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★ Affinity Photo 2がたったの1,980円で手に入りました!の巻 ★先月の話ですがソースネクストからのメールで画像編集ソフトの「Affinity Photo 2」ほかのセール情報がありました。いつものことなのでさほど気にしていなかったのですがその値段を見てびっくり、1万円前後だったはずのものがなんと1,980円と書いてあるではありませんか!思わずWebを訪ねてみれば11/3迄ですが本当に1,980円で売ってました、今までAdobeのサブスクを止めてもCorelの「PaintShop Pro 2023」があるからなんとかなるかと使ってきました。でもここしばらく使っているとさすがに我がPCの性能不足からか多少もたつくところが気になっていたんですね、そこでこの価格なら試してみるかと即購入に踏み切りました^^;)。ブラック フライデーすべてのアプリとアドオンが50%オフ!※11/25現在も上記のようにAffinity(Serif)のホームページでは「ブラック フライデー セール」で平常価格?(6,590円)の半額<3,290円>で購入できます。使い慣れたAdobe「Photoプラン(Lightroom Classic+Photoshop)」や「Luminar 4」そして最近の「PaintShop Pro 2023」などと少し違うのが、ファイル管理がほぼ皆無なところ。いわゆるソフトからフォルダを指定してそのすべてのRAWファイルを見渡しながらチョイスして現像というスタイルが取れないのです。「Affinity Photo 2」は言ってみればファイルごとに「Camera RAW~Photoshop」へ渡すような感じですかね。もちろんたくさんのRAWファイルをまとめて指定して現像工程に持っていくことは出来るのですが、その現像へ持っていくために必要な「チョイス」の工程が気軽にできないのですよね^^;)。ただし私の普段の現像ワークフローからすれば「Affinity Photo 2」のウィークポイントはその一点だけ、よってα7IVとα7SならSONYの「IEDIT Viewer」を使えばよいだけなんです。そんなわけで現在の現像方法は...◯ α7S & α7IVの場合 [IEDIT Viewer] → [Affinity Photo 2]◯ D700 & Coolpix P7100の場合 [Nikon Transfer 2] → [NX Studio]それにα7IVで必要があれば<クリエイティブルック>のため「IEDIT Edit」を、そしてどちらの場合も必要に応じて「Luminar 4」をプラグイン的に使うという流れとなります。「Affinity Photo 2」の動作が起動を含め意外と軽いので随分とストレスフリーになりました。でもAdobeを止めてからNikonの「NX Studio」を初めて使いましたが、Nikonはよく出来てます、SONYも見習って欲しいところです...というのが正直な感想。<Affinity Photo 2というソフト>[現像(ペルソナ)]↓↓↓[Photo(ペルソナ)]上の2つの画像のように「現像ペルソナ」から「Photoペルソナ」という手順で現像を進めていきます。現像ペルソナでは基本調整や色調補正などを済ませて[現像]ボタンでPhotoペルソナに変わり上の画像のようにレベル調整やカーブ調整ほかPhotoshop的なレタッチまで可能になります。現像ペルソナに[IEDIT Viewer]から現像したいRAWファイルを選んで送る(渡す)のですが、けっこう多くのRAWファイルをチョイスして渡してもキビキビと準備してくれます。そしてこの「Affinity Photo 2」には他のソフト同様に「一括処理」といういわゆるバッチ処理ができるのですが、その他にちょっとした作業を簡素化(時短化)してくれる<マクロ作成>機能がついているのです。[マクロライブラリ]これはとても簡単で皆さんもお使いだと思いますがMicrosoft Excelなどで見慣れたマクロ作成機能とほぼ一緒で、上の囲みにある<マクロ>タブをクリックすると記録ボタン・停止ボタン・再生ボタンが出てきて記録ボタン「ON」以降に作業したもの・ことを順次記録してくれるんです。それにジャンルと名前で登録しておけばライブラリから必要な時にクリックしてサッと作業をこなすことが出来るのです...けっこう煩雑な作業をあっという間に処理できますので大変便利ですよ^^。まあ「Affinity Photo 2」はPhotoshopほどではないにしても大概のことが出来るようになります、そしてありがたいのがオンラインでのヘルプがとても充実していること。はじめはこのソフトが便利そうなのでこれで本格的に勉強してました...↑Amazonで見るAFFINITY PHOTO クリエイター教科書[V2対応版]山本 浩司著技術評論社 2,860円(税込)こういう書籍はマイナーなためかちょっと高めですが、豊富な画像でとても分りやすく一通りの機能をマスターすることが出来ます...強いて言えば一部パラメーターの細かい説明が弱いかも。もしこうしたお金をかけたくない方なら上に書いたように「オンラインヘルプ」が大変力になること請け合いです。私も細かいポイントを知りたくて上の本で不足していることを見るためにオンラインヘルプを見てみたらしっかりとした章立てから簡単にたどり着けました。なのでいちいちソフトや「お気に入り」のホームページ・リンクから見るのが面倒なので、Microsoft edgeの「このサイトをアプリとしてインストール」してデスクトップにアイコンを置いています...これで見たい時にすぐ単独ソフトのようにアクセス・閲覧できるようになります^^。以上のように今回のソフト「Affinity Photo 2」導入で作業中のデスクトップがとてもスッキリしました。動作もサクサクでストレスも無く、現像・レタッチも慣れるとあっという間に終わり最後の”Exif表記”付きのJpegでのエクスポートまで楽々作業になりました。今回こんなに安く手に入れられたのはラッキーでしたが、「Adobe Photo Plan」から脱却したい方々にはとてもおすすめできるソフトだと思います、ぜひご検証を...^^。2024年11月 自宅にて#Affinity Photo 2#現像ワークフロー変更
2024.11.26
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★ α7IV(& α7S) + 90mm F/2.8 Di III MACRO VXDの巻 ★先月発売となった新タムキュー[F072]ですがマクロとしては発売後の評判がすこぶる良いようでタムキュー愛用者の私としては嬉しいですね。このところ私もα7IVとα7Sをとっかえひっかえしてこのレンズを使っていますが、AF撮影時の[DMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)]での両機での撮影ではAFを外してわざわざMFにする必要を感じません。それも思いっきり接写しても遠景を撮ってもリミッターはほぼ<FULL>のままというくらいしっかり被写体に食い付いてくれる信頼感も感じています...ほんと迷いの少なさに驚きますよ..まさに革命的^^。そして「AFが爆速」というのは”マクロはAFが遅い”という今までの常識を覆したという意味で「爆速」という言葉を使っているようですね。それではさっそく描写の方を見ていきましょうか...[エノコログサ]夕暮れ時という撮影時間によるものかα7IVでの一枚にはそれほどの温かみは出ていないもののインフォーカスに見られる一本一本の毛がとてもシャープに描写されているがSIGMAのそれと比べると「柔らかシャープ」といえないだろうか。そこでここ最近に撮っていた「SIGMA105mmマクロ」の画像と似たようなアングルのものを比べてみました...[枯れ枝][105mm F2.8 DG DN MACRO Art:α7Sにて]主役の枯れ枝については同様なシャープさを感じられるがやはりSIGMAのほうが若干ソリッド感が高いと感じます。2つの画像に3evほどの明度の差があるんですが、SIGMAの方は優しい画が得意のα7Sがその差を気持縮めているのがわかり微笑ましい限りです^^。[マユミ][105mm F2.8 DG DN MACRO Art:α7Sにて]やはりこちらも明度の差がはっきり出てしまっていますが、ボケの柔らかさにTamronの優位性が見られるのと「何でもボケ玉にしてあげますよ」というタムキューの伝統がしっかり見られます(笑)。被写体までの距離=画角の差ではありませんが、これだけきれいなボケ玉が見えるとつい画面にたくさん入れたくなってしまいます^^;)。[Cobby][105mm F2.8 DG DN MACRO Art:α7IVにて][F072]の方がCobbyに近い分背景の玉ボケのボケ加減が強いですが、こうして同じ大きさレベルで見比べるとやはりTamronの玉ボケの真円を保つ力量が伺えますかね。Cobbyに見られるシャープネスでもSIGMAに負けてないと思います。[シャクヤク:α7Sにて][105mm F2.8 DG DN MACRO Art:α7IVにて]私的にはこれはもう圧倒的に「α7S+F072」の方に軍配が上がります、その抜けの良さと柔らかシャープな描写にはもうまいったの一言。でもSIGMAらしいクールでソリッドな感触もまた捨てがたい一枚であることも確かかな...。この一枚はTamronとSIGMAの良いところが出た対局的な作例ではないでしょうか。ここから引き続き<α7IV+F072>の散歩撮に戻ります...[モミジ]図書館横のモミジですが、室内からの灯りに照らされて浮き上がる一枚の葉が色に変わりつつある背景の同系色に負けずにクッキリ浮き上がります。[Lock]SIGMAには負けそうではありますが、ISO12800でもしっかりと金属の質感をあぶり出してくれます。[メタセコイア]こうした暗い中でもギリギリ背景も汚くならずに頑張っているようです。インフォーカスの小さな葉もそろそろ紅葉を終えようかとしているアントシアニンの最後の踏ん張りをしっかり映し出してくれます。[ハナミズキ]少しアンダー過ぎましたかねえ^^;)。でもここでの見どころは柔らかく出たとろ~りとした感触の背景です。SIMGAのように硬めには出ないですね。[キラリ☆ふじみ]そして最後は夕暮れ時ガラス越しのキラリ☆ふじみ施設内の空気。どうですが...インフォーカスがとてもシャープなのに温かいですよね、柔らかいですよね...大好きですこの空気感。いかがでしたでしょうか...もうすぐこのレンズを手に入れてから一ヶ月が経とうかとしていますが、αシリーズとこのレンズとの[AF+DMF]モードでの撮影はとても快適です。マクロレンズで迷いが少ないということがこれほど撮影リズムを良くしてくれるとはまさに「革命的」なことだと思いますね。来春の花のシーズンに向けてトレーニングのし甲斐のあるレンズがまた一本増えました、発売直後で買い控えている諸氏にぜひともおすすめできるレンズの話題でした...^^。2024年11月 文化の杜公園・キラリ☆ふじみほかにて#α7IV#Tamron 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD
2024.11.23
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★ α7S + Zeiss Loxia 2/50の巻 ★日が落ちるの随分と早くなってきたきょうこのごろ、Cobbyの散歩での帰り道ががだいぶ暗くなってしまいます。その昔「α7II」をオールドレンズ用として使っていた頃はその性能から高感度はとても弱くISO1600くらいが限界として使っていました。現在オールドレンズの旗艦は「α7S」となりその高感度でもディティールをしっかり捉えてくれるおかげで多少暗さに不安があろうとどんなレンズを付けても歩けるようになりました...頼もしいカメラです^^。まあ本来はその1画素の余裕を楽しむために手に入れたのですが、同じ画素数の古い「Nikon D700」と違い高感度耐性が強いという個性は場所を選ばない余裕が生まれますよねえ。まあ今回はそんなに真っ暗なというほどの時間帯でなく暮れなずむ時間帯いわば「黄昏時」の散歩撮になります。そしてレンズは写真のCarl Zeiss「Loxia 2/50」ですから相性はバッチリです^^。それでは現代版「Planar」の黄昏散歩撮をご覧いただきましょうか...[コスモス]もう終わりかけているコスモスですが一株だけ元気に咲いていたので思わずシャッターを。このしっとりとした描写がなんともいえず素敵です、プラナーを感じてしまいます(笑)。[カンナ]<f/2.8>くらいがほんとは良かったかもですが、暗い中ですのでシベと花びらの模様がとても引き立ちますね。葉が少し汚いので暗さの中へ押し込めました^^;)。[畑のバラ]つい二日くらい前まではきれいに咲いた花が2輪ほどあったのですが、みな枯れ初めて今や大きな蕾が3~4個残っているだけ。あえて蕾の質感は押さえてそのままの露出を保ち背景のプラナーらしいとろけるようなボケを生かしてみました。[ランタナ]プラナーは背景の距離でボケの荒れが出てくるようですが、この「Zeiss Loxia 2/50」はそのボケの柔らかさがそうした粗を隠してくれるようです...α7Sなら尚更ですね。[サザンカ]ファインダーの中が明るすぎるほど周りが暗くなってきてますが、どうでしょうインフォーカスに見る花だけでなく濃い緑の葉の滑らかな艶...なんとも言えませんね。[柿の木]かつてオールドレンズのテストフィールドとして使っていた場所ですが、周りに色々出来てきてフレーム内が煩雑となり今は使っていません^^;)。柿の実がきれいに実ってきたので一枚シャッターを切ったんですがもうその実にはスポットが当たらないほど暗くなってしまいました...露出を上げると空が明るくなり過ぎてしまい、残念ながらです (T_T)。[ハゼ掛け]こちらの施設用の小さな畑の横に田んぼもないのにちょこっと「ハゼ掛け」が...いただきものでしょうか、でもこの描写気持ち良いですよねえ^^。このレンズ、こうした質感描写に長けているのも魅力のひとつなんです。[川辺のカンナ]暗くなっている時間帯に土手に挟まれ低い川辺に咲いたカンナですのでよけいに暗い状態。でもしびれるようなその葉の描写にはニッコリです...こういうしっとりとした描写はお得意中の得意なんです。さていかがでしたでしょうか...素敵な質感描写と暴れにくいボケでこのレンズはα7Sととても良い相性を見せてくれます。コンパクトで軽いのも合わせ散歩撮にはとても使い勝手が良いのですが、このZeissの写りの良さにしては中古が最近安くなってますから不思議です。こんなタイミングで手に入れてはいかがでしょうか...絶対のおすすめです^^。2024年11月 江川周辺にて#α7S#Carl Zeiss Loxia 2/50
2024.11.16
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★ α7S + 105mm F2.8 DG DN MACRO Artの巻 ★◯ 105mm F2.8 DG DN MACRO Artの優位性はどこにいった...!?先日手に入れたTAMRON「90mm F/2.8 Di III MACRO VXD」はこれまで使ってきたレフ機時代の[272E]と比べれば超進化であるが、前評判の「爆速AF」とまでは感じなかったことと軽く回りすぎるフォーカスリングのためにファーストインプレッションとしては機能・操作感的に若干期待を裏切られた感じがしていました。ところがどっこいである...フォーカスリングのトルク感に関しては確かに今回使った「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」の方が数段上なのですが、TAMRONの記事でも書きましたが実際にリングを回した時のフォーカスの移動する感触(レスポンス)がSIGMAよりもTAMRONの方がとてもスムースに感じられたんですよねえ。そして「AF」に関しては...私の持つ最短撮影距離22cmの「FE 35mm F1.8」の方がはるかに爆速なのであります、がしかし[F072]の方は”スッ”ではなく”ス~ゥ”という感触のAFなんですが、今回SIGMAを使って強く感じたのがTAMRON[F072]のAFが「マクロでは革命的」と言われた理由がその”迷いの少なさ”にあるんじゃないかということなんです。今回使った「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」も一応SIGMA最新の105mmマクロであるわけで、そのビルドクォリティの高さといい優れた描写性能といいこれまでそれほど不満を感じてこなかったのも事実なんですよね。ところがTAMRONを使ったあとにこのSIGMAのマクロを同じ環境[DMF機能をON]で使うと上記のフォーカスリングのレスポンスでの劣勢、そしてAFの「迷いの多さ」にとにかく驚かされたのです。このSIGMAの迷いの多さについては深刻で...TAMRON[F072]を手に入れた人間からすれば...いくらビルドクオリティが高く機能的にも「AFロックボタン」はじめ「リミッター切り替えスイッチ」「AF/MF切り替えスイッチ」「絞り環」「絞り環のクリックON/OFFスイッチ」果ては「絞り環ロックスイッチ」まで付いていてさぞや使い勝手が良さそうではあるが...AFについて言えば「アレレ!」なのであります。実際に使って遭遇した例で言えば...リミッターで動作する範囲内でもけして少なくない頻度で「迷い」を体験すると言えばよいでしょうか^^;)。なので[F072]を手に入れた私としてはSIGMAの画質に不満が少しでもあればあえてMFですがヘリコイドの上質な操作感を楽しめるVoigtlanderの「MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5」の方へドナ・ドナしてしまいそうなのであります^^;)。さてそんな感覚を抱いてしまった我がSIGMA「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」なんですが、私の防湿庫の肥やしとなるかはたまたドナ・ドナとなるか今や”風前の灯”といっても良いような存在感...でもせっかく手に入れたので今回は「使用感」はとりあえず棚に上げておいて、その画質的に相性が良いと思っている「α7S」に付けての検証的な散歩撮としてみました...^^。起死回生となるかどうか...さっそく見ていくことといたしましょうか。なお今回夕方の散歩撮での画像で、曇り空ということもあり明るさに不足するシチュエーションが多くISO100をキープできない画像がとても多くなっています。なのでかえって「α7S」の高感度における描写のアドバンテージなども見どころとなっていると思いますのでお楽しみに...[スプレーマム]散歩途中に見つけた鉢植えのスプレーマムですね、中腰での接写で開放はとても辛いものでシャッター回数が自ずと多くなります^^;)。こうした背景が色になるような場合のこのレンズのボケ方が私的にいまひとつシックリきませんが、ピントピークの描写は気持ち良いですね。[Green Leaves]この一枚などはやはりSIGMA的なんでしょうかねえ...エッジから消え入るような前後のボケもありですが、私に言わせれば”優しさ”をチャームポイントとするα7Sを持ってしても全体から漂う”クール”な印象がSIGMA的なのでしょうかね^^;)。[枯れ木]そうした意味ではこの一枚はまさにSIGMA的でうってつけか...[F072]の記事にもほぼ同じ構図のものがありましたがTAMRONの方は朝日があたっているだけではない温かみの中に醸していた枯れ木の”乾いた質感”とは全く対局のようなまさに私がこのフレームで伝えたかった枯れ木のカラッカラな質感が見事に描写されていますし、少し固めなボケの質感がまさにイメージ作りに大きく貢献している感じですよね。ほんと石とか木などの質感描写では質実剛健な描写の「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」でも敵いません(笑)。[フジの幹]以前桜の太い幹についた苔をこのレンズで接写したことがありましたが、しっとりとした質感もやはりクールな印象で描いてきました。このフジの幹も長年にわたって裂けてきた表皮の「乾き」を顕微鏡で覗くがごとくあぶり出しているようですよねえ。もしかしたらこうしたクールな質感描写の「味」が好みの分岐点なのかもしれませんね。[マユミ]これなんかはよく撮るマユミの写真の中でも生き生きとした描写で好きな部類の一枚なんです。背景も大きめな淡いボケ玉を伴いとても好ましいアングルかなと思います。でもTAMRONならもっと温かな印象を与えてくれるのではないでしょうか...ボケが比較すると「硬い」のかなあ、不思議です。それともISO10000ともなる露出のせいでしょうか(笑)。[アベリア]このへんに来るとα7Sの消え入るようボケにふくよかさを加味してくるアドバンテージを感じられます。そしてピントピークの気持ちよさは1,200万画素のα7Sでも十分感じられますね。[音楽堂とCobby][F072]との室内テストを思い出します、TAMRON[F072]より真円を崩すペースが若干速いのが見て取れますが、端になったレモン型も大きさ・質感ともども好感が持てますね。もう結構な日の暮れようでかなり暗くなってきている状態ですが、このレンズでのCobbyはせいぜい及第点そこそこかな...残念ながらあえてCobbyを撮るために持ち出すレンズではないかな^^;)。[Watch Tower]日が沈む西の方角に向けて撮ってもこのExifになってしまう時間です。逆にその時間だからこそ点灯した塔の足元にあるオレンジのライトが素敵な色を時計塔に付与していました...まさにこのイメージどおりです^^。[ケイトウ]最後の一枚はほぼ日が落ち加減、それも曇っているので雲に拡散された僅かな光があるだけ。露出補正を[±0ev]ではISO25600でも足らずSSが1/60に...仕方なく[-1.0ev]にしたもの。しかし現像してみればISO25600でもノイズ感はこれとほぼ同等です、こちらをチョイスした理由ははわずかにピントピークが美しいパーツを広く捉えていたからに過ぎません。暗い状況とはいえ先ほどから書いてきたSIGMA的描写そのものです(笑)。「α7S」ってほんと凄いですよねえ、これだけノイズを抑えながらしっかり被写体のディティールを捉えてくれるんですからねえ^^。さていかがでしたでしょうか...まだまだ使えるシチュエーションは結構ありそうです、それもα7Sがあるおかげかもしれませんが^^。万能なレンズはないという範疇では優れたレンズであることは間違えないところですが、私の環境でマクロレンズとして[F072]と同居した場合は出番は極端に減るかなあ^^;)。いわば機能的にフル装備のSIGMA「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」ですが、TAMRONの方は基本性能としての高さの強みがカスタマイズ可能な(フォーカスリング&)「AFLボタン」と「リミッター切り替え」の2つだけで十分としてしまう底力が感じられますよねえ...私はまだリミッターを”FULL”以外にしたことがありませんからね^^。あとはそれぞれの「味」の問題かな...TAMRONで概ね満足してますが、適材適所でSIGMAの登場も十分あり得るという感じですかね。まあこれだけ「味」が違えば楽しみも確保できる感じです...ただしいつまで保てるかは不明ですが^^;)。今回はα7SでもクールなSIGMA的描写が楽しめる「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」の検証的な散歩撮の様子でした...^^。2024年11月 文化の杜公園・キラリ☆ふじみほかにて#α7S#105mm F2.8 DG DN MACRO Art
2024.11.11
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★ α7S + MC TELE ROKKOR-QD 135mm F3.5の巻 ★Minolta「MC TELE ROKKOR-QD 135mm F3.5」、こいつが手に入ってから「smc-Pentax M135/F3.5」の出番がまずなくなってしまった。”M135”は軽くてコンパクトそして軽いタッチの爽やかな画が得意と思っているのだが、いざオールドの135mmを付けようかと防湿庫を開けると...やっぱりROKKOR組に手が行ってしまうのですよねえ^^;)。たかがだ4群4枚のレンズ構成なのですが「Eagle Eye(Tessar 2.8/50)」のZeissらしさ同様にしっかりとROKKORの味を醸してくるのでこのずっしりとした(412g)重量級にしっかり魅せられてしまったようです...撮影最短距離1.5mにもやっと慣れました^^。まるで新品で購入したかのようなきれいな個体です、昔は50mmがカメラのセットで付いてきて「その後の望遠」という立ち位置がこの135mm(とか200mm)だったんですよね、Pentax M135もそうでしたがどちらもオールドとは思えぬ綺麗さでやはりあまりこうしたレンズは出番が少なかったのでしょうか^^;)。でもご覧の保存状態の良さのおかげでしっかりとAC(アクロマチックコーティング)の残存状態も良くてROKKORの空気が感じられるのはありがたいことです...^^。それではいよいよ散歩撮の方を見ていきましょうか...[タカノハススキ]夕方の日がかなり傾いた時刻の一枚、適度な圧縮感を伴った...とはいえその背景のボケに見られる距離感・空気などの臨場感はとてもROKKOR的で良いんじゃないでしょうか、はい。[コスモス]いかがですか...これですよねえ。まさにベール感をたっぷりと漂わせていながらα7Sのおかげかふくよかさも加わったボケに見る臨場感とインフォーカスの空気のバランス...もうたまりません(笑)。[公園のCobby]ほぼ真横から西日を浴びるCobbyの図。背景のサザンカの壁にその僅かな西日が当たってできた淡いボケ玉の朧げな雰囲気も良くて気持ちよくCobbyが浮き上がります。[ニラ]ここから翌日の朝の散歩撮になります...朝日に照らされたニラ、まだまだ弱い光ゆえかえって種子を抱えて終わりゆくニラたちがとても爽やかに描写されました。[枯れ木]毎度畑の一角に見られる枯れ木たち、たぶん庭木などの枝打ちで出てきたものが置かれているんでしょうね。カラカラに乾いた質感がなんとも印象的でした。[ススキ]こちらはキラリ☆ふじみ円形音楽堂前の池、まだまだ朝日はまだらにしか届きません。たくさんの穂を持つススキの中で輝く一角にフォーカスを...まだ濁り少ない朝の空気を感じてもらえますかねえ。[キラリ☆ふじみ]このアングルは入口のガラス越しながらもたくさんの大きな窓ガラスから入る時間ごとの光のバラエティをレンズがどう捉えるか見るのにとても良い場所なんです。いつものベンチに当たるまだ日が届かない朝の弱い光を座面の反射が優しく伝えてくれます...幾重にも重なるガラス面の描写などにレンズごとの性格も見て取れますよ^^。[紅葉葉楓(モミジバフウ)]まさに爽やかな朝の空、その高さにようやく秋を感じられるようになってきました^^;)。モミジバフウの紅葉も序の口でこれからが本番です、しっかりわが街の紅葉を楽しまなければ。[コムラサキ]爽やかついでに最後はコムラサキ。少し露出補正をプラスに振ってα7Sの優しさを出してみました。でもボケにしっかりROKKORが乗ってます...^^。さていかがでしたでしょうか...それほど出番は多くないですがいい味出しますよねえ、使ってやらねば深堀りもできませんから意識的に登場させましょうかねえ...Pentax M135も可愛そうなんですが(笑)。今回は空気感もしっかりROKKORなMinoltaの中望遠レンズの話題でした...^^。2024年11月 江川周辺・キラリ☆ふじみほかにて#α7S#MC TELE ROKKOR-QD 135mm F3.5
2024.11.07
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★ 最新タムキュー[F072]はたしかに優れモノの巻 ★さていよいよPart 2では「90mm F/2.8 Di III MACRO VXD」のCobbyとの散歩撮での分析記事となります。「F072」を”α7IV”に付けると約1.3kgでちと重たい感じ、そしてレンズそのものはコンパクトな部類ではあるがSIGMAの105mmと同様にフードを付けるとさすがに長さも出てきますね。そして今回どうせならとα7IVだけでなくα7Sでも使ってみたので両機での作例をお見せすることができますので乞うご期待です。2日間2台のカメラでこのレンズを使って感じた点から最初に2つだけ記しておきたいことがあります...[1] 先日の室内撮りまでのファーストインプレッションでお伝えしていた「フォーカスリングの感触」について若干訂正の意味を込めて書き留めておく必要が出てきました。確かにクルクルとても軽く回って「なんじゃこりゃ」と思いましたが、2台のカメラにて”DMF”を有効にして使ってみるとそのフォーカスリングの回転に対するレスポンスがとても快適であったことです。SIGMA(105mm Macro)の方はトルク感はTAMRONより上なのですが、その反応は比較するとちょっと「もたつく」と感じられるかな...それゆえ余計にTAMRONのフォーカスリングの回転の”軽さ”が悔やまれます^^;)。 [2] 前評判のAFの「爆速」とか「マクロでは革命的」というほど凄いとは感じられなかったこと...ただし”DMF”と組み合わせての撮影がとても快適だったことは間違えなくリングのレスポンスの良さに依るものかと重ねて強調しておきます^^。AFは確かに正確&スムースではあるが、それでも「スッ」というよりは「スーゥ」という感じかな(笑)。そして最近のマクロ”SIGMA 105mm ART”よりAFの迷いも少なくストレスがなかったこと(けして無いわけではない)も事実。多分AF速度に関してはカメラ本体にも依るのだと思います、α7Sよりα7IVでの方が体感的に若干速いと感じましたので、より上の機種ではもしかしたら「爆速」を体感できるのかもしないですね。□ 実際の作例を交えてこのレンズの味を探ってみようそれではいよいよ描写の方を見ていきましょうか、まずはマクロならではの接写における描写をご覧いただきます。[空蝉:α7IV]Cobbyとの散歩でよく見つけるセミの抜け殻です、最短近くでの撮影はやはり目にピントを持っていくのが大変...一眼レフよろしくシャッター回数がかさみます、次は連射かなあ(笑)。[ニラ(種子):α7S]SIGMAのようにキレッキレではなくそこはかとない温かみみたいなところが好きなポイントです。でも淡い大きな玉ボケが端っこの方へ行ってもきれいな円を描いているのには驚きです。[クレマチス:α7S][クレマチス:α7S]もうかなり日が経って産毛の芯が赤くなりだしてます、その産毛に見られる一本一本の解像感が素敵ですね。奥の葉の消えゆくようなボケがまた朧げという感じでGoodです。2枚目の黒背景もまた植物見本かのようで面白いのでは...^^。[ハナミズキの紅葉:α7IV]被写界深度がはっきりと分かる一枚です^^。太・細の葉脈が心地よい精細感で描写されてますね。[ヤブミョウガ <f/5.6>:α7IV]暗い氷川の森での久しぶりのご対面です、ピントピークと言える<f/5.6>でのキリッとした描写はとても気持ち良いです。開放のボケを背景にしたものよりこの絞りの方がなぜか背景からの浮き上がりが自然でした。**************************************続いては「F072」のボケが主役とでも言えるちょっと気になった描写をいくつかご覧いただきます。[レッドロビン:α7IV]まさに最短での開放は老眼にはもう無理(笑)。真ん中の小さい若葉にフォーカスを持っていきたいのですが、結局3枚中この根本への一枚がようやくの感じです...マジ連射してみよう^^;)。でもこの一枚の見どころは背景の消え入るような素敵なボケ、光によるバリエーションもこれから楽しみです。[ヒサカキ:α7IV]こちらは小さな花が咲く前のヒサカキですが、やはり暗いながらもこのボケはいいなあ...ファインダーでボケ加減を確認しながら絞りを変えて決めた一枚です。[サルビア:α7IV]現像時もう飽和寸前の赤で彩度を少し下げました、その甲斐あって素敵な一枚に。なんかこれ「272E」で見慣れたボケの感じで懐かしさを感じます...やはりタムキューですね。長く「272E」を使ってきましたが、ここまで見てくると12枚の絞り羽根のおかげかタムキューらしさの中にもボケの質感に少なからず違いを感じます。[ベニバナマンサク:α7S]インフォーカスの解像感の高い描写を期待しながら背景に気を使いファインダーにて確認しながらあえて開放より少し絞って表情を豊かにしてみました...そんな楽しみもマクロの定石の一つですよね^^。**************************************続きましてその他の様々な被写体におけるこの「F072」の描写のバリエーションをご覧いただきましょうか...[外壁のシダ][狛犬:α7IV][氷川神社境内:α7IV]石像などの質感描写を見てもシャープながらSIGMAのようにちょっとクールな感じの描写ではないところが好きかな。[キラリ☆ふじみ:α7IV]午後4時ごろの室内の明かりを強く感じ始める時間帯の一枚、外光とのカクテル加減の窓際のベンチが素敵に描写されてます...そうした光を感じる空気感も良いのではないでしょうか。[Watch Tower:α7S]開放からf/11まで撮りましたがこのレンズ逆光にはとても強そうです。時計塔がまともに見えるようかなりプラス補正をかけたので白飛び確定ですが、よけいなフレアやゴーストはなし。[ハナミズキ:α7IV]弱い光の下でのハナミズキの紅葉がしっとりとした素敵な描写をいただけました。写真下部に見られる奥へ向けての葉のボケ方の柔らかさが素敵です。[市役所:α7IV][同上:Luminar 4にて]さて建築物ですかね、上の一枚が素の描写と言えばよいのか見た目に近いものです。大きなガラス面に写る空の様子が弱いながらも面白かった一枚。それを”Luminar 4”で最終処理をしたのが下の一枚です。さすがにAI & Sky Enhancerですね、窓を含め素敵なメリハリを与えてくれます(大きくしてみれば壁面のモアレは消えます)...何で撮ったかほんとわからなくなりますが(笑)。[シャクヤク:α7S(APS-Cモード)]シャクヤクは種子がまだまだきれいなので根気よく粘って撮ってます(笑)。こういう一枚は”Luminar 4”のお得意分野で素敵な一枚に仕上がります。いろんなレンズで撮りましたがこのレンズにかかると入り乱れている茎や葉そして花がスッキリと見通しよく描写され文字通り抜けの良い空間となり”Luminar 4”の加味するエッセンスが際立ちます。**************************************そして最後はうちのCobbyの描写で締めましょうか...[Cobby #1:α7IV][Cobby #2:α7S]それぞれ時間と光を感じさせる描写となってます。特に上は歴代のタムキューらしい一枚ですかねえ。下はα7Sらしい優しい一枚と言えるかな(ピントが鼻へ行ってしまったせいもあります)^^。昔からタムキューでのCobbyは素敵な写真が多いのですが、これからも期待できそうです。[Cobby #3:D700+272E使用]これ少し前にD700に「SP AF90mm F2.8 Di MACRO1:1(272E)」を付けて撮った上のものとほぼ同じアングルでの一枚です。古いD700と20年前のタムキューのコンビでもこの素敵な描写が可能ですから驚きですよねえ。光の違いがあるとはいえ(曇り空でのWB:太陽光ゆえ少し青みが強いですが)正直今回の2台のカメラを使った「F072」のCobbyより頭一つ抜けてこちらの一枚がお気に入りです^^;)。ただし新・旧のタムキューの背景のボケ目をやるとさすがに新しい「F072」の方に品を感じるというか上質なボケを見る思いですね。まあこれだから昔からタムキューはやめられないのでしょうね(笑)。**************************************◯ この2日間の「F072」の操作感についてはじめに書きましたがAFは「爆速」とまでは感じませんでしたが、迷いは「ほぼ」無くてSONYの”DMF”を使うことでのAF操作感はとても便利・快適で純粋に「MFに切り替え」を使う機会はありませんでした。当初”TAMRON LENS Utility”にて[フォーカスセットボタン」の設定を[フォーカス/絞りリング機能切り替え]と「フォーカスリング」の設定を[リニア]及び回転角を[450°]としていました。しかしフォーカスリングが軽く回って「絞り」にした時にちょっと触れただけで絞り値が変わってしまい慌てることもありました。ですが[AF + DMF]の快適さから絞りをフォーカスリングに活かせる「フォーカスボタン」の設定はそのままにして、「フォーカスリング」の設定を[リニア]のままリングのレスポンスの良さを活かして回転角を[540°]にセットし直しました。これで絞りリングやスイッチ類の多い純正・SIGMAを凌ぐくらいこのレンズを楽しめるものに出来そうです。ちなみに二日目の「このレンズ+α7S」でのほぼ2時間ほどの散歩撮で満充電[95%]のバッテリーを入れて出たのですが、帰宅したときのバッテリー残量は[14%]となってました...撮影枚数はたかだか60枚程度でした。α7II時代の2018年2月に購入したNP-FW50の「互換バッテリー」もそろそろヘタってきたと見えて充電しても100%充電に至らずこうしたレンズのAFをフルに使うとすぐにバテてしまうようになりました(T_T)。そろそろ中古のα7Sに付いてきたの純正バッテリー(2個)をしまっておいた元箱から出して使いますかね、あと10年くらいは使いたいと思っているので(笑)。さていかがでしたでしょうか...SIGMAの全域にわたりシャープといわれるレンズと比べそれほどクール感はなく逆に温か・柔らかな感触が感じられ、初の12枚絞りとなりインフォーカス及びボケ描写のバランスと質の向上が認められました...とはいえ綿々とした歴代タムキューの伝統が生きた描写であることは間違えないところと言えそうです。唯一操作性でのフォーカスリングの回転が軽すぎる点だけは絞りにしたときに撮影に支障が出るほどですぐにでもなんとかしてほしいポイントでしたねえ^^;)。それ以外はSONY純正・SIGMAの機能スイッチ・リングの多さに負けない快適な撮影が可能なレンズと言えそうです。今回はインプレッション2回目としてこれからの撮影が楽しみになった新しいTAMRONの「90mm F/2.8 Di III MACRO VXD」の実践分析でした...^^。2024年10月 キラリ☆ふじみ・雲居の瀧ほかにて#α7IV#α7S#90mm F/2.8 Di III MACRO VXD
2024.11.02
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★ 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD の比較&Test の巻 ★待望の新タムキュー「90mm F/2.8 Di III MACRO VXD」がやってきました!今回はこのレンズ[F072S(Sony用)]のファーストインプレッションを書いてみたいと思います。まずこのパート1ではレンズの仕様ほか出荷前の試用レビューなどで聞かれた機能的特徴、そして手持ちのSIGMAの105mmマクロとの簡単な室内撮りでの比較と実際に使用する前準備(Lens Utilityによる各種設定)などをご覧いただきます。久しぶりの新品購入でテンションも上がりますね、開封直後の擦れや傷などなにひとつないレンズを触るのはちょっと懐かしい緊張感です(笑)。まずは私の現在も使用している2004年誕生のタムキュー「SP AF90mm F2.8 Di MACRO1:1(272E)」の仕様を見てみましょう...なんとちょうど20年前の製品なんですねえ^^;)。レンズ構成 9群10枚絞り羽根枚数 9枚最小絞り F/32最短撮影距離 0.29mフィルター径 55mm最大径x長さ 71.5 x 97mm質量 405g最新の「F072」との間に「F004」と「F017」という一眼レフ用の2タイプが存在します。その2タイプが手ぶれ補正を組み込んだ初のモデルたちで今回ミラーレス用の「F072」を開発するにあたってはあえて手ぶれ補正を組み込まず、カメラ本体に任せて「コンパクト」にこだわったというところでしょうか。でもこの古い「272E」を比べてみると軽いし、その後当たり前のようになった「インターナルフォーカス」でもなく豊かな周辺光量を得るべくした機構だと思うと良くできたモデルだと今でも強く思います...出てくる画像がしっかり証明していますからねえ^^。さてそれでは次に今回の新タムキューと現在SONYのミラーレスで使える他の有名どころマクロの2本との比較を表にしてみましたので見ていきましょう...<主要3社マクロレンズ仕様比較>※SONY[FE 90mm F2.8 Macro]・SIGMA[105mm F2.8 DG DN Macro]項目Tamron 90mmSONY 90mmSIGMA 105mmレンズ構成12群15枚11群15枚12群17枚絞り羽枚数12枚(円形)9枚(円形)9枚(円形)最小絞りF16F22F22最短撮影距離0.23m0.28m0.295mフィルター径67mm62mm62mm手ブレ補正✕◯✕最大径x長さ(mm)79.2 x 126.579 x 130.574 x 136.6重量630g602g710gフード丸型:フィルター用窓付丸型バヨネット式丸型バヨネット式◯ 重量:こうして見るとSONY純正の90mmマクロは手ぶれ補正込みでも一番重量が軽いのですね。最新のTamronは”コンパクト”を謳っていますが、SONYと比べて4mmそしてSIGMAと比べると10mm 短くなってますがこの僅かな差に「コンパクトの優位性」を勝ち取る努力が詰まっているんでしょうね(笑)。◯ シャープネス:SONYアルファブログなどでは開放からf/8まで”並外れた”という形容で「SIGMAのシャープな描写」が他を突き放す形で絶賛されています...1年使ってきた私としてはこのへんってあまり刺さってこないんですよねえ^^;)。やっぱり私にとってはNikonの「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」のようにシャープな中にもしっかりと醸してくる「優しさ・柔らかさ」が重要なエレメントなのかもしれません。まあこのあたりは抜きん出たボケの柔らかさをはじめタムキューの魅力として長く愛されてきたポイントでもあるので最新モデルにも大いに期待しています^^。◯ AF:これから使っていくに当たり味わいたいポイントが”爆速AF”ですかね、巷では試用した方たちが口を揃えて「マクロでは革命的」とまで言っていますからねえ...ホントかなあ?。そして「F072」にはAF/MFの切り替えスイッチが無いんです、SONYなどは私の持つ旧タムキューを真似てかフォーカスリングを前後にスライドさせての切り替え...驚きの真似っ子でした(笑)。このレンズはその機能を「フォーカスセットボタン」に任せたりフォーカスリングを絞りリングに変えることも可能としています(Tamron Lens Utility使用にて)がそれがどこまで撮影のテンポを崩さぬよう機能してくれるかが見どころかと。◯ ポートの疑問点:そのフォーカスセットボタンなどをカスタマイズするためにPCやスマホと接続するためのUSB-C Portがご覧のようにカメラを構えると真下ではなく左側面に位置するんです...特に私はSmallRigのストラップでまさに写真の角度で斜め掛けしますのでねえ...大丈夫かなあ^^;)。これはちょっと雨や埃が心配ですよね、使用時はカメラマン御用達の「パーマセル」で塞ぎましょうかね^^。事前の情報では以上のように爆速AFとSONYのDMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)のコンビで<超快適なマクロ撮影>を可能にさせようとしている意図を感じずにはいられませんね...このへんをしかと確認してみたいと思っています^^。*************************************<室内撮りテスト:Tamron vs SIGMA>それでは室内での軽いテスト撮りをしてから「Lens Utility」にて試した使いやすくなるだろうと思われるようなカスタマイズの様子までをご覧いただきます。前述したように意外だったのがSONYアルファブログで見た「105mm F2.8 DG DN MACRO | Art」のシャープネスにおける開放から[f/8]までの最新のTAMRONを含め競合他社に抜きん出て”Outstanding(卓越した・傑出した)”と評されていたこと。それを受けてせっかくSIGMAを持っているので今まであまりしていなかったが、F072の本格始動を前にちょっとした室内テストをしてみることにしました。◯ セッティング:テーブルフォト的ではありますが、PC卓上に”緑電話のミニュチュア”を置き、雑誌の付録で手に入れたUSB電源供給の帯状の電飾を背景のモニターに配置して近接撮影をテストしました。[ただしTAMRON(90mm)・SIGMA(105mm)という画角の違いがあるので調整はしましたが像の大きさに若干の差異が出てしまう点はご了承ください]◯ 絞りごとの画像比較:[① F2.8の画像][② F4の画像][③ F5.6の画像]※三脚使用しての撮影ですが背景のLED電球の明るさが調節できないためかなり明るくて電話のミニチュアが暗くなるため、手持ちで真上からLEDライトを当てています。その関係で露出に若干ばらつきが出て電話の明るさに差が出てしまいました点ご了承のうえご覧ください^^;)。私がよくレンズなどの作例でお世話になっているPHOTO YODOBASHIではこのレンズの発売日の更新でさっそく記事にしていましたが、当然のごとく上のような玉ボケの作例も出していました。ただそこには<F4.5>の写真を出して「12枚の円形絞りの効果により開放から1段半絞ってもご覧の通り美しい円形を維持しています。」とあり開放の画像はあえて小さく(拡大リンクを付けた状態で)その下に貼ってありました^^;)。私の開放の画像でもわかりますが、開放でのただでさえ大きな玉ボケの口径食がはっきり分かる写真を前面に出したくないのであえて”絞っても玉ボケがきれい”と推したかったのは売りたい立場としては当然の事かもしれませんね(笑)。※実際TAMRONはこのレンズにおいて「1:1から1:4」までマクロ域での開放できれいな円を保持する」とは言っています。◯ [F2.8]:とはいえその大きな玉ボケの(口径食における)変形の度合いがSIGMAと比べたときとても小さいのがわかります。ただ気のせいか同じ口径食ならSIGMAのほうが自然なレモン型といえなくもないかな...まあ「なるたけ変形せずに頑張ってますよ」というのはわかる気がしますが^^;)。◯ [F4]:ここでははっきりとTAMRONの優勢さがわかりますよね、SIGMAに見られる変形しだしている玉ボケがTAMRONではしっかりとした円をキープしているのが見て取れます...これかなり頑張ってるのでは、マクロでは強い味方になりそう^^。◯ [F5.6]:この絞りになると12枚絞りの効果がバッチリ見られますね。SIGMA(9枚)が中央でさえカクカクし始めているのに比べTAMRONではまだ十分円を維持しているのがはっきりわかります。◯ ミニュチュアの描写:そして本来の主役の描写について...上部からのLEDライトの手持ちによる照射なのでキッパリとは言えないですが、両レンズのピークとなりそうな[F5.6]の画像を見るにそれぞれの描写の特性が臭ってきます(笑)。SIGMAのキレの良さをストレートに表現したような質感、そしてTAMRONではそれにそこはかとないまろやか(柔らか)な感触を付加している空気感とでも言えばよいのか...私はやはりTAMRON派ですね^^。*************************************<TAMRON Lens Utilityを使ってみよう>それでは次に私としては初めての「レンズのカスタマイズ」に挑戦してみたいと思います...1. まずは”TAMRON Lens Utility”をサイトからダウンロードしてインストールしておきます2. そしてPCとレンズを(Type A to USB-C)で繋ぎます。◯ [PCとレンズを接続]:※ここではTAMRON推奨の純正ケーブルではなく手持ちの汎用のUSB2.0ケーブルを使用しましたが、問題なく動作しましたので、不安をお持ちの方...ご安心ください^^。3. ”TAMRON Lens Utility”を起動します、3つある接続タイプから自分のものをチョイスして「接続」をクリックします◯ [レンズとの接続後]:4. ご覧のようにレンズ型番が表示され(レンズの写真は違いますが)、カスタマイズの項目を選べるようになります。◯ [フォーカスセットボタンの設定]:5. まずは「フォーカスセットボタン」のカスタマイズ、私は写真の「フォーカス/絞りリング機能切り替え」をチョイスします(任意です)、かつこのときの設定は「長押し」ではなく「クリック」で◯ [フォーカスリングの設定]:6. そしてもう一つの「フォーカスリングの設定」から... <回転方向> → 「デフォルト」 <MFレスポンス> → 「リニア」 <MF 回転角度> → 一番小さい「450°」マニュアルフォーカスレンズのヘリコイド感触に近いということで私は「リニア」をそして回転角は360°もあれば十分と思っていたので最低値の「450°」をチョイスしました。7. カスタマイズが済んだらレンズの「←|取り外し」をクリックしてからアプリを閉じて終了です<レンズカスタマイズを終えて>カスタマイズは至って簡単ですが、問題はその結果ですよね...「AF/MFスイッチ」がないということではじめはその機能を当てようと思ったのですが、前述したようにこのレンズの「優れたAFとSONYのDMFで快適なマクロ撮影」をまずは体験したくあえてクリックごとにMFフォーカス機能と絞りリング機能をフォーカスリングに充てがう機能を選んでみました。結果操作ではレンズを構えて自然な形で絞りを変えられて「まあこれで使ってみるか」と言う感触は得ました^^。ただどうでしょう...前評判・レビューなどで見られたフォーカスリングの感触はちょっといい加減かな。これならSIGMA「105mm F2.8 DG DN MACRO | Art」のリングの方がまだ快適と言えるトルク感です...TAMRONらしくなくクルクル回ってしまうとても軽い感触でしたねえ (T_T)。ちなみに他にTAMRONのマクロは90mmのタムキュー[272E]と180mmの[B01]の2本が手元にありますが、その古いレンズたちも一応「AFマクロ」ですが、その2本のMF時の適度なトルク感と比べたら雲泥の差でまさに[F072]の完敗です。さらに言えば近年のSONY FEレンズでもコスパ最高の「FE 85mm F1.8」のしっとり回る質感にも劣る気がします...この点だけはこの[F072]のとても残念なところです^^;)。この点はVoigtlanderやZeissなどのMFレンズを扱ったことのある方なら「なんじゃこりゃ?」がまず間違えないところではないでしょうか...今どきのリニアレスポンスのリングは皆こうなんですかねえ^^;)。こうなるとますます<優秀なAF + DMF>の撮影スタイルに期待がかかります...。さていかがでしたでしょうか...この”Part 1”では良い点ばかりではなく「ぜひの改善点」もすでに見えてしまう結果でしたが、室内テスから写りはかなり期待できそうなので次回散歩撮が楽しみとなりました...”Part 2”も乞うご期待です^^。2024年10月 自宅にて#α7IV#90mm F/2.8 Di III MACRO VXD(F072)
2024.10.28
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★ α7IV + HEXANON 57mm F1.4の巻 ★今回はα7IVに初めて付けてみたレンズ「HEXANON 57mm F1.4」での散歩撮のお話になります。このレンズ長く「ドリーミー」なボケという表現をしてきましたが、最近なかなかこれはというヒットが出なくてちょっと消化不良気味です^^;)..まあタイミングもあるし光によるところもありますからしょうがないと言えばしょうがないのですが。今回はα7IVですので開放遊びでもファインダーがとても見やすく撮影が楽です、出てくる画はα7Sの優しい画像の方に一日の長があるんですがねえ...もう少しα7IVをα7Sのように手に馴染ませたくてこのところ出番を意識的に多くしてます^^;)。それではあまりバリエーションはないのですが、午後の散歩撮の様子をご覧いただきます...[セイバンモロコシ #1][セイバンモロコシ #2]セイバンモロコシの2枚は川を挟んで対岸を背にしたほぼ同一のアングルですが、ご覧の通り[#2]には右上に太陽が入ってます。セイバンモロコシに対して右60度に太陽があるなと角度を決めてきれいな(虹状の)ゴーストが撮れるかとシャッターを切ったんですが「あ~、それはMC ROKKOR-PF 58mm F1.4だった」と思い出しました...なんとも情けない一枚です(笑)。半逆光の[#1]はその西日の色をわずかに漂わせた開放といえどスッキリと気持ち良い一枚ですが、背景にはやはりドリーミーなボケを感じられます。それに対し強い逆光[#2]ではほぼ全体がセピアカラーとなり左には大きなゴーストが現れました、ドリーミーなボケゆえフレアは気にならず、端っこの口径食は目立つもののボケ玉がまさにドリーミーに舞っているのは”Viva Old-Lens”と言えそうですネ^^。[セイタカアワダチソウ #1][セイタカアワダチソウ #2]今の時期に土手周辺を歩いていて目につくのは前のセイバンモロコシとこのセイタカアワダチソウばかり^^;)。[#1]のようにほぼ順光で空をバックしてしまうとその描写はいかんせん凡庸になってしまいますかね...このへんがROKKORなどと違ってインフォーカスと背景のバランスの弱みみたいなところを感じてしまいます^^;)。なので[#2]のようなシチュエーションの方が背景と合わせまだこのレンズらしい描写を見ることができますかね。[コスモス]そうしたこのレンズの個性が程よく発揮した一枚がこれ、空はかすかにベール感を醸して背景の花などのドリーミーなボケが織りなすなんともいえない空気感が主役をふんわりとサポートしている様はまさにこのレンズならでは...^^。[季節外れの開花]そして今回の驚きの発見はこれ、葉に黄色の比率を徐々に上げて秋・冬支度を始めた川沿いの河津桜の枝にこうして二輪だけ花が咲いてました!...狂い咲きか。[マリゴールド][オシロイバナ]さて終盤にこれまたこのレンズらしい画像が...マリゴールドではインフォーカスの微かなシャープさ加減を引き立てるようにアウトフォーカスのまさにドリーミーなボケが、そしてオシロイバナでは同様ながら大きめな葉ゆえにその段階的に見られるボケ加減がこのレンズの仕様を説明しているかのよう(笑)。[シャクヤク:APS-Cモード]最後は以前にも出てきた朽ち果てんばかりの「シャクヤク」、その種子がツヤツヤと光って次世代へ継がんとする生き物のパワーを感じさせてくれます。まあこのレンズにかかってはノスタルジックな感触に溢れ、見事にツボにはまった感じ...^^。さていかがでしたでしょうか...「HEXANON 57mm F1.4」ってホント個性的なレンズですよねえ、こういう描写をしてくるのでたまに息抜きのごとく「α7S」に付くことが多いんです。いつかこのレンズの美味しい作例を集めて深掘りの記事を書いてみたいと思ってます。今回はそんなドリーミーなボケが印象的なとても”可愛い”レンズの話題でした...^。2024年10月 江川周辺にて#α7IV#HEXANON 57mm F1.4
2024.10.26
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★ α7IV + 105mm F2.8 DG DN MACRO Artの巻 ★このところ日が差せば暑いくらいになり曇れば涼しいを通り越して長袖を着ていても寒いくらいな陽気があったりと体には注意が必要な日が続いています。そんな午後の大きく傾いた西日が差す散歩にはちょうどよい気温の時間帯を歩いてみました。今回は意識的にこのレンズを持ち出しました...もうすぐ最新のタムキューが来ますからね^^。気がつけばこの「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」も私の手元に来てからもう1年以上過ぎていました。私的には写真のα7IVよりもα7Sでのどこか”優しい描写”が好きなんですが、来たるべき新タムキューの「味比較」のためにもここで一発「新しめのカメラ」の方で画像を確認しておこうという魂胆です(笑)。それでは見ていきましょうか...[ご近所のニャンコ]こちらのニャンコはあまり人懐っこい方ではないのであまりポーズの要求はできません(笑)。まあとにかく強い西日の順光だったのでオレンジ色がとても出しゃばっており、若干色身を調節しました...気持ち悪いくらいコントラストが強い一枚でしたねえ、<クリエイティブルック>で[PT]から処理しました。同じ画角のOld-Nikkor「Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S」の方がこうした場合ニャンコの臨場感は上かもしれませんね、がんばれSIGMA!![コスモス #1][コスモス #2]なぜか川沿いがとても風が強く土手沿いのコスモスを撮るのに難儀をしました^^;)。しかし両画像ともに光が弱くなりだした時間帯の素敵なムードを感じさせてくれます...好きですこういうの。[タカノハススキ]主役が日陰で背景に弱いとはいえ日が差しているシチュエーションはさすがに辛いですね、ほぼ開放ですがそれほどの立体感を得られません (T_T)。[メタセコイア]公園のシンボル・メタセコイアも紅葉の準備が始まりました。少し枯れ気味のパーツに光を当ててみましたが、どちらかというと素敵な背景に仕上がりました^^;)。α7Sだともっとふくよかで柔らか(優しい)な描写となりうっとりとさせてくれるでしょうね、でもα7IVも頑張っているようです...このレンズボケ方はこういうスタイル/パターンが多いかな。[キバナコスモス #1][キバナコスモス #2]開放でもISO100をキープできないくらいの明るさになってきたところです。[#1]ではシベが被写界深度に入っていますのでいい感じの描写ですが、ほぼ開放とはいえ花びらの方がねえ...ピントの置き方かなあ^^;)。それに比べ[#2]ではほぼ最短なのでf/8としましたのでとてもバランス良く被写界深度をあてがうことができた感じですね。インフォーカスの花びらの質感描写も奥へ向けてのボケ加減もバッチリで文句なし(笑)。[Water Bridge]一転して開放での景色になります、やはり全体的にはちょっと甘くなりますが、水道橋の存在感は立派なもの。空がいまひとつはっきりしてない状況だったのでそのパッとしない様を”Luminar 4”がお得意のAI Sky Enhancerがメリハリを与えてくれました^^。[シャクヤク:APS-Cモード]最後の一枚はいつもの休憩地点「コンビニ」横に咲くシャクヤクの栄枯盛衰の図。いつか光の状態を見て撮ろうと思っていたのですが、タイミングが合わずいまひとつの状態でシャターを切る羽目に...背景が西日で明るすぎたんです、でもこいつも生き物なので朽ち果ててしまいますよねえ^^;)。開放でもSIGMAらしい”質実剛健”な描写でなんとか保存できてひと安心。いかがでしたでしょうか...SIGMAの105mmマクロ、開放からシャープな描写を楽しめるほか光るポイントも結構見られます。ただしボケ描写に関しては好き嫌いも入るのでなんともですが、私的には「中庸」かな...α7Sではまた違ってくるので面白いのですが^^;)。新タムキューとの比較も面白そう、そんな楽しいマクロレンズの話題でした...^^。2024年10月 江川周辺にて#α7IV#105mm F2.8 DG DN MACRO Art
2024.10.21
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★ D700 + SP AF90mm F2.8 Di MACRO1:1[272E]の巻 ★この記事は2024年で見た目の一番大きな満月となるいわゆるスーパームーンを夜8時ごろ見たあとに書いたものです...危うい天候でしたがなんとか雲の切れ間で見ることができました^^。※そう言えば先日の10/14(月)の午後6時過ぎには例の「アトラス彗星」もCobbyと一緒に土手を歩きながら西の空にわずかに尻尾をたなびかせているのをバードウォッチング用の双眼鏡で見つけることもできましたよ、ラッキーでした^^。今回は随分と久方ぶりの登場となるタイトルにあるカメラとレンズのコンビになります。このレンズとも長い付き合いになります、APS-CのNikon D300s時代に「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」でのマクロのトレーニングに明け暮れているときに2本目のマクロとして手に入れたものです。前述の”Micro-Nikkor”はそれほどではないですが<IF(インターナルフォーカス)>でないためZoomかと思うほどレンズ先端が伸びます...でもそのおかげか豊富な周辺光量を得ることが出来るようです^^。そして今とても欲しいレンズの発売が迫ってきています、このタムキューの最新型[F072:SONY・Nikon用]ですね...10月24が発売予定日ですからあと一週間ほどです。[Tamron 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD(F072)](※クリックでTamronの製品紹介ページへ)一眼レフ用の[F017]はいろんな作例から私の[272E]と写りはほぼ変わらないという判断で敬遠していましたが、今回はいよいよタムキューが新たにミラーレス版でSONY Eマウント(&Nikon Z)用として登場してきました。手ぶれ補正込みでも630gとそこそこの重量だしTamron初の12枚羽根の円形絞りやより高速なAFを採用するなど、ギミックのあるフードともどもとても魅力的な存在となっていますね...予約ボタンをポチりそうでずっと迷っていたんです、SONYの待ち望んだ「FE 35mm F1.8」以来の新品ゲットですがつい先ほど予約してしまいました^^。(なんと手ぶれ補正はなし!AF/MF切り替えスイッチもなしでした...SIGMA同様カメラ本体に依存ですね、ただしAFLボタンをカスタマイズで豊富な機能を割り当て可能とのこと)さてそれではそんな新型が出る「SP AF90mm F2.8 Di MACRO1:1(272 ENII)」を師匠のNikon D700に付けての散歩撮の様子をご覧いただきます...[セイタカアワダチソウ]普段はα7シリーズなので現像は”IEDIT”からスタートするのですが、NikonなのでPCに画像を取り込んで”ViewNX2”からのスタートになります。ちょっと不思議なのがこの画像をNikonのカラープロファイルの「Vivd」を選ぶと、以前使った”Lightroom Classic”のSONY用プロファイル「カメラVivid」を当てたようなグリーンがとても派手な色になったんですよねえ^^;)。なのでこの一枚を含め何枚かはViewNX2の「Standard」を当てるしかないようでした...でもこの”ViewNX2”は他のソフトに画像を編集で渡すときRAWのまま渡しているのであまり関係が無いようでガッカリ^^;)。なのでできた画像はもともとの「ニュートラル」に近くちょっと色味不足かも...勉強になりました、これなら最初から”PaintShop Pro 2023”なり”Luminar 4”を使ってもよいですものね(笑)。[クレマチス]これとても近接なのでf/8でも被写界深度はそれほど稼げません、ミラーレスなら背景を見ながら絞りを決めていくんですがOVFなのでほぼ”勘”です^^;)。でも低画素のD700+Tamronらしく柔らかな描写でちょっと特別感が...^^。[アベリア]中望遠といえどさすがに<1:1>のマクロです、小さいアベリアにもこんなに気持ちよく寄れますよねえ。[芙蓉の花にホシホウジャク]キラリ☆ふじみの音楽堂の周りに咲く芙蓉の花ですが、まだきれいな個体がいくつか見られたので撮影していたら群れなして来ていたホシホウジャクが突然カット・インしてきました...すばしこさにヘリコイド操作が追いつかずの図です(笑)。[ベニバナマンサク]どうでしょう...前回のオールド・標準「XR RIKENON 50mm F2」の開放と同じ構図を狙ってももっと絞らないとなりませんね。さすがにタムキュー、多少絞っても背景を色に変えてしまいそうなほどトロケてしまいます^^;)。[Cobby:画像比較]ポートレートにも使えるのがよく分かる開放の一枚ですよね(Nikonの絞り値は実効絞り表示です)、とても気持ち良い描写ではないでしょうか...^^。[キンモクセイ]最後の一枚はNikon D700らしい色味です。若干匂いが弱くなりだしてますが、まだまだ存在をアピールしていたキンモクセイも素敵な葉の描写と合わせ元気な様子が伝わってきますね。いかがでしたでしょうか...このコンビは「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」同様にさんざんトレーニングしてきたレンズですね。D700ではキリッとしたものから絵画のような描写まで豊かなバリエーションで楽しめます。このミラーレスのために用意された最新型「F072S」が新しいα7IVではどのようなシャープさとボケを見せてくれるのか、D700同様の低画素機α7Sではどんな柔らかさを見せてくれるのか...今からとても楽しみです、10月中に「F072S」のファーストインプレッションの記事が書けそうですね...乞うご期待^^。2024年10月 文化の杜公園ほかにて#D700#SP AF90mm F2.8 Di MACRO1:1
2024.10.18
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★ α7IV + RICHO XR RIKENON 50mm F2の巻 ★だんだんと散歩撮の記事を書く間隔が短くなってきたように思いますが、カメラをなるべく持ち歩くようにし始めたせいでしょうかねえ(笑)。ここにきて急に気温が下がったりして体の調子を壊しそうですが、自転車通勤の私にとってはとても助かっています。やはり長袖に薄手のレインジャケットを羽織っても汗をかかないというくらいが自転車こぐにはちょうどよいと感じます^^。今回はそんな楽になりだした自転車通勤の途中で見つけた面白い風景を「いつか撮りたいな」と思っていたので、通勤用に手を加えたカメラバッグにα7IVを入れて撮りに出かけた写真ほかをご覧いただければと思います...^^。付けて持ち出したレンズはこれ...「RICHO XR RIKENON 50mm F2」です。しかしこのレンズ呼び方がいくつかあリますよね...聞こえが良いのか「和製ズミクロン」というのを良く見かけますが、私はこのブログではありませんが”Cheep and Rich”という意味合いからあえて「貧者ズミクロン」と呼んでいます。しかしそれはかなりマイナーな呼び方らしく「貧者ズミクロン」とググると私のサイトが筆頭に上がるくらいなんです...笑っちゃいますよね、レンズの値段・描写から見れば「貧者~」が相応ではないかと思うのですが。まあレンズの「味」はまた別の話になりますけどね、私の大のお気に入りのレンズであることは間違いないので...(笑)。それではそんなお気に入りをα7IVに付けて持ち出したちょっと変則的な散歩撮の様子を見ていきましょうか...[モニュメント #1]通勤途中の大型団地の中にある広場、そこで見つけたとても目立つモニュメントがこれ...白黒だと形がよく分かるかと思ったのですが、肝心のてっぺんに付いている球体が背景の木々に紛れてしまい、トホホな結果に...このアングルがとにかく良いのですがねえ (T_T)。[モニュメント #2]これがその金属の球体です、写真では一見ガラスのように見えますがとても表面のきれいな金属の球体です。[モニュメント #3]これは”Luminar 4”で一発調整(AI Image Enhanced)オンリーの画像です。最初の一枚目[#1]でわかるように開放で周辺減光が出てますが、この一枚にはあまり感じられないですね...AI恐るべしか(笑)。でも前回の「APO-LANTHAR 50mm F2」のような現代レンズなどと違ってこんな一発だけの編集をしてもどこかちょっと大味で緩めなところがホッとさせてくれます...ここがオールドの良さですね^^。さてここからはある朝の散歩撮からになります...[農業試験場の朝]ご近所の試験場の畑の様子ですが「XR RIKENON 50mm F2」らしい開放の周辺減光と線のちょっと太めなメリハリを見せながら、それでいて弱いながらも朝の光をしっかり感じさてくれる一枚だと思います。[アベリア]ROKKOR組に比べとても男性的な匂いを感じさせてくれます...ちょっと濃い目の緑の葉にはどこか無骨な雰囲気さえ感じてしまいますからね(笑)。[ベニバナマンサク]このレンズらしい背景に見られる「ボケ」と言える一枚ですかね。インフォーカスの押し出しの強さはさすがです。[マユミとカメムシ]ちょっと一息...マユミが素敵に色づき出しました。その同じ被写界深度内に現れたのがカメムシの仲間ですね。近づくとすぐに葉の裏に隠れてしまいました、この木には良く見られるカメムシのようです。[Cobby...いつもの場所で]久々のこのレンズ...この朝の散歩は「ヘリコイド」は触っても「絞り」には触りません、開放オンリーで遊びました(笑)。どうですか前回の「APO-LANTHAR 50mm F2」のおしとやかなボケに比べると少し荒くなります。これはまだ直線と平面が多いのでそのくらいで済んでいるのです。このレンズの開放でのボケの面白さは他のレンズの比ではないくらい面白いのです、次回以降に期待ですね。いかがでしたでしょうか...「使うたびに何かしでかすレンズ」とずっと言っているレンズですが、ほんと楽しいレンズなんですよ。少し”陰キャ”と言えそうな兄貴分の「XR RIKENON 50mm F1.4」もピカッと光るものを持っているんですが、このレンズの比ではないと思っています。今回はそんな楽しいレンズでの通勤途中も含めた散歩撮の様子でした...^^。2024年10月 所沢&文化の杜公園ほかにて#α7IV#XR RIKENON 50mm F2
2024.10.13
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★ α7S + APO-LANTHAR 50mm F2の巻 ★Voigtlanderのレンズはコンパクトなものがとても多い、今回使った「APO-LANTHAR 50mm F2」もF2とはいえ他社の50mmと比べてもコンパクトな方だと思います...それなのによく写りますよねえ(笑)。その名に”APO-LANTHAR”を冠していれば当たり前なのかもしれませんが、以前にも書きましたが高画素機などで絞って使うと遠くの人が何を食べているのかも分かってしまうくらいで驚きますからねえ^^;)。さて涼しくなりだしてそろそろどのカメラでも斜め掛けが苦ではなくなってきた今日このごろですよね、朝に夕に散歩撮も本格化してきそうで楽しくなってきてます。今回は雨上がりの朝の様子から書いてみようかと思います...[彼岸花のある景色]タイミング良く道路沿いのヒガンバナがうまく咲きそろった状態に出会うことができました。花に残る雨滴が朝日に輝いてキラキラと素敵なシーンに...畑や田んぼ・公園で見るヒガンバナもきれいですが、こうして道路沿いに咲き揃うものはまた格別な景色です。毎日通勤路に使う皆さんには”あのヒガンバナの通りね...”なんて心に残るんでしょうね^^。[ヒガンバナ#1][ヒガンバナ #2]白い彼岸花もきれいに咲いてます、逆光で土の背景が黒となり眩しいほどの花たちがまさに光るよう。[コスモス]私の好きな白のコスモス、このレンズとカメラのコンビのせいかインフォーカスの花周りの空気がなんともいえずゾクッときます^^。[芙蓉の花]ほぼ最短の45cmかな、1段絞ってますが雌しべにピントを持っていくと花びらがもうボケてしまいます...意外と被写界深度が浅いレンズなんです。[公園の植え込み]なにげにキレイな葉をした植物を見つけシャッターを切ったんですが、これがまた素敵な背景になりました。このレンズの<f/2.8>は1段絞っても真円を保つ絞り機構なんですが、背景の距離&光によっては素敵な別世界を描くことがあります...今回はまさに絵画のようで素敵です。[ハナミズキ]公園のハナミズキも葉がそろそろ紅葉し始めました、真っ赤な実と合わせ秋の情緒を感じさせてくれます。[Cobby...いつもの場所で]最後の一枚はCobbyです。トリミングで毛が短くなったCobbyですが彼の目が画像調整無しでしっかり写るのはこうした時期だけ、伸びだすと真っ黒にしか写りません(笑)。それにしても開放の一枚はこのレンズの端正なボケが素敵です、ボケ量はROKKORに完全に負けますが暴れず騒がずおしとやかなボケと言えばよいのでしょうか...好きなボケです^^。さていかがでしたでしょうか...α7Sでオールドレンズではありませんが、やはりこのカメラの見せ方って他のα7シリーズとは随分と違います。手放せないカメラと素敵な現代レンズとのコラボによる散歩撮の様子でした...^^。2024年10月 文化の杜公園ほかにて#α7S#APO-LANTHAR 50mm F2
2024.10.08
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★ 速報:Audials One 2025が出てしまいましたよ!の巻 ★(上図をクリックすると本家Audials.comのAudials One 2025のページへ行けます)さて気がつけば9月にAudials One 2025が発売になっていました!まだ日本側のサイト”Audials.jp”には発表はなくいまだ「Audials One 2024」のままですが、すでにYahoo Storeではこの最新の「Audials One 2025」が売り出されていますね...もちろんダウンロード版ですがちょっと驚きました^^;) →こちらのサイトです。本家Audialsサイトでの価格を押さえておきましょうか(すべてダウンロード版)... ◯ Audials One 2025...10,829円(59.90€) Upgrade...7,214円(39.90€)◯ Audials One 2025[Ultra]...18,061円(99.90€) Upgrade...12,637円(69.90€)先のYahoo Storeでの価格が[9,800円(通常版)]ですからちょっと安くなってますね、いち早く手に入れたい方はこちらがお得か(笑)。※そして<ベクターPC ショップ>のサイトでも投げ売りが始まったようです!(11/17まで):Audials One 2024 & ultra[通常版]が特価となってます... <終了しています>Audials One 2024 通常8,990円が3,980円Audials One 2024 ultra 通常14,990円が究極特価4,980円ということでそろそろ「2025発売記念特価」を期待してみましょう!!それではAudials One 2025がどのように進化したのかちょっと覗いてみましょう... ■ Audials One 2025のAI導入強化でどう変わったのか まずは2025発売案内のメールからこちらのセールスポイントを見てみましょう。[ハイライト :音楽]超高速で最高品質の音楽ストリーミング録音すべての音楽録音を最適なファイル形式で保存しますすべてのストリーミングサービスから音楽をこれまで以上に迅速に直接ダウンロードしますターゲットを絞ったラジオ録音をさらに強化あなたの新しい、完璧な音楽マネージャー[ハイライト:ビデオ]すべてのストリーミングサービスからの最も信頼性の高いロスレス録音広告はより正確に検出および削除されます最適化された録画スケジューラは、映画のリストを記録しますより強力なビデオ管理と最適化されたビデオ編集エディタープレビューおよび最適化されたエンコーダーで変換改訂されたユーザーインターフェースのおかげで、すべてがより明確でシンプルになりました!◯ まずは進化が目覚ましいとされる「Video」機能を見ていきましょう。◯ Audials One 2025の公式ページを見ていると相変わらずの情報の多さで圧倒されますが、改良点としてはより研ぎ澄まされたAI技術の投入によりストリームレコーダーとしての出力品質を強化したところと見ることが出来そうです。Audials One 2025 Ultraのみの利用ではあるが、「アップスケール」「フレーム挿入」そして「SDR to HDR」への3つのAIモデルの導入がオーディオとビデオの品質を格段に向上させている点がまず目につくところと言えそうです。※ただし実際にテストした方の意見ではスマートフォンでの画質向上は見事だがPCで鑑賞する場合の改善が「もう一声」ということだそうだ^^;)。加えてその「作業スピード」という肝心な点でまだ十分な成果を見せていないようです...ミュージックと違ってビデオという性格上このスピードというのはソフトウエアの中核をなすものゆえまだまだ”発展途上”というところかもしれませんね。◯ またオーディオタグやビデオメタデータのダウンロードの最適化によるコンテンツの管理能力の向上や操作プロセスの改善も目につくところ。不完全な放送録画や時として起こるコマ落ちのビデオデータなど確認の必要なファイルに自動的にフラグが立つところなど「不良点」とはいえとてもユーザーフレンドリーな配慮と言えそうです。◯ 広告の検出もより精度が上がり自動削除など機能的にも向上が見られるようですし、圧縮アルゴリズムの最適化による動画ファイルの圧縮速度の加速と効率的なファイルの圧縮によりディスクの圧迫も防げそうでメリット多いですね。※Audials One 2025は従来よりAI強化によりいくつかの改善が見られるが...「Video」に限定した場合には”ストリームレコーダー”として特にPCでの録画品質において若干不満は残るが概ね優秀と言えるが、DVDFabなどの(ビデオ・DVDに特化した)”ビデオダウンローダー”にはまだ処理スピードで遅れを取っているようですね。スピードを取るならDVDFabなど、画質を取るならAI機能強化されたAudials One 2025というところでしょうか...あくまで個人的見解です。◯ そしていよいよ私の関心の中心である「Music」機能を見てみると...謳い文句としては...音楽ストリーミングをより簡単に録音私たちは、あらゆる面で世界最高の音楽ストリーミングレコーダーを最適化しました。ほぼ完璧な新しい切り出し精度最大192KHzのサンプリングレートでのロスレス録音最大25倍まで品質を損なうことなく高速録音常に自動的に完全なタグ(タイトル、アーティスト、アルバムなど)ストリーミングアプリ、Webブラウザ、統合プレーヤーのいずれからでも、常に完璧な品質を記録できますSpotify、Amazon Music、Tidal、Deezer、YouTubeなどAudialsは、すべてのプロバイダーにとって完成度の高い製品です。「より正確な自動編集機能でロスレス録音を実現 ...カッティング精度が向上したことで、音楽を最高品質で体験できるようになりました。 ディテールが失われることなく、特に曲の最初と最後では、すべての音がありのままに録音されます。」というふうに長年悩まされてきた曲の「頭欠け」の解消を宣言しているのが嬉しいところですかね。ご覧のように元曲のクオリティに合わせて自動でファイル形式やビットレートなどを選択してくれる機能もきっちり見られるし、とてもシンプルでスッキリとわかり易い操作パネルにも好感が持てます。それ以外のところでは特に新機能追加みたいなものはなく、(GUIを含めた)操作性および音質向上に向けた各部のブラッシュアップが図られたというところでしょうか。それと時々ミュージックビデオなどを収集するときに使ってましたが、”Bot Music Serach”も随分と使い勝手が向上したようです。Audialsの音楽のスタイルは自分で決めます。 Audialsにお気に入りのアーティスト、バンド、オンラインラジオ局をいくつか指定します。例えば、あなたのスタイルに最もマッチする音楽をバランスよくミックスした1,000曲が必要かもしれません。 すると、Audialsが即座に新しい音楽コレクションの詳細な概要を表示します。 [コレクションを作成]をクリックすると、Audialsはすぐに適切なミュージックコレクションを提供します。 この機能はAudials Oneのみでご利用いただけます。パネル下部に見えますが「Stop Creating」というサーチを止めるボタンもあり、以前に経験した「いったいどこまで、いつまで検索しているんだろう」という心配もなくなりますね(笑)。ただ一つ気になる点と言えば「Ultra」に見られるAI導入での”音質”に関わる改善ですかね。あなたの音楽にスタジオクオリティを...人工知能があなたの音楽すべてに完璧なサウンドを実現します。 あなたの宝物を最高の96KHzスタジオクオリティに変換します!古いMP3がクリアに エンコーディングアーティファクトを除去することで、すべての曲が明瞭かつ詳細に再現され、お気に入りのMP3音楽を鮮やかなCD品質で転送することができます。といったところでしょうか...後者の一説はまるでSONYのウォークマンでの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」の説明のようですからね^^。*************************************以上<速報>ということでAudials One 2025の進化点のハイライト的な記事を書いてみました。まあ私はビデオはオマケというくらいなのでこの点のためだけに「2025」へすぐに移行するかというとちょっと「ウ~ン」ですかね(笑)。<ベクターPC ショップ>あたりが扱い始めのセールで短期間ですが恐ろしいほどの廉価販売するのも見逃さないようにしないとですね^^。Audials One 2023あたりから頻繁なアップデートを経てかなり使えるソフトになってきました、以降は細部にわたる機能向上でまかなう形になってますからそろそろ「2025」という西暦をソフトのタイトルから排除してもいい頃合いかなと思っていたのですが...価格維持(利益確保)のための企業戦略でしょうがないのでしょうかねえ(笑)。でも[Ultra]だけでなく通常版にも「Musicでの強化されたAI機能」の導入をぜひ実現してもらいたいものです...^^。2024年10月 自宅にて#Audials One 2025#AI強化
2024.10.06
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★ α7IV + MC ROKKOR-PG 58mm F1.2の巻 ★ふと朝目を覚ますと雨戸を一枚だけ開けて網戸にしてある大きめの窓から素敵な色の光が見えていた。とても気持ちよく目も覚めていたので外が見えるところまで行くとオレンジ色の朝焼けがとてもきれいだった。あまりの綺麗さに書斎へ行き...防湿庫にあった次に出るときのために用意していた「鷹の目」を付けたα7IVを持ち出し、5時過ぎたばかりという早朝のいせいもあり着替えもせずに寝姿のままで土手のそばまで写真を撮りに家を出てしまいました^^;)。このところカメラを持ち出す「散歩撮」ができていなかったのでこんな早朝にシャッターを切るのはほんとうに久しぶり。まだまだ気温もそれほど上がっておらずとても気持ちよくシャッターが切れました^^。家の玄関前まで戻ると太陽と反対側に欠け始めたばかりの大きめの月も見えてなんとも清々しい気分だった。その日は相変わらずCobbyの散歩でもカメラは持たず、翌日の夕方の秋を感じさせる気温だったせいもあり散歩でようやくα7IVを斜め掛けして持ち出しました。「電子先幕シャッター:OFF」でもα7IVはいつものように”コトッ”という感じの軽快なシャッター音、まったくもってNikon D700の対局と言って良いシャッターフィーリングである(笑)。Cobbyは土手にコースを取ったので付いていくが、何も撮るものはないであろうと思っている。でも良いのである...そろそろこうしてカメラを携えてCobbyの散歩をする癖をつけておかないと来たるべき秋へのシャッターチャンスを逃していまいますからね^^。土手にて広い空を仰ぐとそこには雲は多めながらも「秋」を感じさせてくれるではありませんか。この一枚にはExifには出てませんが、”Luminar 4”で少し調整をかけてあります...空のイメージが思いの外ダイナミックになっています(次の画像からはExifにLuminar 4を使った場合は「+L4」としてあります)。やはりというか当然というか撮るものがほとんど無く最終休憩地点のコンビニまで来てしまいます、手前の道端にわずかに見られたカヤツリグサの仲間のような雑草が暗くなりだしたなか白い小穂をわずかに輝かせていたのが印象的...そのコンビニでCobbyと一緒に小休止を取っていると空が前日の朝焼けを思わせる素晴らしい夕焼けを披露し始めました。いやはやなんとも...素敵な朝焼けに始まりこれまた素敵な夕焼けで締めた2日に渡る「鷹の目」散歩撮、この日のように朝夕がそろそろ秋らしい空気になってきしたのでカメラも苦ではなくなってきました。このまま一気に秋へ向かって欲しいものです(笑)。ああ、それにしても<Windows11>にしたのは良いが、慣れないせいかよく使うファイルエクスプローラーなどいつもの作業がスムースにいかずイライラすることが多い!<Windows10>のときのような操作に変更することはできないものか...しばらく設定をいじくり回す日が続きそうでなんともです^^;)。しばらくはお気に入りのレンズで気ままに散歩撮を継続できるよう癖をつけなければです...^^。2024年9月 江川周辺にて#α7IV#MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
2024.09.22
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★ 条件満たしてないがWindows11をインストールしてみようの巻 ★今回は久しぶりにPC関連の話題である。現在使用しているPCは”9年前に自作”したもので、度々パーツを変更・追加しながら現在に至っている...<PCの仕様>Motherboard : ASUS H170-PROCPU: Core i5-6600 3.3GHzMemory: (Panram) W4U2133PS-8G(8GB ×4)Display Adapter: NVIDIA Quatro K620SSD: Sandisk SDSSDH3 500GB SAMSUNG SSD 850 EVO 250GB(Sub:キャッシュ用)HDD: WD30EZRZ (3TB:Photo用) WD20EFZX(2TB:Music & Data用)DVD-ROM:日立LG GH24NSD5Power supply: Corsair CX550M (550W)まあ今の私の使用条件では十分仕事をこなしてくれる性能はキープできているのですが、「Windows10」が来年でサポートが終了するということでそろそろ新PCを作るか買うかを考え出していました。現在のPCを「Windows11」へアップグレードしようとすると”CPU”と”TPM2.0”の障壁が阻む形となりますが、どうやらそれらを無視してアップグレードしてくれる方法があるということでチャレンジしてみようかということになりました。*************************《事前の用意》「Windows11」のISOファイルを取得するためにMicrosoftのダウンロードサイトへ行って落としてきます。そのISOファイルの中身を確認後<Sources>フォルダ内の”appraiserres.dll”をメモ帳で開き、dllファイル内の記述をすべて削除した後に上書き保存して空っぽのdllファイルにしておきます。 ↓(メモ帳で開く)このdllファイルはアップデート時に必要要件を満たしているか確認するためのものでその作業をキャンセルさせてWindows11を問題なくインストールさせるために空にしておくという作業ですね。(dllの目的はそれだけではないのかもですが、今回の作業内容としてはです...)そして次にWindows11をインストールする現状「Windows10」の「Cドライブ」を<Nova BackUP>を使ってバックアップします。なぜならWindows11をインストールしてから10日間以内ならWindows11の設定から「復元」を使って元の状態に戻すことは可能らしいのですが、こうしてNova BACKUPを使ってCドライブのバックアップを取っておけば好きなときに現状の「Windows10」に戻すことができるからなんです。Nova BACKUPにてCドライブのイメージをバックアップしていきます。このソフトで既に「起動ディスク」は作成済みですので、戻すときはCDからPCを起動して出る右の画面から復元をすればよいだけになります...とても簡単なんです。バックアップファイルの保存先はこちら...以前にCドライブとして使っていた”M.2 NVMe 500GB”を内蔵したUSBメモリーだ、さすがに爆速でのファイルのコピー・移動が可能です^^。これでいつでも今まで使っていた最新の状態での「Windows10」へ戻すことが出来るようになりました。*************************《Windows11のインストール》さていよいよWindows11のインストールの開始です。先ほど用意した”ISOファイル”のsetupをダブルクリックで始まります...まずはこの画面からスタートですが、このままではNGです...図にある「~の変更」をクリックです。重要な注意点としてデフォルトの状態では「更新プログラム~」にチェックが入っていますので、そのままだと準備段階で空にしたdllファイルが不備として認識され正規のものに入れ替えられてしまいPCのチェックが有効となりCPUやTMP2.0の不備がチェックされインストールへ進めません。そこで上図の囲いにある「今は実行しない」へチェックを入れて[次へ]をクリックします。するとこうして正常にインストールへ進むことができそうでしょ...ワクワク^^。そしてその不安を払拭するように...しっかりアップグレードしてくれる画面に進みました。ここからは案の定時間のかかる作業になります。毎度のブルー画面を長い事眺めながら進行を見守ります(笑)。そして終了近くなって...この画面になればしめたもの...あと一息です。そしていよいよ...待ちに待った「Windows11」の顔が見られました^^。最初はデスクトップも以前の「Windows10」の壁紙になっており、加えてアイコンが其方此方にとっ散らかっていましたので[個人設定]から上図のように変更・整理しました。このあと初期設定としての余計な設定を避けるために「軽量化・高速化」のための設定を確認・変更をいくつかして完了です。クリーンインストールではなくWindows10からのアップグレードだったのである程度の設定も引き継がれており、予想以上に今回のアップグレードは手間のない作業に感じられました。少しの間使ってみた感触では「Windows10」のときと同様に描画などの重たくなる要素を排除していてもファイルエクスプローラーなどの起動に微妙なもたつきを感じるくらいでそれほどサクサク感を阻害するほどではなかったように思います。試しにいつものデジカメからの画像処理をしてみましたが、ほぼ使い勝手は変わらずストレスを感じませんでしたからね...良かったです^^。以上今回は古いPCとはいえ現状不満のない「Windows10」から「Windows11」へのアップグレードを試した話題でした...これからアプリなどの不具合や不満が出なければこのまま使っていこうかと思っています、これであと何年このPCが延命できるのでしょうかね。とりあえず買い替え・新調の早急な対応が回避できたかな^^。2024年9月 自宅にて#Windows11#条件不備でもインストール可能
2024.09.03
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★ α7S + 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art の巻 ★こんにちは...散歩撮に久しぶりにα7Sのカムバックです。しかしこの酷暑はいつまで続くのでしょうか、本来は少し日が高いうちに午後の散歩撮に出かけたいのですが...まったくもって自殺行為のごとし (T_T)。夕方の日が落ちる前後の1時間くらいを見計らって家を出ているんですが、蒸し暑さは全然変わりませんね。まあ風があれば少し冷却効果を持つかなというくらいですかねえ。α7Sもα7IVも重たげなレンズを付ける前提で「夏仕様」のままストラップのかけ方を変えました。普通に斜め掛けをすると背中や胸周りがシャツに密着して苦痛になりますので、ストラップの長さを短めにして肩からのショルダーストラップ形式に変えました...思いのほか楽になりました^^。そんなスタイルで今回のコンビはこちら...レンズにはSIGMAのマクロで「105mm F2.8 DG DN MACRO | Art」を付けての散歩撮になります。このレンズ以前にも書きましたが俗に言われる銘玉70mmの「カミソリマクロ」というような写りはしないですよね...ソリッドな若干硬さを感じさせることはありますが、どちらかといえば「優しい」写りと言えそうです。なのでα7IVよりはるかに低画素ながらも「ふくよかさ」や「柔らかさ」などで見られるように階調性に優れるα7Sのほうが相性が良いように感じます。しかし今回”Ligjtroom Classic”から変わった現在の現像プロセス...”IEDIT”+”Luminar 4”or”PaintShop Pro 2023”では、特に”Luminar 4”での「AI Accent」などで微調整をする段階で若干ではありますがレンズの「味」に(スポイルされる方向の)変化が加わってしまいますね...あまり使わないほうが吉のようです^^;)。よろしければそんなところを過去の記事と比べていただくと面白いかもしれません。それではいつものようにこのコンビでの散歩撮を時系列で見ていきましょうか...[孫と]今夏休み中の兄と一緒に遊びに来ている長女のところの孫娘を散歩前に撮った一枚です。こういう一枚を見るとあの素敵な肌色でビックリした「X-T2」のときのことを思い出しますね、肌色に強いFUJIFILMというのを思い知らされます(笑)。こちらも悪くないですが、同じ光の状態での出来を見ると否応なしに感じてしまいます。[Cobbyと]その横で「早く行こうよ~」 と孫にヤキモチからかふてくされているCobbyです(笑)。α7Sらしい柔らかさ優しさが出た一枚ですかね。[キバナコスモス]公園のコスモス畑の縁には早くもキバナコスモスが咲きだしています。背景がかなりうるさそうでしたので開放で撮りました、このコンビでは目立つ二線ボケなどがしっかり抑えられているようです...でも「AI Accent」のせいかα7Sとのコンビで見られる「らしい背景」には至らなかったようです...背景を色に変えたときのふくよかなボケに見られる気持ち良いグラデーションがいまひとつかな^^;)。[Spider Web]これはなんのことはない植え込みの上に見られた蜘蛛の巣ですが、その糸の繊細な輝きが撮れるか試したものです。1.200万画素とはいえインフォーカスに見られる複雑な織り込みはその輝きとともにSIGMAらしい精細な描写でしょうか。[サルスベリ]西日色がしっかり確認できる時間帯です。まだまだ光が強い時間帯でしたのでSONY[ディープ]を使ってみた甲斐あってとんがったところがなくなり花の素敵な立体感に集中できる一枚になりました。[赤トンボの群れ]その公園にはいまたくさんの赤トンボ(アキアカネ)が飛び回っています。遠目にも確認できたので少し距離ありますがシャッターを切ってみた一枚です、散歩者の前方の木道や植え込みを背景にした影部分に群れなしているのがわかりますよ...大きくしてご覧ください(笑)。[公園のセミ]あまりの暑さにCobbyと日陰を求めて公園内の小高い丘に避難したときに遭遇したたくさんのセミたち、その中の一匹が眼の前でうるさく鳴いていたときの一枚です。撮影時多めのプラス補正をかけましたが、こうしたときの”Luminar 4”の「AI Accent」は単に暗部を持ち上げるだけでなくハイライトを飛ばぬようにした全体のバランスを考えてくれるのでとても重宝します。[ブルーサルビア]少し水が足りない状態なのがいやというほど分かってしまう一枚ですね、SIGMAらしいと言えば良いのでしょうか(笑)...でも背景のボケに見られるふくよかさはα7Sならではだと思います。[イチジク]最後は鮮烈なまでに美味しそうな色を披露していたご近所の「イチジク」の実...まさに食べごろ^^。美味しそうな中身まで想像させるようなその色はなんとも言えませんね、その奥の熟する前の実もまた素敵な色合いでつい見とれました。素敵な葉の色と合わせなんともバランスの取れたイチジクの木でしたねえ、我が家にも欲しい一本です。そんな気にさせるに十分な描写ではないでしょうか(笑)。さていかがでしたでしょうか...先述したように現像プロセスで若干味が削がれる部分もありましたが、やはりこのレンズはどちらかといえばα7Sでの描写の方が私は好きですね。リミッターを「Full」の時のピントの迷いは少し気になりますが、まあ最短撮影距離が約29cm~∞というマクロレンズの宿命を考えればタムキューなどに比べれば我慢できないほどではないです^^;)。でもまあ今回特に考えさせられたのが”IEDIT”がもう少し使いやすければ良いなあということ、NIKONの”NX Studio”なんかは細かいところまで調整ができてとても使い勝手が良さそうですからねえ。ますます”Ligjtroom Classic”への郷愁を強く感じる今日このごろでした...^^。2024年8月 山崎公園ほかにて#α7S#105mm F2.8 DG DN MACRO | Art
2024.08.18
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★ α7IV + SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1の巻 ★今回は偶然散歩途中に見つけた被写体をゲットするため望遠マクロを持ち出したお話です。Luminar 4 By Skylumそういえば昔から補助的に使ってきたこの現像ソフト”Luminar 4”ですが、やっぱり補助的にう使うにはとても便利なソフトでしたねえ^^。ファイル管理から始めるという”Lightroom Classic”のように使うには私の環境では若干重たくてあまり使う気にならないのですが、今回もSONYのフリーソフト”IEDIT”でクリエイティブルックほか基本的な調整をしてから必要なときにこのソフトに渡して完成させるという使い方ならまさに「かゆいところに手が届く」感じでとても気に入っているんですよねえ^^。さて今回のターゲットとなるのは「沢瀉(オモダカ)」です。被写体まで少し距離があったので...このレンズを持ち出しました。現在手持ちのレンズで焦点距離の一番長いものです...いまや標準も望遠もズームは一本も持ってないもので^^;)。Tamronの「50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD」は若干高いのですが、50mmから始まる望遠ということでとても欲しい一本なんですが...相場で12万というのはどうも...トホホ^^;)。それではターゲットを定めて歩いた今回の散歩撮の様子を時系列で見ていきましょうか...[ヒメムカシヨモギ]家を出てすぐに電信柱に寄り添うように生えていたヒメムカシヨモギ、太陽が昇り出し...そのまだ強烈になれない光をバックにした一枚です。[FL]を使ったのは逆光の強めの光ですがそれの色味が刺激を抑えたようなとても落ち着いた感触になったのがお気に入りなポイントです。[オモダカ #1]- APS-Cモードそして今回の目玉...先日来近所の休耕田の縁にわずか二株ほど見つけたので撮っておきたくなったというわけです。調べると全国的に田んぼの周りによく見かける...となっているのですが、私の近所でも田んぼは多いのですがこの「オモダカ」は殆ど見かけません...この写真を撮った場所以外に見たことがないのです。毎年この時期歩いていてもタイミングもあるのか毎年見ることもなく2~3年に一度というくらいなんです...この真っ白な花弁に鮮やかなオレンジ色のシベで咲いていればすぐに見つかるはずなんですがねえ^^;)[オモダカ #2]特徴的な形をしたこの葉ですよねえ、矢じりのような形で「勝軍草(かちいくさぐさ)」などと呼ばれて毛利元就を始めとする戦国武将の家紋としても用いられたそうですからね^^。この葉の形が戦国武将たちに気に入られたんでしょうね^^。写真では少し傷んだ葉がメインになってしまいましたが、形の方は十分ご理解いただけると思います...以前はこの田んぼにたくさん見られたのですが今年はわずか二株くらい、どんどん減ってますので残念ですね。[シオカラトンボ(メス)]そのオモダカの近くに止まっていたシオカラトンボ、この色はメスですね。ちょっと絞ると太陽の登っている朝時間とはいえISO100をキープできません、ましてや最低シャッタースピードを1/125にしてましたので180mmマクロですからちょっと寄ると手ぶれ補正ありのα7IVといえどもブレブレ写真の量産となってしまいます...歳のせいですが、1/250くらいは必須ですね^^;)。[ハグロトンボ(オス)][ハグロトンボ(メス)]その後Cobbyと公園を歩いているとそちこちに飛んでいたハグロトンボを撮ってみました。昨年の今頃は60匹ほどの群れをなしてこちらの公園で見られましたが、今年はちょっと少なめです。胴体が緑に輝いているの(上)が「オス」でほぼ羽と同様に黒いの(下)が「メス」となります。そこかしこでいつものように拝んでいましたよ(笑)。それにしてもちょっと被写界深度稼ごうかとするとISO2500にもなってしまいます、まあ今どきのα7ですから恐れるに足らずですが...^^。[空蝉]そして公園のあちこちでうるさいくらい鳴いているセミの抜け殻、ほんとに見れば見るほど上手に脱いでいるものですよねえ^^。[ザクロ]前回も出てきたザクロです、もうこの色味ですからねえ。樹の下にはたくさん実が落ちていました。しかしJpeg撮りではないのでRAW画像を”IEDIT”でクリエイティブルックをあてがうことを考えると、よく使う「VV」ですが多少逆光気味でもプラスの露出補正を強くすることなく[VV2]がうまく明度ほかを補ってくれるので、RAW前提なら適正露出でそこそこイケてしまいそうです^^。ましてや使い出した”Luminar 4”の「AI Accent」があると白飛び・黒つぶれを抑えながら明度のバランス調節までしてくれるようですからね...とても安心して補正できます。[サルスベリ]せっかくなのでこのレンズのコンビでも撮ってみました「サルスベリ」。Tamronらしい柔らかさがいい感じです、あと「リアルな色見(記憶色)」への調節も”Luminar 4”がとてもやりやすかったのが印象的でとてもはかどりました^^。[終焉]最後の一枚はそのサルスベリの下にあるこども向けの小さな池に落ちた花びら。僅かな水の流れに乗って流されるさまは寂しさを誘う哀愁に満ちた瞬間でした^^;)。こういう時は使いやすいギミックのあるこのレンズにC-PLフィルターを付けておけば良かった思うことしきりです。さていかがでしたでしょうか...春・秋に出番の多い「SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1」ですが、今回のようにターゲットが決まっていると迷いなく持ち出しが可能となります(笑)。重たいですがほんと楽しいレンズです、長いレンズですが最短撮影距離が47cmですので思いの外寄れますしね。中古市場ではとても安いですが、ホントおすすめできるレンズです...^^。2024年8月 江川周辺にて#α7IV#SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1
2024.08.05
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★ α7IV + APO-LANTHAR 50mm F2の巻 ★アドビのサブスクであるフォトプラン<Ligjtroom Classic+Photoshop>を止めてしばらく経ちました。ここしばらくは前に書いたように<IEDIT+PaintShop Pro 2023>を使って仕上げていました、ほぼSONYの”IEDIT”で<クリエイティブルック>を選択して簡単に仕上がるものも多いのですが、”PaintShop Pro 2023”へTiffファイルで渡した処理がいまひとつピリッとしないものも多かったのも事実なのですよねえ...いわゆる「痒いところ」へいまひとつ届かないんです^^;)。そこで今回”IEDIT”だけでは「いまひとつ」のものを以前に”Lightroom Classic”の補助的に使っていた”Luminar 4”を処理に加えてみようかということにしました。現在は既に”Luminar neo”となっていますが、もともと私はLuminar 4でも調整項目の「Creative」の方は余り使うことはなかったので最新の多機能になったものにする必要はなさそうなので、これで不満が出るようであれば考えてみようという感じですね。さてそんな状態で写欲が上がるのかといえば...最近はカメラを持たずにCobbyのの散歩をすることが多くなり、気になる被写体を見つけたときに翌日カメラを携えるような感じです^^;)。まあこのところの殺人的な暑さということもあり、写欲の方もだだ下がりといったところでしょうかねえ(笑)。なので今回使用した機材も前回使ったコンビそのまま使ってます...^^;)カメラはα7IVですが、重量がα7IIIとほぼ一緒とはいえどうも最近このボテッとしたボディが自分みたいで”いまひとつ感”が強くなってきて困ってます(笑)。まあ機能的には十分満足しているんですが、機材の「スタイル」って大事な要素ですよねえ...。それでは上記の新たな現像スタイルで仕上げたものを少しだけですが見ていきましょうか。[ブルーサルビア]まあ”Luminar 4”のなにが良いかというと”Lightroom Classic”のように細かいパラメータを「PRO」の項目で調整してもよいのですが、「エッセンシャル」の項目で「AI Accent」などの”AI 補正”とか”カラー”での<温かさ>など感覚的な調整が可能なのが面白くかつ効果的なところでしょうかね。この一枚は”IEDIT”で[VV]をあてがってほぼ確定かなと思ったのですが試しに”Luminar 4”へ渡して「AI Accent」をレベルの度合いで言えば30ほど加えただけのものです...画像全体の適度な明るさのバランスがとれました。[ザクロ]公園のザクロもいい塩梅に育ってましたねえ、みな下へ落ちてしまうだけなのでもったいないのですが^^。こちらは撮影時逆光になる形だったので若干加えたプラス補正が不足していたので[VV2]を当ててみました、もうそれで完成かと思ったのですが”Luminar 4”にてカラーの温かみを少し加えた一枚になります...ザクロの実の質感が上がった感触です^^。[菖蒲田]これは今年の使命を終え整理が始まった菖蒲田の様子です、今年は最盛期を逃してしまい残念でした。クリエイティブルックで[VV]のものは無印にしてその他の場合はExifに書き加えるようにしているのですが、この一枚は仕上げの[FL]を書き加えるのを忘れました^^;)。光線の関係か畝の間の濡れた土が変に光ってしまい画像として味を削いでいたので一番落ち着いた[FL]を選んでみました。なのでもともとは失敗画像と言えそうですが、クリエイティブルックと”Luminar 4”の「AI Accent」で見られる画像になった例みたいなものですね^^;)。こういう光の下でのこのレンズは少し硬くなりすぎてあまり好きではありません、というより光をつかめてなかったということですね (T_T)。[サルスベリ]最後は既に終わりを告げてしまいそうな「サルスベリ」の一枚、[f/2.8]で真円になるこのレンズの真骨頂でしょうか...開放ではレモン型になる玉ボケも周辺までしっかり頑張ってくれます。サルスベリの花の素敵な色を拾ってくれました。”Luminar 4”の「AI Accent」で少しだけバランスを整えただけの一枚です。いかがでしたでしょうか...画像ソフトをいくつも起ち上げての作業は面倒そうですが、最初の一枚を処理したあとはある程度流れ作業としてそれほどハードなワークフローではない感じです。それより”Luminar 4”を入れたことにより調整はとても簡素になってきた感じで好印象、良かったです^^。2024年8月 江川周辺にて#α7IV#APO-LANTHAR 50mm F2
2024.08.04
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★ α7IV + APO-LANTHAR 50mm F2で孫を撮るの巻 ★久々の投稿は孫の話題です^^。6月の末に生まれたのですがもうこれで6人目の孫になります。我が家は私たち夫婦の間に子供は女ばかりの四人姉妹なのですが、その女系家族の血統からか孫6人のうち5人が女で男はたった一人です^^;)。うち二人は長男に嫁いでいますので昔で言えば申し訳ないとでも言えるのでしょうか...幸い片方の娘の方には男の子が生まれたのですがねえ。今回の孫は末娘(四女)にできた二人目の女の子のお話です。まあ女の子の方が育てやすいと言われるのは我が家は身を持って体験していますが...多分男の子二人の家庭より静かで穏やかだった記憶がございます、ハイ(笑)。そんな可愛い孫娘をいつものコンビで撮影してみました...α7IVに上のレンズ「APO-LANTHAR 50mm F2」です。まあ光の状態いかんでいかようにも出来不出来が決まりますが、今までの経緯ではα7IIIでのとき(3人目の孫)が一番きれいに撮れたかな^^;)。今回の写真は生まれてから2週間ほど過ぎている時点でのものですが、まあとにかく小さい。3kgオーバーで生まれたのですが、今までからするととてもおとなしくて動きが少ない感じ。泣き出すと半端ない音量ですが、普段はとても静かな印象^^。柔らかなほっぺや腕・手はまさに「赤子」そのもの、何人体験してもこの感触は素晴らしいものですよね。この孫娘の前に生まれた5人目の孫も今家に来ているのですが、人見知りが強いのか来るたび私の顔を見るとすぐに泣き出していまいます...とても寂しい限りですよね「じいじ」としては...。抱っこしてやる回数が少なかったのが影響しているのかもしれません、反省いたしましょう(笑)。夏休みということでこのところ孫たちが全員集合しそうなので、集合写真でも撮っておきましょうか。このところカメラ・レンズたちも使ってもらえずに防湿庫で泣いている状態なので、ちょっと働いてもらいましょうかねえ...そんなたのしい・うれしい孫たちの話題でした^^。2024年7月 自宅にて#α7IV#APO-LANTHAR 50mm F2
2024.07.23
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★ α7IV + MC ROKKOR-PG 50mm F1.4の巻 ★まあどれくらい更新を怠っていたでしょうか、このところ全然カメラを持たずにCobbyの散歩をしていました^^;)。それくらい先日の「弟の死」を引きずっていたんですねえ、とにかくいろいろ考えることが多くて...「いつ自分が死んでも良いように」残された者が苦労しないようにと...様々な準備に考えを至らせていました。おかげで随分と気が軽くなったというか、心の準備完了で生活も落ち着いてきました...まさに覚悟ができたという実感ですかね^^。そんなこんなでこのところほんとに気が乗ったときにだけカメラを持ち出すという感じで、新鮮な気分で散歩撮を楽しんでいます。さて今回は「鷹の目」の入手以前には私のROKKORの中心的な標準レンズであった「MC ROKKOR-PG 50mm F1.4」の登場です。大好きなもう一方の「XR RIKENON 50mm F2」が”男性的”であるとするとまさに”女性的”と言えそうな空気を醸してくれるのが「MC ROKKOR-PG 50mm F1.4」であると思っています。AUTO ROKKORから進化して開放の柔らかさがややシャープになり始めながらもあくまで「ROKKOR」のベール感そして臨場感あるボケとの素敵なバランスを維持しており、よりメリハリの効いた画を得ることができるレンズであると言えるのではないでしょうか...大好きなレンズです^^。それではさっそく時系列で散歩撮の様子を見ていきましょうか...ただし今回失敗したのがα7IVの画像設定で、圧縮RAWで望んだつもりが<クリエイティブルック>を使ったJpeg[エクストラファイン]だったんですよねえ^^;)。本人RAWのつもりで撮ってましたが初期設定が<クリエイティブルック>の[IN]になっており、ファインダー覗いていてもなぜか明るすぎるなあと違和感を感じていたんです...。[IN]...SONYいわく「コントラストと彩度を抑えたマットな質感の仕上がり」ということですが、まさにそうした感触がわかりますよね。これも逆光でプラスの露出補正をかけてますが、あのバルブの鮮烈と言えるくらいの青が抑えられているのがわかります。でもこうして近接の「サルビア・ガラニチカ」を囲むインフォーカスの素敵な空気・臨場感はこのレンズらしくていい感じです。この際[IN]の雰囲気を掴んでみようとしばらく同様の設定で撮り続けてみましたが、こうした夕方に近い時間帯にも関わらずファインダーはとても明るくなりついマイナス補正をかけるほど。こうした状況ではちょっと緑に印象が欠ける雰囲気になりますね...悪くはないと思いますが^^;)。こちらのアジサイも若干暗い状況にもかかわらず色味が抑えられていますよね。やはり印象的という意味では最初の一枚のように光溢れる感じが良いかと思いますが...^^。ここからは画質設定をRAWにして望みました...ほぼすべて現像時[VV]で仕上げています。どうでしょう...やはりいきなりコントラストが強くなりメリハリが出てきました。きれいに咲いたアバガンサスの「美しさ」が引き立ちます。蕾を含むインフォーカスの開放での空気...「柔らかシャープ」とでも言えそうなくらい良いですよねえ(笑)。夕方6時過ぎの空を写した水田の様子です、あくまでもシャープになり過ぎずに優しささえ訴えてくる描写はまさに”女性的”と言えるものでいつ使っても納得です^^。いかがでしたでしょうか...開放から柔らかさシャープで素敵な空気を醸してくるレンズ、私の「一押しの標準レンズの一本」の話題でした...^^。2024年7月 江川周辺にて#α7IV#MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
2024.07.11
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★ α7S + KONICA HEXANON 57mm F1.4の巻 ★今回久々の登場となるレンズだが巷では「大きく美しいボケそして描写は素直でオールドレンズ入門からおすすめのレンズ」というのが定説となっています。ワタシ的に概ね認めるところですが、オールドの中心にMinoltaの「Rokkor」がありますのでそのベールをまとったかのような美しいボケに素敵な臨場感を醸すボケに比較すると...という意味でこのレンズのボケを「美しい」と言わず敢えて「ドリーミー」と呼んでいます^^。まあこうして見てもこのレンズはスタイル抜群の部類に入ります、大きな前玉にもうっとりしますしとてもバランスの良い一品と言ってよいのではないでしょうかね。さて写真の方では現像に「Lightroom Classic」に慣れていた身としてはこのところの「Imaging Edge Desktop」と「PaintShop Pro 2023」」による現像のワークフローに慣れず少なからず時間を割かれてしまいます。まあ「Imaging Edge Desktop」での補正項目の少なさからレンズの素の描写が色濃く残りそうな感じですので、そうした意味ではかつてのオールドの味をよく描き分けてくれた「α7II」の頃を思い出せるかもしれませんね^^;)。それではドリーミーなボケを味わうべく開放がとても多かった今回の散歩撮の様子を見ていくことにしましょうか...[畑の隅にて]たしかにボケは大きいのです...写真下部にはあの暴れん坊将軍「MC ROKKOR-PF 58mm F1.4」のボケに近いものが見られますが、二線ボケをも飲み込んでしまいそうなボケは健在です(笑)。[カラスムギ]わざわざ開放で撮るシーンではないですが、このレンズのこういう空気感が大好きです。[メタセコイア]逆光ではベールを伴うかのような大きなボケはまた一興ですね...まさにドリーミー。[菖蒲田にて]いかがですか...西日が加わった菖蒲田での開放の一枚、素敵な空間描写です^^。[ハナショウブ]先述したドリーミーなボケの良い作例と言えませんかねえ、このレンズの真骨頂とでも言える描写ではないでしょうか。[アジサイ]こちらは少しだけ絞った一枚、素直な描写が見て取れます。ヒストグラムでの両端のストンと落ちるような特徴もありコントラストが弱いというよりはむしろ過度な強調がない気持ちよさを感じられます。[水飲み場]Rokkorの素敵な臨場感を持つボケとは一味違いながらもベール感漂うドリーミーさがこのレンズの売りなんです...と思ってます。[フレア・ゴースト]もろ西日を入れた逆光によるゴースト、大きな破綻はなく使いようによっては素敵な一枚をゲットできそうなのも魅力です。[ダリア]α7Sだからというわけではないでしょうが、きれいに色を拾ってくれます。早朝の弱い光ゆえ背景にも適度なベール感が保たれてドリーミー一歩手前という雰囲気です(笑)。[Cobby]この背景ではドリーミーさを必要としないのでこの絞りにて^^。大きめなプラス補正でCobbyの描写もしっかり引き出され、背景も美しいボケとして収まります。さていかがでしたでしょうか...このレンズらしい空気がなんとも言えず魅力的で特徴的な大きなボケはまさにドリーミー。メンテナンスしていてもこのレンズの物理的な美しさもイチオシの魅力です。57mmと少し長めな標準レンズですが、使いにくさは微塵もありません、スタイルともどもおすすめな一本です...^^。2024年6月 江川周辺にて#α7S#HEXANON 57mm F1.4
2024.06.23
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★Imaging Edge Desktop+PaintShop Pro 2023で現像してみた の巻 ★さていよいよ「Lightroom Classic」との縁を切ってから初めての本格的な投稿となります。今回はα7IVと「FE 100mm F2.8 STF GM」という純正の組み合わせでの散歩撮ですが、夏仕様となっているα7IVにこのレンズですとCobbyの散歩バッグと一緒に下げていると結構ずっしりと感じられます。そして夏仕様の唯一の泣き所がCobbyのウンチ袋の処理のときである。ストラップのときであればちょっと長めのレンズでもそのまましゃがんで処理ができるが、この夏仕様の時だけはカメラから手を離し地面に置かなければならないことなんですよねえ...小さなキズの原因になりやすので、まあこういう時こそハーフカバーが活きてくるんですが^^;)。α7RIIのときの「落下」の惨劇をつい思い出してしまいます...。さて現像の方ですが、α7IVなのでまずは「Imaging Edge Desktop」で<クリエイティブルック>の選択をあてがい明度の過不足を補うとか必要ならホワイトバランスの調整など最低限必要な処理を済ませてからTiffファイルにて「PaintShop Pro 2023」へ渡して仕上げるという図式が一番効率的でした。まあ「PaintShop Pro 2023」ではExifなどの透かしを入れる、そしてサイズダウンしてJpegで出力というくらいなんですが、困ったことにこの「PaintShop Pro 2023」では画像を表示させながらExif情報の表示もさせての同時作業がままならないことなんですよねえ。しょうがないのでモニター上で「Imaging Edge Desktop」の上に「PaintShop Pro 2023」を重ねて作業しながら「Imaging Edge Desktop」で別ウィンドウで表示させたExif情報を横に見ながらの作業となっています。「PaintShop Pro 2023」だけで現像が可能なα7SやD700のときはどうしようか今から色々考えているところとなりました...^^;)。それではそんな現像作業から仕上がった画像たちを見ていくことにしましょうか...[菖蒲 #1]もう終盤の菖蒲田でしたのでなかなかきれいな個体を見つけるのが困難な状況となっており苦労します、その中でも一際きれいな「白」を披露していた菖蒲ですね。[菖蒲 #2]この爽やかな「紫」軍団もきれいでしたね、撮影時少し雨が降っており傘を差しながらの撮影となりましたが、大きめな花びらが若干しおれ気味で残念ですがその分どの花も「雨滴」が趣を加えてくれた感じです。[菖蒲 #3]この一枚などは背景がスッキリしている分このレンズらしい素敵な空気を感じさせてくれますね。もう少し早めにこの菖蒲田を見て回ればよかったと反省することしきりでした、盛りの時期を外していまい今年は大失敗です^^;)。そんな菖蒲田を離れ公園随所に見られるアジサイにとりかかりました...[アジサイ #1]色づき始めたアジサイもまた素敵です。淡い紫に初々しい硬めの花びらに勢いを感じられますね...やはりアジサイには雨が似合います^^。[アジサイ #2]大きな葉に隠れるようにひっそりと咲いているガクアジサイ、覗き込むようなアングルが似合います。これからしっかり撮ってあげたくなりますよね(笑)。[アジサイ #3]こちらは鮮烈と言っても良いくらいに色づいたアジサイ、このピンクはきれいでしたねえ。[#1]のアジサイ同様にマクロ域で寄ってみましたが、せっかくの雨滴もあるのに絞りが少し足らなかったですね...残念。まあアジサイはこれから色んなところで撮る機会もありますので予行演習ということでご勘弁を...というところでしょうか、でもこうして葉もきれいな状態の期間というのは思いのほか短いのでもったいないのですがねえ^^;)。さていかがでしたでしょうか...「Lightroom Classic」を離れて以前に増して手をいれることが少なくなったのがこれからオールドレンズではどう出るかとても楽しみでもあり、また不安でもあります。あとはこれから少しずつ「PaintShop Pro 2023」の操作に慣れることでしょうかね。今回はそんな現像作業に新たな楽しみができた話題でした...^^。2024年6月 にて#α7IV#FE 100mm F2.8 STF GM#Imaging Edge Desktop#PaintShop Pro 2023
2024.06.17
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★”写真や音楽のサブスク”をやめてみた...の巻 ★つい先ごろ私の4歳年下の弟(65歳)が「心破裂」で他界しました。なんの前兆もなく休日に友人と会い、立ち話をしているときに突然倒れたということでした。身近な肉親の死で感じる、なんと命の儚いことよ...だった。色々不慣れな彼の奥さんの手伝いで死後の手続きなどをしてきたのだが、私よりデジタルに疎い弟とはいえスマホはもちろんの事PCも使っていたが...それがこんなに死後の処理にネックとなることとは思いもよらないことでした^^;)。スマホは本人認証がわからず開けないし、PCに至ってはパスワードが分からずなんの処理も進まない始末。すべてアナログチックに電話での確認しか手立てがなかったのにはホント参ってしまった^^;)。そんな苦労を一通り済ませて家に帰ってみれば、「いざ自分がそうなったらどうなるのだろうか」という思いである。来年70歳ともなれば”人生100年時代”とはいえ、いつ弟と同じような状況にならないとも限らない...という思いである。まあ私自身の終活としては少しずつ心の準備(生き方かな)から始めているのではあるが、そろそろ具体的にということで少しでも身軽にしておこうと思い立ったわけである^^。特に便利なデジタル・IT関連については家族が見ればわかるようにまとめ始めており、これから新たなものに関しては逐一修正していけば良いようになっている。そんな中で今回手を付けたのがタイトルにあるように「サブスク」の整理である。写真関連では”Lightroom Classic”と”Photoshop”のアドビ・フォトプラン、音楽・映像関連ではAmazonの”Amzon Music Unlimited”とアニメの”dアニメストア”などである。Amazon HDで”HighRes”音源が取れなくなるのは少々痛いが、曲の多さでは(無料会員での)”Spotify”が一枚上手なのでfoobar2000や自転車通勤でWalkmanで聴く限りでは困ることはなさそうだしね...ただし最近開眼したアニメの「dアニメストア」だけは代替がなく再開するかも...(笑)。とりあえず上記のサブスクはすべて停止としてみた。-----------------------------------------------------そうなると長年使い慣れた写真での現像ソフト「Lightroom Classic」が一番の痛手となりそうだった。なにせExifやら著作権表示などの透かしをいれる作業では慣れでほぼ時間を要しない「Lr」であったので、手慣れた画像補正作業も合わせて代替えを何にさせるかという問題が大きかったのである。ここしばらくのテストで出てきた答えが...かつて手に入れていたソフト「Corel PaintShop Pro 2023」とSONYの無料ソフト「Imeging Edge Desktop」の2つである。SONYのα7S・α7IVそしてNikon D700の3台のカメラでの現像を考えると...<PaintShop Pro 2023 Ultimate>Painter Essentials 8Corel Creative CollectionHighlight Reel(ベストシーン)MultiCam Capture 2.0 LitePE8_BrushBundlePhotoMirage Express欧州フォントなど多彩なバンドルソフトを含む写真編集ソフトとりあえずこのソフトがあれば3台のカメラの現像は「Photoshop」系の作業もできることからExifなどの透かしも含め事足りることがわかった...まだ使っていないがバンドルソフトを見るとかなり遊べることも事実のようだし(笑)。そして「α7IV」の新機能としての<クリエイティブルック>をあてがっただけで現像作業が終了することも多いということで...※Imaging EdgeシリーズであるRemote、Viewer、Editの3つの機能を統合した、パソコン用アプリケーション。ホーム画面で、各機能の起動やアップデート、アカウントへのログイン、お知らせの確認などがおこなえます。この無料ソフトがあれば動作も軽いしα7IVの現像もあっという間に終わりそうである...ただし残念ながら透かし機能はありませんが^^;)。でもImaging Edge Desktopにていつもの補正後[Tiff]で出力しPaintShop Pro 2023に渡し、リサイズ及び透かしの挿入後に[Jpeg]で出力して完成という方法なら画質の劣化もなさそうなので安心だ。[α7IV + Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S]上の写真はα7IVのRAWからの現像を「PaintShop Pro 2023」で出力したもので”Exif”ほかもいままで通りの感触で入れることができた...あとは慣れの問題だと確信できたのでひと安心である。あとはα7IVでの便利な<クリエイティブルック>を使うときにImaging Edge Desktopの出番となる運びである。私の場合現像でレタッチと呼ばれるような大きく画像に手を加えることはまずない、ましてやオールドレンズを扱う場合そうした行為が「レンズの味」を削いでしまうので当たり前のことなのである。こうしてみると今までLightroomでの膨大な容量になる「カタログ」の管理から開放され、ディスクの軽量化に大きく貢献できた。考えてみれば過去を振り返りその時の編集状態を記憶させているカタログの恩恵をあまり今まで感じることは少なかったのである。いざ「あのときの一枚」を再現する時は現時点で最新にアップデートされたソフトで現像した方がきれいに仕上がるのは当たり前なのだから...まさに(バックアップを含めた)カタログ不要であった。そうしたことはこれからは上に書いたソフトでやれば良いだけなのである。そう、まさにここに来てはじめに画像ファイル管理(ディスクやフォルダ)に時間と労力をかけてきたことが功を奏した実感を得られてとても嬉しかった。そんなこんなで現在私の写真・音楽・映像での「サブスク」は皆無となった。合計金額として毎月の出費はせいぜい3千円前後ではあるが、病を患っている愛犬Cobbyの病院や餌代を自分の小遣いで賄っていることもあるのでずいぶんと楽になった気がする...良かった(笑)。あとは生涯の伴侶となるカメラNikon D700と、α7(*)のどれか1台あればよいような気もするのでカメラ機材の断捨離も始めてみようかなどと考えている今日このごろである...^^。2024年6月 自宅にて#Imaging Edge Desktop#PaintShop Pro 2023
2024.06.09
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★ α7IV + Jena Tessar 2.8/50の巻 ★さてここまで暑い日が続いて「夏日」ならまだしも「真夏日」まで観測された5月でしたが、みなさん”暑熱順化” はしていらっしゃいますか。私はここ2年ほど自転車通勤に変えてますから暑さに負けることはまずないです。通勤での時間帯は往路が午後4時台そして復路が午後10時台というところですが、自転車以前の車通勤でも一番高い気温になる午後の時間帯(往路)でも窓を開けて車内から熱を逃がすだけでエアコンはほぼ使いませんでした。そんな習慣もあり最近話題になってきた”暑熱順化”ということを無意識で体現していたようです^^。なぜか私の寝室だけにはエアコンがないのですが、この25年ほど真夏でも扇風機だけで十分暑さをしのげる体になっていますね...省エネのありがたい身体づくりの習慣がついたみたいです(笑)。そんな暑くなってきた今日このごろ...ようやくα7シリーズを含め3台のカメラすべてを「夏仕様」にしてしまいました^^。もちろん写真のように雨などに備え斜めがけができるよう(SmallRigの)ストラップが使えるようにもしてあります、ほんとこのHAKUBAのグリップストラップ「KGP-04」はとてもつかいやすいですね、でも最近はAmazonをはじめネットショップではずいぶんと値上がりしてきていますので送料分安く上がる実店舗で購入したほうが良いかもしれませんね^^;)。[参考:楽天で探す]ハクバ|HAKUBA カメラグリップ KGP-04[KGP04BK][Amazonで探す]ハクバ|HAKUBA カメラグリップ KGP-04それではそろそろ本題へ、今回はα7IVに「Tessar 2.8/50」を付けての散歩撮になります。私の持っているZeissレンズの中では比較的出番は多い方でしょうかね、現像時に等倍で見たときの隅の方に見られるいわゆる「流れ」には驚かされましたが通常は気が付かない程度なのであまり気になりません、それよりも焦点距離50mmながら最短撮影距離が35cmという私の散歩撮ではとても使い勝手の良いところが気に入っています。そして描写の方でも逆光時や強めのプラス露出補正時の明るい背景に見るROKKORとは一味違うベール感や近接での背景の素敵な柔らかさなど本来の「豊かなコントラストと階調性」以外にも見るべきところが多々ありますからね。それでは二日ほどかけての散歩撮の様子を時系列で見ていきましょうか...(※Exifの前にある[**]の表示はLrでのSony用のカラープロファイルで無表記はほぼAdobe vividで処理してます)毎年きれいなクレマチスの花を咲かせるお宅にて、オールドレンズで同アングルを撮影してその描写の違いなどよく楽しませてもらってます^^;)。豊かな階調性からか花びらのグラデーションがやはり素敵ですね、f/2.8始まりだとなかなか他のオールドとは特徴を比較しにくいのですが...安心の絞り値でしょうか、ボケにも破綻が見られません。この一枚も前のもの同様に安心して見られます。「開放:f/1.4」などのオールドだと極端な違いが見られますが、フォーカス域も顔から胸くらいと限られるのに比べこのレンズでは全身がしっかり捉えられる安心感というところでしょうか...ただしこうした背景の距離と光の加減では背景のボケ描写がいまひとつと言えますかね^^;)。恒例の湧水のある「雲居の瀧」で見つけたニホンカワトンボ、すでにこれまで写真のオレンジ色の羽を持つ個体や透明の羽を持つ個体のオス・メス並びに産卵の様子まで様々なカメラ・レンズで写真に収めてきたので最近は少し遠のいていました。でもこのところマクロレンズもだいぶ増えてきたのでまたチャレンジしてみましょうかねえ^^。神社裏のCobbyの天敵です(笑)。しかし可愛い顔して寝てますよねえ、やっぱりワンコよりニャンコの方がシャッターチャンスは多いかなあ。きれいなバラがたくさんある広い庭のお宅も久しぶりです。燦々と降り注ぐ太陽の光で撮影には露出・アングルなどに少し気を使いますが、自宅の庭だったら毎日撮影しているだろうと思わせてくれるほど素敵なお庭です。今年は大柄なピンクのバラが少なくて残念でしたが、真紅の薔薇が良い塩梅で見頃でした。こういうアングルだと背景の柔らかさもよく素敵な描写をいただけますが、なんといってもROKKORならなおさらGoodというところか...過去の実績が物語ります(笑)。市役所のナツメの木...私の好きなアングルです、あの独特な赤い実がなると一段と目を引きます。[順光:f/2.8][半逆光:f/22]順光と半逆光の違いがありますが、この絞り...笑っちゃいますよね^^;)。散歩バッグと一緒に下げていたときに絞り環が回ってしまったのを気づかずに開放のつもりで回しきった最小絞り[f/22]で撮ったのが下の方の一枚です。でもこうして比べると光の違いはあれど花にもボケ描写にも[f/22]の方にアドバンテージを感じます。ほぼ最短くらいで撮ってますが、寄れるレンズなのでこんな使い方もありかな(笑)。今回一番驚いた描写がこれ、いつもだと貼り付けたような描写になりがちな「ゼニアオイ」なんですがまるで絵のような感触に...α7IVのせいなんでしょうねえ。Nikonのレフ機「D700」ならこうした描写を狙ってシャッター切るときはありますが、初代から4代目までα7を使ってきた目にはなんとも不思議な描写です...好みの分かれるところかも^^;)。背景の距離感がこのくらいが素敵な柔らかさを見せるのがこのレンズですねえ、消して派手さはないのですが良い空気を出してくれます。でも私はα7S・α7RIIやα7IIIでの描写のほうが好きかなあ^^;)。そうは言ってもこうしたなんとも言えない色味と描写が出てくるのでα7IVも捨て難いのですよねえ。スッキリととても気持ち良い空気を感じます。さていかがでしたでしょうか...私としてはこのレンズ、α7RIIでの臨場感豊かで緻密なボケの描写やα7Sの優しい描写に高いアドバンテージを感じます。まあでもこうして見ていくとこのレンズの古いレンズ構成をもろともしない高いコントラストと豊かな階調性、そして寄れる標準レンズとしての便利さなど安くても楽しめるZeissレンズとして貴重な一本ではないでしょうかねえ。なんたって「Eagle Eye(鷲の目)」と言われて100年以上のレンズなんですから...^^。2024年6月 文化の杜公園・江川周辺ほかにて#α7IV#Jena Tessar 2.8/50
2024.06.03
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★ α7S + XR RIKENON 50mm F2の巻 ★先日RICHOの「XR RIKENON 50mm F1.4」を久しぶりに使いましたが、今回は発売当時一緒に登場したその兄弟レンズである「XR RIKENON 50mm F2(前期型)」をα7Sに付けて歩いてみました。上の写真はオールドレンズの違いをとても良く描写してくれて大好きだった「α7II」に「XR RIKENON 50mm F2」が付いてますが。期待を裏切らないその写りで「α7II」が大のお気に入りだったのでこうしてよく物撮りで遊んだものです(笑)。今にして思えば2,400万画素もあれば十分だしオールドレンズだとそのくらいの方が違いをよく描き分けてくれるのかななんて思ったりします...今の「α7IV」を「α7III」へ戻しちゃおうかな、なんてね^^;)。それとそろそろD700同様に「α7IV」と「α7S」の二台を上の写真のハンドストラップへの夏仕様に変更しようかなと思っています...そろそろ斜めがけのストラップが暑苦しくなってきましたからね。それではそろそろこのブログでは4ヶ月ぶりくらいの登場となる「XR RIKENON 50mm F2」の描写を見ていきましょうか...うまくきれいな薔薇の花たちを面で捉えることが出来た一枚ですかね、素敵な浮き上がり方を見せてくれました^^;)。こうしたf/4からの絞りではこのレンズとても安定した写りを見せてくれて、太陽の反射や点光源のようなものがなければ変なクセ...被写体・背景の距離にも依りますが...は見ることがありませんね。「APO-LANTHAR 50mm F2」などは特別だとは思いますが、こうして見ると他の「F2」レンス同様に近接での被写界深度が厚く感じられ使い勝手の良さを見る思いです。 ただしこのレンズでは右奥にかけてのボケの中に大小の丸で描かれるような特徴あるボケ描写がはっきり見られます。少し明るい背景にしてみると開放では円形ボケを含め距離感も臨場感も感じられない描写が出始めます。[ハナミズキ:f/4][ハナミズキ: f/2]f/4ではどの花もきれいに描写されハナミズキの写真としては真っ当な一枚となりますが、六枚絞りから来る正六角ボケもはっきりと見られ気になることも...それに比べやはり開放では背景の臨場感は見る影もなくなり「オールドレンズで楽しむ非日常」的な楽しい空気(味)が出始めます(笑)。距離と背景を整理してみるとこうして真っ当な一枚も開放で見ることができるんですねえ...まあ自然光下というか太陽の反射も点光源もないという前提ですが^^。開放のときに背景が大小の丸で描かれるポイント(境界)がはっきりと分かる一枚ではないでしょうかね^^;)。自然光の下でもこうして前ボケは柔らかめですし、距離のある被写体を持ってくればけっこうシャキッとした描写をしてくれます。なぜか週末の午後だというのにきれいな藤棚の周りだけでなくほぼ人がいない公園の様子、まあCobbyとのんびり散歩ができて良いのですが少し寂しいですかね^^;)。盛りは過ぎてますがまだまだきれい、中央を中心にこのレンズならではのボケとなる一枚です。所変わって新河岸川沿いの畑ですが、珍しいカラスと雉の眼(ガン)の飛ばし合いです...ここならではです(笑)。[Cobby:f/2.8][Cobby:f/2]最後はマイバディCobbyです。木陰でも陽の下でもこのレンズでのCobbyの描写は大好きなんですが、兄貴分の「F1.4」と比べても背景も含めその描写におけるアドバンテージは揺るぎないものだと断定いたします(笑)。それくらい気に入っております...いかがなものでしょうか^^。さていかがでしたでしょうか...このレンズとは付き合いも長くて「α7II」以来どのカメラでも散々使ってきました。私としては使うたびに「何かしでかすレンズ」としてとても楽しいレンズであり、非日常を楽しむことから背景を整理してバシッと決める一枚まで、その楽しさは半端ないものです。とても安かったレンズですがもうすでに何倍も元を取らせてもらった気分ですかね(笑)。今回は「α7S」でしたが、やはり使って楽しいレンズの決定版の話題でした...^^。2024年5月 文化の杜公園・江川周辺ほかにて#α7S#XR RIKENON 50mm F2
2024.05.23
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★ α7IV + MC ROKKOR-PG 58mm F1.2の巻 ★このところ個人的な理由ではあるんですがちょっと更新が滞っておりました、やっとのこと少し時間の余裕が出来たので撮り溜めてあった画像をようやくアップすることが出来ました。今回は鷹の目こと「MC ROKKOR-PG 58mm F1.2」を桜で楽しんだときの記事になります。上の写真は「α7III」ですが現在は「α7IV」を使っています。α7IVは良いカメラであることはわかっているのですが、こうして前機種の写真を見るにつけ「α7III」の使い勝手の良さと色味には若干の不満がありましたがスッキリとした抜けの良い画像には郷愁を感じざるを得ませんね^^;)。「α7IV」と「α7III」...まずはバッテリー、同じ「NP-FZ100」を使ってますが明らかに「α7III」の方が長持ちしていました。そしてグリップが確かに進化(深化)して持ちやすくなったと言えるのですが、よほど長いレンズを付けなければそのアドバンテージを特に感じることはないのではと思います。それよりもボディがどんどんボテッとしてきましたからねえ^^;)。ただしファインダーは「III」に比べて1.6倍近くの高画素で368万ドットとなってとても見やすくなりましたし、Jpeg撮りでとても遊べる<クリエイティブルック>はRAWでもSony用の現像ソフトでもLightroomでも同様の適用ができるなど現像時の素敵なバラエティが加わりました...色味やAWB(オートホワイトバランス)なども含め画像の安定感がぐっと上がったと思う点もとても光りますしね。それでは今やハナミズキでさえ最盛期を過ぎようかという時期に今更ながらの桜ですが、その他の画像も含めデッドストックフォトにならぬようアップしていきたいと思います^^;)。曇り空の遅い午後でしたが今年の地元のソメイヨシノは見事でした...当たり年でした^^。ピークのf/5.6~f/8での画像は現代レンズに負けませんね。そして絞りを開ければ途端にボケに見られる素敵なベール感、そして開放から1段ほど絞りましたがロッコールのある意味柔らかさがキープされた描写はさすがです。こういうシチュエーションでのこのレンズの空気はまた格別です。とても薄い開放の被写界深度ですが、そのインフォーカスはこういうとても小さな被写体でもシャープになりすぎることなくアウトフォーカスの空気と素敵なバランスを披露してくれます。今年は地元一番の老木も頑張ってくれました。「老人と犬」を素敵なワンシーンにしてくれます、小さなワンコの立体感もさすがのひと言^^。[ VV2を使用 ]実は後半の新河岸川周辺の桜堤に行くまでJpeg撮りです。<クリエイティブルック>の[VV]を中心に撮影していますが、この開放の逆光でのシーンではお得意の[VV2]を使っています。いかがですか...強めの背景光のために撮影時マイナスの露出補正をかけてますが、主役の花たちが暗くならずに素敵な姿を披露してくれます。少しピントを外れた花たちが素敵な滲みを披露してます、前回の「XR RIKENON 50mm F1.4」とはずいぶんと風情が違いませんか(笑)。やはり開放の全体のムードが全然違います、まさに「渋い描写」とはこちらの一枚でしょうか...。毎年丸まった房状になるこちらのソメイヨシノ、ハズレのない一枚が手に入ります(笑)。ここまでがJpeg撮りでしたが、ご覧のように被写体がこうして限られている場合はほぼ[VV]中心でOKの場合も多く、好みとシチュエーションに応じての使い分けで「使えるなあ」感が高いです。ここからは日を変えて桜堤へ、RAW撮りでの画像となります...誰が植えたか素晴らしい芝桜、県の警告板が素敵なアクセントに^^;)。ここまできれいに花を整備された状態を見ると県担当者への今後のヒントになりそうな予感が(笑)。人がいないと少し寂しいですが、相変わらずのボリューム感で迎えてくれました。このレンズですから絞りは開けっ放し...周辺減光があろうとこの空気感を楽しむしか無いですよね(笑)。これですから...たまりません^^。[Cobby]Cobbyもしっかり浮き上がります。でもやっぱりこのレンズボケは強い方ですね、強めのファンタジックなボケで定評の「HEXANON 57mm F1.4」でもこの絞りだと背景はここまでボケません。ああ...このレンズの場合、言葉の必要性を感じません(笑)。この色と空気...「持ってて良かった」と思わざるを得ませんね^^。さていかがでしたでしょうか...このレンズでの私のブログ記事では同じことを何度となく書いていますが、まさに毎回確認記事となってしまいます...そりゃそうだろう(笑)。どのカメラを使っても味わえるROKKORの特異性と安心感、どうぞこの”King of ROKKOR”をぜひ味わっていただきたいと思います。2024年4月 江川・新河岸川周辺にて#α7IV#MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
2024.05.03
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★ α7S + XR RIKENON 50mm F1.4の巻 ★早くも地元のソメイヨシノには葉がたくさん出始め、多くの花びらが散り始めています。公園のソメイヨシノに遅れて咲く新河岸川沿いの桜堤も、花の中心が真っ赤になり、見頃をとっくに過ぎてしまいました。まあしかし風景写真ではなく散歩撮を常とする私としてはまだまだ被写体は多くて楽しめます、ただしカメラを持つ頻度が少し少なくなって少し残念ではあります...これもCobbyの高齢化のためですのでしょうがないですよね^^;)。少し暑いとすぐにハアハアとなり、ロングコースを歩けば普段の私のペースではすぐリードが張って引っ張る形になってしまう始末。確実に体力が落ちてきていますよね、ただ足だけは鍛えてやらねばと一日2回の散歩は彼の様子を見ながらトレーニングかたがたしっかりとこなすようにしています。さて今回の散歩撮はご覧のようにα7Sに「XR RIKENON 50mm F1.4」を付けてます、このレンズで見る画像は一見すると凡庸な感触なんですが、弟分の貧者ズミクロン「F2」同様に開放など絞りを開けたときに独特な空気を醸してくるのです...それはレンズ構成から来るのか明らかに「XR RIKENON 50mm F2」とは異質のものなんですよねえ。「XR RIKENON 50mm F2」の<5群6枚:ダブルガウス型:6枚絞り>に対してこのレンズの<6群7枚:ウルトロン型:8枚絞り>というレンズ構成の違いがどんなものかを久々にじっくりと検証してみたいと思います。[プリンセス雅][水道橋]こうして絞ってみた時の画像には質感豊かに真っ当な描写を感じますが、弟分の「F2」と比べてあの精細感高そうな描写には少し遅れを取っているように思えます。2枚目の橋の奥に見える雲などは実際の目には素敵な立体感を感じてシャッターを切ったんですが、弟分ほどの切れはありません。そうなんですまず第一にこのレンズと弟分と比べたときに浮き上がってくるのが「立体感・臨場感」の弱さなんですよねえ。ただしこれは比べればということで、上に見るように写真として劣るというほどのものではありませんよね。[ソメイヨシノ老樹]どうですか...けっこう渋い描写もしてくれます(笑)。これは地元の咲き出しのソメイヨシノの老木ですが、根本にかけて周辺の描写も含めその質感描写に弟分にはないアドヴァンテージを見つけることが出来ます。ここから少しずつ絞りを開けてみたいと思います...[彼岸しだれ桜:f/2.8][コブシ:f/2.8]いかがですか...不思議な空気がありますよね。これだけしっかりとしたボケを感じられるのにインフォーカスの主役にあまり立体感を感じることが出来ません...違いますか?この辺がとても不思議で使って楽しいレンズでもあるんです(笑)。そしていよいよ開放でその描写の素敵な面白さをご覧いただきます...[ソメイヨシノ老樹:f/1.4][ソメイヨシノ:f/1.4][ソメイヨシノ&ユキヤナギ:f/1.4]このレンズの特徴として感じている「滲み(にじみ)」が確認できるでしょうか。1枚目の少し距離をおいた被写体(小枝先の3輪の桜)にも、そして3枚目の前ボケとなった真っ白なユキヤナギにも見られます。また2枚目の一輪の桜のに見られる素敵な柔らかさ...α7Sのおかげでもあるんですが...でも、アウトフォーカスになった途端に見られる滲み。そしてその背景に見られる特徴的な焔のようなボケ、この組み合わせでうまく背景を整えてやるととても面白い一枚を手に入れることができます。[彼岸しだれ桜:f/1.4]これなどもそうした一枚なんですが、インフォーカスにあまり立体感・臨場感を感じさせずに特徴的なボケの中で得も言われぬ不思議な空気を醸してきます。ここが弟分の「XR RIKENON 50mm F2」の距離感も臨場感も感じられない背景にシャープなインフォーカスが醸すような「F2」でなくては見ることが出来ない「何かしでかす」レンズと一線を画すところなんです(笑)。ようやくこのレンズの面白みがわかってきた今日このごろで、このスイートスポットを活かすトレーニングが始まりました。今回は散歩撮ゆえ何かと条件は厳しいのですが、いろんな被写体でチャレンジしている、弟分の「XR RIKENON 50mm F2」同様にとても楽しいレンズの話題でした...^^。2024年4月 江川周辺にて#α7S#XR RIKENON 50mm F1.4
2024.04.14
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★ α7IV + Zeiss Loxia 2/50の巻 ★地元の桜もこれを書いている朝の散歩ではそろそろ小さな葉を出しながら風や雨で散りだしてきました。今年の桜はボリュームもあり近年ではまれに見る当たり年のようでした。でもそれにしてはこの週末の人の出方に勢いを感じられなかったのは他の有名地でも出来が良くそちらに流れてしまったのかもしれませんね...地元民としては落ち着いて静かに楽しめるのでとてもありがたいことです^^。今回は少し前に撮っておいた上の写真のコンビでの散歩撮の様子です。α7Sでもプラナーらしい高コントラストなメリハリのある描写を見られますが、α7IVでもタイトルのとおり今回スッキリとしたとても清々しい描写が楽しめました。でも上の写真で見ても感じますが、α7Sでのスマート感があまり感じられずちょっとボテッとした感は否めませんね...残念ながら^^;)。ちょうどこの日は私の5番目の孫の「お食い初め」でもあり料理人の娘婿さんの手料理で祝ってあげておりました。儀式の担い手はいつものように我が妻のお役目でそれぞれの料理をちょこんと箸で付けて孫の口へ運んで「お食い初め」も無事に終了しました。可愛い孫たちの写真も今回はこのコンビでの撮影でプルプルとしたもち肌もしっかりと記録に収めてくれましたとさ...めでたしめでたし(笑)。 ※いつものようにα7IVでは使用したクリエイティブルックをExifの前に記してあります[桃 #1]今回の主役はこちらの「桃」です。上の2枚は2箇所の場所違いのもの...2枚目が最近見つけた新顔となります。[桃 #2]こうしてみるとたしかに「α7S」との違いがくっきり。単に「α7IV」が色の濃いという感触ではなくどこか「濃密」なというような感触が、かつて見慣れた「α7III」のスッキリとした抜けの良さ&軽やかさと一線を画すところなんではないでしょうか...そんな気がします。そしてこのレンズの持ち味も「α7S」で見られた空気感と若干異なり、さらなる落ち着きみたいなものを感じます。[ロウバイ]この日はロウバイの木にこうしたたくさんの若葉が目につきました。もちろんあの特徴的な蛸壺のような偽果(実)も見られますが、この若葉の新鮮な緑は春にふさわしい色味ではないですかねえ^^。[松]こちらは松の新芽だろうか...インフォーカスの松葉に抜けの良いどこか潔さを感じさせてくれます。[ハナニラ]群生したハナニラを見つけました。この一角は散歩道でもひときわ白く、まさに春を主張しているようで素敵です。[つくし]こちらもまさに春を呼ぶ代名詞「つくしんぼう」、それこそ大量発生していたご近所の遊休畑。さていかがでしたでしょうか...先程の話ではありませんがどこか濃密な感触を漂わせる「α7IV」のためか「α7S」で使っているときよりどこかより落ち着きを感じさせる描写のような気がします。好みは分かれるところかもしれませんねえ、私もまだ「IV」と「III」を比べると「III」の抜けの良い軽快感に懐かしさを感じます^^;)。でもここまでの撮りためた画像を見比べると描写の安定感をとても感じられてこれにして良かったのかなと思ってます...とても見やすいファインダーに加え<クリエイティブルック>もありますしね^^。今回はそんな使いやすくなった「α7IV」でのZeiss Loxia 2/50の画像をご覧いただきましたが、やはり私としてはこのレンズなら「α7S」の方に軍配が上がるかな...^^。2024年4月 江川周辺にて#α7IV#Zeiss Loxia 2/50
2024.04.11
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★ Nikon F3 + FUJICOLOR 100の巻 ★お久しぶりの更新です^^;)。今回はほんとに久しぶりのフィルム撮影、一台しか持っていないフィルムカメラ「Nikon F3」での散歩撮です。フィルムの色傾向もわかってないのにせっかくの桜の季節にフィルムカメラってどうなのよ...とは思ったのですが、またしてもフィルムの使用期限を過ぎてしまうのを防ぐためにあえて被写体の多いこの時期に使ってみたというわけです、ハイ^^;)。レンズは写真の「Ai Nikkor 50mm F1.4S」ではなく先日来登場の多かった使いやすいマクロ「Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S」をあえて付けてみました。今回久しぶりに使って中央重点測光の「A(露出優先)」モードでの露出不良があるかもしれないということがわかりました、なのでちょっと見づらい画像もありますのでご了承ください^^;)。フィルムは最近高くていろいろ選ぶ余地が少なくなってしまいましたので、まんま標準の[FUJICOLOR 100]を使用してます。現像は隣町の”カメラのキタムラ”への自転車による往復が面倒だったため、熊本の「トイラボ」さんを使い現像と<3,089×2,048pix>サイズの画像ファイルのダウンロードのみでの注文です。土手の河津桜がほとんどですがそれでは見ていきましょうか...今回気になったのが総じて色味が赤っぽかったこと、1枚目のように絞り込んでの遠景ではなんの問題もないのですが、他の画像をご覧いただくとけっこう目立ちますよね。あまりにその傾向が強いものはLightroom Classicでサイズダウンする前に色味を触っています...中にはAdobeのプリセットをあてがったものもあります...なんとかそれなりに雰囲気は維持できたみたいですが^^;)。[白梅ほか]その他の画像ではそこそこ良い雰囲気が出ていました。白梅などでは絞り開け気味で撮りましたが、ボケの描写によく使う”ROKKOR”的なベール感が強く感じられるようで面白いですね...ある意味”Nikkor”とは思えないです(笑)。前述したようにほぼ今までF3では中央重点測光の「A(露出優先)」を使ってました。河津桜の日陰にスポットを当ててプラスの露出補正をかけたときのようなメリハリのつき方は予想していたんですが、順光にも関わらず河津桜の3枚目4枚目の2枚に見る描写の違いを見るに私のF3の露出性能に赤信号が出ているような気がします^^;)。まあ全体としてはフィルムらしい感触が楽しめたので良しとしているんですが...カメラ自体はファインダー内の露出状態表示の補助ランプも点きますし、シャッタースピードにもそれほど変なバラツキもなく使用できてますので、これからはマニュアル露出メインで撮ってみようと思っています。せっかくの高いフィルムがもったいないですからね...^^;)。2024年3月 江川周辺にて#Nikon F3#Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S#FUJICOLOR 100
2024.04.07
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★ 赤城耕一先生、所沢の店舗に来たる!の巻 ★皆さんこんにちは...今回ばかりはパートタイムとはいえ私の勤務時間が夜なのが悔しいったらありゃしない状態でした^^;)。そう、タイトルにあるようにカメラ・レンズなどにこだわりと味のある論評を様々な雑誌・書籍に書かれていらっしゃる...もちろん写真も...赤城耕一先生が私が勤務し担当するカメラ雑誌・書籍コーナーを訪れてくれたのです。先生の久しぶりの新刊「アカギカメラ」の発売に合わせてカメラ誌コーナーへご覧のように平積みしてアピールしていたんですが、ほぼ発売日から動き出してくれたので勢いづけにこの写真を店舗のX(旧ツイッター)でつぶやいておりました。先生からすぐに御礼のコメントをいただいて驚いていたんですが、なんと27日の午後にお仕事の途中で当店に顔を出してくれました^^。「なんで私の出勤前にいらっしゃるかな~」ですよねえ、お会いしたかったなあ (T_T)。すぐに先生はご自分の「X(旧ツイッター)」に私にとって身に余るようなお褒めの言葉をコーナーの写真ともどもつぶやいてくださいました。お忙しい中本当にありがとうございますです m(_ _)m。まあ考えてみれば私の勤務は夕方5時から夜10時ですから、そんな夕方以降は書店に迷惑がかかるだろうと思っての午後3時前後という書店にとってはちょっと隙間のできる時間を選んでくれたのかなと、そうしたご配慮にも感謝しているのですが...でもお会いしたかった^^;)。先生の書かれた他の書籍も目に入ったようでその点も「X」で触れてくれましたが、しばらく前までは現在の倍くらいの点数を展示していたんですよねえ。人気だった「赤城写真機診療所(1&2)」「フィルムカメラ放蕩期」や「銀塩カメラを使いなさい」などはまだ仕入れ可能なんですが、私の昔愛読した「ズームレンズを捨てなさい」や「レンズ至上主義」ほかちょっと古くなった書籍が残念ながら軒並み絶版なんですよねえ^^;)。掲載機種などの情報が古いせいなのかわかりませんが、あの独特な切り口は今読んでも新鮮かつ面白いのですがねえ。[参考:赤城本]◯ フィルムカメラ放蕩記◯ 赤城写真機診療所◯ 赤城写真機診療所 Mark II◯ 中古カメラはこう買いなさい!◯ ズームレンズは捨てなさい!◯ 銀塩カメラ至上主義!◯ 銀塩カメラを使いなさい!◯ 銀塩カメラ辞典◯ レンズ至上主義!◯ カメラ至上主義! ・・・etc.(なぜか昔のタイトルには<!>がよく付いていましたね:笑)リストの下へ行くほど入手は難しく電子書籍で読めるものはまだしも古本屋にお世話になるようなものもあり...残念ですが^^;)。上の写真は私の昔からの赤城本の中の愛読書の一冊(2011年発売)である。APS-C判のミラーレスが台頭し始めた頃の著作であるが、すでにマウントアダプターでのオールドレンズ遊びにも触れております。「遊び」に水を差す気はないが35mm・フルサイズ用レンズをAPS-Cやフォーサーズで使うのは「やはりどこか違うのですよ」という注意点もサラッと教えてくれます(笑)。またカメラファンであればフォクトレンダーのレンズでの先生の作例など目にする機会は多いですが、私もそれがとっかかりでVoigtlanderを購入する羽目になりましたしね...私が現在ズームレンズを一本も持っていないのも先生の著作が原因です(笑)。まだ先生の著作を読んでいない方がいらっしゃったら上記の手に入る作品の中から1冊でも良いのでぜひ読んでみていただければと思います。こだわりと偏見に満ちた楽しい世界に浸れますよ...^^。2024年3月 所沢店舗写真コーナーにて#所沢店カメラ誌コーナー#赤城耕一先生
2024.03.29
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★ α7IV + FE 100mm F2.8 STF GMの巻 ★毎回書いている気がしますが、何故にこんなに風の強い日が多いのでしょうか^^;)。「春の嵐(メイストーム)」という言葉もありますが、それは4月から5月にかけての温帯低気圧の発達に伴うものを指しており、本来この春先3月で言えば「三寒四温」が適切ではないのでしょうか。ですので寒暖の差を気にするくらいで済んでいるはずなのに、この強風の多いことにはほんとに辟易としてきます...なにせ自転車通勤の大いなる脅威なので^^;)。さてそんな状況の中でしばらく寒い日が続き早咲きの桜でさえ停滞気味、この調子だとふとした気温の変化でに一気に咲き乱れそうです(笑)。そして今回のコンビはこれ...α7IVプラス純正...花撮り最強コンビですかね(笑)。ミラーレスの恩恵をなくしてしまうくらいの重さにはなりますが、ファインダーも見やすくAFもマクロ域を含め俊敏で撮っていてほんとに気持ち良いコンビです。このクラスのレンズあたりからα7IVのグリップの改良が俄然発揮される気がします、ただし依然と2つの後ろダイヤルの<右>では特別な機能はアサインしていないので(デフォルトの露出補正で使用)α7IIIまでのように<-3~+3>の指標があった方がシャッター後にすぐ戻せるので私には便利かな^^;)。シャッターフィーリングも電子先幕シャッターを「切」にしていても軽い「サクッ」というような感触はとても小気味よく師匠のNikon D700のシャッターと対極のものとしても好きな感触である。それではそろそろこのコンビの散歩撮の様子をご覧いただきましょうか...(ちなみに今回はRAW現像のためExifの前の[**]はAdobeが用意したSony用のクリエイティブルックである。)[Snowflake]最近はご近所であまり数が見られなくなってっきたスノーフレークです、貴重な一株がとても可愛い姿で咲いていました。荒れた下草の環境ですが、このレンズのお陰で粗を隠してくれているようです^^。[ハクモクレン]このところカメラを持って歩くことが少なかったせいでこのハクモクレンの最盛期を見逃してしまいました...とても残念です^^;)。いかがですか...この背景のこのレンズでなければ出ないボケも素敵な空気ですが、この光がいつもと違ったのかインフォーカスに薄~くベールが掛かったかのような描写も普段あまり見られないものです。[プリンセス雅]まずは新顔の桜...「プリンセス雅」ですね、素敵なピンク色ときれいに形の揃った花がとても美しい桜で大好きです。まだまだ多くがツボミの状態ですがようやくその姿を見せ始めました。[メジロ #1:トリミング][メジロ #2:トリミング]先鞭を切ってくれた桜はご覧のように状態がいまひとつ、でもたくさんのメジロが突付きに来ていました...あの可愛い鳴き声とともに。いつもの標準ではない100mmとはいえトリミングしないとここまで大きく捉えられませんが、33万画素ほどあるとここまでトリミングしても見られますよね。意外とPCで等倍で見ると精細感がとても高いのがわかります、でもこれ以上の画素数はいらないかな^^;)。[熱海寒桜]まだつぼみも多くもう一花来そうな熱海寒桜です、ただこのときは小休止が如く見栄えがいまひとつできれいな個体も少なかった。バックの消え入りそうなボケがまさにこのレンズらしいですよね。[コヒガンザクラ #1]上の熱海寒桜の一枚は順光よりの半逆光でマイナス補正をかけてますが、こちらは影になったところで見つけたきれいな個体でしたのでプラス補正をかけた一枚です。それぞれマイナス補正には「SH」とプラス補正には[VV2]を当てただけですが、明度のバランスも良くて花の色味もしっかり見て取れる仕上がりとなってきます。こうした<クリエイティブルック>のポイントが掴めてきたら仕上げの簡単なJpeg撮りに移行しちゃおうかな...などと思えてくるから不思議(笑)。[コヒガンザクラ #2]コヒガンザクラは房のような花のつき方をしてきますが、まだまだ「これから」の準備中。たくさんのツボミに期待が膨らみます^^。[ユキヤナギ]まだうんともすんとも言わないたくさんの「ソメイヨシノ」の樹の下にはこうして待ちくたびれて一斉に咲きだしたユキヤナギが真っ白になってます。こうしてSTFが効く域で絞り気味にした方が開放では原型をおぼろげな形にするボケ描写がこのレンズ特有の丸ぼけになっていくさまはホント不思議です。[Cobby]もうこの日も風が強くてCobbyも目が開けてられません(笑)。カメラ構えたときに右目を捉えていた瞳AFが風に煽られて毛が右目を隠した途端に左目に測距点がすぐ移動するのがすごいですよねえ。毛並みがしっかり読み取れるインフォーカスの精細感と滑らかなボケのバランスはさすがです。α7IVのグリップの改良がレンズの重さを感じさせないのと軽快なシャッター音ともども撮影はとても快適です、そして描写の安定感とボケの特徴を活かす背景を選ぶ楽しさなどこのレンズならではの面白さがなんともいえません。そんな楽しいレンズでの早咲きの桜の話題でした...^^。2024年3月 江川周辺にて#α7IV#FE 100mm F2.8 STF GM
2024.03.26
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★ D700 + Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8Sの巻 ★寒暖の差が気になる今日このごろですが皆様はいかがお過ごしでしょうか。今回はまたしても風の強い日に前回の「Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S」を師匠のD700に付けての散歩撮になります。といっても肝心の早咲きの桜の方がいまひとつになってきており寒さのせいか新顔の登場が見られない状況です。ご覧のように昨年の夏からD700には「短OBI」が付いたままになっております。よほどの長いレンズでなければこの方が散歩には持ちやすく感じられるようになってしまって、アンカーに付け替えるタイミングを逃しております^^;)。しかしオールドニッコールを使う場合はD700であればすべて「F値」などExifに反映されるのでとても楽ですよね^^。そして相変わらずこのD700のシャッター音は素晴らしく、シャッター切る「手応え」といっても良い感触を味わえます(笑)。今までそんなにNikonのレフ機を触ってきたわけではないですが、このシャッターフィーリングは最高の部類に入るのではないでしょうか。D700の「OVF(オプティカル・ビュー・ファインダー)」もEVFに慣れた目には...時にピント拡大が恋しくなりますが...やはり実像を見るという感触がなんとも自然で、かつとても見やすいファインダーなので嬉しいかぎりです。ただしEVFに慣れたせいでOVFゆえに露出を見誤るときもあるのは御愛嬌です^^;)。さてそんなD700で歩いた早咲きの桜ですが先述したようにそろそろ危うくなっているものも出始め、次の候補が恋しくなってきています^^;)。なのであまり枚数は多くないですが、見ていくことといたしましょうか...^^;)[啓翁桜 #1][啓翁桜 #2]もうすぐ終わってしまいそうな啓翁桜です、最後の輝きをD700とこのレンズがNikonらしい光の描写で描いてくれます。古いレンズではあるんですがこうして見ると開放での背景にも荒れる様子が見つけにくいのはさすがです。[熱海寒桜 #1][熱海寒桜 #2][熱海寒桜 #3]こちらはなんとも中途半端なさき具合だった熱海寒桜、枝にはまだまだツボミが見られもう少しは楽しめそうですが...そんななか勢いありそな花を見つけては熱写です^^;)。後組の「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」や「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」などと違うのがやはり2枚目のような日陰での花の描写でしょうか、色気というか瑞々しさが薄れる感じなのがちょっと残念。でもやっぱりD700とのコンビはどんなマクロを持ってきても光を捉えるとその空気感にはα7シリーズと一線を画すのを感じます...Nikon臭ですかね(笑)。[ユキヤナギ]そんなNikon臭の感触を楽しめる一枚でしょうか、この陰影の感覚はD700ならではと思いますが...^^。[Cobby]風の強さにCobbyもうんざりといった表情です(笑)。自然光下でのα7IVの一枚には敵わないですが、立体感・臨場感では負けていません...と思います。[クリスマスローズ(ハイブリッド)]ほらご覧なさい...自然光下での一枚ではけして負けていません^^。いかがでしたでしょうか...D700が「手放せない一台」だと、自分で撮るたびに納得させてくれます。まだまだシャッターユニットも持ちそうで、どうやらD800台は今後も使えそうにありません...棺桶に一緒に入れてもらえるまで使えそうです(笑)。2024年3月 江川周辺にて#D700#Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S
2024.03.23
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★ α7IV + Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S の巻 ★こんにちは毎日毎日風が強い日が続いており自転車通勤の私としてはとても体力的に辛い時間が続いています^^;)。今回もそんな風の強い日のCobbyとの散歩撮の様子をご覧いただきますが、今回のお供は先日のマクロ「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」に続いてα7IVに「Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S」を付けてます...いよいよマクロ活躍のシーズンが来ましたねえ^^。このレンズとの付き合いは長いですねえ、一番最初の「Nikkor-O・C Auto 35mm F2」に続き2本めに手に入れたオールドニッコールです。ヘリコイドにより鏡筒は伸びますが非常にコンパクトで取り扱いが楽ですね...そして特筆される点はその滑らかなヘリコイドの回転角がとても大きくピントが甘くならないかな^^。ハーフマクロの55mmということでかなり寄れる標準レンズとして便利ですし、開放からシャープな画像を得られ花撮影などにはまさに最適なレンズではないでしょうか。35年前のレンズとは思えない素敵な画像を今でも提供してくれます。そして今回特別なのは「Jpeg」撮りをしていることでしょうかねえ、私のPCのせいでしょうか...このα7IVで撮った[ロスレス圧縮(L)]のRAW画像の扱いがファイルエクスプローラーでとても重たく感じるんですよねえ^^;)、そのため今回テスト的にα7IVの画質を<Jpeg:エクストラファイン>にして臨んでいます。ですからあの「クリエイティブルック」を選んで撮影してみました、と言っても基本は[VV]ですが状況に応じて変更している場合は写真のExifに記してあります。それでは枚数は少ないですが、さっそくご覧いただきましょうか...[ナズナ]初っ端から素敵な色味と空気な一枚が...これ文字通りJpeg撮って出しです。其方此方に見られるようになったナズナです、インフォーカスの周りの草たちがとても良い空気を醸していますよね^^。[啓翁桜 #1]公園内の植物園ではまだ咲き出した種類は多くないのですが、素敵な色味が徐々に増えてきました。コレはそのうちのひとつ「啓翁桜」ですね。よく見てみると天気などの変わらない条件の下では前回の「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」よりカメラも違いますが背景の描写にアドバンテージを感じてしまうのは危険でしょうか(笑)。[啓翁桜 #2]夕方4時半過ぎという時間帯プラス「風」ですので何かと危うい光の下なんですが、なんとも言えない素敵な背景ではありませんか、そして花一つひとつの描写も光が全体に回る良い状態をうまく利用した味わいのあるもので...ある意味びっくりです、Jpeg撮りでも行けそう^^。[寒緋桜]色味はとても良くなってきている「寒緋桜」なんですが、なんとも惹きつけられるグループがなく風もあり深追いはしませんでした^^;)。でも素敵な色合いですよね。[熱海寒桜 #1]背景のために主役が暗くなりがちな状況だったのでテスト的に「VV2」使ってみたものです。結果大正解...なんとも自然な色合いと明るさでプラス補正を必要としなかったです、使えますぞ(笑)。[熱海寒桜 #2]逆にこちらは空気を読めないご老人がすぐ横にカメラを持って立っていて、こちらが気を使って他の桜に移っていたため戻ってきたときに[VV]に戻してしまい、ついファイダー覗いてプラス補正をかけた一枚です^^;)。それでもほぼ録って出しできるほどに出来は良かったのでひと安心...ていうか期待以上に渋い一枚です。[ヒメオドリコソウたち]前に一輪のハナニラを出しましたが、その同じ個体です。主役は一輪...ハナニラの下に見えるヒメオドリコソウです。そのアンダーなインフォーカスの草の空気感がとても渋い、良い空気を醸してます。[Cobby]最後の一枚は我がバディ「Cobby」です。いかがですか、開放ですが良い描写ですよねえ。このブログ上で見てもCobbyの立体感と全体の奥行きを感じさせる描写はまさにNikkorが目指した「3次元的描写」を想い起こさせてくれます...これも同じく撮って出しですから素晴らしいですね。さていかがでしたでしょうか...正直こんなにJpeg撮って出しが可能だとは思ってもみなかったです。FUJIFILMの<<Film Simulation>>ほどではないですが、<クリエイティブルック>でJpeg撮りもありですね。次回はα7IVの画質設定を[ロスレス圧縮:RAW(M)]で様子を見たいと思います...それほど画素数は必要としてないので。今回は<クリエイティブルック>を使ったとても有意義なJpeg撮りで楽しい散歩撮でした...^^。2024年3月 江川周辺にて#α7IV#Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S
2024.03.17
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★α7S + 105mm F2.8 DG DN MACRO Art の巻 ★こんにちは、久しぶりの散歩撮は先日の予想外の積雪の朝からα7Sに「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」を付けてしばらく歩いたときの散歩撮の様子をご覧いただきたいと思います。しばらくカメラを持たずにCobbyの散歩をしていたら河津桜に葉が出てきたり公園の植物園には早咲きの桜があれやこれやと咲き出したりという状況になり、慌ててこのコンビで撮り始めたというわけです...^^;)。最初の一枚はその公園にある植物園で見られた寒緋桜です、もうこんなにきれいな個体が見られるようになってます...慌てますよね^^;)。それでは時系列でご覧いただきましょうか...まずはあの私の勤務時間が終了する夜10:00頃から降り始めた2回目の積雪を見た翌朝の散歩撮からです。[朝の江川・ダイサギのいる雪風景]前回の雪と比べて積雪は少ないです、でも小雨交じりでとても寒い朝でした。そんな冷たいであろう川の中に一羽のダイサギも見えてますね、一生懸命片足ずつ震わせて餌を漁っていましたよ。[土手のCobby]そんな土手にてのCobbyの一枚、WBを「太陽光」にしていたせいか若干青系に寄っているようですね。でもそんなところがSIGMAっぽい色味かも^^。[河津桜 #1]もうどこを見ても完成形の河津桜です、2回の雪で花でたわわになった枝がみな垂れ下がっているようです。[河津桜 #2]少し赤みが強く感じますが、コレはAdobeのSONY用<カメラビビッド>を当てたせいです、ですがこのカエラープロファイルが一番河津桜についた水滴が美しく見えてきます。[河津桜 #3]もう花たちも2回の雪で散々な形になっているものも多く、ましてや雪(水)の重さでみな俯いてしまっています。このSIGMAのマクロは特徴的なボケという感じはないですが、光の弱いこんな状況でも前ボケがとても優しく出てくれます...ってこれはα7Sのせいかな(笑)。[濡れた桜の樹表]コレは河津桜ではなく、これから出番を迎える公園のソメイヨシノの幹です。緑色の苔がとても渋い模様となって濡れた樹表と相まって生々しく迫ってきます。ここからは風は強かったのですがしっかり晴れてくれた時のものになります...今回は今までの画像を見てもわかるように、風の強い状況が多かったのでα7Sでは「M:マニュアル」にしたうえでISOオートにしてシャッタースピードをほぼ1/250か1/500で露出はISOオートに任せる形にして撮影しています...α7Sならではですね^^。[河津桜 #4]まさに河津桜による「壁」の完成です。[河津桜 #5]ほぼツボミもあまり見られない状態までになっています、葉が出てくるはずですよねえ(笑)。ただし美しい個体を見つけるのには苦労しそうです...土手の上からでは無理、道路側に降りて下から仰ぐのが一番のようです...後半にご期待ください^^;)。ここからは公園内の植物園に見られるようになってきた早咲きの桜たちの姿をご覧いただきます。[啓翁桜]こちらはやっと咲き出した「啓翁桜」ですね。小さなラッパ状に少しすぼんだ姿が特徴です。このレンズ絞りによらず二線ボケが目につきやすいです^^;)。[熱海寒桜 #1]花びらの桜色の濃淡が魅力の熱海寒桜もまた良い風情があります。咲き出しから少しずつ勢いがつき出しているところでどの花を見てもとても美しい姿を確認できます。[熱海寒桜 #2]花びらの色の濃淡の美しさとは裏腹にシベの形はいまひとつで残念なところ...天は二物を与えずか(笑)。でもそんなところも含めとても可愛い桜です^^。[熱海寒桜 #3]いかがですか...これからが見どころですよ。[白梅 #1]植物園をあとにして公園の白梅へ...もうほとんどが真っ赤なガクが目立ち始めあまり美しいとは言えない姿ですが、よく見るととても勢いのある姿を発見。まだまだ見せてくれます。どうでしょう...このレンズここまで絞ってみると、光のせいか背景があまり美しく出ないです^^;)。ROKKORを持ち出すわけではないですが、最新レンズですからもうちょっと頑張って欲しいところです。[白梅 #2]ただし精細感や生々しさなどはさすがです。[シジミチョウ]そんな梅を撮っていたらすぐ横のユキヤナギの株の中に「ベニシジミ」かな?じっとしていくら寄っても逃げないので全身がしっかり写るよう絞りながら最短付近で寄ってみました...なかなかのマクロ感ですよね、良い空気だと思います^^。最後は曇り空ではありますが風もなくとても撮りやすかった日のものからです...[河津桜 No.1]ご覧のように少しずつ葉が出始めてきました。ですがまだとても勢いを感じさせてくれます。そういう意味ではコレが最後のセッションかな、これからは少し良い花を探すのに我慢の時間が必要になってきそうです(笑)。[河津桜 No.2]やっぱり下からですね、美しいです。今年は花と葉の(色味の)バランスがとてもいい感じで安心しました。[河津桜 No.3]やはりこうして少ないながらも風のない日のものを見ると背景がとても綺麗なのがわかりますよね、いくらシャッタースピードを1/250~1/500にしても風で大きく揺れる枝が背景だとスッキリとしない大きな要因となってしまいますね。やはりそろそろ河津桜も撮り納めとなってしまいそうです...残念ながら^^;)。[ご近所の白梅]これは帰り際見つけたいつもCobbyがお世話になっているお宅の玄関脇にあった梅の木、とても枝ぶりが良くきれいな花がたくさん咲いていたもの。まさに梅も種類が多く木によって全然花の様子が違いますね...小さな花がぎっしり咲いてとてもきれいでした^^。[ハナニラ]最後の一枚はなんてことのないハナニラです。ですが春を呼ぶ花がたくさん写ってます、ハナニラの背景にはたくさんのホトケノザがあり右下にはペンペングサと呼ばれるナズナが、そしてよく見るとハナニラの真下にちょっと見えているのがまさにヒメオドリコソウですよね...やっぱりこれからどんどん見られるんですねコレ、嬉しくなってきます^^。2024年3月 江川周辺にて#α7S#105mm F2.8 DG DN MACRO Art
2024.03.16
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★話題の「同一誤回答」がChatGPTのせいだという笑えない話を考える の巻 ★一昔前ネットが話題の中心になりだした頃、私が勤務する書店でびっくりすることがあったのを今でも覚えています。私は旅行が好きでその得た情報や写真をSNS(特にブログ)などを使ってアップしていたが、ある日店舗で新刊として入荷してきた一冊の旅行ガイドブック(九州・宮崎)の店舗紹介の内容を見たときのことだった...。今までその店舗は地元の数少ないブロガーの日記の一部くらいしか顔を出さなかったので、ネットサーフィンの末やっとのこと私も探し当てて行くことができたお店だった。そのお店のことが私の書いた記事と「一字一句」変わらない文章で紹介されていたのです^^;)。これには驚きましたよねえ、でも思い起こせば一時期新聞・雑誌の記者でさえ取材に出かけることなくネットで調べて記事にしてしまう者がいるといったことが話題になったこともありましたからね。今回の話題はそんなこととよく似たニュースをつい先日目にしたことで、自戒の念も込めて少し書いてみようと思い立ちました。とある私立中学校での課題に対する回答・記述で表題通り「同一誤回答」が数多の生徒に見られたというニュースですね。その回答・記述が<ChatGPT>を利用したことによるもののため話題となりワイドショーネタにまでなってしまいました。教育現場でもいよいよ「生成AI」が当たり前のご時世になったことを認識した上で「どのように使えば良いのか」をしっかり示す時が来たのではないでしょうかねえ...課題・宿題などの出し方も変わってきそうですね(笑)。**************************************************前振りはこのくらいにしてそろそろ本題に入ってみましょうか...。□ ChatGPTとCopilot現在話題の「ChatGPT」は無料で提供されるVersion 3.5と有料プランのChatGPT Plus(Version 4.0)がありますね。無料版に比べ”Plus”(月額20$:約2,800円)はレスポンスの向上やサポートの充実そして機能面でも画像生成ほか多機能でより優れた「結果」を享受できます。そして最近機能充実してきたWindows 11(10も同様)の「Copilot」は「ChatGPT」のように古いデータに縛られることなく検索エンジン「Bing」と「ChatGPT」との融合により画像・音楽なども含めたことでユーザーの使用目的によっては有料版の「ChatGPT Plus」よりアドバンテージがあるとまで言われています。わたし的にはデザイン的にも回答のスマートさ的にも「Copilot」の方に強く惹かれます(笑)。□ 回答比較:同じ質問をしてみた自身の大好きなジャンルの質問をしてみたときの面白い比較がありますのでご覧ください。※質問は「カメラメーカーミノルタとドイツライカの技術提携はいつから始まりましたか?」というものです。 ◯ ChatGPTの場合 ◯ Copilotの場合この違い面白いですよね、ChatGPTでは初っ端から「嘘」を書かれたのでその点を突っ込んだら謝られました^^;)。それ故それ以上の質問はやめてCopilotに移りました...Copilotではしっかり正しい年代を示した上で簡単に要点だけその提携の主旨を述べてくれました、なのでその先(詳細・成果)を突っ込んでみれば...これまた気持ち良い答えが帰ってきました。これまでそんなに使っているわけではないのですが、ChatGPTには何度か「確認」をすると訂正のための記述をもって謝罪をされることがありました...なんかスッキリしない感触なんですよねえ^^;)。それに対してCopilotの方はスマートな回答とともに参考となるサイト・記事(URL)を必ず記してきます。この辺が<BingとChatGPTの融合>の強みなんではないでしょうかねえ。なのでCopilotの方がそのリンクを辿ることにより詳細に目的の回答に「正確性」を確認しながら近づくことが出来るような気がします。そこでこんなことをしてみました...□ ChatGPTとCopilotに正しい回答を得るコツを聞いてみた[ChatGPTの場合][Copilotの場合]いかがですか...どちらも説得力のある回答ですが「回答」に対するアプローチ方法としては「Copilot」の方がよりわかりやすく明確に順序立てた説明で納得できるものですよね。しかしその<回答に対する注意点>については「必ず正確であるとは限らない」の一行で済ませてしまっています。それに対し「ChatGPT」の方は逆にアプローチは「文脈を提供する:~」説明文だけで済ませておりますが、その<回答に対する注意点>についてはまさに先述した”私立中学校での同一誤回答”への警告・啓蒙となる内容がびっしりと記述されているのではないでしょうか。見方を変えると「Copilot」は「ChatGPT」の注意点を慎重に考慮した上での回答を作成しているように見えませんか?それは回答への裏付け・参考となる”URL”の付加であり、「回答」への信憑性とさらなる展開・関係性を質問者へ提供しているように見えますよね...これはかなりのアドバンテージだと思いますが...いかがでしょうか^^。実際に「ChatGPT」や「Copilot」を上手に使うためには上の2つの回答をしっかりと頭に入れて利用することこそが<求める回答>への近道となることは明白のようですね。そうしてこそ「生成AI」が今までの単なるネット検索をうまく吸収しながら「より高み」へと誘ってくれるツールとなるのではないでしょうか。いよいよ「生成AI 」が私達の身近なものになってきましたね...^^。2024年3月 自宅にて#ChatGPT#Windows Bing Copilot
2024.03.11
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★自転車のメンテナンス:タイヤ の巻 ★こんにちは。今回は通勤用の自転車のタイヤとチューブを交換した話題です。先日自転車のメンテナンスをしましたが、あまりにタイヤが...特に後輪...すり減っておりここに来て雪が続いたりしたものですからブレーキの効きも危ないので即刻両輪ともにタイヤとチューブを交換しました。[前輪:交換前]※すいません、ピントが少し外れているのはご愛嬌...P7100のせいです(笑)[後輪:交換前]前輪はまだ若干溝が残っていたんですが、ご覧のように後輪の溝の減り方が半端なかったのでこの際両輪ともに交換してしまいました。今回お世話になったのは...ららぽーと富士見の中にある自転車店の大手である「ダイワサイクル」さんである。なにせ一番近い自転車屋さんがいつもの散歩コースにあるららぽーと富士見にあるので、事前の調査では少しお値段高めだったのだが選択の余地はなかった^^;)。まあネットで調べると相場が両輪(タイヤ&チューブ)で工賃込みで1万前後、現在はそれより少し値上がりしているようだった。ここダイワサイクルでもノーマルタイヤであれば1.2万ちょっと、今回私は耐久性に期待して「ブリジストン製」のタイヤをお願いしました...お値段1.4万強はちと痛いが、月間平均280km走行になる通勤のため長持ちしそうな仕様にしたというわけである。でもこれでまた小遣い(へそくり)が減ってしまう...必要経費で妻に認めてもらいたいところだ(笑)。開店一番(午前10時)にお願いしてきたので11時すぎにはできていると言われましたが、お昼ごはんを済ませてからゆっくり回収に行きました...今回も風がとても強くて、自転車でも進みにくいくらいで近場とはいえ辛いし怖いですよね^^;)。さてマイ通勤用自転車が見違えるような復活を果たして帰ってきました...[前輪:交換後][後輪:交換後]なかなかのパターンですね、さすがブリジストン...期待してます(笑)。やはりおニューのタイヤで帰り道はとても乗り心地も良かったです、この2年間雨の日の比率もけして低くなかったので、何かあってからでは遅すぎますからね...特に通勤時の往路は自動車特に大型の数も多くて危ないので。チェーンほかボディも含めメンテナンスを終えたばかりだし、タイヤもおニューでとても快適です...通勤がまた楽しくなりますよね...^^。2024年3月 ららぽーと富士見にて#Nikon Coolpix P7100
2024.03.10
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★ α7S + AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4 の巻 ★こんにちは。今回は先日α7Sに付けて散歩撮をしてきた「AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4」での河津桜やその他の画像をご覧いただきます。[緑のロッコール]このレンズは幾度となく分解・整備をしてきました。私の「ROKKOR」たちは他のレンズと違い初期にメルカリなどのフリマを中心に集めたんですが、まあとにかく酷い状態でゲットしたものもあり、このレンズはまさにその筆頭と言えるものでした。出品者の分解整備での直進キーのビスの締め込み不足や組み直し時の各パーツの組み込み具合の不備などでえらい目に会いました。その都度分解して直してきたので、手に入れたときと比べ雲泥の差で使い勝手の良いきれいなレンズに様変わりしました...そのせいもあり愛着もひとしおです^^;)。このレンズは直射光と自然光で普通以上にギャップのある画を出してくるのでほんと面白いのです。緑のROKKOR...それもAUTO ROKKORに恥じない細めの線でとても柔らかな描写を得意としていますが、いったん直射光のもとに出ると見違えるようなコントラストの効いたメリハリのある描写をしてきます...ほんと飽きないレンズなんです(笑)。そんなレンズでタイトルにあるようにいま最盛期を迎えようとしている河津桜などを撮ってきました。まずは梅から行ってみましょう...[畑の白梅 #1][畑の白梅 #2]これを撮った日はとても風が強くて難儀をしました。α7SですのでISO感度を上げればよかったのですが、最盛期を過ぎていたためあまり力(リキ)が入ってなかったんですね...お恥ずかしい^^;)。でも被写体に陽は当たっていないのでこの2枚にもボケの中に適度なベール感を醸してROKKORしています^^。[公園の白梅 #1][公園の白梅 #2][公園の白梅 #3]そして公園の白梅ですが、このときは素敵な西日が当たっておりなんとも言えない色味が感じられました...そんな空気が現れているかと思います。特に3枚目などはAUTO ROKKORらしい柔らかな空気が満ち満ちています、そんな中でインフォーカスの花たちが素敵な臨場感を持って描かれているのが見て取れると思います...これなんですよねえ(笑)。[植物園のオカメザクラ]場所が変わりこちらは公園の一角にある植物園で早咲きのサクラの中で唯一咲き出していた「オカメザクラ」ですが、今年も相変わらず素敵な色を披露していましたね。良い花の状態を探してみれば順光になってしまいましたので、背景にちょっと臨場感不足なところがありますがうるさくならないところはしっかりROKKORしています^^。そしていよいよ河津桜の登場です。まずは絞りを開け気味のいかにもROKKORというムードが充満している画像から...[河津桜 #1][河津桜 #2][河津桜 #3][河津桜 #4]いかがですか...開放付近に見るあの独特なベール感が厚みを増すかのように目に飛び込んできます。周辺減光もしっかりと、これでもかのオールド感満載なまさに「オールドレンズで楽しむ非日常」そのものと言えませんか(笑)。[河津桜 #5]開放から2段絞っただけですが、こうした距離でも一本隣のサクラや街灯でさえ気持ち良いぼけになり、その背景から素敵な立体感を醸してくれます。[河津桜 #6][河津桜 #7]こうして直射光の下で絞ってみれば適度なコントラストでメリハリを加えてくれます、それでも線の細さゆえくどくならない気持ち良さがあり元気なレンズとしている「AUTO ROKKOR-PF 55mm F2(前期型)」とはひと味もふた味も違ったいかにもAUTO ROKKORの真骨頂と言えるものを感じさせてくれます。さていかがでしたでしょうか...過去にROKKROの撮り比べでも一番の「らしさ」と「面白さ」を感じさせてくれたこのレンズ、なんというか『渋いレンズ』と言っても良い一本なんですよねえ^^。派手さが微塵もないところが「AUTO ROKKOR」なんですが、私の使って楽しい実に「味のある」一本には違いないレンズ...それがこの「AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4」なんです。そんな一本をぜひあなたも味わってみませんか...^^。2024年3月 江川周辺にて#α7S#AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4
2024.03.06
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★Rakuten Handで河津桜の散歩撮 の巻 ★こんにちは。今回はいつもと違ってカメラ不携帯での散歩撮でした^^;)。最近はどういうわけかカメラを下げずに散歩に出かけることが多くなってきました、歳のせいですかねえ。というよりこのところPCの画像ファイルのストックを見返すことが楽しくて結構な時間を割いているんですが、自分でもいい写真だなあと思うものがそこそこあるんです。そんな中で感じるのが今最盛期を迎えているお膝元の「河津桜」もそうなんですが、先日のカモなどの野鳥の数が減っているという話同様に、注意を引くような対象が随分と減っているということなんです。例を上げればそこらじゅうで「ホトケノザ」は見られるのに過去にあれだけ群生を確認できた「ヒメオドリコソウ」などがほとんど目にすることがなくなっていること...みたいな感じです。まあヒメオドリコソウに関しては3月~5月の開花ということでこれからなんでしょうが、昔はもう随分と畑の周りで確認できていたように思います...単なる勘違いでしょうかねえ^^;)。異常気象で季節の感覚が鈍くなってきている証拠なのかもしれませんが、手元にはつい最近入手した新たなマクロレンズ「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」も増えてこれから「どれを付けようか」と楽しい悩みが生まれる季節なのでもう少し観察してみましょうかねえ...^^、楽天モバイル《 Rakuten Hand 旧タイプ 》...すでにニュータイプのRakuten Hand 5Gも販売終了そんなわけではないのですが、今回はたまたまで携帯(Rakuten Hand)での画像になりますが、気になったものを少しだけアップしてみます。[白梅]河津桜に持っていかれたように閑散としている公園内の紅梅白梅です^^;)。たしかに今年はあふれるばかりに咲き誇る状態を見ていません、年によってやはり当たり外れがあるんでしょうね。でもまだまだ見頃は過ぎていないので撮影チャンスはありそうです^^。先日α7Sに「AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4」を久しぶりに付けて撮ってますので現像次第アップしてみたいですね。そういえばPC卓に撮影済みのフィルムも...α7Sの前日に河津桜と白梅を<F3 + planar T* 1.4/50>で撮ったモノがあるんです、これも早くカメラのキタムラに持っていかないといけないんですよねえ...ってなんやかんや言っても散歩撮してるかな^^;)。[河津桜 #1]もうこんなです、そりゃそうですよねえ...3月上旬といえばいつもなら盛りも過ぎている時期ですよね。[河津桜 #2]近寄ってみてもボリュームたっぷりになってます、中には葉の出始めている木もあるくらい。マクロレンズ、何本使えますかねえ...心配になってきました(笑)。[ファミリー撮影隊]ここ何年か目にすることが多くなってきたこういうプロ(?)に依頼している河津桜の下でのファミリー写真。いろいろ小物を使って楽しませていらっしゃいました、他の花見客の撮影陣にミラーレスが多い中、さすが手にはCanon EOS 5D MarkIIIです...若い女性でしたが、ファッションにもこだわりを感じられました^^。[Cobby]そんな光景に刺激されてめったにスマホでは撮らないCobbyを一枚。開放とはいえさすがにスマホ、被写界深度は限りなく深いです(笑)。[河津桜並木]もう一刻の猶予もなくなってきた河津桜並木です、明日は午前中なら雨はなさそうなのでしっかり散歩撮をしよう...^^。2024年2月 江川周辺にて# Rakuten Hand
2024.03.04
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★通勤用自転車の整備をした の巻 ★こんにちは。今回は週4日ほどの私の仕事場までの通勤に使っているマイカー(自転車)を久しぶりにメンテナンスをした話題です。【完全組立済み】鍵付き 27インチ 6段変速ギア 自転車 ラングリッター ネイビー 紺 シティサイクル オート ライト 変速付き おしゃれ 安い ギア付き(アイテムへリンクしてます)自転車通勤を初めてほぼ2年になります。最初は嫁いだ4女が置いていった自転車を使っていましたが、快適さを求めてこの自転車を購入...ここまで1年3ヶ月大きな事故もなく便利・快適に使ってます。(しかし購入時と比べ現在の価格が5千円以上安くなっているのには驚き、やはりメインが電動アシスト自転車になりつつあるのだろうかw)大きな事故はないですが、やはり歳のせいか雨の視界の悪い環境で2度ほど対物・対人の小さな事故は経験してます。まあガードレールに接触するくらいは自転車に傷がつくくらいで済みますのでマシですが、雨の舗道を走っていて無灯火の自転車と正面衝突したときはびっくりしましたね...おかげでぶつかったショックで前かごがひしゃげたりブレーキが鳴き出したりと修理に結構かかってしまいました^^;)。最近時折目にするのですが無灯火でそのうえ乗ってる人が黒や紺の夜間全然目立たない色の服装で、ほんと危ないと思いますよねえ...私は背中側に反射布のある明るい緑のレインパーカーを使い、さらに自転車にはオートライトの明かりに加えハンドルにコレを付けて...自転車ヘッドライト usb充電式 【5600mAh大容量 6個強力ランプ】 1000ルーメン 自動点灯モード テールライト付き(商品へリンクしてます)[ハイビーム・ミドルビーム・ロービーム・フラッシュ・SOS]と5種類の点灯方式があるのでこのライトにはフラッシュ(点滅)をさせて周囲から嫌でも目立つようにして走ります^^。点滅なので消費電力も小さいせいか1回充電すると週4日の自転車通勤の夜の復路(9km)で使っていて1ヶ月以上持つ感じ、LED(残り時間)表示もしっかりあるので突然点かなくなる心配もありません。そして毎回走る通勤路の高低差をgoogle Mapで調べてみれば...「行きはよいよい帰りは怖い」のまるで逆のコースになります(笑)。会社への道のりはご覧のようにコース全般に渡ってただただじわじわと登るだけ、2年間でかなり体も慣れてきましたが、齢69歳の私にはgoogle Mapの所要時間<39分>ではとてもたどり着けません...コレ絶対平地での所要時間ですよね^^;)。その証拠に行きは45~50分かかりますが、帰りは無風状態であれば30分でOKなんです。僅かな高低差に見えますが、「登りっぱなし・下りっぱなし」の時間差って随分とあるもんなんですよねえ(笑)。なので辛い行きの道を走っていると坂道では子供を乗せたお母さんの電動アシスト自転車に軽く追い抜かれます^^;)。私も強い風のときやこうした坂道のことを考えると電動アシスト自転車にしたくなってきたんですが、この2年間の自分の体を考えてみると、疲れはするが筋力が上がっているのは確かだし体も丈夫になってきている実感もあるんですよねえ。なので電動アシスト自転車のために使うつもりのお金は、組み立ててからもう8年になる現在のこの自宅の「PC」をアップデートさせるための資金に当てたほうが良さそうかなと思ってます^^。そんな私の大切でかわいい自転車の整備をじっくり時間をかけてやってあげました...(AZ(エーゼット) 自転車オールメンテナンス5点セット商品へのリンク)コレが毎回整備に使用しているアイテムです。このセットさえあればほぼ自転車をきれいに長く乗れること請け合いです^^。ちなみに左から「A1-008 チェーンディグリーザー高浸透 500ml」・「BIw-001 バイクウォッシュ480ml」・「B1-001自転車用チェーンルブ マルチパーパス50ml」・「チェーン洗浄器」そして前にあるのが「ギアクリーニングブラシ」で、そのほか手が汚れないように使い捨てビニール手袋と清掃用のクロス(黄色)です。これが玄関前の自宅駐車スペース横の<屋根付き>駐輪コーナー、我が家では4輪より2輪が優遇されてます(笑)。中央青いのが私のもの、その横白いのが妻用で奥にカバーされているのがもう乗りもしないのに処分をされない次女の原付き...邪魔なだけです^^;)。前の整備からまだ4ヶ月ほどですがすでにボディ・タイヤリム・スポークなどすべて埃・泥だらけ、チェーンに至ってはオイルにこびりつく塵芥で...もうこんなんなってます^^;)。オイル分は感じられますが、見るからにジャリジャリ感たっぷりです(笑)。(GORIX(ゴリックス) 自転車 スタンド [縦置き 横置き 掛置き 3タイプ] メンテナンス 簡易スタンド:商品へのリンク)私の自転車はいわゆるシティタイプでスタンドが片方だけについているもの。したがってチェーンなどのクリーンアップなどメンテナンスでは後輪を浮かせないといけないのでコレが必要になります。普段はこうして駐輪場でよく見る前輪を挟み込んで止めるストッパーとして使えますので便利です。先日東京を襲った災害級の強風の日などでも妻の自転車が私の自転車に倒れ込んできてもしっかりと支えて倒れずに守ってくれた優れもの^^。まずは先に片しておきたい一番汚れているチェーン・ギヤ周りから始めます...これがスタンドに自転車のフレーム2箇所をかけて後輪を浮かした状態です。あらかじめ「ギアクリーニングブラシ」でギヤの大まかな汚れを落としておいてから始めないといけませんね。そして「A1-008 チェーンディグリーザー」を(青いプラ製の)チェーン洗浄機に半分ほど入れてチェーンを挟み込んでこの様ににセットします。後は写真に見える取っ手をしっかり抑えながら右手はペダルを漕ぐ形でチェーンを回転させていきます、「洗浄機」を通っていくチェーンの汚れの取れ具合を確認しながらゆっくりと作業です...中で複数のブラシがチェーンが通るのに合わせて回転し洗浄してくれます...みるみる洗浄剤が真っ黒になりますよ(笑)。洗浄が終了したら余計な洗浄剤をクロスで拭き取り、チェーンの水気があらかた抜けるまでボディなどを清掃しています。そしていよいよ仕上げ「B1-001 自転車用チェーンルブ マルチパーパス」でチェーン潤滑にかかります。私はギヤにかかった部分でチェーンに適量ゆっくりと回転させながら塗布していきます...この場合も最後は余分な潤滑剤をキッチンペーパーなどで拭き取っていくのを忘れずに。いかがですか...先程の整備前の写真と比べると雲泥の差、ジャリジャリ感が消えギヤともどもスッキリしました。チェーンの元々の艶も見えてきてほんと気持ち良いですよ^^。後はボディ各所~タイヤリム・スポークなど「BIw-001 バイクウォッシュ」で残らずクリーンアップしていきます。艶が出るだけでなく防汚・防錆効果も期待できますのでありがたいですね。これをやっておくと多少の雨風による塵・泥などの汚れもクロスなどで拭くだけでもきれいになりやすくなりますよ。さあこれで終了です、リムもスポークもピカピカです。オット忘れてならない最後の作業の空気圧点検でした...これ大事ですね。最低1ヶ月に一度は確認補充しておかないとパンクの原因にもなりかねません。ただし私の自転車はまだ購入後1年3ヶ月なんですが、通勤だけで週に72km乗りますので1ヶ月平均で280km以上になります。前輪はまだしも後輪はだいぶすり減ってきていました、そろそろタイヤ&チューブの交換を考えておかないといけない時期に来ているようです。前・後輪合わせて1万くらい見ておかねばです...端折れない出費ですからねえ...トホホ^^;)。さあ、明日からまたリフレッシュした気分で漕ぎ出せそうです...この私の必須アイテム、サイクリングのお供とともに...「No Music, No Life」ですから(笑)。2024年2月 自宅にて#Nikon Coolpix P7100
2024.03.03
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★Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Dを深掘りする の巻 ★こんにちは。今回は前回のナノクリマクロ「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」の前身である「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」を深掘りしてみようという企てです。<レンズ発売の経緯>ナノクリマクロを持っていてもなぜか同じ焦点距離の発売の古い「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」が手放せないのです、開放からスッキリした画像が手に入りますし、特に石や金属などを得意とするその質実剛健な描写になぜか惹きつけられるんですよねえ^^。そんな理由を裏付けるようにNikonのWebにある”ニッコール千夜一夜物語”の第七十四夜でこのレンズの前身である「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8S」で文章を担当している大下孝一さんも最後にこんな一文を残しています...1989年に発売されたこのレンズ(AI AF Micro Nikkor 60mm F2.8S)は、その後1993年に絶対距離エンコーダを備えた「AI AF Micro Nikkor 60mm F2.8 D」にモデルチェンジされ、標準系マイクロレンズの新定番として愛用されることとなった。そして、2008年にこのレンズの改良版である「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」が発売されたあとも、2020年の現在に至るまで30年以上継続販売されているロングセラー商品となっている。AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDは、非球面2枚とEDレンズを搭載し、軸上色収差や近距離での球面収差やコマ収差を格段に改善しており、今新たにマイクロレンズを購入されるなら、この新製品をお勧めしたいところだが、いまだに並行生産されているのは根強いファンがいるということだろう。その魅力は、一つに豊富な周辺光量に裏打ちされた素直な描写が挙げられるが、私は密かに、等倍に繰り出した時のメカニカルな美しさにあるのではないかと思っているのだが、いかがだろうか?まさに「言い得て妙」とはこのことだと思いました。そのメカニカルな美しさというのがこれ...左が収納時(無限遠)で右が最大繰り出しの最短撮影距離(等倍)の時、こうした機構はその後コンパクトカメラのズームレンズで当たり前のように使われるようになった「多重筒による繰出し機構」ということのようです...まさにエポックメイキングなメカニズムだったんですね^^。< Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D 仕様 >光学系構成 : 7群8枚焦点距離 : 60mm最短撮影距離 : 0.219m絞り羽根枚数 : 7枚F値 : f/2.8~f/32マウント : ニコンFフィルター径 : 62mm重量 : 440g古いがゆえに絞り羽が9枚ではなく7枚で円形絞りでもないし、レンズコーティングもナノクリスタルコートではないですが、その描写の素直さにはなぜか好感が持てます...あまり逆光耐性も低いとは感じませんしね^^。それではこのレンズの(誕生した時期から現在までをも見通したとして)優れた点をいくつか上げてみたいと思います。<レンズの性能・機能>1. 光学性能の優秀さ: このレンズは、優れた光学性能を持ち、優れたシャープネスと解像力を提供します。60mmの焦点距離は、多目的に使用でき、ポートレートから微細なディテールの捉えるマクロ撮影まで幅広い用途に対応します。2. AF(オートフォーカス)の高速性と精度: Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Dは、オートフォーカスの性能が高く、迅速かつ正確なピント合わせが可能です。これは、動きの速い被写体やマクロ撮影時における微妙なピント調整において重要です。3. 耐久性と信頼性: ニコンのレンズは一般的に堅牢で信頼性が高いとされており、Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Dも例外ではありません。優れた構造と耐久性のある設計により、長期間の使用に耐えることができます。4. 操作性と取り回しの良さ: このレンズはコンパクトで軽量な設計であり、持ち運びや取り扱いが容易です。また、操作性も良く、撮影時の使いやすさが高い点も特筆されます。発売当時は別にして今となっては上の記述が言い過ぎの感もありますが、等倍の最短にしたときの出過ぎないレンズ繰り出しのギミックも素晴らしくナノクリマクロに負けないコンパクトさも見逃せないところです。そして私のD700のように(AF用)モーター内蔵のカメラでないとAFは効きませんが、そのAFも「SP AF90mm F2.8 Di MACRO1:1」に比べジーコ・ジーコという感じはせず、同様にタムキューほどAFが迷うことも経験しません...なのであまりこのレンズのリミッターを使った記憶もないです(笑)。マニュアルフォーカスの感触もタムキュー同様にスムースで使い勝手もとても良いです。なので以前から申しているとおりマクロレンズのトレーニングにはとても良いレンズだと思っています...もちろん中級以上でも十分楽しめますが^^。私は今年で10年になるD700のその2年前に使い始めたDXのD300sからこのレンズを使っていますが、My PhotostockにはD300s以来の素敵な画像がたくさん残っています^^。<作例による検証>それでは実際の作例を見ながら検証してみましょうか...これは昔ブログネタで使ったハンドスピナーの画像。背景が同じ黒でわかりにくいがナノクリマクロのような柔らかさはないが艶のある黒をしっかりと金属の質感同様にその重さを描写してくれます。まずは開放での周辺減光がほぼ目立たないところをじっくりとご覧いただきます。[白梅 α7S:f/2.8][Cobby D700:f/2.8][ツバキ α7II:f/2.8][ミツマタ α7II:f/2.8]まず開放でも「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」のようなはっきり出る周辺減光を体験することはまずありません...空に向けても同様ですぞ^^。そして丸ボケの崩れの少なさも目に付きます、口径食でのレモン型になる度合いも弱く端の方まで随分と頑張ってくれます...そして開放でのその素直な描写に感動を禁じえません(笑)。次に花ばかりですが絞りでのバラエティもご覧いただきます...[河津桜 α7S:f/8][白梅 α7S:f/8]D700でのリアリティには少し遠いですが、α7Sの優しい描写がこのレンズの素直な性質との相性で変に刺々しさのない柔らかな描写を見せてくれます。[ガクアジサイ D700:f/4.5][サルスベリ D700:f/4]このレンズ、残念ながらボケでは「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」に若干遅れを取っています^^;)、あのエッジから柔らかくボケるようなことはなくご覧のようにぼんやりとした感触があります。でもD700で使っているときの色がとても好きなんです、剪定したばかりの枝から出てきたアジサイの青葉の瑞々しさといい、緑のぼんやりした背景から素敵な立体感を持って描かれるピンクのサルスベリの小さな花々といいほんとに素敵な色なんですよねえ^^。[ニラの花 D700:f/5.6][河津桜 D700:f/4.5][アベリア α7II:f/5.6]花のシベなどのマクロ的な美しさと素敵な空気がなんともいえません。最初の一枚以外に石や金属などがでてきませんが、その素直な性格の質実剛健な写りはどのカメラを使っても味わえると思います。逆光にもけっこう強く、花などを撮っていてもいろんな構図の挑戦ができますしほんとに良いトレーニングができるレンズだとつくづく思います。[ハナミズキ D700:f/3.2]最後の一枚は開放にてのハナミズキ...この一枚はとても思い入れが強いものなんです。ご近所の公園に毎年咲くハナミズキなんですが、この年の花の美しさが最高でこれ以上の状態をここ何年も見たことがないくらいです...そんな美しさをD700とこのレンズが切り撮ってくれた思い出の一枚です。さていかがでしたでしょうか...ビギナーにも強くおすすめできる一本「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」です。つい最近「α7IV」や「α7S」用にSIGMAの「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」を手に入れましたが、そんな最新レンズにも負けない美しい画が十分撮れる一本だと思います...あなたも開放から豊富な周辺光量と素直な描写を手に入れてみませんか。2024年2月 自宅にて#Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D#D700#α7II#α7S
2024.02.29
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★ AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G EDの私的ススメの巻 ★こんにちは。この記事では私の師匠Nikon D700のベストパートナーレンズ「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」の誕生の経緯と特徴について改めて深掘りしてみたいと思います。このレンズは、2008年に発売されたFマウント用の標準マクロレンズで、無限遠から等倍まで幅広い撮影倍率が楽しめる優れたレンズです。では、このレンズがどのようにして開発されたのか、そしてどんな性能を持っているのか、見ていきましょう。## 誕生の経緯 ##Nikonは、1961年に初めてマクロレンズ「Micro-Nikkor Auto 5.5cm F3.5」を発売しました。このレンズは、最短撮影距離が24cmで、最大撮影倍率が1/2倍でした。その後、1970年には「Micro-Nikkor 55mm F3.5」を発売し、最大撮影倍率を1/2倍から1/1倍(等倍)に向上させました。1989年には「Micro-Nikkor 60mm F2.8D」を発売し、絞り優先オートフォーカスや距離情報伝達などの機能を追加しました。しかし、デジタル一眼レフカメラの普及に伴い、マクロレンズにも新たな要求が生まれました。例えば、高画素化や高感度化に対応するための高解像力や高コントラスト、デジタルカメラ特有のゴーストやフレアの低減、静音性やAF速度性能の向上などです。そこで、Nikonはこれらの要求に応えるために、「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」を開発しました。## 仕様 ##光学系構成 :9群12枚焦点距離 :60mm最短撮影距離 :0.185m絞り羽根枚数 :9枚F値 :f/2.8~f/32フィルター径 :62mmマウント :ニコンF重量 :425g## 特徴 ##○無限遠から等倍まで幅広い撮影倍率が楽しめる○等倍撮影でも絞り開放からシャープな描写力を発揮する○ゴーストやフレアの少ない鮮明な画像が得られるナノクリスタルコートを採用する○色収差を補正するED(特殊低分散)ガラスレンズを採用する○高速・高精度・静音なオートフォーカスを実現するAF-S(サイレントウェーブモーター)を搭載する○手動フォーカスへの切り替えがスムーズなM/A(オートフォーカス優先マニュアル)モードを備える○ボケ味が美しく、クローズアップ写真だけでなく、ポートレートや風景など多彩な撮影に使える以上が、「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」の誕生の経緯と特徴についての紹介でした。このレンズはマクロ撮影だけでなく様々なシーンで活躍するコンパクトで高性能なレンズで、私の重たいD700では雨にも負けない散歩撮でのベストコンビとなってます^^。私のこのレンズの感想としては以前からお伝えしているようにただ単に「シャープ」と言うよりは愛おしさを込めて「柔らかシャープ」と言っています^^。そしてエッジから柔らかくボケる様も素敵で、距離にもよりますが時折見せる背景の素晴らしい臨場感はドキッとさせられっぱなしです...言ってみれば大好きなROKKORとはまた一線を画す別次元の臨場感を描写する素晴らしさですね(笑)。それでは私の作例から上記の特徴となる描写が見えると思われるものをいくつか見ながら検証してみようと思います。[① α7III:開放][② α7III:開放]まずは開放での周辺減光です。①のように日陰にピントを置いて日向を背景にした場合ではそれほど目立ちませんが、②のように燦々と陽が照る条件下ではご覧のようにかなり強めの周辺減光が見られますね。まあ1段絞れば改善に向かいますが、味として使うのがよろしいかと...ただし②に見られるようにそのボケた背景には少々荒れた感触が伴う場合もあるので注意が必要かと思います。[α7S:開放]こちらも開放ですが、下草の空気感も素晴らしくCobbyが良い感じで逆光に輝いています。このレンズとても逆光には強くさすが「ナノクリ」と思わせてくれて逆光を利用した思い切った構図も可能です。この一枚では...「α7S」がオールドで良くゴースト・フレアを出しやすいと言われるが...Cobbyの足元に可愛いゴーストがチラッと見えていますが、まあご愛嬌程度で普段はほぼ気になることはありません(笑)。[α7III:開放]こうして条件を揃えてあげるとインフォーカスの空気感といい奥に向けてのボケ加減といいなんともいえない素敵な描写をしてくれます。[D700:f/4][D700:f/3(開放)][α7S:f/8][D700:f/5]最近の高画素機の画像を見慣れている方にはちょっと「ゆるい画像」に見えるかもしれませんが、「α7S」同様に1,200万画素のD700による画も捨てたもんじゃないですよ...例の「柔らかシャープ」が素敵な輝きをプラスしてくれます^^。そして最後に一つこのレンズのフォーカス仕様である「IF(インターナルフォーカス)」がこうして開放で周辺減光が出るのに、一番上にある写真のレンズ「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」の鏡筒が伸びる全群繰り出し方式で周辺減光があまり気にならないのにはやはりちゃんとした理由があるようです。全群繰り出しではレンズ(前玉)とセンサーの距離が変わり光の入射角が小さくなる分IFより口径食とコサイン4乗則的に有利となり周辺減光が起きにくくなるのだそうです...まだ完全には理解できてませんが^^;)。そんなレンズでつい最近(降り出しそうな悪天候で条件悪いですが)咲き出した梅や河津桜を撮った画像を最後に載せてみたいと思います(D700にて)...[河津桜 #1][河津桜 #2][白梅 #1][白梅 #2][白梅 #3]さていかがでしたでしょうか...やはり純正レンズだけにD700での画像はとても好きなんですが、先の「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」での男性的な質実剛健な描写に対してこの「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」のどちらかというと女性的とも言える柔らかシャープな描写も良いですよねえ。このレンズは、マクロ撮影だけでなくポートレートや風景などの一般的な撮影にも適しており、幅広い用途に対応できる万能レンズです。Nikonユーザーならぜひ一本持っておきたいレンズですね。2024年2月 江川周辺にて#Nikon D700#AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED
2024.02.25
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★MC ROKKOR-PG 58mm F1.2を深掘りする の巻 ★こんにちは、今回この記事では改めてミノルタの名レンズ、Minolta MC ROKKOR-PG 58mm F1.2について紹介したいと思います。このレンズはなぜ「鷹の目」と呼ばれるのでしょうか?その理由と魅力を探ってみましょう。「鷹の目」というニックネームは、このレンズが持つ高い解像力とコントラストに由来します。開放からシャープに描写するだけでなく、絞り込んでも画質が落ちません。また、色再現性も優れており、特に緑色の表現が美しいと評判です。これは、このレンズに施されたアクロマチックコーティング(AC)という特殊なコーティング技術によるものです。ACは、色収差を補正するだけでなく、色彩の階調や深みを豊かにする効果があります。ACはミノルタが後にライカと(1972年スタートの)技術提携に至る布石となるような当時の最先端技術と言えるかもしれませんね。《 MC ROKKOR-PG 58mm F1.2 》***** 仕様 *****光学系構成 : 5群7枚焦点距離 : 58mm絞り羽根枚数 : 8枚F値 : f/1.2~f/16フィルター径 : 55mmマウント : ミノルタSR/MD重量 : 475gしかし、このレンズには欠点もあります。まず、重さです。約480gという重量は、当時の標準レンズと比べるとかなり重いです。また、周辺減光や歪曲収差も少なくありません。開放では画面の四隅が暗くなりますし、直線が湾曲して見えることもあります。さらに、フレアやゴーストにも弱いです。強い光源が入ると、画面に青や紫の斑点が出てしまいます。これらの欠点は、このレンズが古い設計であることを物語っています。それでも、「鷹の目」は多くのファンを持っています。それは、このレンズが描く独特のボケ味に魅了されるからです。開放では背景が滑らかにぼけて、被写体を浮き上がらせます。絞り込んでもボケはキレイで円形です。ボケの中には微妙な色づきや模様が見えることもありますが、それが逆に味わい深さを感じさせます。「鷹の目」はシャープさと柔らかさを兼ね備えたレンズなのです。それではここで実際の作例を見ながらこのレンズの実力を検証してみましょう...[開放:α7S][f/2:α7S][f/2.8:α7S][f/2.8:α7S][f/4:α7S][開放:α7S+ブラックミスト1/4フィルター]開放では強い周辺減光が見られますがf/2で改善に向かいf/2.8でほぼ解消します。そして素晴らしい味のあるボケはまさに必見です。なおイルミネーションでははっきりとしたバブルボケを確認できます。[f/2:α7III]絞りを開けた時のベールをまとったかのようなボケが魅力的であり、シャープなインフォーカスとボケのバランスの良さはそのボケの中に醸してくる臨場感とともに特筆もの。[開放:α7III][開放:α7RII]開放ではシャープながらもエッジを強調してこないゆえにその大きなボケによりとても柔らかい描写が見られる一面を持ちます。[フレア・ゴースト:α7S][フレア・ゴースト:α7S]逆光時に盛大にでてくるフレア・ゴースト。ただしオールドレンズの魅力の一つでもあるのも事実、上手く配置する楽しみもあるのではないでしょうか。[開放:α7S][f/2.8:α7S][f/2.8:α7III]ミノルタが誇るレンズ蒸着技術アクロマチックコーティング(AC)による「人間が見る自然な色」の再現とインフォーカスに醸す素敵な空気と臨場感が独特なボケ味とともにこのレンズの肝とも言えるもので「鷹の目」の所以である高い解像度と合わせ当時ROKKORの中で一番明るいレンズとして君臨していたんですね。[f/2:α7RII][f/4:α7IV][開放:α7S+ブラックミスト1/4フィルター][開放:α7S]柔らかな描写から高い解像度とコントラストでシャープな画像まで楽しめる二面性に加え、味のあるボケと素敵な色再現性を備えた「鷹の目」こそまさに ”King of Rokkor” と言っても良いのではないでしょうか。「鷹の目」は現在でも人気が高く、中古市場では高値で取引されています。しかし、その価値は十分あると思います。このレンズを使えば、古き良き時代のミノルタの技術と味わいを堪能できますし、今でも通用する素晴らしい写真を撮ることができます。「鷹の目」はミノルタファンにとっては必携の一本です。今回はそんなミノルタの黎明期を感じさせてくれるレンズの話題でした...^^。2024年2月 江川周辺・キラリ☆ふじみほかにて#MC ROKKOR-PG 58mm F1.2
2024.02.18
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★ α7IV + 105mm F2.8 DG DN MACRO Art の巻 ★・・・・・・・・・・・・・・・「写真愛好家の冬の楽しみ方」寒さが身に染みる冬の日、愛犬との散歩は特別な時間。雪景色を背景に、カメラを手に新たな冒険が始まる。雪の結晶が降り積もる中、愛犬の喜ぶ姿や自然の美しさを捉える。カメラレンズを通して見る冬の景色は、心を温かくする。冷たい空気と暖かい絆、その魔法を写真に閉じ込めよう...・・・・・・・・・・・・・・・なぜかいつもの私ではないテイストの文章で始まりましたが、上の一文はつい先日やっと使い始めた「ChatGPT」で作成したブログタイトル(&小見出し)と文章なんです^^。満足できる回答を得るのには少しコツが要りますが、条件に応じてまさに無尽蔵に文章を作成されるさまを見るのはとても面白いものがありますよねえ。そしてその文章もどんな対象に向けてのものかなどを限定する事もできて...まさに上の文章のように(私が入れた「趣味のブログ」という条件で)的を得たとても読みやすい文体となっています。さて本題に入るとしますか...すでに道路にはほとんど雪も残っていない状況になってしまいましたが、今回は前日の午後から翌日未明まで降った雪が積もってしまった日の散歩撮の様子です。残念ながら川沿いの河津桜の花は発見できずじまいでしたが、公園の梅は水気の多い雪の中けなげにもその美しい花を披露していました。そんな雪中の花をCobbyと一緒に楽しんだ様子をご覧いただきます...[土手に出たCobby]2回前にアップした雪の記事からもう土が見えないくらい、いや積雪5~10cmというくらい積もってしまった土手の様子です。こうなったらもうCobbyのリードは外せません(笑)。こうして雪の写真をみるとこのレンズ、開放では若干の周辺減光が見られますね。今まであまり気が付きませんでした...ピント操作によるレンズの伸縮がなくて使い易いですが、やはりインターナルフォーカスの宿命なんでしょうか^^;)。[江川のヒドリガモ:APS-Cモード]こちらはAPS-Cモードでの一枚ですが、ご覧のように同じ開放でも周辺減光が目立たないです...レンズ中央を使っているせいですかね。朝から冷たいであろう川の水をもろともせずに頭を水中に突っ込んで採餌の真っ最中でした。最近は冬場の渡りのシーズンでも冬鳥の数がめっきり少なくなってきました。其方此方で河岸をコンクリで固めてきているせいでしょうか...一昔前にはこのヒドリガモだけでなく、マガモ・カイツブリそしてオナガガモなどたくさんのカモたちがこの川にあふれているくらいでしたが...とても残念です。[公園・木道のCobby]公園の菖蒲田にかかる木道での一枚...情緒ありますよね^^。なんだかいつもはしゃぐCobbyがとても大人しく、もうすぐ13歳という年齢のせいでしょうかちょっと寂しくなります。[雪の白梅]花がまるで枝に雪を纏ったかのような素敵な立ち姿を披露していた一本の梅の木、雪の朝の静寂さを助長しているようでした。[白梅 #1]そんな梅の花をファインダーを通して見ると...まるで大粒小粒の雪が舞っているかのよう...とても素敵でした^^。[白梅 #2]今回の雪は梅の花には積もるほどではなかったようで、近寄ってみると咲いたばかりのきれいな花たちがまるで春を呼んでいるかのような世界を垣間見せてくれます。[白梅 #3]少し距離をおいて撮ると曇った雪の朝の寒さ冷たさが感じられる光で、さらに花たちが愛おしく感じられます。人のほとんどいない広い公園の静けさの中、Cobbyの雪道を歩く「サクサク」という音がとても大きく感じられる素敵な朝でした。[採餌中のダイサギ]その帰り途見つけたやはり採餌中のダイサギ、このあとコサギにカワウまでやってきて少しにぎやかになった江川周辺です。こうして雪の中で見る野鳥たちの姿はまた一味違う風情を感じさせてくれて違った世界へ連れて行ってくれるかのようですね...いつまでも守りたい環境です^^。以上が雪の降った翌朝の散歩撮の様子ですが、ここからはそのままのカメラ・レンズでまだ雪の残る天気の良かった翌日以降の散歩撮もご覧いただきます...向かった先は地元の名所の一つ「難波田城公園」へ...[途中で出会った梅の木 #1][梅の木 #2]畑の脇に昔から植えられた梅の木、ここの梅の花は若干黄色みが強く夕方に見ると普通の梅とは思えないほど^^;)。青空を背に素敵な姿を披露していました。[スイセン][ミツマタ]上の二枚は難波田城公園につく直前にある農家さんの道路沿いに植えられた毎年この時期見られるスイセンとミツマタです。スイセンは最盛期の時期ですが、ミツマタももうこんなになってきました...文化の杜公園のものも見に行かねばです、最近の陽気はちょっと異常なので見逃したら大変です^^;)。今回の難波田城公園までのCobbyの散歩は長丁場、2時間は下りません。寒さには強いCobbyですが、この日はとても天気が良くて歩いていてレインダンサージャケットを脱いで腰に巻くくらい。歳のCobbyが気になります、なので歩くペースを昔に比べ落としています...余計に時間を食うという結果になりますよね...なので彼の様子を見ながらののんびり散歩撮となってます^^;)。そしてようやく到着です...・・・・・・・・・・・・・・・「難波田城公園で愛犬と楽しむカメラ散歩!」- 魅力的な風景と愛犬との素敵な時間 -難波田城公園は歴史と自然が織りなす絶景の宝庫。古民家の風情、緑豊かな庭園、そして歴史的な城址がカメラに収める価値あり。愛犬とともに訪れると、さらにその魅力が増す。歩く度に新たな発見が待っている。写真を撮りながら、心身ともにリフレッシュできる至福の時間を過ごそう。こちらも上の雪の記事同様に「ChatGPT」を使ってこしらえた文章です、ボキャブラリーや言い回しを勉強するにはとても便利なツールですよね、まるでPCと語り合っているようでとても面白いです。・・・・・・・・・・・・・・・[難波田城公園:古民家][古いポスト]公園のシンボルと言っても良いかの昔ながらの郵便ポストと古民家。垣根のサザンカがほぼ終わりかけていたのでいつものアングルでは撮れず、変則的な二枚となってしまいました^^;)。でもここならではの情緒を感じさせてくれます。[土蔵脇の白梅]古民家周りの梅の木はまだまだ序の口でわずかながらの花たちが出迎えてくれました...。[古民家土間のCobby]古民家の土間では裸電球のオレンジ色の光ですが、外から差し込む光が強くオートホワイトバランスではこうして太陽光がまさる結果に...無理やりWBを調整せずに現像してみれば「α7IV」の濃い色は微塵も感じられない結果に...さすがにRAW現像ならではでしょうか(笑)。[古民家・座敷内]夏場はとても涼しく感じる古民家の居室もこうしてまだ残る雪の中開け広げられると暖かさの微塵も感じられない空間となります...やっぱり雨戸まで締めても隙間風などもあり冬は寒いでしょうね^^;)。[庭のサザンカ]日当たりの良い垣根のサザンカがほぼ終わりに近い状態なのに比べ日当たりが限られるせいか庭のサザンカはまだまだ見頃のものも多く、地面に散った花弁をまばらにあしらいちょっと気取った立ち姿を自慢気に披露していました...なかなかなものでしたよ^^。せっかくの「α7IV + 105mm F2.8 DG DN MACRO Art」ですので、天気も場所も良いしということで後半はCobbyのポートレート撮影会に切り替えました(笑)。[Cobby's Portrait #1][Cobby's Portrait #2][Cobby's Portrait #3][Cobby's Portrait #4][Cobby's Portrait #5]長丁場のせいかCobbyお得意の立ち姿(チンチン)がなかなかOKが出ずに苦労しました(笑)。彼にしてみれば「おやつも出さずにやってられますか」ってな具合ですかね、それとも歳による疲れのせいか?最近は特にじっと私の目を見て動かず...まるで哲学者のように私の考えを見通すかのようなシーンも多くなってきました、人間の歳に換算すればすでに私の歳を上回ってしまっているのでしょうね^^;)。でもなんやかんやと嫌がらずに付き合ってくれる可愛いバディなんです、いつまでも元気でいて欲しいものですよね。Cobbyの写真を撮っていて西日が強く、長い影が見られだしたのでそろそろ帰路につくことに...[夕日の帰り道]この直線道路の先にはこの時期きれいな富士山が望めるのですが、この日は雲の中...残念。先行くワンコ連れがなんとも素敵なワンポイントに...もう少し早く公園を出ていたらと悔やみました(笑)。[夕日と水道橋]家に着く直前くらい、素敵なオレンジ色に染まった素敵な空に寒さを忘れるほど。今日はこの長い道のりでCobbyは早い時間にぐっすりでした、たまにはこういうのんびり散歩撮も乙なものですね。しかしこのレンズ「α7IV」より「α7S」の方が味のある描写を見せてくれるような気がします。Nikonの「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」ばりの<柔らかシャープ>が気に入っているのですが、色の厚みと優しさを信条とする「α7S」の方がよりこのレンズの個性を発揮しているように思います。好みの問題とはいえ次は「α7S」でじっくり味わってみましょうかね...^^。2024年2月 江川周辺にて#α7IV#105mm F2.8 DG DN MACRO Art
2024.02.11
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★ α7IV + MC ROKKOR-PF 58mm F1.4 の巻 ★今回はこの後の雪が降ったときにレンズを取り替えてしまったのでわずかしか画像が残っていなかった「MC ROKKOR-PF 58mm F1.4」の散歩撮のものです。このわたしの”Rokkor Family Tree”にあって唯一らしからぬ描写をする一本が「MC ROKKOR-PF 58mm F1.4」と言って良いかもですね(笑)。伝統的と言っても良い(AUTO・MC & MD)ROKKORは「緑のロッコール」とも呼ばれ最低一枚のレンズにAC(アクロマチックコーティング)が施されていました。その描写といえば「AUTO ROKKOR派」や「MC ROKKOR派」といろいろな支持者がおりますが、ピントの柔らかさやシャープさは違えど人間が見る自然な色・臨場感を再現するACの肝とともに独特な柔らかさをキープするボケには定評があります。そんな上のツリーの年譜を見ればその真っ只中にあってボケの暴れようといえばあのRICHOの「XR RIKENON 50mm F2」にも迫るかと思わせてくれるものを持ち、わたし的に「ROKKENON」と言わしめるほどのボケ描写が特徴です(笑)。そんなレンズが「α7IV」でどんな素性を見せてくれるのかご覧いただきます...[ゴースト]ご存知このレンズの特徴の一つである「ゴースト」です、角度を変えると光源に対して普通と反対の弧を描くゴーストも見られます...今回は少し平行的なゴーストになってますね。[制御盤]他のROKKORでも随分と撮影してきたテストフィールドですが、逆光でのインフォーカスの柔らかさはぴかいちですね...「AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4」に負けていません...そして背景に目をやれば兄弟レンズたちとは大違い。左奥に見られるボケなどはまさに「ROKKENON」です(笑)。[スイセン]この日は風がとても強くことさら開放でピントがなかなか定まらない状況でしたのでいまひとつの画像も多いのですが、「ROKKENON」的なボケが影を潜める近接ではこうして葉の描写など全体の空気はまさにROKKORですからほんと面白いレンズですよねえ^^。[白梅 #1]ところが状況が変わるこちらの場面では他のROKKORではこうした背景にはなかなかなりません(笑)。開放とはいえまさに「XR RIKENON 50mm F2」同様に臨場感も距離感もない混沌とした背景になりやすいです。[白梅 #2]なので背景は少し選んでやるとそれこそ他のROKKORからは想像できない素敵な背景になることも。ほんとに使って楽しいレンズではあります、最近では大好きなROKKOR「MC ROKKOR-PG 50mm F1.4」よりも持ち出し頻度が多いかも(笑)。今回は久しぶりの「雪」の記事の間に置いた使って楽しいROKKORのプチコンテンツでした...^^。2024年2月 江川周辺にて#α7IV#MC ROKKOR-PF 58mm F1.4
2024.02.05
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★ Nikon Coolpix P7100 の巻 ★いや~寒い寒いと思っていたら「雪」ですよねえ。窓から見える土手の白い景色、Cobbyの午後の散歩も近い時間ですから「Cobbyは大喜びだろうなあ 」と思いながら散歩の準備。このまま夜通し降ったら明日の朝はどんなに積もっているのか想像ができませんね^^;)。これを書いている午後6時の時点でまだ窓の外は雪...明日の朝は私のCobbyの散歩の担当なのでちょっと楽しみではあるんですが、その後自転車で職場までちゃんと行けるのか不安も...。まだまだ地面の草も見える程度なのでリードを外しても逃走はしないCobbyですが、これが積もって真っ白にでもなるようならテンションマックスで走り出します(笑)。この時期朝になると写真に見える江川には渡りのカモの他にもコサギ・ダイサギ・アオサギなどが採餌のために飛来しますので久しぶりにD700に「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」かα7IVに「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」でもつけて歩いてみましょうかねえ。せっかく咲き出した梅たちも昨年に続き雪をかぶってしまいましたが、マクロで寄ってみるのも乙なものかも...そうそう川沿いの「河津桜」に先日の少し暖かい日が続いたせいか花芽が随分と大きくなってきたなあと思っていたら僅かに2・3本の木に一輪くらいずつですが花が咲いていました...びっくりです。そんな河津桜も撮っておきましょうかねえ^^。久しぶりに雪が積もったとはいえそろそろいろんな花の開花が見られるタイミングでもありますから楽しくもあります、しばし眠っていたカメラ・レンズたちのメンテをしておきましょうか...そんな楽しみな話題でした^^。2024年2月 江川周辺にて#Coolpix P7100
2024.02.05
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★ α7S + Zeiss Loxia 2/50 の巻 ★今回は随分と時間が空いてしまった散歩撮の記事、久しぶりに相性の良い上の写真のコンビで歩きました。寒い日が続きますがようやく近場の公園にも紅梅が花開し少しずつ景色が色づき出しました、こうなると春のしるしも色んなところで目にすることができるようになってくるのでしょうね^^。そんな期待を胸にホント久しぶりに散歩撮のシャッター切った感じです。5人目の孫のお宮参りなど「α7IV」に35mm純正を付けてカメラを使ってはいたんですが、被写体の少なさでなかなか散歩撮に持ち出すタイミングを外していました...冬場の散歩はこんなもんですよねえ^^;)。さてそんな久しぶりの相性の良いコンビでの散歩撮、相変わらず撮影枚数は少ないですが見ていきましょうか...[クロガネモチ][紅梅#1][紅梅 #2]まずは公園の色味が増えた状況を...クロガネモチは冬場ずっと素敵な赤を披露していましたが、ここに来てようやく梅が花開き始めました。まだまだ新鮮な花が開いた一枚は心を明るくしてくれるような清々しさがありとても良いですね。そして蕾だけの一枚も何処かアンニュイな空気というか妖しげなイメージも悪くないです^^。[鶉(うずら)橋][新河岸川のオオバン]久しぶりに川沿いを歩いてみました、そろそろこの(新河岸川沿いの)道の先にはつくしの群生場所もありもう少ししたらCobbyと行ってみようと思ってます。この日は雲ひとつないとても良い空気でそんな光が感じられるのではないでしょうか...。[秩父の山々の見える場所]特別なにがあるという道ではないのですが、ビル群の先に遠く秩父の山々が見えるんです。この冬場は特にこの景色は気持ちよく見られますのでこちらの散歩道は外せませんね^^。[ワシ・タカ類][ワシ・タカ類:トリミング]そんな秩父の山々を遠く望んでいたらすぐ近くで何やらワシ・タカの類が飛んできました。電柱の上に止まったところを撮ったのですが、なにせ「α7S」の1,200万画素ですのでトリミングしても分かりづらくてこの状況です^^;)。たぶんこのへんで昔から見かける「チョウゲンポウ」ではないかと思うのですが...?続いては二日目市役所方面を歩いたものです...[一本サザンカ #1][一本サザンカ #2]ついつい見逃していた市役所脇の一本サザンカ、もう沢山の花がついていました。時間が悪くあまりきれいな花が見られませんでしたが、まだたくさんの蕾が見られまだチャンスはありそうです^^;)。[バンパーに映ったCobby]これはきれいでしたねえ...車のバンバーに映る植え込みとCobbyです、素敵なパノラマ写真を見ているようでした。[キラリ☆ふじみのロビー]そしてこのレンズが醸す空気が大好きなキラリ☆ふじみのロビー、たくさんの大きなウインドウから入る光を素敵な空気で満たしてくれます。「α7RII」のときはクールな感触が良かったですが、やはり「α7S」の柔らかい・優しい空気が一段と光ります^^。[春の芽吹き #1][春の芽吹き #2]最後は帰り道見つけた「春のしるし」...キラリ☆ふじみの植え込みに見られた芽吹き、この場所はビヨウヤナギの植えられたところなんですがこれもそうでしょうかねえ。そして畑脇に毎年紫のきれいな花を披露する「モクレン」、ひときわ白い産毛を光らせていた花芽が美しかったです。そろそろ散歩にはカメラ携帯必須でしょうかね、少し暖かさを感じた散歩撮の話題でした...^^。2024年1月 江川・新河岸川周辺にて#α7S#Zeiss Loxia 2/50
2024.01.30
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★ 「FE 100mm F2.8 STF GM」のレビューでグランプリをいただいた の巻 ★新年そうそう嬉しいお年玉をいただきました。いつも利用している”MapCamera”さんからのメールを開けてみれば...この度、ご投稿いただきましたレビューが【SONY α7CII α7CR 発売記念!αシリーズコミュレビ大賞】の「αレビューグランプリ」に選ばれました。おめでとうございます。というものでした。今回のグランプリはこの「FE 100mm F2.8 STF GM」についてのレビューを書いたものでいただきました。とても驚きましたよね、実はMapCameraさんに書き込んだ私のSony純正レンズのレビューは全部で4本なんですが、それは今回のレンズに加え...FE 85mm F1.8FE 35mm F1.8FE 70-200mm F4 G OSS以上4本全てのレビューがグランプリかなにがしかの賞をいただいているんです^^。昨年は「α7S」のレビューでもグランプリをいただきSonyのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」を賞品としてもらいましたし、なぜかコミュレビではSony製品との相性が良いようですね^^。こうして見ると思うに選者の方々の目には「自分の推しポイント」を全面に出した具体的な文章でそれを裏付ける(3点の)作例とともに記したのが功を奏したようです。その今回のレビューで使った作例を絞りきれずに残った2点も含めてご覧頂きましょうか...[1:白梅][2:河津桜][3:ソメイヨシノ古樹]以上3点が作例として使った画像です。すべて開放[T5.6]でのものですが、1.の開放の空気感が素晴らしい白梅、2.が最盛期の河津桜の軸上収差でフォーカス付近(の枝)に色づきが見えるにもかかわらずそのしっとりとした美しい描写、そして開放とはいえ距離があるゆえSTF効果は見られないがレンズの高い解像度が渋い味わいとして描写されたソメイヨシノの古樹である。そして今回チョイスから外れた2点が...[4:裏道の桜][5:難波田城公園の紅葉]4.は何気ない春のご近所散歩撮のワンシーンですが、ネットや白い畑のシートなどうるさくなりがちな背景もやんわりとSTFの空気の中に溶け込んでいる一枚、そして 5. は近年一番の紅葉を見せてくれた難波田城公園のイロハモミジの様子でこれだけカメラがα7III、ほか4枚はすべてα7IVでのものです。いかがですか...こうして見るとSTFの良質なボケによる空気感と高い解像感の素敵な臨場感との合せ技は格別ですよね、まさに「α」使いには必須の一本と言えるのではないでしょうか。そして今回のグランプリでいただいたMapCameraで使える「5,000ポイント」に溜まっていたポイントを加えてこれを仕入れました...《新品アクセサリー》 SONY リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100(対応機種:α7RV、α7IV、α7SIII、α9 II、α9、α7RIV、α7RIII、α7III、α6600、FX3、α7C II、α7C R)【KK9N0D18P】なにせ普段買おうと思っても純正は高くて手が出ないですが最近は互換製品も目にすることがなくなってきましたから、こういうありがたいポイントが手に入ったタイミングならではの「ゲット」です(笑)。α7IIIの時から使っている手持ちの予備用<互換バッテリー>だとカメラの電源をONにするたびに出てくるSONYの警告「このまま使いますか?」が煩わしくてめげるんですよね^^;)。これでそうした心配から開放されることとなりました...めでたしめでたし^^。2024年1月 自宅にて#FE 100mm F2.8 STF GM#MapCameraコミュレビ大賞・グランプリ受賞
2024.01.18
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★ α7IV + APO-LANTHAR 50mm F2 の巻 ★あけましておめでとうございます、今年もカメラ・(Old & New)レンズやAudials Oneのブログで盛り上げていきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。2024年一発目の記事は昨年「腎線癌」の手術をしたCobbyのこともありのんびりと散歩撮をしていこうということでおとなしめにまずはのんびり過ごした正月の様子を少しばかり書いてみます^^;)。カメラも5人目の孫を撮った時のそのまま上記のコンビで、少し粘って「α7IV」を使ってみようという企みです^^。まずは元旦にCobbyと一緒に初詣でに行ってきた地元”下鶴馬 氷川神社”で...朝8時前くらいですが、みなさん地元の参拝客を迎える準備中でした。毎年恒例の「だるま市」もまだ準備中で写真ネタも残念ながらお預け^^;)。火を起こして既にだるまのお焚き上げも見られました、その中をご挨拶をしながらCobbyと実家の母の健康を...加えて龍神様に地元江川の見守りを祈願してきました^^。その帰り途...ご近所にゃんことCobbyの新年のご挨拶...珍しくにゃんこが可愛い声とともにCobbyに体をすり寄せてきました。驚いたCobbyはなすすべがなく立ち尽くすのみ、私もあっという間の出来事にピントが間に合わず(笑)。もう冬真っ只中、歩いていてもなかなか色味がありません^^;)。この正月孫たちの楽しみの一つから...今人気の”Bey Blade X”というのだそうです。ベイゴマ(貝独楽)の進化版ですね、まあすごい勢いで回り昔の樽にシートを載せて遊んだ情緒はありません(笑)。クリスマスにサンタさんに貰ったと孫は喜んでましたが、これから小学校に上がると親もイベント時は大変だ...四人の娘を育てた自分の若き頃を思い出します^^。そんな孫たちをAPO-LANTHAR 50mm F2でモノクロにて仕上げてみればなんとも味があります...やはり人物のモノクロは良いですよねえ(笑)。この正月はのんびり家で過ごしましたが、随分とゆっくりさせてもらいました。おかげでAmazon Prime Videoで”ハリー・ポッター”を「賢者の石」から「死の秘宝」まで3日がかりで全編見てしまいました、正月ならではのお楽しみでした(笑)。次はSIGMAの「105mm F2.8 DG DN MACRO | Art」を持って出ましょうかね...^^。2024年1月 氷川神社・自宅ほかにて#α7IV#APO-LANTHAR 50mm F2
2024.01.08
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★ 2023年締めくくりは5人目の孫誕生 の巻 ★なんやかんやと言いながら今年も最後の大晦日ですね。長いようで短かったこの一年、歳を重ねるごとに一年という時間の流れが速く感じます...いやですねえ。今年最後の記事は12月に生まれた「5人目の孫」についてで締めようと思います^^。この12月20日三女に二人目の女の子が誕生、私にとっては5番目の孫となります、そして実は2024年7月には末娘(四女)のところにも二人目の子供そして私にとっては6人目の孫の誕生も来年には待ってます。ここまでくれば私の使命は果たしたかなと思ってます。四人の子供を育て、その子供から(いまのところ)6人の孫が生まれるという事で少子化の時代にあってなんとか産み育てた子どもたちからその数を上回る孫が生まれました...なんとか社会に貢献できたかな、孫たちもちゃんと彼らの仕事や税金その他で社会に貢献してくれることでしょう(笑)。そんな今年12月に生まれた孫を愛機で撮った一枚は...夕方に室内で撮ったため若干硬い描写になってますかねえ、「α7IV + APO-LANTHAR 50mm F2」で撮りました。やはり光が違うと言ってもこういう描写では昨年の(四人目の)孫を「α7III + APO-LANTHAR 50mm F2」で撮ったものの方が良かった感じです...あくまで好みですが^^;)。まあ今年はCobbyの「腎線癌の手術」で上手く摘出できたとはいえ心配事で終わるかと思いましたが、こうして新たな孫の誕生というおめでたい話で締めくくることができてほんと良かったと思います。マイバディのCobbyの体の心配でほとんどカメラを持つことが少なくなって、ようやく元気になった彼と散歩撮を再開するも冬場の被写体は多くなく現像作業もほぼ4~5日に一度くらいの頻度になってました。心配事がある時というのはそんなもんですよね、カメラを持つ気になりませんからねえ^^;)。ここに来てCobbyの軟便も解消しとても元気になってきたので来年はしっかり彼をケアしながらゆっくりと散歩撮に勤しもうかと考えています^^。そして少し食わず嫌いになりそうな「α7IV」の稼働率を上げて突っ込んだ描写の探りを入れていこうかと思ってます、良いカメラということはわかっていますからねえ(笑)。オールドレンズはほぼ「α7S」に任せて、せっかく仕入れたSIGMAの「105mm F2.8 DG DN MACRO | Art」もあるし純正・サードパーティ製のレンズたちを「α7IV」で使い込んでみたいと思ってます。ことしは「Audials One 2024」の導入もあり話題がそちらに傾きましたが、たくさんの閲覧ありがとうございます。来る2024年の一年が皆様にとって良い年となりますよう心よりお祈りしております。良いお年をお迎えください。2023年12月 自宅にて#α7IV#APO-LANTHAR 50mm F2
2023.12.31
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★ α7S + AUTO ROKKOR-PF 55mm F2[後期型] の巻 ★今回の散歩撮はオールドレンズのお気に入り<My Best 5>に入る「AUTO ROKKOR-PF 55mm F2」のそれも[後期型]です。前期型を先に入手してその明るい元気な写りと色のりの良さから普段遣いで楽しんでいましたが、そのレンズの(絞り羽固着のための)分解・調整が初めてだったため万が一失敗したときのための代替としてたまたま安く手に入ったのがこの[後期型]だったのです。その代替のための手入れをした[前期型]よりかなり安く手に入ったこちらの方が実はAC(アクロマチックコーティング)の残存度が高いというか状態が良かったようでROKKORらしい空気を放つレンズとして[前期型]の出番を食ってしまうほどになりました^^。そんなレンズのもう過ぎてしまいましたが我が地元の紅葉の様子をご覧いただきたいと思います...まずはうちのCobbyから...ようやく元気な姿をお見せすることができました。”腎線癌”で片方の腎臓を摘出する手術をして10日ほど経ったところですが、食欲は戻っているもののまだ便が少し柔らかくて様子を見ているところです。抜糸前なのでまだ傷口を舐めないように特別な服を着せられています、本人はこういう「服」は嫌いなのでご機嫌はいまひとつです(笑)。開放ですが良いボケ味ですよねえ...加えてα7Sの豊かな階調性からかそのボケがとてもふくよかです。そして紅葉となります...まだ紅くなりきっていないところもあった時期ですが、とても情緒があって良い描写ではないでしょうかねえ。もう他のほとんどの部分がこうして真っ赤に色づいています。朝9時前くらいの写真ですが、朝日に照らされて素敵な色を披露していました。コントラストの強い部分を少し切り撮ってみました...このレンズらしい味わいがあって好きな描写です。この柔らかいボケの描写の中にAUTO ROKKOR派が喜びそうな「収差の味」みたいなものを感じさせてくれます。そして最後はCobbyが退院してきてからようやくカメラを持ってまだ紅葉は楽しめるかなと公園に寄ってみた時の一枚です。残念ながらの状態でしたが、いかがですかこの一枚...開放で一部周辺にはグルっと感も醸してますが、インフォーカスのROKKORらしい「見たままの色と臨場感」とボケの絶妙なバランスが醸す空気がなんとも言えません。α7Sにこのレンズを付けると書斎の防湿庫にはこのコンビが長く置かれることになります...それくらい気に入っているレンズ...そんなレンズの話題でした...^^。2023年12月 江川周辺・キラリ☆ふじみにて#α7S#AUTO ROKKOR-PF 55mm F2[後期型]
2023.12.28
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