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2018年06月13日
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二宮先生語録巻の2【173】

【一七三】 ( あわ ) ( あし ) と、一なり。 ( ゆえ ) ( あし ) ( しょう ) ずる ( ところ ) ( これ ) ( ひら ) けば、 ( すなわ ) ( あわ ) ( ) り、 ( あわ ) ( しょう ) ずる ( ところ ) ( これ ) ( あら ) せば、 ( すなわ ) ( あし ) ( ) る。 ( ) ( しん ) ( しゅう ) ( じょう ) ( ) (太古) ( とよ ) ( あし ) ( はら ) ( しょう ) し、 ( また ) ( みず ) ( ) ( しょう ) す。 ( ゆえ ) ( これ ) ( ひら ) けば、 ( すなわ ) ( ) ( こく ) (よい作物)を ( さん ) す。 ( ) ( ばん ) ( こく ) ( かん ) たる(世界に秀でる) ( ゆえ ) ( ) なり。 ( しか ) りと ( いえど ) も、 ( これ ) ( たがや ) せば、 ( すなわ ) ( あわ ) ( ) り、 ( たがや ) さざれば、 ( すなわ ) ( あし ) ( ) る。 ( あに ) ( りき ) ( かう ) (努め耕す)せざるべけんや。



1『報徳秘稿』八三「凡そ荒地の中、芦のよく成長する処は、稲極めて能く栄えるもの也。古え、我が国を豊芦原の瑞穂の国と云いしも、芦の豊かに生育せしを見て名付けしと見えたり。然ればこそ今に至りて、我が国の米の美なること万国に比類なし。是其のしるし也。芦に限らず、草木の丈長く、葉大いに、勢いよき処は、田畑となして良田となるもの也。又、芦の葉に赤き渋ようのもの付くは、是地底に冷気あるゆえ也。此の地は芦は生いても米は豊熟せざるもの也。

《訳》稲と葦とは一つじゃ。だから葦の生ずるところを開墾すれば稲となり、稲の生ずるところを荒らせば葦となる。わが神州は大昔、豊葦原(とよあしはら)と称し、また瑞穂(みずほ)の国と称した。だからこれを開墾すればよい米を生産した。これが万国に優れた理由じゃ。しかしながら耕せば稲となり、耕さなければ葦の原となる。どうして勤めて耕作しないでいられようか。





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最終更新日  2018年06月13日 17時52分13秒


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