CP9A&EG6~どっちが楽しい?ヽ(~~~ )ノ ハテ?

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あし交換♪~作業編 2004.4.25up!

ここでは、足交換の作業についてチラッと。


車高調 に限ってという部分と、 ランサー だからということで読んで下さい。ぺこ <(_ _)>

おいらの乗ってる「ランエボ6(以下ランサー)」はフロントサスペンションがマクファーソンストラット式サスペンション、リヤがマルチリンク式サスペンションと、フロント、リヤでサスペンション形式が違います。

他の車種でも、S13,S14が同様(アームの数やリンク数などは様々)ですね(^^


さてさて、ランサーの足交換、車高調への丸ごと交換ということであれば、慣れれば素人のおいらでも2時間程度で出来ます。

使う工具は、

1.ガレージジャッキ

2.ウマ:別名ジャッキスタンド←これが本名だろ(笑)

これは工具と言うよりも、持ち上げる&上げた状態でキープするというものです。

ですが、ウマについては無いと危険です。時と場合によっては車体の中に頭を入れる(もぐる)こともあるので、必ず用意して使うことが必須条件。
買っても、ホームセンター等で“1脚980円”とかありますしね(^^

安いからと言ってやばいわけではないようです。なにせおいらが使っているのも、980円ですから(笑)

必要なのは“耐用荷重”でしょう。一般的に売られている“1.5tまで”というものなら、普通乗用車であれば大丈夫だと思いますが、車検証で前、後輪の軸重をきちんと調べてから使いましょう(^^

ウマをかけたからといって安心しないで、 外したタイヤをボディー下に置く ことも大切です。
こういう作業は、 備えあれば、憂いなし ですから(^^


3.14mm、17mm、19mmのメガネレンチ。17&19mmについては2セット。ただし、後述の スピンナーハンドル があれば、ソケットで代用できるので、1本ずつで構わないと思います。

4.上記同サイズのソケット&ラチェットレンチ。と10cm程度のエクステンション。

  特に14mmは「 ディープソケット 」があるといいです。
  無きゃ無いで14mmのメガネで代用できますが、フロントのアッパー部を外す際にあると便利(^^

5.マイナスドライバー
  フロントストラットにブレーキラインがくっついているので、そこのクリップを外すのに使用します。
  若干力が要るので、出来ればプラハン(先がゴムで出来ているハンマー)があると楽です(^^


6. スピンナーハンドル
  これも『あると便利』類のもの。特に足回りはボルト&ナットが錆びている場合が多く普通の工具だと力がいるので、これで長さを確保すれば小さな力で大きなトルクが得られます。てこの原理ですね(^^
  無ければ、“メガネレンチ+鉄パイプで延長”でOKです(^^


というような工具で交換が可能です。
意外に少ないな・・・、と思われるでしょう。おいらも最初は思いましたから(笑)

ただ、工具自体はある程度 精度 のあるものが大切でしょう。安物だとガタなどでボルト&ナットを簡単にナメちゃう事があります(経験多数)
後々困ったり、金がかかることを考えれば、ケチらずある程度のものを選ぶ事が大切です(^^





◇足交換作業 フロント編◇


なにわともあれ、まずはジャッキアップ(笑)

前述の通り、ウマかけて、タイヤ下に置いて~って感じですね。

順を追って説明します。


1.ストラットにクリップで止まっているブレーキラインとABSラインを外す。

2.ストラットとハブをつないでいるボルトナットを17&19mmのメガネレンチで外す。

3.外すとハブがぶら~んと宙ぶらりんになるので、ボディーとハブを針金で固定。

4.逆側の足も上記1~3同様の作業。これやらないと、ダメなんです~。スタビがつながっているので、ストラットが外れてこない(^^;

5.ストラット上部のアッパーマウントが固定されているナットを14mmメガネ(若しくはディープソケット)で3本外す。ストラットを押さえながらやらないとナットが外れた瞬間に落ちます(笑)

6.ストラットが完全に自由になるので、車体から抜く。

7.逆側も上記5~6の作業。


これで、フロント足が外れます。文字に書くと簡単だな~、と自分でも感心(笑)


装着は、この手順の逆をやれば可能。ね、簡単でしょ?





ただし!





これは、トラブルが全く無い場合です。起こりうるトラブルは、





ボルトナットの錆びによる固着。





これが圧倒的に多いでしょう。

何台か交換作業を手伝ったりしましたが、これで作業時間が延びることが多いです。

最悪の場合は、 ベビーサンダーでボルトの切断 ということもありますが、大抵の場合はKURE556などの浸透液をかけて一晩置くと簡単に緩みます。

こういう場合は絶対に焦らず、ゆっくり時間をかけて、というのが大切。

焦った場合、 ボルトをナメる という最悪の結果が待ってます。おいらも何度もやりました(爆)

慌てる乞食はもらいが少ない、という典型例ですね(笑)





◇足交換作業 リヤ編◇


リヤの場合、一人でやるには若干コツが。コツと言うほどでもないかもしれませんが、ストラット頭がボンネットをあければ手が届くところにあるというフロントとは違い、ストラット頭がトランク内にあるので、手が届かない・・・、という状況が生まれます。

なので、外す際には、 ストラットを引っ掛ける という作業で解決します(^^
引っ掛け具合は文章では説明しにくいかも・・・。


順を追うと、


ジャッキアップ、ウマかけて~・・・、ってのはフロントと一緒。

ただその前に、トランク内の内張りを外す作業が必要です。外さないと、ストラット上部のナットを外す事が出来ないので(^^


1.ストラットのロア側のボルトを17mmメガネレンチ外す。

2.ロアアームとハブをつないでいるボルトナットを19mmメガネレンチで外す。この際に、 ボルトを完全に抜いてしまわないで、ナットだけを外してボルトは残しておく。 これで、アッパー部のナットを外しても、ストラットがロアアームに引っかかって脱落しません(^^

3.トランク側からストラット上部ナット2本を14mmメガネで外す。

4.2.で抜かなかったボルトを抜き、ストラットをボディーから外す。


フロントよりも更に簡単・・・。

これはマルチリンクである為、ボディーと固定されている部分にストラット式ほど過重負担が少ない為です。
これはサスペンション形式の問題なので、ダブルウィッシュボーンも同様ですね(^^

装着時は、

1.右(左)ストラット上部を仮固定。

2.左(右)ストラット上部を仮固定。

以下は、外す際の逆手順となります。

フロント編でも触れましたが、スタビライザーがその性格上左右の足の動きを邪魔(制限)する為、片方だけ脱着完了後、もう片方・・・、とやってしまうと脱着は出来ません。

フロント、リヤ共に、 完全に両輪のストラットを外す作業を終えてから、装着に移る という事ですね(^^


意外に簡単です、と書きながらも本来は「経験者」がいてやることが望ましいでしょう。

経験者は、ある意味「トラブル経験者」でもあることが多いので、何かあったときに貴重なアドバイスがもらえます。おいらもこれで救われた事が多々(^^;



と、色々と書きましたが、本来だと写真図解入りの方が分かりやすいんですよね。




そのうち写真撮って、再度アップするかも・・・。たぶん冬前に(笑)






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