夢中人

夢中人

2008.09.08
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カテゴリ: 日々のまにまに
暑さ寒さも彼岸まで、というけれど、彼岸を待たずしても充分に季節が過ぎてしまうのを感じられるのがお盆だと思う。

それは気配のようなもので、日々乱暴に生きていたら見逃してしまうような密やかな変化だ。

2008年、夏の終わりは、ダーリンのポルシェの助手席で見た目黒の風景。
今年も夏が行くことを、スピードとエンジン音の中で感じていたあの日のあたし。

そして今日、自由が丘16:00。
すっかり秋のショウウインドウが並ぶ自由通りで、異国を歩いているような錯覚が不意に訪れた。
疎外感?
不意に人ごみが遠ざかる。

TOKYOにはこんなエアポケットが存在する。
空虚な時間。

そこでは誰もが、インスタントに旅人になることができる。

定住すること、それは叶う夢なのか。
留まることを嫌うクセは、いつか治まるのだろうか。





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Last updated  2008.09.09 00:18:41


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