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2009.01.26
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QUANTUM OF SOLACE

傷ついた心が、共鳴する。


製作国 イギリス/アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2009/01/24
ジャンル アクション/サスペンス

【解説】

前作「カジノ・ロワイヤル」に引き続きダニエル・クレイグが
ジェームズ・ボンド役に扮した人気サスペンス・アクションの
シリーズ第22作。本作は「カジノ・ロワイヤル」エンディングの
1時間後から始まるというシリーズ中異例の続編。

初めて運命を感じた女性を失い復讐心に駆られたボンドが、
諜報員である自らの使命との間で揺れながら
闇の組織へ立ち向かう姿をリアリスティックに描く。
監督はこれが初のアクション作品演出となる「チョコレート」
「ネバーランド」のマーク・フォースター。

【ストーリー】

何者かの陰謀によって愛するヴェスパーを亡くし、復讐を誓ったボンドは、
彼女を操っていたミスター・ホワイトを捕らえ、真相を究明すべく尋問する。
そして、彼の背後には世界中の有力者や諜報機関をも取り込む巨大な
組織が存在していることを知るのだった。その調査のため、まずハイチに
向かったボンドは、そこでカミーユという謎めいた女性と出会う。

さらに彼女を通じ、組織の幹部ドミニク・グリーンを突き止めるボンド。
グリーンの表の顔は、環境保護のため土地を買収する慈善団体
“グリーン・プラネット”のCEO。だがその裏では、ボリビアの土地に
眠る貴重な天然資源の独占を目論み、それを機に世界支配を企んでいた。

上司Mから、グリーンの陰謀を阻止する任務を私情を挟まず遂行せよ、
と念を押されるボンド。ところが、カミーユも実はグリーンと共謀する
ボリビアの将校に愛する家族を殺され、復讐の機会を窺っていると
知ったボンドは、彼女と共にグリーン打倒へ奔走していく。

ポスター.jpg

【感想】



先行ロードショーに行けなくて焦りまくっていた私(笑)
予告編からの期待が大きく、私とは相性の良いマーク・フォースター監督
だということもあり、また、先行に行けなかったから早く観たいという
思い入れも強かったせいか、はたまた、上映前に、横にいたバアサン(笑)
に言われたことで気分を害したからか・・・
面白かったんですが、良かったんですが、期待を超える作品とまでは
なりませんでした
<自分勝手なバアサンに言われたことは、いつか書きます・笑>

カーアクション.jpg

ボート.jpg

オープニングのカーチェイス、続いての追跡劇、銃撃、海ではボート、
空では飛行機の空中戦ととアクションは盛りだくさん!
なんですが、アクションシーンは、ボーンシリーズでも
たくさん観てるからなあ・・・って言うかボーンシリーズ
( ボーン・アルティメイタム )みたいだ(^^ゞ
悪くはないんですが、すごいなあと冷静に見ている自分がいて
あまりハラハラドキドキしませんでした

007/カジノ・ロワイヤル は結構好きだったので、今回はその続編で
1時間後から始まる物語なので、楽しみにしていたのですが
やはり、復習していなかったのが痛かった

CIAのフィリックスやボンドの同僚のマティスのことが
はっきり思い出せない(笑)前作のラストさえも詳しく覚えていないし(爆)
細かい点も良くわからない・・・
そういうこともあったせいかもしれませんが、アクション、アクションと
アクションが印象に残った映画で、ストーリーが弱かったような
気がしちゃいました

トスカ.jpg
『トスカ』 ・オーストリア 円形劇場でで撮影された本格的な
オペラシーン>


舞台がボリビアで、腐敗した将軍や石油の利権を漁る政治家や
金持ちが出てきて、地球の環境問題をからめていたりと、
いまどきの設定で、それはそれで悪くないと思うのですが、
ネバーランド、 君のためなら千回でも のマークフォースター監督
でしたので、ヒューマンドラマを期待してしまったためか
ストーリーが物足りなく感じてしまったのかもしれません。
個人的には前作の 007/カジノ・ロワイヤル のほうが、好きだなあ・・

でも、 ダニエル・グレイグ のボンドは、素晴らしいです!
アクションも9割は自分でこなしているそうで、大怪我もして、
小さな怪我もたくさんしたようで、かなり頑張ってアクションシーンを
こなしていましたし、ジムで作りこんだと言う肉体も素敵でした
スーツ姿もビシッと決まっています

屋根.jpg
『4~5階の高さの建物の屋根から屋根へ飛び移るシーンも
ダニエルは、すべて自分でやった』


(↑第二班監督  ダン・ブラッドリー↓)

『6メートル下を猛スピードで走るバスの屋根めがけて、
窓から飛び降りることすらやった。かなりすごいことだよ』
落下.jpg

共演者では、M役の ジュディ・ディンチ 、もう73歳なんですが、綺麗だし、
存在感はあるし演技は上手いし、もう~~大好きです(笑)

今回のボンドガールは、ウクライナ出身の オルガ・キュリレンコ 、手足が長くて
スタイル抜群!綺麗でキュートで良かったです
(なぜか内田 由紀に見えてしまった私・笑)
ボンドガールでベッドシーンがないのは、珍しいのでは?(笑)
<ヴェスパーが亡くなって、1時間後からはじまる物語なので、
そう言うシーンがないのは当然と言えば当然なのですが、
それでは、なぜフィールズとは???>

今回の悪役は、ドミニク・グリーン役の マチュー・アマルリック 、予告編から
あの大きな目、目力に、そこはかとなく悪いヤツ~~と気になっていましたが
一見普通のいい人、それが裏では極悪人と言う設定にはピッタリで
良かったですボンドの敵として物足りなさを感じたのは
マチューの演技力と言うより、脚本が良くなかったのではないかなと
思います。( ポール・ハギス にケンカ売ってません・笑)

私は以前の(ピアーズブロスナンまでの)ボンドシリーズが
大好きだったと言うわけでもないので、特に思い入れがあるわけでも
ないので(笑)ああいうボンドじゃなきゃだめだとまでは思わないのですが
往年のシリーズが好きなかたにとっては、思わずニヤリとしてしまうところや
ウィットに富んだ会話とか、遊び心、余裕みたいなものが
なくなってしまって物足りないかも?

前作の続きと言うことは、今までのシリーズの余裕のある大人の
007になるまでの若いボンドを描いていると思えば
これはこれでいいのかもと思います

と言うことで、次回のグレイグボンドにも期待しています

これから鑑賞されるかたは、前作を復習して行くと
より楽しめると思います

1月31日(土)から公開中

パンフ.jpg
<パンフレット¥800クリックで公式サイトへ>



パンフレット購入する時に「ゼロゼロセブンのパンフ下さい」と
言ったら「ダブルーオーセブンですね」と言われました
いいじゃん!ゼロゼロセブンでも~~(笑)
ヤッパリ、ダサかったかしら






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最終更新日  2009.01.27 02:22:31
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