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世界が終わろうとしています。ぼくらの“ともだち”によって──。製作国 日本 公開情報 劇場公開(東宝) 初公開年月 2008/08/30 ジャンル ドラマ/アドベンチャー/サスペンス 【解説】『YAWARA!』『MONSTER』の人気マンガ家・浦沢直樹の同名ベストセラー・コミックを、豪華キャストを配し、日本映画史上空前のスケールで映画化するサスペンス・アドベンチャー大作。約半世紀にわたって展開する壮大なストーリーを、原作者自ら脚本化に関わり全3部作として映像化。本作はその第1章。主人公ケンヂ役に唐沢寿明、共演に豊川悦司、常盤貴子。監督は「ケイゾク」「トリック」の堤幸彦。【ストーリー】1969年。小学生のケンヂは、同級生の仲間たちと原っぱに秘密基地を作り遊んでいた。彼らは、20世紀の終わりに人類滅亡を企む悪の組織とそれを阻止する正義の味方といった物語を空想しては、それを“よげんの書”に書き記し、楽しんでいた。1997年。大人となったケンヂはコンビニを経営しながら、失踪した姉キリコの赤ん坊カンナの面倒を見ていた。その頃、巷では謎の教団を率いる正体不明の教祖“ともだち”が出現、各地で不穏な事件が起き始める。やがてそれが少年時代の“よげんの書”にそっくりなことに気づくケンヂ。20世紀の終わりが迫る中、ついにケンヂはかつての仲間たちと共に人類滅亡の阻止に立ち上がるのだったが…。【感想】<>実はこの映画の予告編を初めて観た時『20世紀少年』と言うタイトルを見て『怪人二重面相』『冒険王』と言う言葉が思いだされ古臭い感がじて(^^ゞ、リメイクなのかと思ったくらいこの作品のことは何も知りませんでしたそして、邦画なので、特に観る気もなかったのですが(^^ゞ会社のかわいい男の子が(笑)観たい!と言っていたので興味を持ち、それでどんな映画なのかなあと思ったら、原作のコミックがあって、とてもすごい漫画らしい・・・キャストも唐沢さん、豊川さん、常盤さん他豪華で私が好きな俳優さんばかり・・・TーREXの音楽もカッコイイしと言うことでなんか面白いかも~~と早速に観に行ってきちゃいましたお客さんは若いかたが多かったですね。公開2日目の日曜日、600名くらい入るところほとんど入っていたのではないでしょうか・・・全く何も内容は知らなかったのですが、3部作の第1章と言うことはわかっていたので、終盤になると、「ここで終わりか?」と何回も思ってしまいました(笑)何も知らない私でしたが、原作を読んでないからわからないと言うことはなかったです。私は原作の浦沢さん、監督の堤さんと世代は同じくらい(^^ゞですので、映画に出てくるアポロ11号の月面着陸の映像とかアベベの話とか駄菓子やさんとか原っぱでの秘密基地作りとかHなポスターとか(笑)懐かしかったです。そうそう映画に出てきた「平凡パンチ」こども心に「平凡パンチ」ってすっごくいやらしい週刊誌なんだって思ってました・・・大人になって見たらたいしたことなかったんですが(爆)<犯人は、ともだち・・・ケンヂくんと遊びたい人なのか?>そして、ケンヂが小学生の時に書いたよげんの書通りに起こる事件の数々・・・犯人=ともだちは誰なのかという謎解きもあって豪華なキャストの中から、あの人か?この人か?と推理、人が死ぬ時のホラーチックな映像にドキマギ・・・と思うとクスッと笑わせてもらうシーンあったりと中々面白かったですそして、何しろキャストが豪華!コミックに忠実に、似ている人を選んだとか・・・なかでも、マルオのいしちゃん、万丈目の石橋さんなんて絵にソックリです↑<これは、ほんの1部です。その他、たったこれだけのシーンに?と思うくらい、いろいろな俳優、タレントが出演しています>↓<また、少年時代の子供も大人になってからの俳優とよく似た感じの子役でした。中でも、ケンヂの少年時代の子役は唐沢さんにソックリで、よく見つけてきたなあって感心しました>全体としては、アッサリした感じがしないでもないですが、3部作の第1章、いわばプロローグなので、これでOKなのではないでしょうか?私は観終わった後、少年サンデーやマガジンなどの週間漫画の続きが早く知りたいと思うように、早くこの映画の続きが観たいと思いましたから、原作を読まれているかたは、どうなのかわかりませんが(^^ゞ、私はとりあえず1章は成功なのではと思います<2000年12月31日何かが起こる!>2章は年明けの公開なのでもうちょっとの辛抱です(笑)1年も2年も待たされないのは嬉しいです原作はとても興味がありますが、私は観終わってから読む派なので、3部すべて観たら原作のコミック読みたいと思いますそうそう、エンドロール後に2章の予告編がありますから最後までお席を立ちませんように!8月30日(土)から公開中<パンフレット¥600クリックで公式サイトへ>シリーズ3部作上映、日本映画史上空前の制作費 総額60億円!3部作で約300名のオールキャストが実現!原作者・浦沢直樹監修、コミックとは異なるストーリー展開!テーマソングは伝説のロックバンドT・REXの「20th Century Boy」!Last updated 2008年9月3日 1時42分7秒
2008.09.02
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BEE MOVIE小さなハチが初めてみつけた世界を変える大きなヒミツ上映時間 90分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開(アスミック・エース=角川エンタテインメント) 初公開年月 2008/01/26 ジャンル コメディ/ファミリー/アドベンチャー 【解説】 「シュレック」シリーズのドリームワークスが贈るCGアニメーション。新米の働きバチがハチミツの搾取を食い止めるべく人間界へ飛び出し、大冒険を繰り広げるアドベンチャー・コメディ。大ヒット・シットコム「となりのサインフェルド」の人気コメディアン、ジェリー・サインフェルドが主人公の声のほか製作と脚本も担当。共演に「シカゴ」のレネー・ゼルウィガー。【ストーリー】バリーは新米の働きバチ。毎日ハチミツを作り続ける仕事にウンザリした彼は、巣の外へ冒険に出ることに。そして、初めての人間世界を彷徨ったバリーは、心優しい花屋の女性ヴァネッサに救われる。これを機に彼女と意気投合するバリー。そんな彼はある時、スーパーで大量のハチミツを発見。やがて、自分たちがあくせく働いて作ったハチミツが人間に横取りされていると知ったバリーは、人間を相手に裁判を起こすのだった。すると結果は見事ミツバチ側の勝訴、バリーたちはハチミツを取り返す。しかし、巣にハチミツが溢れたことでミツバチが花の受粉を手伝わなくなったため世界中の花が枯れるという事態を招いてしまう…。 <モスキートの声はクリスロック>【感想】()L chnange the world 鑑賞後に、この映画を見ましたいい年をしている私ですがσ(^◇^;)結構アニメが好きで動物が主役(ただし悲しいのはダメですが)なのが好きな私(笑)これは動物ではなくてミツバチのお話ですが、ドリームワークスの作品ですし、予告編も面白かったので、また上映時間も短めで2本目としてはいいかもと鑑賞することにしました予告編で観て、私が想像していたのは、主人公のミツバチが人間界に飛び出ての冒険物語だったのですが、ストーリーは全然違っていましたオープニングから、色鮮やかで美しい映像に、また花粉レンジャー(笑)と一緒に外の世界に出て行くハチが飛んでいく映像に、さすがドリームワークスと惹きつけられ中々面白そうと見始めはいい感じでしたところが、ハチが人間の言葉を話せる(ネズミのレミーは話せなかったのに・笑)、簡単に女性(人間の)と友達になる、大切なハチミツを人間が搾取していると知ったミツバチのバリーが人間相手に裁判を起こすと言う展開は意外で(^_^;)ちょっとついていけない自分がいました <ハチミツが食べたくなります^^>と言いながらも裁判シーンで、レイリオッタやスティングが出て来た時は、嬉しくて(彼らが出ているって知らなくて)被告人席に座らされてのやりとりをニヤニヤしながら観ていた私です(笑)字幕しかやっていなかったので、本人の声(吹き替えはそれぞれ本人がやっている)が聞けなかったのは残念でしたがハチの視線で人間世界を観たら・・・と言う映画の内容、そして、ハチを擬人化して人間社会の問題をさりげなく提示していたり、ブラックジョークも多いなどと言うことを考えると、お子様向きの映画ではないような気がしました。 <ここは笑えるシーン?>内容を考えると大人のほうが楽しめるのではないかと思いますが、最初にも書きましたが、色鮮やかな映像、ハチの社会を見せてくれる前半は、遊園地っぽいし、ハチの飛行・浮遊シーンなどはよくできているのでお子様は映像でそれなりに楽しめるかもしれません。ラスト、飛行機のシーン「そりゃあないだろう~~」と突っ込みをいれたくなりましたが、この映画は、初めからそりゃあないだろ~~なわけなので(笑)ありえない!と思って観てしまったら、 まったくつまらない作品になってしまうと思います。ハチは4本足じゃあない!働き蜂はメスだ!蚊も血を吸うのはメスだ!な~んてことはこの際忘れてください(笑)思い切り擬人化されたミツバチくんの世界をどうぞ楽しんでください最初に使われた『シュガーシュガー』ラストに使われた『ヒヤーカムズサン』はどちらも好きな曲なので口ずさみたくなりました好き嫌いが分かれる映画だと思いますので映画館へどうぞとは言いませんが(笑)DVDやTVで観て損はないと思います <ヴァネッサ(ジョニーの奥さんを思い出した私・笑)の声はレニーゼルウィガー>WOWOWで放送されたら(来年かな?)レニーゼルウィガー、マシューブロデリック、クリスロックなど豪華な声優陣を楽しみたいと思いますそう言えば、いつもタレントを使って派手に日本語吹き替えをするのに、今回は主人公は宮川一朗太さんと地味で(笑)それがかえってアニメに違和感がなく良かったように思いました。1月26日~公開中<パンフレット¥600クリックで公式サイトへ>2000年以上絶え間なく築かれてきたミツバチと人間の関係。そのバランスが崩れたとき、世界は大きな変化を目の当たりにすることになります。本作は、バリーの大冒険を通して、誰にでも自分にしかできない大切な役割がある、と言うポジティヴなメッセージを、ミツバチと人間の素敵な関係を軸に描いた、興奮と感動のファンタジー・アドベンチャーです。<パンフレットより一部抜粋>
2008.02.15
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DUE DATE急げ、妻の元へー出産まで待ったなしあと5日!ところが旅の相棒は、生きてるだけでトラブルを呼ぶサイテー男っ!史上最悪のアメリカ大陸横断、いま、始まる!!映時間 95分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開(ワーナー) 初公開年月 2011/01/22 ジャンル コメディ 映倫 R15+ 【解説】「アイアンマン」シリーズのロバート・ダウニー・Jrと「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」のザック・ガリフィナーキス共演で贈るコメディ・ロードムービー。5日後に控えた妻の出産に間に合わせるべく家路を急ぐビジネスマンが、エキセントリックな男と出会ってしまったことから次々と災難に見舞われるトンデモ珍道中を描く。監督は「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」のトッド・フィリップス。【ストーリー】待望の赤ちゃん誕生を5日後に控えた建築家のピーター。妻の出産に立ち会い感動の瞬間を共有するため、彼はアトランタで仕事を終えると自宅のロサンゼルスへ向かおうと急いで飛行機に乗り込む。だがホッとしたのも束の間、たまたまそばにいた妙な男イーサンのせいでテロリスト扱いされ、搭乗を拒否されたうえに財布も身分証も失ってしまうハメに。帰る術が無くなり、途方に暮れるピーター。そんな彼の前に、またしてもイーサンが車に乗って現われ、現地まで送っていこうと持ちかけてくる。俳優志望の彼はエージェントに会うためハリウッドへ向かう途中だった。他にアテのないピーターは事の元凶であるイーサンへの怒りを抑えて渋々同乗し、3200キロの大陸横断へ繰り出すことに。しかし、これが更なる災難の始まりだった。イーサンが行く先々でトラブルを招き、ついには身の危険がおよぶ最悪の事態に晒されてしまうピーターだが…。【感想】(109シネマズ川崎にて鑑賞)ロバート主演なので、どうしても、早く観たい!でも、中々行けない(T^T)そんな中、ど~~しても行きたくて(笑)夕食の支度をしてから、夜の鑑賞へ。何しろ、上映館少ない上に、上映回数も少なくて(^^;その日も3回の上映で、最終回に行ってきました。平日と言う事もあるかと思いますが、お客さんは20人くらいで、少なかったです(^_^;)ちなみに、この監督の大ヒット作「ハングオーバー!~」は未鑑賞ですで、肝心の映画ですが、ロバート主演なので映画館に行きましたが、彼が出ていなかったらDVD鑑賞で良かったかなあと言う感じでした(^_^;)ですが、内容はともかく、終始、出ずっぱりのロバートには、ロバートの演技には大満足でしたもともとダンディで素敵なロバートですが、相手がザック・ガリフィナーキス(舌噛みそうな名前だし覚えにくい(^^;))だったので、より素敵でカッコ良く見えました。(見えましたって、もともと素敵なんですけど・笑)つまらなかったとまでは言いませんが、笑いが、ネタが、日本人には合っていないような気がしてしまいました。犬のシーンも引いてしまいましたし(^^;(ある意味、CGでなかったら、犬の演技に感心・笑)全体的に笑うと言うより、苦笑いが多かった私です最悪のスタートを切った、性格も、境遇も職業も異なる二人の関係が、いろいろな、それこそ命に関わる事故まであるようなトラブル続きの旅を続けていくうちに友情も芽生えて行くというストーリーになってはいるのですが、無神経なイーサンをどうも好きになれないので、ホロリとしたりと言うことはありませんでした(^^;観方によっては、結構底意地悪い?コメディと言う感じもしましたσ(^◇^;)ですが、映像は、東海岸から西海岸へ続くアメリカ大陸の風景は壮観で、グランドキャニオンの絶景も素晴らしかったです日本の狭い国土では作ることのできないような映画(映像)で、笑いもアメリカって感じで、そういった意味でアメリカらしいコメディ&ロードムービーだとも思いました。主なキャストは・・・<台詞にあったのか、それとも自虐的なところのあるロバートのアドリブなのか「自分は1度もドラッグを吸ったことがない」の台詞にに苦笑。><ハングオーバーにも出演していたそうですが、映画は未見。役柄のせいでしょうか、それとも実際のザックもこんな感じなのでしょうか?><パンフには、ガリフィアナキス、解説などをいつも引用しているaiicinemaにはガリフィナーキスとありました。どちらにしても、舌噛みそう><ピーター(ロバート・ダウニー・Jr)の妻役は、私が好きなキスキスバンバンでロバートと共演したミッシェル・モナハン。><路上のソリストで共演のジェイミーが、ロバートの親友役で出演。シーンは少ないながら、1番笑ってしまったのは、彼が出たコーヒーの件かも(^^;でも、ショウビズで観てしまっていて、観ていなかったら、もっと笑えたのかも?><このおばさん(私のほうがおばさんなんですが(^^;)どこかで、観た事あるなあって思ったら、ジョニーのギルバート・グレイプに出ていた、ジュリエット・ルイスじゃあないですか!存在感は相変わらずですが、結構おばさんになっていてビックリしました。><ジュリエットのだんな役は、監督さんなんですね~。俳優さんと思っていたので、パンフ見て驚きました>ロバートファンならそれなりに、この監督のファンなら、結構?楽しめるのではないかと思います。ロバート出ていなかったら、もう1度は観ないと思いますが、ロバートが出てますからDVDになったら、何回か(も?)観る私です(笑)1月22日(土)公開<パンフレット¥700クリックで公式サイトへ>クリックして頂けたら、嬉しいです
2011.01.27
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無実の男、首相暗殺犯に断定事件のガギを握るのは、ビートルズの名曲誰が、彼を救えるのか上映時間 139分 製作国 日本 公開情報 劇場公開(東宝) 初公開年月 2010/01/30 ジャンル サスペンス/ミステリー 映倫 G 【解説】圧倒的なリーダビリティと鮮やかすぎる伏線回収で、2008年の“本屋大賞”や“山本周五郎賞”を受賞するなど各方面から絶賛された伊坂幸太郎の傑作ミステリーを映画化。仙台を舞台に、ある日突然、見えない巨大な力によって首相暗殺の濡れ衣を着せられ追いつめられていく一人の男が、かつての仲間たちをはじめ彼の無実を信じる人々の支えだけを頼りに、懸命の逃亡を繰り広げる姿をスリリングかつ感動的に描き出す。主演は「南極料理人」の堺雅人、共演に「チーム・バチスタの栄光」の竹内結子。監督は、これまでにも「アヒルと鴨のコインロッカー」や「フィッシュストーリー」など伊坂幸太郎作品の映画化で実績を残してきた中村義洋。【ストーリー】仙台に暮らすごく平凡な30歳の独身男、青柳雅春。金田首相が凱旋パレードを行うその日、大学時代の同級生・森田に呼び出された彼は、“お前、オズワルドにされるぞ。とにかく逃げろ”と謎の警告を受ける。その直後、背後のパレード会場で爆発音がしたかと思うと、なぜか2人の前に警官が現われ、躊躇なく拳銃を向ける。訳もわからぬまま反射的に逃げ出した青柳は、やがて自分が身に覚えのない証拠によって首相暗殺の犯人に周到に仕立てられていくことを大量のマスコミ報道で知る。青柳の元恋人で大学時代のサークル仲間でもある樋口晴子は、事件の報道に驚き、かつての仲間たちに連絡を取ろうとするのだが…。【感想】<><>「ゴールデンスランバー」洋画のようなタイトルですが、邦画です。伊坂さんの本は面白いので読みたかったのですが、映画化されると知って、原作は映画鑑賞後に読もうと思いまして、原作未読での鑑賞です。原作が伊坂さん、主演が堺さん、香川さんも出てますので、いやがおうにも期待は高まりました\(^O^)/そして観たかったこの作品、一足早く試写会で鑑賞することができました!なのに今頃の感想アップになってしまいました上映時間2時間超えは、試写会場のイスではお尻が痛いなあと思ったのですがえっ?もう終わり?と言う感じで時間の長さを全然感じませんでした。首相暗殺犯に仕立て上げられた男の逃亡劇、無罪を証明するための逃亡劇は逃げる、捕まる、また逃げるの繰り返しでスリリング!ドキドキハラハラして観ているのに、主人公と彼を絡む人たちの会話や台詞が笑えます(笑)これって、コメディ?と思うほどニヤニヤ笑っていたような気がします(笑)かと思うと友人や先輩の台詞や父親のコメントにホロリとしたり・・・ミステリー小説が原作なんですが、人情劇を観ているような気もしちゃいました堺さんをはじめとするキャストもキャラがたっていて、それぞれに良かったですし技巧に富んだ伏線も上手く回収されていて、また、最後までラストが予想できず面白かったですと言うことで魅力的なキャストたち<堺 雅人><吉岡 秀隆> <劇団 ひとり> <竹内 結子> <香川 照之> <永島 敏行> <濱田 岳> <ベンガル> <貫地谷 しほり> <江本 明>みなさんそれぞれにハマっていて、キャラが立っていましたが、1番印象に残ったのが、何を考えているのかよくわからない不思議なキルオ役の濱田 岳さん、まるでターミネーターのようで表情のない不気味な刑事役の永島 敏行さんで、二人の役柄がいつもとは違う役(二人とも良い人が多いよう気がするので)でインパクトがありましたその他、青柳の父親役で伊藤四朗、樋口の夫役で大森南朋、謎の少女で相武紗季等々豪華なキャストです。小野(劇団 ひとり)の恋人がソニンと言うのも、彼の実際の奥さんが大沢 あかねなので、なんか可笑しかったです(笑)観始めた時は、だれが青柳を犯人にしているのか?と出てくる登場人物がみんな怪しく思えたのですが、この作品は謎解きとかだれが青柳を落としいれたのかとかが問題ではないんですよね・・・結局事件の真相(黒幕)はハッキリとわからなかったのですが、そう言う意味では、犯人探しとかことの真相に重点を置くと、結末は肩透かしになるかもしれません(^^ゞ<小説は、そのへんはどうなんだろうか???>犯人探しより逃亡の過程(主人公の過去・学生時代の回想も含めて)を観て人間のあたたかさ(あるいは怖さ?)を感じた映画でした宅配便の先輩、老警官とのやりとりも面白かったなあ・・・冒頭とラスト、そうくるか~~と好きですこの作品を観て、「冤罪」と言うものの怖さも感じましたが、それよりも、仲間っていいもんだな、親ってそういうもんだよねと人間の温かさも感じ「人間の最大の武器は信頼と習慣」と言う言葉の意味も納得でした!ビートルズは好きなのに「ゴールデンスランバー」(黄金のまどろみ)は知りませんでした(^^ゞ映画の中で言っていましたが、この曲はビートルズの解散間際、メンバーの心がバラバラになっている時、ポールが1人でメドレーをつないだとか・・・映画の主人公と仲間4人と重なりました。ちょっと話がそれますが「伊坂さんの作品は、文章から映像が浮かぶので、映画にしやすい」と言うようなことを今を時めく、勝間和代さんが言われていましたが、私もその言葉には納得です鑑賞を終えて、早く原作が読みたいと思いましたが、ここまで待ったので、文庫版になるまで我慢します(笑)感想書いていたら、いろいろなことを思い出し、もう1回観たいなと言う気分になりました(笑)この映画『たいへんよくできました』(笑)1月30日(土)から公開<クリックで公式サイトへ><東京厚生年金会館での試写会で鑑賞>ポチッとお願いします*これから出かけますのであわててアップしました(^^ゞ後で追記します^^
2010.01.30
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THE PRIVATE LIVES OF PIPPA LEE人生半分過ぎたら、やりたいことだけやろう。50歳のピッパ・リーが求めたのは、これからの人生を楽しむための、セカンドチャンス。豪華なキャスト&スタッフで贈る、悩める大人たちの恋と、人生の物語上映時間 98分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開(ギャガ) 初公開年月 2010/02/05 ジャンル ドラマ 映倫 PG12 【解説】奔放な10代を過ごした末に30歳年上のベストセラー作家と結婚し、理想の妻として家庭を守ってきた50歳の主人公ピッパ・リーが、自らの人生に疑問を抱き心揺れるさまを描いた女性ドラマ。主演は「フォレスト・ガンプ/一期一会」のロビン・ライト・ペン、共演にアラン・アーキン、キアヌ・リーヴス、ジュリアン・ムーア。アーサー・ミラーの娘レベッカ・ミラーが自身の処女小説を自らメガフォンをとり映画化。【ストーリー】50歳になるピッパ・リーは、30歳も年上の売れっ子作家の夫ハーブ・リーの良き妻にして、成長した2人の子どもの良き母として、誰もが認める理想の女性だった。しかし、ハーブと出会う前の彼女は、現在の姿からは想像も出来ない荒んだ人生を歩んでいた。ようやく手に入れた安定を幸せと信じて結婚生活を送ってきた彼女だったが、15歳年下の男性クリスとの出会いが彼女の心に少しずつ変化をもたらしていく。【簡単感想】<><>公開してからすぐに観たのですが、その時は、鼻喉風邪(それとも花粉症?)で、咳をしないようにと言うことに気がいっていたせいか(^^ゞアメ舐めたり、コーヒー飲んだり・・・今ひとつ映画に集中できなかったせいもあるかもですが、思っていた内容とも違っていたことと体調不良のためもあって感想はいまひとつと言う感じになってしまいましたσ(^◇^;)まず、邦題「50歳の恋愛白書」に騙されてはいけません(笑)このタイトルから、キアヌが出てるし~と「恋愛適齢期」のような50歳の恋愛物語を想像していくと痛い目にあいます原題は「THE PRIVATE LIVES OF PIPPA LEE」つまり、「ピッパリーの私生活」とでも言うのでしょうか、彼女の自叙伝?彼女の半世紀物語?のような作品でした。風邪気味で、あまり覚えていないのでσ(^◇^;)豪華(地味だけど、豪華・笑)なキャストの紹介から~キャストはそれぞれに皆さん良かったですが、特にモニカ・ベルッチはシーンは短いながら、インパクトは物凄くありました人生の折り返し地点(人生100年と考えてですがσ(^◇^;))に立って、過去を振り返ることが多くなった時、人はいろいろなことを考えます。ピッパの場合は、若い頃の人生が、かなり壮絶なもので、今の穏やかな生活とは対極にあるものでした。そして、その荒んだ生活から抜け出せたのが、30歳も年上で既婚者であったハーブとの出逢いでした。しかし、その結婚には、背負ってしまった罪悪感もありました・・・・現在のピッパが過去のピッパをフラッシュバックで思い出し、ピッパの現在と過去が交互に描かれ、クスっと笑えるシーンも織り交ぜながら、ストーリーは進んで行きます。その見せかたは、面白いと思いましたが、ところどころ(ジュリアン・ムーアのところとか)私は退屈でσ(^◇^;)上映時間は短いのに、ちょっと長さを感じてしまいましたそんな中、モニカ・ベルッチに目を覚まされましたが(笑)ラスト、全てのしがらみ?から解き放たれたピッパは、クリスと旅に出て行きます。「上手く行くかどうかもこの先どうなるかわからない」と娘に告げながらも彼女の表情は、生き生きととしていましたこの先ピッパはどうなるんだろう???でも、何事も踏み出さないと前には進めないし、変化も起こりません。新しい人生のはじめかたもそうでしたが、もう年だから、諦めたほうが楽だからと行動を起こさなかったら、何事もそこで終わってしまいます。だから、いくつになっても人生は諦めちゃいけないんだって、この映画を観て、私はいいように解釈しました(笑)そういう意味では、キャッチコピー『人生半分過ぎたら、やりたいことだけやろう』に共感、同感です(笑)この作品は、若いかたには理解できにくいのではないかと思います。私のように年がいっていてもσ(^◇^;)、登場人物にはあまり感情移入できませんでしたから(笑)決して悪い作品ではないのですが、同じような年代の恋愛ものとしたら、やはり「新しい人生のはじめかた」のほうが、わかりやすいですし、好みでした2月5日(金)から公開<パンフレット¥600クリックで公式サイトへ>オマケ1・レベッカ・ミラーがアーサー・ミラーの娘で、しかもダニエル=デイ=ルイス の妻と知ってニ度ビックリ ロビン=ライト=ペンがショーン=ペンの奥様だと言うことは知っていますが(笑)2・脚本に惚れこんだブラッド・ピットが製作総指揮です3・当初50代の女優と言うことで、ピッパの役はメリル・ストリープの 予定でしたが、スケジュールの関係から無理になり、エージェントが 同じと言うことで、ロビンに役が回ってきたとのことです。4・役柄ではキアヌ35歳、ロビン50歳ですが、実際はキアヌ45歳、 ロビン43歳でした。5・本当にお恥ずかしいのですが、私は今まで、モニカ・ベルッチを モニカ・ベルリッチと覚えていました。 だって~、いかにもリッチな感じじゃあないですかあσ(^◇^;)6・30歳差と言うことは、ハーブは80歳・・・それでも40代の女性と浮気できる ことにびっくり。実際にも男性ってそういうものなのかしら<TOHOシネマズみゆき座にて鑑賞>ポチっとお願いします
2010.02.16
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ELIZABETH: THE GOLDEN AGE敵は、外にも中にも──そして私の心にも。わが呼び名はバージンクイーン 妻ならぬゆえ、主人は持たず母ならぬゆえ、わが民の母なり神よ、この大いなる重荷を担う力をわれに与えたまえーークイーン・エリザベス1世映時間 114分 製作国 イギリス/フランス 公開情報 劇場公開(東宝東和) 初公開年月 2008/02/16 ジャンル ドラマ/歴史劇 【解説】 シェカール・カプール監督とオスカー女優ケイト・ブランシェットが再びコンビを組んだ歴史ドラマの続編。無敵艦隊を擁するスペインとの宗教戦争や忍び寄る暗殺計画、そして禁断の恋など様々な試練と向き合いながら黄金時代を築いていく女王エリザベスの雄姿を壮大なスケールで描く。共演に「シャイン」のジェフリー・ラッシュ、「クローサー」のクライヴ・オーウェン。【ストーリー】1585年、プロテスタントの女王としてイングランドを治めるエリザベス1世。彼女は揺るぎない信念で王の威厳を保っていたが、依然国内外でカトリックを信奉するものたちの謀略が渦巻いていた。中でも、欧州全土をカトリックにする誓いを立てイングランドをも手中に収めようと息巻くスペイン国王フェリペ2世と、従姉のエリザベスが不義の子であることから正統な王位継承権が自分にあると主張するスコットランド女王メアリーの存在は脅威となっていた。そんなある日、エリザベスの前に、新世界から帰還したばかりの航海士ウォルター・ローリーが現われる。やがて2人は交流を重ねるうち互いに惹かれ合い、“ヴァージン・クイーン”を貫き通していたエリザベスの心は揺らぎ始めるが…。 【感想】()<多少ネタばれな感想です>16日からの公開の『エリザベスゴールデンエイジ』と『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋さん』そして、すでに公開中の『君のためなら千回でも』どれを観ようか土曜日に迷った末に、予告編のケイトの演技に惹かれて、エリザベス~を観てきました!結局、前作のエリザベスを観ないまま、ゴールデンエイジに突入の無謀?な鑑賞となりました(笑)なんとしても前編観なければと思ったのですが、家の近くのTUTSAYAに行ったら・・・エリザベスがないんですσ(^◇^;)貸し出し中とかでないのではなくてないんです(^_^;)は~~?って言う感じでした(笑)と言うことで肝心の映画の感想で~す♪エリザベスがケイトなのかケイトがエリザベスなのか・・・とにかくこの映画の魅力はケイトブランシェットの演技に魅力に尽きると言っても過言ではないないと思います。予告編での私の期待(予告編だけで、ケイトの台詞に鳥肌、涙)を裏切られることのない素晴らしい演技でした!女王として毅然としている時のエリザベスの表情と衣装、思いを寄せるウォーターと馬を走らせている時、女性としてのかわいらしさをのぞかせる時の表情と衣装、甲冑を纏い白馬にまたがり、戦士を鼓舞するりりしい姿のエリザベス、ラスト近くでかつらやドレスを脱いで丘にたたずむ、清楚で凛としているエリザベスなどなど、ケイトのそれぞれの表情は素晴らしかったですし、エリザベスのその時々の鎧であったであろう衣装も見事でしたとにかく声の出し方から目力から、ケイトに魅了されましたケイトなしには考えられない映画だと思います。内容的にはスペインのフェリペ2世のエリザベス暗殺にからむ陰謀とエリザベスの側近ウォルシンガムのそれを暴こうとするスパイ戦とちょっとしたサスペンス?もあり、ラストにはもちろん無敵艦隊との海戦もありますが(ちょっともの足りない?)、エリザベスの孤独、愛、苦悩のほうが多く描かれていたような気がしましたですので、アルマダ海戦を描く歴史スペクタクルものと思っていくとちょっと期待はずれとなってしまうかもしれませんとにかくケイトの迫真の演技、豪華絢爛な衣装、宮廷美をご堪能くださいキャストでは、登場シーンで、すてきかも~~と初めて思った(笑)クライブオーエン、思ったより出番が少なかったような気がするジェフリーラッシュ、二コールに似ている(二コールよりかわいい、二コールはかわいいと言うより美しいので)べス役のアビーコーニッシュ、最近良く観るので完璧に覚えたトムホランダー、演技派ではありますが、メアリーはもっと美しいほうが良かったのでは?(実際にとても美しい人だったらしいので)とちょっと思ってしまった(^_^;)サマンサモートンなど豪華な俳優陣でした 世界史は学生時代、好きで勉強しましたし、この時代のヨーロッパの歴史は興味深いものなんですが、時が経つとだいぶ忘れてしまって・・・宗教に対してもぜんぜん詳しくはない私なので(^_^;)カトリック、プロテスタントの違いもよくわからず、神父がどっちで牧師がどっちかも忘れましたが(笑)そんな私でもストーリーわかりやすかったように思います ラスト、べスの赤ちゃんを抱いていた時の慈愛に満ちた表情にケイトも二児の母親だからこういう表情ができるんじゃあないかなあ・・などと関係ないこと考えてしまいました(^_^;)そして、また、愛する人とかわいがっていた侍女に裏切られ、二人の間にできた赤ちゃんを自分の腕で抱いた時、その映像は美しかっただけに、その時の彼女の胸のうちはどんなだったのだろうと考えると切ないものがありました前作を観ていなくても、十分に楽しめますが前作を観ていたら、この映画が、エリザベスの心情がもっと奥深く見れたかもしれないとちょっと残念な気もしました『恋に落ちたシェークスピア』は観ていたのに、『エリザベス』を観ていなかったことを今更ながら後悔しました しつこく言いますが(笑)、エリザベスになりきっている?いえ、エリザベスそのもの?のケイトブランシェット演技は必見です!神々しいまでのエリザベス=ケイトブランシェットをスクリーンで是非是非ご覧にになってください私は前作のエリザベスを観なければ(笑)借りに行かなければ!<パンフレットクリックで公式サイトへ>『罪を犯したものは処罰するが、犯さぬ者は保護をする。行いで民を罰しても、信念では罰しない』これは現在だったら、当たり前のことですが、宗教改革の時代、宗教が人の命をも左右すると言っても過言ではない時代に、そのような考え方を持っていたエリザベスをすごい人だと思いましたし、女王になるべくしてなった人なのだとも思いましたオマケ1エリザベスがヒロインの映画なので、当然エリザベス側(イギリス側)で描かれているので、スペインが悪者になっていますがまた、フェリペ2世が陰湿で悪そうなやつに見えるので(笑)スペインが悪者扱いになっていますが、実際にはエリザベスが黙認していたイングランドの海賊により被害を多大に受けていた(映画の中でもスペインの大使が言っていましたが)スペインの我慢も限界で開戦に踏み切ったという理由も多少あるかと思います。オマケ2無敵艦隊とはイギリスが嫌味でわざとつけた呼び名のようです(ーー;)スペインでは大艦隊と言っていたようです。オマケ 3またまたこんなものを買ってしまいました(^_^;) <↑ストラップ・王冠はピンバッジになります> <↑前売り券を購入の特典・髪飾り><Last updated 2008年02月19日 02時18分18秒>↑最初のアップの時間です^^おかしなところがあったので、会社から(笑)訂正しました(爆)
2008.02.18
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