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女は、恋さえ
知らなかった。
男は、愛など
信じなかった。
美しくも奇妙なその桜が、二人の運命を変えた。
上映時間 133分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(東宝)
初公開年月 2010/10/22
ジャンル 時代劇/ロマンス
映倫 G
【解説】
宇江佐真理の同名時代小説を「ホノカアボーイ」の岡田将生と
「百万円と苦虫女」の蒼井優主演で映画化。江戸時代の山あいの村を舞台に、
ある事件が原因で深い山の中で野性的に育てられた奔放な少女と将軍の血を
引く孤独な青年が繰り広げる身分を越えた純愛とその顛末を描く。
監督は「ヴァイブレータ」「余命1ヶ月の花嫁」の廣木隆一。
【ストーリー】
将軍家に生まれ、重い宿命を背負いながらも心に病を抱えて生きる
孤独な若い殿様、清水斉道。家臣・瀬田助次郎が語る“故郷の瀬田村には
天狗がいる”という話に興味を持ち、静養のため瀬田村へと向かう。
道中、“天狗の棲む山”にさしかかると、家臣の制止を振り切り、
ひとり山へと馬を走らせる斉道。
そこで出会ったのは雷という山育ちの若い娘だった。天狗の正体が
雷と知り、そのことを助次郎に話したところ、助次郎は乳飲み子の頃に
藩の政争に巻き込まれ掠われた妹の遊に違いないと確信する。
晴れて村に戻り斉道と再会する雷。身分がどういうものかも分からない
ことで殿様相手にも心の赴くままに接していく雷だったが…。
『誰も近づいてはならない。
そう言い伝えられていた山の中腹に
一本の樹があった。
雷に打たれ根本から折れた銀杏に
桜が芽をつけた巨樹。
《雷桜》
その美しくも奇妙な樹の下で
二つの運命<さだめ>が重なる。
将軍家に生まれ、
心に病を抱えた男、斉道<なりみち>。
山で育てられた自由奔放な女・雷<らい>。
それは、決して出会うはずのない二人だった。』
【感想】
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TOHOシネマズフリーパス月間の邦画鑑賞「大奥」「インシテミル」
に続く第三弾(笑)普段なら観ないであろう「雷桜」を鑑賞してきました。
大きな会場でしたので、観客は半分くらい・・・
公開二日目でこの観客ってヒットしないのかな(^_^;)
宣伝で、時代劇版「ロミオとジュリエット」と言っており、
いわゆるラブストーリーなので、いつもなら観ないジャンルですが(^_^;)
岡田将生くんはイケメンだし、蒼 ゆうちゃんは、演技が上手いし
小出恵介くん好きだし、で、タダだし~(笑)ということで鑑賞してきました!
時代劇ではありますが、成通は実在の人物ではなく、内容は
時代劇という形をとっているだけの、身分違いの恋愛もの、
切ないラブストーリーでした。
なので、時代劇と考えると、あれはおかしい、ここはおかしいといろいろ
ありますが、そのへんは気にしないことにしましょう。
これは本格派時代劇ではないので、あくまでも、ラブストーリーとして
鑑賞しましょう(笑)
岡田将生くんもいいのですが、やっぱり、なんといっても
蒼井優ちゃん、この人本当に芝居が上手い。
彼女が雷(遊)になりきってのき生きとした演技があればこそ、
最後まで飽きずに観れたという気がします
それから、私が1番感心したのが乗馬のシーン、吹き替えなしだそうで
3か月前から乗馬の訓練をした二人だそうですが、すごく自然に
乗りこなしていて驚きました。私も1度馬に乗ったことがありますが、
乗ると意外と高い位置で、またゆっくり歩いても速さを感じるので、
かなり怖かったので、短期間でよくあれだけ馬を乗りこなせるようになったなあ
と感心して観ていました。とにかく乗馬のシーンが多いですから。
疾走するシーンもありますしね
と話がちょっとそれました(^_^;)
宣伝文句が「和風(だったかな?)ロミオとジュリエット」でしたので、
結末は悲恋と鑑賞前は思っていたのですが、意外な展開や自分で勝手に伏線?と
思っていたこともあって(^_^;)、もしかしたら、ハッピーエンド?それとも、
もっともっと意外な結末?と前半はちょっと退屈ながら、後半からは雷桜の世界に
惹き込まれて行ったような気がします
先に書きましたが、とにかく蒼井優ちゃんが素晴らしいのですが、
岡田君も頑張っていました
特に、クライマックスシーン、雷が馬上で「斉道!」と叫んだ時、
籠の中での複雑な思いを表現しての表情「遊!」と叫ぶシーンの岡田君の
演技は良かったです。このシーンにもらい泣きでした
<実際には、雷の行動はあり得ないでしょうけど(^_^;)即刻、手打ちですよね>
脇役では、遊の母親役の宮崎さん美子さん、斉道の家臣の江本明さんが
印象に残りました
宮崎美子さんの子を思う母の姿にグッときて涙、そして江本明さんの
渾身の演技、鬼気迫る切腹シーン(目まで真っ赤!)、怖いくらいで、
役者魂みたいなものを感じました
キャストは他に、小出恵介、時任三郎、池畑慎之介、大杉連さん等々
出演していますが、冒頭だけの出演の江本祐、高良健吾にも驚きました
ラストは、2人が一夜を共にしたことで、予想できることでしたが、
子どもの顔まで見せるのは、どうだったのかな?
声だけで、2人の子どもだと想像させても良かったのでは?
岡田君は21歳ですから、18歳の役もこなせるとは思いますが、
彼の顔を見た時、雷は幸せだったんだと思う反面、ええ!二役?
そこまでしなくても(ーー;)と苦笑い、複雑な思いに駆られました(^_^;)
地味な映画だとは思いますが、見終わってみると、
叫び続けて 求め続けて すべてが壊れてしまっても
守り抜きたい かけがえのない日々
それは ふたりが生きてきた証 と言う主題歌が耳に残り
緑の山や草原を駆け抜ける馬、雷桜など美しい映像が、
心に残りました。。。
10月24日(日)から公開
<パンフレット¥600クリックで公式サイトへ>
オマケ
映画から帰ってきたら、長男に「おかあさん、何の映画観たの?」
と聞かれたので「雷桜」と言ったら、
「え~~おかあさん、絶対に観ない映画だと思った」と言われました(爆)
で、「タダだったから~」と言ったら「なんだ、そうかあ~」と納得されました(笑)
<TOHOシネマズ・スカラ座にて鑑賞>
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