをかけるまでは同様に操作して録音を開始させそのまま[戻る⏪]をクリックしてアルバム録音開始です。

なぜ「排他モード」を選べないのにポーズの操作を入れるのかという疑問ですが、先述したように「高速(5x)」のスピードがあまりにも速くて待機状態になっているAudialsの方がそれに追いつかずDL時の「頭欠け」に似たような結果を招く時があるからです。 これは1曲目スタート時だけの問題のようで続けて録音される2曲目以降では見られない症状です からご安心を。
(※この1曲目の頭が欠ける症状:スタンバイになっているのに録音のスタートが間に合わない...これは私のPCの性能[Intelの古い i5]のせいなのでしょうかね、不明です)

[ポーズをかけて録音した結果の録音画面]
​ Audials One 2023
(「頭欠け」が出て録り直した<SD音質>のアルバムの例) ​

必ず「頭欠け」が出るわけではないのですが、「出てしまってから録り直すよりは...」ということへの保険みたいなものと考えればよいかと思います、慣れれば[1x]同様に不便は感じません^^。
(今回の検証時<SD音質><HD音質>そして<ULTRA HD音質>の3枚のアルバム中2枚のアルバムでこの「頭欠け」症状が見られました)
したがって再生しながら録音の場合は[等倍 1x]も[高速 5x]も録音の仕方(排他モードのON・OFFの違いはありますが)は上の方法を取ったほうが失敗はないかと思います(あくまで私のPCではという条件付きです)。

○ <SD音質>から<Hi-Res音質>までのファイルに違いはあるのか、そして聴き比べ
この「再生しながら録音」と「DL(ダウンロード)」のAudialsでのファイル作成までの行程というのは...

[ダウンロード]
 サーバーからのファイルのダウロード → 指定のファイル形式へ変換 → フォルダへ格納

[再生しながら録音]
 アプリで再生 → 高解像なWAVファイルで録音 → 指定のファイル形式へ変換 → フォルダへ格納

そしてこうしたAudialsの変換作業の元となるファイルの違いを見てみましょう。

<Sample:上記アルバムの1曲目:ダウンロード時>
​ Audials One 2023 ​

ここで気になるのが「再生しながら録音」でAudials Tempの<Cashing>フォルダに形成される変換元のWaveファイルとダウンロードされる変換元のファイル(Amazon MusicではFLACとなってます)の違いです。

<Sample:同 「再生しながら録音」時のCashedフォルダ>
​ ​

録音時は「Cashing」フォルダに同様のファイルが作成されておりそのファイルが変換元のようです。
ご覧の通り[24bit:192kHz]の楽曲では見事にサイズが一緒となってます。また変換後作成されたFLACファイルも5391kbps:155.98MBとほぼ同じbitrate:サイズなんです。

ところが[24bit:96kHz]の楽曲を同様に見てみると...

<Sample:Beatles「Sgt. Pepper's Lonely Herats Club Band」1曲目>
 DL・・・134MB(元ファイル):3052kbps 44.94MB(作成されたFLAC)
 再生しながら録音・・・67MB(Wavファイル):3051kbps 44.44MB(同上)

過去に見てきたような出来上がりのFLACファイルにあったbitrate&サイズの違いがなくなっているのには驚きましたが、元ファイルと思われるサイズに倍の違いがありますよね。
「再生しながら録音」では録音設定時のパラメーター(SD~ULTRA HD)によってこのサイズが異なるのかなと思われます。
今回このテストをしてみて以前と違い「ダウンロード」と「再生しながら録音」で出来上がるファイルが「SD」「HD」そして「ULTRA HD」までほぼ同じbitrate・サイズのファイルを作ってくるということがわかったのはある意味収穫ですね^^。
それを証明するような今回テストしたセットした音質違いの3枚のアルバムの比較をご覧いただきます。

① Silje Nergaard「Japn Blue」HD(16bit:44.1kbps)をSD音質[m4a]で録音
​ ​
[録音にかかった時間 Album Time47分]テスト:深夜2時台
 ○ DL・・・約14分[3.4倍速]
 ○ 再生しながら録音[5x]・・・約9分 [5.2倍速]

② Janet Seidel「You Are There」HD (16bit:44.1kbps)をHD音質[FLAC]で録音
​ ​
[録音にかかった時間 Album Time55分]テスト午前11時台
 ○ 再生しながら録音[5x]・・・約11分 [5倍速]

③ ZZ Top 「Afrerburner」ULTRA HD(24bit:192kHz)をULTRA HD音質[FLAC]で録音
​ ​
[録音にかかった時間 Album Time37分]テスト夕方5時台
 ○ 再生しながら録音[5x]・・・約8分 [4.6倍速]

ここ最近のDLにかかる時間は時間帯によって多少差がありますが①で見られるように3~4倍速なんです、ところが再生しながら録音[5x]ではそれぞれのまばらなテスト時間帯でも安定して[5倍速]を上回る速さが目に付きます。
確かにDLでは一曲ダウンロードが終わるとその曲の変換が始まり、それが終わってから次の曲のDLにうつりますが、「再生しながら録音」では[1x]でも[5x]でも一曲の収録が終わってもすぐに次の曲の再生が始まりますので、次の曲を収録しながら前の曲の変換が同時に行われますからステップ的に時短となってます。
それが[5x]ですからAudialsの録音画面でもまさにあっという間の手際の良い行程が見て取れますから面白いですね...もちろんアンプのボリュームは最低にしていますが(笑)。

​さてこうして録音されたそれぞれの収録楽曲を聴き比べるのですが、正直なところほとんどはっきりとした差を見つけられません。​
「再生しながら録音[5x]」でのノイジーな音を耳にしていると[1x]での良い音を聴きながら録音しているのとは真逆のようですから、出来上がりのファイルでなんとなくそのプラシーボ効果というか「音悪くない?」みたいな印象を抱いてしまいますが、ランダムに再生されたら分からないかもしれません^^;)。
そうなると...「再生しながら録音」の「高速」はとても使える選択と言えそう。

​○あとは個人の好みの問題だけとなりそうです。​

先述したようにAudialsの「ダウンロード」はストリーミングサービスの仕様変更と「Capture Backendのアップデート」のイタチごっこで調子の良い時とそうでない時とがけっこうあります。

ですがサーバーから楽曲の元ファイルをダウンロードして変換する「スッキリさ」も捨てられません。
そして「再生しながら録音[1x]」で「排他モード」ONの良い音を聴きながら(同時に録音して)PC作業ができる快適さはその実質的な効率の良さと相まって定番スタイルになるほど^^。

なので今回わかったように ダウンロードより安定して速く 、スタートの方法を工夫して1曲目の頭欠けに注意すればDLのような不具合のある楽曲に出会うこともなく文字通りあっという間に録音を終えてしまう[高速(5x)]は、それに合ったサウンドライフの方には申し分のないスタイルなのかもしれませんね...いままで長い間DLでの不具合を嘆いていたのが嘘のようにAudialsへの不満がなくなります(笑)。

○ 自分のサウンドライフとしての結論として:
私はすでに定番となっている「良い音で再生しながら録音[1x]」でのスタイルが定まっています。
ですからPC作業のない時間のあるときに録っておきたい楽曲をダウンロードする時などで不具合のあった楽曲をササッと録り直すときにはとても便利なのが[高速(5x)]かな...という感覚で使っていきそうです^^。

今回は「再生しながら録音」の<高速>が「ダウンロード」よりも速く処理が終わって不具合もないというポイントが分かりとても面白いテストとなりました。
Audials & Amazon Musicをお使いの方々はぜひ一度お試し下さい、そして今回こちらのブログを見てコメントを頂きましたことに感謝したします。

2022年11月 自宅にて
#Audials One 2023
#「ダウンロード」と「再生しながら録音」
#DL&録音の速度設定と音質





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Last updated  2022.11.23 00:34:16
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Re:Audialsの最速はなんとDLじゃなかった...「再生しながら録音<高速>」の謎(11/18)  
みんみん さん
ほんといつもきめ細かい分析


あまりパソコンやソフトのことは
わからないのですが
おかげで録音できるレベルまで
できるようになりました

本当に感謝しています。
これからも楽しくブログ拝見させていただきますね。 (2022.12.05 10:08:21)

Re[1]:Audialsの最速はなんとDLじゃなかった...「再生しながら録音<高速>」の謎(11/18)  
みんみんさんへ

コメントありがとうございます。
こちらの記事をお読みいただき感謝です、
おかげさまでとても面白い検証ができました。

検証中私のPCの能力不足か、早すぎる再生のためか
「頭欠け」が発生することまでわかり驚いています^^。

本家Audials.AGを見ていると
現在の各ストリーミングサービスへの対応に追われているのが
良く分かります...日々大変な作業ですよね^^;)。

なので不安定要素のあるダウンロードで手間隙かけるより、
PC作業のお伴に良い音で聴きながら「録音」というのが
やはり大正解なのかなと思っています。

みんみんさんもお気に入りの楽曲で素敵なサウンドライブラリを
築くことができますよう願っております。

これからもよろしくお願いいたします。 (2022.12.06 10:06:39)

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