ＣＨＩＮＥＳＥ　ＰＯＰレビュー＋

Calendar

痩身

(3)

< 新しい記事

新着記事一覧(全711件)

過去の記事 >

2008/01/05

いろいろ書き散らかしてるんで、

いつの続きか、自分でもわからなくなって来ました（笑）

タイトルを整理しないと、マズイな。

今日は昨日の続き。

そう、中国から大量にＣＤを送ったら…です。

いただいたコメントは、

「そりゃダメでしょ」が、ほとんどでした。

ですが…

どうしてですか？

この「ダメ」の前提は、

「海賊版」であるから、その存在自体が著作権に抵触し

権利者の利益を侵害している。

だから当然、輸出する事は出来ないし

日本へ輸入しようとすれば、犯罪行為となるわけです。

ではこの「海賊版」というのは、一体なんでしょう。

ここで言う「海賊版」と呼ばれるモノは

権利者の許可を得ず、不正に生産された物、ですね。

業界用語（業界って言うのかなぁ）で言うところの「偽物　ギブツ」です。

ちなみに、その反対は「真性品　シンセイヒン」と呼びます。

こういった日本以外で販売される「真性品」を輸入することを「並行輸入」といいます。

何を隠そう私、会社でそういった著作権関連の担当もしております。

一時期は、毎月のように企業の担当者や弁護士と、やりあっておりました。

で、今回はも「偽物」であるから輸出入がダメなのであって「真性品」なら

まったく問題は無いわけです。

経済産業省も並行輸入を推奨してます。

輸出税は、多分１０％くらい、輸入は「記録物」なんで無税ですね。

今回、輸出しようとしているのは

あくまで中国国内の権利者による製品です。チャイニーズＣＤです。

ライセンサーは中国国内に存在します。

ここでは便宜上、ライセンサー＝権利者とします

中国で売られている「浜崎…」とかの日本アーティストのＣＤや

アメリカ、ヨーロッパのアーティストのＣＤは

ライセンサーから販売の許可を得た第三者が販売している物です。

この許可を得た第三者をライセンシーと言います。

ライセンシーによって販売される商品は、並行輸入商品ではありません。

中国で販売する為に、加工されています。帯とかに中国語入ってますよね。

結論から言うと、ライセンサーが存在する以上「真性品」は存在します。

サイセンサーが中国国内に存在しない、ライセンシーのよる日本、欧米のＣＤは

「真性品」は存在しない可能性もあります。

それは、正しい契約に基づいているかどうか判断できないし、

契約自体が存在するかどうかさえ確認できないからです。

さて「真性品」が存在する中華ＣＤを輸出するわけですから、

「真性品」である事が証明出来れば、問題ないわけです。

ちなみに日本で正規に販売されている物と同じ日本、欧米、アジアのＣＤは

還流を防止する目的で発売から５年間（多分）輸入すことが出来ません。

これは日本国内の権利者を守る目的で、数年前に法制化されました。

今回は日本で発売されていない中華ＣＤですので該当しません。

さて問題は

「真性品」はどこにあるの（笑）

そして「真性品」と「偽物」を見分ける方法ってあるの？

ヴィトンのバッグのように（笑）

もちろん、街角で売ってるのはダメでしょう。

領収書出ないし（笑）

これが解決出切れば、並行輸入として問題無い。

と、思ってるんですが…。

つづく

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう