mi chiamo jovanotti

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January 17, 2007
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その煉瓦の壁はそのままキッチンの方に伸びていて、
キッチンシンクに立って左斜め後ろにあるペチカに繋がっている。
ペチカとはロシア語で暖炉の意味で
煉瓦や土、粘土で作られた物だ。
その煉瓦の壁からの放射熱を利用して部屋を温めるのだ。
その赤茶けたペチカは家の中で圧倒的な存在感を放っていて、
クラスメイトが遊びに来た時などはちょっと誇らしい気分になる。
当時は大概の家では石炭ストーブか、


実はベチカなんて物があるにはちょっとした訳がある。
僕の住んでいるのは父親の勤める会社の社宅なのだ。
勤め先が建築関係だったからなのか(まぁ寒冷地の暖房事情も関係しているのだろうが)
まぁそういう訳で、ペチカがあるという訳だ。
僕が暮らしているのは4階建て社宅の4階だ。
この界隈では一番空に近い所で暮らしている小学生ということになる。
社宅はキャラメルの箱を横倒ししたようにひらべったい形をしていて
白っぽく横長な長方形の建物には5つの入口が付いている。
それぞれの入口を入ると4階迄向かい合わせに合計8戸、
社宅全体で40戸の家族が暮らしている計算だ。敷地の真ん中には砂場やブランコ等が設置されていて、
その向こうには同じ会社の三階建ての社宅が立っている。

その背後には向こうにクリーニングの大きな工場があって、
その工場の煙突は物凄く高い。
社宅のある場所は角地で敷地の東側を
南北に貫く通りには路面電車が走っている。
石畳の路面に鈍く光る4本の線路の上をのんびりと電車が走る様子を見るのが僕は大好きだ。


《多分続く》





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Last updated  January 18, 2007 04:46:57 AM


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